JP3151416U - 自動車用ホイールリムの装飾縁取りモール - Google Patents
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Abstract
【課題】タイヤホイールのリムフランジを美しく保つための装飾縁取りモールを提供する。【解決手段】モール断片1の背面にフランジ外周表面に沿って対応する接着剤を備えて、剛性の少ないソフトな素材を持って装飾モールM1を形成し、モール断片1を任意の長さに調節し、カットして接合用チップ6をもってフランジ外周表面の外周縁に接着して装飾する。【選択図】図5
Description
本考案は、自動車のタイヤホイールのリムを美しく保つための装飾縁取りモールに関する。
従来ホイールリムの外周に沿って形成されたフランジの外周端にタイヤの微動部が強く押し付けられることにより、微動部を保護する取付け冶具が知られている(特許文献1参照)。
また、従来ブレーキ等のホイール内部に収容された部品が雨や路面の雨水等によって錆びることや、ホイール表面に汚れが付着したり傷が付いたりすること等を防止すること等を狙いとした、シートもしくはフィルムが知られている。(特許文献2参照)。
上記特許文献には、ホイール表面を汚れ等から保護するために、ホイール表面に貼り付けられる保護フィルムが開示されている。
さらには剛性の強い丈夫な金属などのリングにより、フランジに強く嵌合させるもの等も有るが、頑丈な加工を施すために、ホイールに使用前から加工するか、或いは工場でタイヤを外しての工事を伴う高級なものとして知られている。
また、従来ブレーキ等のホイール内部に収容された部品が雨や路面の雨水等によって錆びることや、ホイール表面に汚れが付着したり傷が付いたりすること等を防止すること等を狙いとした、シートもしくはフィルムが知られている。(特許文献2参照)。
上記特許文献には、ホイール表面を汚れ等から保護するために、ホイール表面に貼り付けられる保護フィルムが開示されている。
さらには剛性の強い丈夫な金属などのリングにより、フランジに強く嵌合させるもの等も有るが、頑丈な加工を施すために、ホイールに使用前から加工するか、或いは工場でタイヤを外しての工事を伴う高級なものとして知られている。
しかしながら、上記特許文献1に記載の「タイヤ取付け方法」や上記特許文献2に記載の「保護フィルム」を合わせて採用した場合、上記特許文献1に記載のタイヤ取付け冶具を用いて、タイヤをホイールに組み付けた後、当該タイヤ取付け冶具をホイールから取り外し、その後、上記特許文献2に記載の保護フィルムを取り付けるといった一連の手順が必要となるため、手間が掛かる。
また、高級な金属製の加工品も剛性は有するが、やはり専用の工具をもってさらに工場にての専門加工等の一連の手順を必要とし、不便であり且つ高額な費用が係る。
そこで、本考案はこのような従来の問題を解決することを課題とするものである。
また、高級な金属製の加工品も剛性は有するが、やはり専用の工具をもってさらに工場にての専門加工等の一連の手順を必要とし、不便であり且つ高額な費用が係る。
そこで、本考案はこのような従来の問題を解決することを課題とするものである。
請求項1の考案は、自動車のタイヤを支持しているホイールWのリムRの車体外側表面のフランジ外周表面2に沿って、少なくとも二つ以上の複数本の断片からなり、板状或いはカギ状のフック部4を持ったリング状になる縁取りモール断片1を、該モール断片1の背面のフランジ外周表面2に沿って対応する接着剤3を備えて、剛性の少ないソフトな素材で成形し、各々をフランジFの外周の長さに合わせてカットできる任意の長さの装飾モールMの断片の、断片モールの端部5の両端どうしを、接合用チップ6をもってフランジ外周表面2の外周縁方向に沿って接着して装飾することを特徴とする自動車用ホイールリムの装飾縁取りモールである。
請求項2の考案の装飾モールMの形状は、フランジFの表面形状に沿ってモール断片1を平面状に形成した装飾モールM1、或いは幾らかの曲面状に形成した装飾モールM2、及びフック部4を備えた装飾モールM3、の様に夫々アレンジを施したことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ホイールリムの装飾縁取りモールである。
請求項3の考案の装飾モールMの係止手段は、モール断片1の背面に接着剤3を施し、装飾モールMの断片の、断片モールの端部5の両端を接合用チップ6をもって任意に接合できることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動車用ホイールリムの装飾縁取りモールである。
