JP3151908U - ライフル銃のスコープ支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動する標的の移動方向に合わせてスコープの向きを容易に変更可能とし、射撃競技の熟練者でなくても容易に狙点を設定することができるライフル銃スコープの支持装置を提供する。【解決手段】ライフル銃の上部に取り付けられ、上面にライフル銃の銃身に沿って延びる凹所8を有した下部体6と、凹所8に載置され、凹所8内にて基準となる支点回りに揺動可能で且つ上面にスコープ4が取り付けられる上部体10と、凹所8内に凹所8の内側面16に沿って移動可能に配置された移動駒18であって、その移動に連動して上部体10を揺動させるべく上部体10と当接する当接面を有した移動駒18と、移動駒18を移動させる移動手段22とを備えることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本考案は、ライフル銃等に用いられるスコープの支持装置に係り、詳しくは、移動標的射撃に好適なライフル銃のスコープ支持装置に関する。
従来から、競技種目の1つとして、射撃が知られている。この射撃競技の1つとして、標的が移動する移動標的射撃があり、この移動標的は、射撃者から見て50m離れている場合は2m/sec、100m離れている場合は4m/secの速度でそれぞれ左又は右に移動する。
ところで、ライフル銃から発射される弾丸は、飛距離が長くなるにつれて落下し、また風によって左右に流される。また、スコープで標的を確認してから引き金を引くまでの反応時間には個人差があり、このような飛距離、風、反応時間等の影響を補正するためには、射撃前にスコープの照準点の位置を予め調節する必要があり、照準点の位置調節はスコープを揺動させることによって行われている。
しかしながら、従来のライフル銃スコープの支持装置では、当該ライフル銃の銃身の向きとスコープの向きとが一致しているため、標的が移動する移動標的射撃の場合、その狙点は、標的の移動速度を考量して、その移動方向に予測した架空の的としなければならない。具体的には、移動標的が50m離れている場合は、標的から移動方向に12cm先を、また、100m離れている場合には標的から移動方向に50cm〜60cm先を架空の的として狙わなければならず、標的をスコープで直接見ずに架空の的を想定して射撃することは、射撃の熟練者でなければ難しい。
また、標的が左右往復して移動する場合、銃身の向きに対する狙点の位置は、標的の移動方向により異なるので、標的の移動方向が変わる度に銃身に対してスコープの向きを変えなければならない。一般的な移動標的射撃競技では、標的が10〜15秒間静止した後に移動方向が変わるため、標的が静止している間にライフル銃に銃弾及び薬莢を装填し、かつ、スコープの向きを調節するのは難しく、それ故、その後に落ち着いて標的を射撃することができない。
本考案は、上述の事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、標的の移動方向に合わせてスコープの向きを容易に変更可能とし、射撃競技の熟練者でなくても容易に狙点を設定することができるライフル銃スコープの支持装置を提供することにある。
上述の目的を達成すべく、請求項1記載のライフルスコープの支持装置は、ライフル銃のスコープを支持するスコープ支持装置において、ライフル銃の上部に取り付けられ、上面にライフル銃の銃身に沿って延びる凹所を有した下部体と、凹所に載置され、凹所内にて基準となる支点回りに揺動可能で且つ上面にスコープが取り付けられる上部体と、凹所内に凹所の内側面に沿って移動可能に配置された移動駒であって、その移動に連動して上部体を揺動させるべく上部体と当接する当接面を有した移動駒と、移動駒を移動させる移動手段とを備え、移動手段により移動駒を移動させ、これに上部体を連動して揺動させることにより、銃身とスコープの軸線とのなす角度を可変する。
移動駒を凹所の内側面に沿って動かすことで、移動駒と当接する上部体が当接面に従って下部体の幅方向に変位する。すなわち、移動駒の動きに伴い上部体が下部体に対して揺動する。これにより、上部体の長手軸線は、凹所内にて基準となる支点回りに、下部体の長手軸線に対して傾き、上部体に取り付けられたスコープは、銃身の軸線に対し、所定の角度を存して傾斜する。それ故、標的が移動する場合であっても、スコープで標的を確認しつつ、その標的の移動方向に銃身を向けることができる。
