JP3149672U - ループ状に取り付ける反射具 - Google Patents

Abstract

【課題】取付具不要の再帰特性を有する反射具を提供する。【解決手段】再帰特性を有する長さ２１０ミリ幅１５ミリの長方形状の反射テープ３の短辺から３０ミリ離れた位置の両長辺にＶ字状の切り込み１を設ける。さらに、３０ミリの位置に切り込み１を設けた短辺と反対に位置する短辺から、３０ミリ離れた位置に長さ１５ミリの線状の開口部２を設ける。使用に当たっては、ループ状反射具を鞄等の取っ手部分に長方形状の反射テープ３を巻きつけ、線状の開口部２に、反対の短辺を通し、線状の開口部２にＶ字の切り込み１をはめて固定する。【選択図】図２

Description

本考案は、交通事故防止のための再帰特性を持った反射具に関する。

従来、再帰特性を有する反射具は、裏面が粘着材になったステッカーや、ナスカンを使ったキーホルダー式の物、またはボールチェーンや紐で取り付けるものがあった。また安全ピンで取り付ける物があった。

これらには次のような欠点があった。
（イ）裏面が粘着材になったステッカータイプの反射具は、一度付けると剥して再度貼ることができなかった。
（ロ）ナスカンやボールチェーン、紐を取付具とした反射具は、製造の過程で本体反射具に取付具を取り付ける必要があり、製造工程上人手が必要になり急な需要に迅速な対応ができなかった。
（ハ）安全ピンで取り付ける反射具は、反射具を取り付ける対象物に穴をあけてしまった。
本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

両長辺上にＶ字の切り込み（１）の入った長方形状の再帰特性を有する反射テープ（３）に、反射テープの幅と同等寸法の線状の開口部（２）を設ける。

本考案のループ状に取り付ける反射具は、長方形状の本体を鞄の取っ手部分に巻き付けて装着する構造なので、ナスカンやボールチェーンといった取付パーツを必要とせず、何度も付け外しが可能で、しかも取付対象に穴を開ける事も無い。
また、製造上も平面の反射シートを抜き加工やウェルダー等で製造するだけなので、効率良く量産が可能。

本考案の上面図である。 本考案の使用図である。 本考案の取付例を表す図である。

（イ）再帰特性を有する長さ２１０ミリ幅１５ミリの長方形状の反射テープ（３）の短辺から３０ミリ離れた位置の両長辺にＶ字状の切り込み（１）を設ける。
（ロ）３０ミリの位置に切り込み（１）を設けた短辺と反対に位置する短辺から、３０ミリ離れた位置に長さ１５ミリの線状の開口部（２）を設ける。

以下、本考案の実施例について説明する。
本考案のループ状反射具を使う際は、鞄等の取っ手部分に長方形状の反射テープ（３）を巻きつけ、線状の開口部（２）に、反対の短辺を通し、線状の開口部（２）にＶ字の切り込み（１）をはめて固定する。

本考案のループ状に取り付ける反射具は、交通事故防止のための反射具として利用できるだけでなく、取り付けた形状が、エイズ患者への理解と支援の意思を表すシンボルとして使われているレッドリボンや、乳癌の撲滅、検診の早期受診を啓蒙推進イメージのピンクリボン等で使われている、アウェアネスリボン形状になるので、各種リボン運動の啓発用品としても利用ができる。

１ Ｖ字の切り込み
２ 開口部
３ 反射テープ

Claims (1)

1. 両長辺上にＶ字の切り込みの入った長方形状の再帰特性を有する反射テープに、反射テープの幅と同等寸法の線状の開口部を設けた事を特徴とする反射具。

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