請求項4の考案の装飾モールMは、フランジFの外周縁のカーブに沿って接着できるように比較的ソフトな素材をもってなり、任意の長さにカットできることを特徴とする請求項1〜請求項3に記載の自動車用ホイールリムの装飾縁取りモールである。
本考案のモール断片1は、不意の事故或いは不注意によってホイールの装飾モールMに損傷がおきた場合でも、一部のモール断片1を張り替えることにより、簡単に交換し、ホイールを美しく保つことができる。
以下、本考案の実施の形態を、添付図面に基づいて実施例をあげて説明する。なお、タイヤやホイールの形状及び詳しい構造等、並びにその周辺についてはデザインも多様であり業者及び一般のユーザーの間にも良く知られているため、詳しい説明を省略する。
以下図1〜図6を参照して本考案の実施例に係る自動車用ホイールリムの装飾縁取りモールについて説明する。
図1は、使用前の自動車用ホイールリムの装飾縁取りモールの正面概略図であり、モール断片1と装飾モールMと同素材等からなる接合用チップ6とを分解して示している。
モール断片1は、タイヤTのホイールWの自動車の外側にあたるリムRのフランジFに接着させるように任意の長さにカットして、複数本の組み合わせで周辺の長さに合わせて装着できる。そのとき、モール断片1の断片モールの端部5と他のモール断片1の断片モールの端部5とを繋ぎ合わせるときに、僅かな隙間ができてもそこそこの接着剛性を保てるように接合用チップ6を断片モールの端部5と断片モールの端部5の間に装着できる。
なお、接合用チップ6の裏面側の適宜位置には接着剤が備えられている。
図1は、使用前の自動車用ホイールリムの装飾縁取りモールの正面概略図であり、モール断片1と装飾モールMと同素材等からなる接合用チップ6とを分解して示している。
モール断片1は、タイヤTのホイールWの自動車の外側にあたるリムRのフランジFに接着させるように任意の長さにカットして、複数本の組み合わせで周辺の長さに合わせて装着できる。そのとき、モール断片1の断片モールの端部5と他のモール断片1の断片モールの端部5とを繋ぎ合わせるときに、僅かな隙間ができてもそこそこの接着剛性を保てるように接合用チップ6を断片モールの端部5と断片モールの端部5の間に装着できる。
なお、接合用チップ6の裏面側の適宜位置には接着剤が備えられている。
図2は、図1の10−10線に沿う断面図である。
自動車のタイヤを保持しているホイールWのリムR部分図と、自動車の外側にあたるホイールWのフランジFのフランジ外周表面2の位置に、モール断片1を接着させようとしている概略図であって、図1のモール断片1と接合用チップ6の組み合わせを任意に長さの調整をしてリング状にした装飾モールMをフランジFに接着剤3で装着できる状態になっていることを示している。
自動車のタイヤを保持しているホイールWのリムR部分図と、自動車の外側にあたるホイールWのフランジFのフランジ外周表面2の位置に、モール断片1を接着させようとしている概略図であって、図1のモール断片1と接合用チップ6の組み合わせを任意に長さの調整をしてリング状にした装飾モールMをフランジFに接着剤3で装着できる状態になっていることを示している。
図2の装飾モールM1,装飾モールM2,装飾モールM3は、モール断片1の形状をリムRと相性を良くするために、僅かな曲面とフック部を備えて形成された変種の説明図で、図3にその拡大図を図1の10−10線に沿って示している。モール断片1の背面には接着剤3を備えてリムフランジの表面にしっかりと装着でき、多少の円周の形状の違いにもモール断片1の素材がソフトな素材を活用しているので、無難なく装着できる。
図4は、モール断片1を接合用チップ6と長さの調整をして組み合わせて、リムRの周辺に合うリング状にしたモール断片1をホイールWのリムフランジに向き合わせた装飾モールM(M1〜M3)とタイヤの図である。
図5は、図4の装飾モールM(M1〜M3)をタイヤの付いたホイールWのリムフランジのフランジ外周表面2にモール断片1の背面の接着剤3を接着させ、モール断片1の断片モールの端部5と断片モールの端部5の間に接合用チップ6を組み込み、リムフランジに装着させたタイヤとホイールWの断面図である。
モール断片1と接合用チップ6は、該自動車用ホイールリムの装飾縁取りモールを施工するとき、一本づつ隙間の無いように、手で張り合わせることができる。
モール断片1と接合用チップ6は、該自動車用ホイールリムの装飾縁取りモールを施工するとき、一本づつ隙間の無いように、手で張り合わせることができる。