請求項2記載のライフルスコープの支持装置によれば、上部体は、その先端部に移動駒に向けて突出し、且つ、移動駒の当接面に当接する突起部を有し、当接面は階段状をなしているので、移動駒の階段状面に対する突起部の当接位置を変更するだけで、銃身に対するスコープの傾きを簡単に変えることができ、また、標的を確認してから引き金を引くまでの反応時間等に個人差があるとしても、この個人差に合わせた階段状面を有する移動駒を使用することで、銃身の向きとスコープの向きとがなす角度を容易に所望の角度にすることができる。
請求項3記載のライフルスコープの支持装置によれば、当接面は、前記段間の段差に傾斜面部を有するので、階段状面の隣り合う段は傾斜面部で繋がれるとともに、突起部の先端も傾斜しているため、移動手段により移動駒を摺動させる際に、突起部は移動駒上をスムーズに移動することができ、移動標的が進行方向を変えてもスコープの位置調整を素早く行うことができる。
請求項1〜3記載のライフル銃のスコープ支持装置は、標的との距離や射撃技術の個人差に合わせた設定が簡単な操作ででき、かつ、標的の移動方向に対して素早くスコープの向きを変更することができる。
本考案に係るスコープ支持装置を介してスコープを取り付けたライフル銃の側面図。 図1中、矢視A方向からみたスコープ支持装置の一部分解斜視図。 図2に示されるスコープ支持装置が第1の使用形態にあるときの凹所周辺の拡大図。 図2に示されるスコープ支持装置が第2の使用形態にあるときの凹所部周辺の拡大図。 図4に示されるスコープ支持装置の際の銃身とスコープの向きを示す概略図。 図2に示されるスコープ支持装置が第3の使用形態にあるときの凹所部周辺の拡大図。 図6に示されるスコープ支持装置の際の銃身とスコープの向きを示す概略図。
以下、本考案に係るスコープ支持装置について、図面を参照して説明する。
図1に示すライフル銃1は、その上部にスコープ支持装置2を介して取り付けられたスコープ4を備えている。詳しくは、スコープ支持装置2は、ライフル銃1の上部に固定され、ライフル銃1の銃身1aに沿って延びる下部体6と、その上部にスコープ4を取り付け可能な上部体10とを有し、この上部体10は下部体6の上面に沿って揺動可能となっている。つまり、下部体6と上部体10とは、これらの基端部同士が垂直な軸(図示しない)を介して連結され、この軸を支点として揺動する。具体的には、上部体10は、下部体6に対して扇状の軌跡をなして揺動する。
図2は、図1中、矢視A方向からみたスコープ支持装置2の斜視図を示す。
下部体6の上面には凹所8が形成されており、この凹所8に上部体10が揺動可能に載置され、上述のようにこれらの基端部同士が軸を介して連結されている。この場合、凹所8の左右の内側面9と上部体10の左右の側面との間には隙間が形成されており、この隙間が上部体10の摺動運動を可能にする一方、内側面9は上部体10の幅方向への揺動を制限する。
上部体10の先端部は縮幅部12として形成され、この縮幅部12は上部体10の幅より狭く、かつ、上部体10の高さより低い。縮幅部12の左側面には、側方に向けて突出した突起部14が形成されており、この突起部14の先端は略45度の傾斜面と平坦面とを有している。また、縮幅部12の右側面は、突起部14と反対側の部位が突起部14とは逆方向に突出しており、この突出部位は縮幅部12の先端面から所定の長さに亘って延びている。更に、縮幅部12の先端面には溝状の開口部20が形成されている。この開口部20は縮幅部12の幅方向に延び、その左右の側面にてそれぞれ開口している。また、開口部20の底壁には、差込み穴21(図3参照)が形成されており、この差込み穴21には後述する固定ボルト26を嵌め込み可能である。
下部体6の先端面には、凹所8に向けて貫通する固定ボルト孔(図示しない)が形成され、この固定ボルト孔は下部体6の長手軸線と平行に延び、上部体10が図示の状態にあるとき、差込み穴21と同一線上に位置付けられている。また、この固定ボルト孔を有する側の下部体6の側部には、その先端面と側部に形成された凹部のそれぞれにローレット加工されたナット24が配置されている。そして、固定ボルト孔及びナット24には固定ボルト26が挿通され、この固定ボルト26はナット24にそれぞれねじ込まれた状態にある。固定ボルト26の先端部は凹所8を経て縮幅部12の開口部20内に延び、この開口部20の差込み穴21に嵌合され、これにより、縮幅部12、すなわち、上部体10は下部体6に固定されている。
また、固定ボルト26の中央にはその軸線方向に延びるピン溝28が形成されており、一方、下部体6の上面には、上述した固定ボルト孔に連通するピン孔31が形成されている。このピン孔31を通じてピン30が固定ボルト26のピン溝28に差し込まれることで、固定ボルト孔内での固定ボルト26の回転を制限している。
なお、上述したナット24は1個であってもよいが、射撃による衝撃から固定ボルト26の締め付けが緩むのを防ぐためには、図示されているようにナット24を2個備えているのが望ましい。
また、開口部20と対向する凹所8の右内側面の部位は切り欠かれた開口域となっており、この開口域を通じて開口部20内での固定ボルト26の位置を確認することができるとともに、開口域は、縮幅部12における突出部位の一部を下部体6の側方にはみ出し可能とし、上部体10の揺動を視覚的に確認することができる。
凹所8の左内側面には調節孔23が形成され、この調節孔23は下部体6の左外側面に開口している。調節孔23内にはスコープ4の向きを調節可能とするスコープ調節ボルト22(移動手段)が下部体6の外側から挿通されている。調節孔23は、下部体6の長手軸線方向を長円とする長円形状をなしており、この調節孔23内において調節ボルト22がスライド可能となっている。
ところで、突起部14と対向する凹所8の左内側面16には、この左内側面16に沿って摺動可能な移動駒18が配置されている。この移動駒18は、左内側面16との接触面にボルト孔(図示しない)が形成されており、このボルト孔に調節ボルト22の先端が嵌合されている。
また、突起部14と当接する移動駒18の当接面は、下部体6の先端部に近づくにつれて左内側面からの高さ位置が高くなる階段状面35として形成され、移動駒18を左内側面16に沿って摺動させることで、移動駒18は階段状面35に対する突起部14の当接位置に応じて突起部14を下部体6の右外側面に向けて押し出す。すなわち、突起部14と移動駒18との当接点が階段状面35上を移動することによって、上部体10が下部体6に対して揺動する。
なお、凹所8には、移動駒18側の左内側面16とは反対側の右内側面9と上部体10との間にばね(図示しない)が配置されており、このばねは上部体10の突起部14を移動駒18に押し付けている。
また、下部体6の左外側面にはその先端部にねじ穴33が形成され、このねじ孔33は縮幅部12が載置された凹所8を覆う蓋40の取り付けに使用される。詳しくは、蓋40は下部体6の左外側面に宛がわれる側壁を有し、この側壁の蓋孔44を通じてねじ穴33に蓋止めボルト42をねじ込ませることで、蓋40は下部体6に固定される。このような蓋40は、縮幅部12を覆い凹所8内に埃等が入り込むことを防ぐとともに、上部体10の上面と蓋40の上面とを面一にする。
図3は、図2に示される凹所8周辺の拡大図であって、銃身1aと同じ向きにスコープ4を向けた場合の第1の使用形態を示す。
第1の使用形態にあるとき、固定ボルト26は、図3では図示されていないナット24及び固定ボルト孔に挿通され、開口部20の差込み穴21に嵌め込まれている。そして、ナット24を回転させることで、固定ボルト26は、差込み穴21、即ち、縮幅部12に押し付けられている。つまり、上部体10は、下部体6に対して固定されている。この場合、図3から明らかなように、縮幅部12の右側面は、下部体6の右側面と一致しており、更に、上部体10の左右の側面は、下部体6の左右の外側面それぞれと一致している。すなわち、下部体6と上部体10それぞれの長手方向の軸線は銃身1aの軸線ととともに同一の面内に含まれ、それ故、スコープ4の向きは銃身1aと同じ方向を向いている。したがって、第1の使用形態にあるとき、スコープ4は固定標的の射撃に使用される。
なお、この場合、上部体10の揺動は、固定ボルト26が差込み穴21に嵌合されていることにより制限されているため、移動駒18により突起部14の位置を規定する必要はなく、それ故、突起部14は移動駒18に接していなくてもよい。