図6は図1の実施の形態に係る装飾モールMをタイヤホイールのリムフランジに接着剤3で装着させた実施斜視図である。
1 モール断片
2 フランジ外周表面
3 接着剤
4 フック部
5 断片モールの端部
6 接合用チップ
2 フランジ外周表面
3 接着剤
4 フック部
5 断片モールの端部
6 接合用チップ
M 装飾モール
M1 装飾モール
M2 装飾モール
M3 装飾モール
W ホイール
R リム
F フランジ
T タイヤ
M1 装飾モール
M2 装飾モール
M3 装飾モール
W ホイール
R リム
F フランジ
T タイヤ
Claims (4)
- 自動車のタイヤを支持しているホイールWのリムRの車体外側表面のフランジ外周表面2に沿って、少なくとも二つ以上の複数本の断片からなり、板状或いはカギ状のフック部4を持ったリング状になる縁取りモール断片1を、該モール断片1の背面のフランジ外周表面2に沿って対応する接着剤3を備えて、剛性の少ないソフトな素材で成形し、各々をフランジFの外周の長さに合わせてカットできる任意の長さの装飾モールMの断片の、断片モールの端部5の両端どうしを、接合用チップ6をもってフランジ外周表面2の外周縁方向に沿って接着して装飾することを特徴とする自動車用ホイールリムの装飾縁取りモール。
- 装飾モールMの形状は、フランジFの表面形状に沿ってモール断片1を平面状に形成した装飾モールM1、或いは幾らかの曲面状に形成した装飾モールM2、及びフック部4を備えた装飾モールM3、の様に夫々アレンジを施したことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ホイールリムの装飾縁取りモール。
- 装飾モールMの係止手段は、モール断片1の背面に接着剤3を施し、装飾モールMの断片の断片モールの端部5の両端を接合用チップ6をもって任意に接合できることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動車用ホイールリムの装飾縁取りモール。
- 装飾モールMは、フランジFの外周縁のカーブに沿って接着できるように比較的ソフトな素材をもってなり、任意の長さにカットできることを特徴とする請求項1〜請求項3に記載の自動車用ホイールリムの装飾縁取りモール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008009374U JP3151416U (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 自動車用ホイールリムの装飾縁取りモール |
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JP2008009374U JP3151416U (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 自動車用ホイールリムの装飾縁取りモール |
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JP3151416U true JP3151416U (ja) | 2009-06-25 |
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JP2008009374U Expired - Fee Related JP3151416U (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 自動車用ホイールリムの装飾縁取りモール |
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JP (1) | JP3151416U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101013290B1 (ko) * | 2010-08-10 | 2011-02-09 | 노승주 | 자동차 휠 보호필름 |
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2008
- 2008-12-26 JP JP2008009374U patent/JP3151416U/ja not_active Expired - Fee Related
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