次に、調節ボルト22を介して移動駒18をスライドさせ、スコープ4の向きを変えた第2の使用形態及び第3の使用形態について図4〜図7を参照して説明する。
図4もまた、図2に示される凹所8周辺の拡大図であって、銃身1aに対してスコープ4を左に向けた第2の使用形態を示す。
図3に示す使用形態から、図3では図示されていないナット24を回転させることで、固定ボルト26を上部体10の開口部20及び差込み穴21から抜き出し、固定ボルト26による上部体10の固定を解除し、突起部14と移動駒18とが互いに移動できるようにする。そして、調節ボルト22を操作し、移動駒18を凹所8の左内側面16に沿い、図3でみて上方向に摺動させる。
移動駒18の階段状面35は段35a、35b、35cを有しており、突起部14は段35aに当接している。この場合、上部体10は、前述したばねにより移動駒18に向かって押し付けられている。すなわち、上部体10の突起部14は移動駒18に押し付けられるとともに、一方、上部体10、即ち、その縮幅部12は差込み穴21から引き抜いた固定ボルト26を開口部20の底壁に押し付けることで固定されている。
移動駒18と突起部14とが図4に示す状態にあるとき、上部体10の左外側面は下部体6の左外側面9aからはみ出しており、上部体10の長手軸線と下部体6の長手軸線は所定の角度をなし、前述の軸の軸芯にて交差してしいる角度をなしている。すなわち、上部体10の長手軸線は、下部体6の長手軸線に対して左側を向いている。この時、突起部14と移動駒18との当接を確実なものとするため、段35aと段35bとを結ぶ傾斜面部37aに突起部14の傾斜部が接していることが望ましい。
図5は、図4に示される第2の使用形態にあるときの銃身1aとスコープ4とのそれぞれの向きと、移動する標的50とを示した図である。
移動標的50は、図5で見て左から右に動いており、この場合、銃身1aを向けるべき狙点T1は、移動標的50の右側になる。移動駒18と突起部14とが、図4に示される状態にあるとき、前述のように上部体10の長手軸線の向きは、前述の軸芯Bを支点として下部体6の長手軸線に対して左側に傾いており、それ故、スコープ4の向きは銃身1aの向きに対して左に傾いている。
図6もまた、図2に示される凹所8の周辺の拡大図であって、銃身1aに対してスコープ4を右に向けた第3の使用形態を示す。
図4に示された状態から、図4では図示されてないナット24を回転させることで、固定ボルト26を上部体10の開口部20から抜け出す方向に移動させ、固定ボルト26による上部体10の固定を解除し、突起部14と移動駒18とが互いに移動できるようにする。そして、調節ボルト22を操作し、移動駒18を凹所8の左内側面16に沿い、図4でみて下方向に摺動させる。この時、突起部14は、傾斜面部37bを経て段35bに相対的に移動し、その傾斜部が傾斜面部37bと接して止まる。この際、上部体10は前述したばねの付勢力に抗しながら、図4でみて右方に揺動し、図6に示す状態となる。この後、固定ボルト26を開口部20の差込み穴21の底壁に押し当てて上部体10を固定する。
移動駒18と突起部14とが図6に示す状態にあるとき、上部体10の右外側面は下部体6の右外側面9bからはみ出しており、上部体10の長手軸線は下部体6の長手軸線に対して、図4での場合とは逆向きに所定の角度をなして傾斜する。なお、この時にも、突起部14の傾斜部が移動駒18の傾斜面部37bに接しているため、これら突起部14と移動駒18との当接は確実なものとなっている。
図7は、図6に示される場合の銃身1aとスコープ4とのそれぞれの向きと、移動する標的50とを示した図である。
移動標的50は、図7で見て右から左に動いており、この場合、銃身1aを向けるべき狙点T2は、移動標的50の左側になる。移動駒18と突起部14とが、図6に示される状態にあるとき、前述のように上部体10の長手軸線は、前述した軸の軸芯Bを支点として、下部体6の長手軸線に対して右側に傾いており、それ故、スコープ4の向きは銃身1aの向きに対して右に傾いている。
このように、移動駒18を凹所8の左内側面16に沿って動かすことで、移動駒18と当接する突起部16が階段状面35の形状に従って下部体6の幅方向に変位する。すなわち、移動駒18の動きに伴い上部体10が下部体6に対して揺動する。これにより、上部体10の長手軸線は、前述した軸の軸芯Bを支点として、下部体6の長手軸線に対して傾き、上部体10に取り付けられたスコープ4は、銃身1aの軸線に対し、所定の角度を存して傾斜する。それ故、標的が移動する場合であっても、スコープ4で標的を確認しつつ、その標的の移動方向に銃身1aを向けることができる。
また、移動駒18の階段状面35に対する突起部14の当接位置を変更するだけで、銃身1aに対するスコープ4の傾きを簡単に変えることができ、また、標的を確認してから引き金を引くまでの反応時間等に個人差があるとしても、この個人差に合わせた階段状面35を有する移動駒18を使用することで、銃身1aの向きとスコープ4の向きとがなす角度を容易に所望の角度にすることができる。
更に、階段状面35の隣り合う段は傾斜面部37で繋がれるとともに、突起部14の先端も傾斜しているため、調節ボルト22により移動駒18を摺動させる際に、突起部14は移動駒18上をスムーズに移動することができ、移動標的50が進行方向を変えてもスコープ4の位置調整を素早く行うことができる。
以上で本考案の一実施形態についての説明を終えるが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の実施形態を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、上記実施例では、下部体6の先端側に移動駒18を配置し、上部体10をその基端側の支点回りに揺動させているが、下部体6の基端側に移動駒18を配置し、上部体10をその先端側の支点回りに揺動させてもよい。
また、突起部14が当接する移動駒18の面は、階段状面35に限らず、連続した傾斜面であってもよく、移動駒18の移動に連動して上部体10が下部体6に対して円滑且つ容易に揺動できるものであればよい。
また、階段状面35は、内側面16からの高さが先端部から基端部に向かって高くなる形状であってもよい。
1 ライフル銃
2 スコープ支持装置
4 スコープ
6 下部体
8 凹所
9a、9b 内側面
10 上部体
12 縮幅部
14 突起部
16 内側面
18 移動駒
20 開口部
21 差込み穴
22 スコープ調節ボルト(移動手段)
23 調節孔
24 ナット
26 固定ボルト
28 ピン溝
30 ピン
31 ピン孔
33 取り付け孔
35 階段状面(当接面)
35a、35b 段
37a、37b 傾斜面部
40 蓋
42 蓋止めボルト
44 蓋孔
50 移動標的
T 狙点

Claims (3)

  1. ライフル銃のスコープを支持するスコープ支持装置において、
    前記ライフル銃の上部に取り付けられ、上面に前記ライフル銃の銃身に沿って延びる凹所を有した下部体と、
    前記凹所に載置され、前記凹所内にて基準となる支点回りに揺動可能で且つ上面にスコープが取り付けられる上部体と、
    前記凹所内に前記凹所の内側面に沿って移動可能に配置された移動駒であって、その移動に連動して前記上部体を揺動させるべく前記上部体と当接する当接面を有した移動駒と、
    前記移動駒を移動させる移動手段と
    を備え、
    前記移動手段により前記移動駒を移動させ、これに前記上部体を連動して揺動させることにより、前記銃身と前記スコープの軸線とのなす角度を可変することを特徴とするライフル銃のスコープ支持装置。
  2. 前記上部体は、その先端部に前記移動駒に向けて突出し、且つ、前記移動駒の当接面に当接する突起部を有し、
    前記当接面は階段状をなしている
    ことを特徴とする請求項1記載のライフル銃のスコープ支持装置。
  3. 前記当接面は、前記段間の段差に傾斜面部を有することを特徴とする請求項2記載のライフル銃のスコープ支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101345413B1 (ko) * 2012-05-04 2013-12-30 (주)이오시스템 소형화기용 부가장비 연결장치

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