JP3149297U - 温度表示制御の電気布団構造 - Google Patents

Abstract

【課題】温度表示制御の電気布団構造を提供する。【解決手段】温度表示制御の電気布団の構造は、内部に加温線を有する布団と設定器からなり、布団内部は線状の加温線を有し、加温線のコンセントは布団周縁に延設され、設定器は外部にディスプレイとボタンを設置し、その内部は制御回路を有し、制御回路は、対応プラグと電源プラグを延伸し、これにより、布団のコンセントと設定器の対応プラグの挿置を利用し、設定器により時間と温度を設定して、布団内部の加温線が定時、定温で対応温度を提供して、保温する。【選択図】図２

Description

本考案は、温度表示制御の電気布団構造設計に関するものであって、特に、布団や毛布、絨毯や類似構造の保温織物製品に適し、時間と温度の設定が便利な防寒装置の改良構造に関するものである。

日常生活において、室外に外出するときに常用される防寒用品は、防寒着、マフラー、手袋などがある。室内にいる場合は、暖房器具、布団、毛布等で身体を覆って、寒冷気候下でも身体が体温を維持し、風邪を予防する。
寒流の来襲時、特に、乳幼児や年配者、或いは、血液循環が悪い人は、体質のせいで、血液が末梢に達しないので、厚い布団を掛けても手足が冷え、暖かさを感じない。このとき、電気毛布の使用は最適な選択である。多種多様な電気毛布が販売されているが、これらは低温火傷の危険があり、また、電線が発火して火災を招く恐れもある。
相関業者は電気毛布の使用上における発火の問題に対し、電気毛布のスイッチ上に警告ランプとオーバーロード保護用ブレーカーを設置し、警告ランプにより、電気毛布の温度が高すぎる時、電源を遮断することができる。電気毛布は既に警告ランプとオーバーロード保護用ブレーカーを具備しているが、電気毛布は一旦自動的に電源が遮断されると、作動を停止して、温度を維持することができないので、電気毛布使用の意義がなくなる。
よって、本考案者は、上述の欠点を改善するため、使用要求に応じて加温時間と必要温度を設定することができる防寒装置の改良構造を提供することが必要であると考える。

本発明の目的は、温度表示制御の電気布団構造を提供し、使用要求に応じて加温時間と必要温度を設定することができる防寒装置の改良構造を提供することである。

上述の目的を達成するため、本考案の構造は、加温線を内設した布団と設定器からなる。布団内部は線状の加温線を有し、加温線のコンセントは布団周縁に延設される。設定器外部はディスプレイとボタンを設置し、その内部は制御回路を有する。制御回路は、対応プラグと電源プラグを延伸する。これにより、布団のコンセントと設定器の対応プラグの挿置を利用し、設定器により時間と温度を設定して、布団内部の加温線が定時、定温で対応温度を提供して、保温する。

本考案は、温度表示制御の電気布団構造設計を提供し、布団内に加温線が設置され、加温線末端が布団周縁のコンセント上に連結され、設定器によりコンセントに接続されて電源と連通し、設定器内部に設置された制御回路の設定により、ボタンの操作によって、ディスプレイが設定温度や時間等の情報を獲得して、電気布団の実用性を向上することができる。

図１、図２を参照すると、本考案の温度表示制御の電気布団構造１０は、布団１１と設定器１２からなる。布団１１は本実施例中、大面積の布団であり、布団を毛布にしても同じ防寒効果を有する。布団１１内部は加温線１３を設置し（図４で示される）、加温線１３は加熱線内に耐熱絶縁媒質を有し、両端は導電金属線を接続し、更に、表面絶縁の外層軟質カバーにより被覆されている。軟質カバーは遠赤外線粉末に少量の酸化鉄とシリコンを混合してなる。加温線１３は長い線状で、且つ、加温線１３は布団１１の一端から等間隔か非等間隔で左右交互にもう一端に配置され（図４で示される）、且つ、もう一端から布団１１辺縁に沿って元の端に引き戻される。この時、加温線１３の両端は布団１１外部から穿出すると共に、コンセント１４と連接し（図２で示される）、コンセント１４外部は上蓋１５と底座１６を設置し、螺子１７が布団１１辺縁の孔１８を通過して、上蓋１５と底座１６が固定される。
図１と図３を参照すると、設定器１２は蓋体で、その外部はディスプレイ１２１、指示ランプ１２２、ボタン１２３、対応プラグ１２４、及び、電源プラグ１２５を設置する。設定器内部は電子制御回路を設置し、制御回路と外接するディスプレイ１２１、指示ランプ１２２、ボタン１２３、対応プラグ１２４、及び、電源プラグ１２４は互いに連接されて電子回路を構成する。図６を参照すると、制御回路は複数のレジスタ、キャパシタ、トランジスタ、ダイオード、ツェナーダイオード、IC、継電器により、整流と調整功能を有する電源回路を構成し、ディスプレイ１２１を表示できるようにするディスプレイ回路は、温度と時間を再設定するリセット回路、および、内部に時間設定プログラムと温度設定プログラムを保存しているICを有し、IC時間設定の優先権は温度設定より大きく、ICの出力端は加温線１３と結合する。
使用方法は図３を参照し、設定器１２の対応プラグ１２４を布団１１のコンセント１４上に挿置し、設定器１２の電源プラグ１２５を電源に挿入して、防寒装置１０に操作電力を与え、設定器１２上のボタン１２３を押すと、加温時間と加温温度を設定することができる。

図５を参照すると、本考案の布団１１は任意の形状に設計でき、布団１１を円形に設計する時、長い線状の加温線１３は布団１１の大きさに沿って、等間隔で左右交互に配置され、加温線１３の両端は布団１１辺縁に引き戻され、加温線１３両端は布団１１外部に伸出し、コンセント１４が螺子１７により布団１１外部辺縁に安定して結合され、設定器１２の対応プラグ１２４との設置が便利である。
図２、図４で示されるように、コンセント１４上に電線を同時延伸し、電線末端にセンサー１９を設置して、加温線１３が布団１１中に設置されるとき、センサー１９は布団中央位置に設置されて、布団内の加熱温度の現況を検出し、検出された温度値は設定器１２に自動応変のパラメータ値を提供することができる。
本考案では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本考案の保護範囲は、実用新案請求の範囲で指定した内容を基準とする。

本考案の実施例による立体外観図である。 本考案の布団と防寒装置の組み合わせ図である。 本考案の実施例による使用状態図である。 本考案の布団の平面図である。 本考案のもう一つの実施例による立体外観図である。 本考案の実施例による回路図である。

温度表示制御の電気布団構造１０
布団１１
設定器１２
ディスプレイ１２１
指示ランプ１２２
ボタン１２３
対応プラグ１２４
電源プラグ１２５
加温線１３
コンセント１４
上蓋１５
底座１６
螺子１７
孔１８
センサー１９

Claims (3)

1. 温度表示制御の電気布団の構造であって、
   内部に加温線を有し、前記加温線のコンセントが周縁に延設されている布団と、
   外部にディスプレイとボタンを設置し、その内部は制御回路を有し、前記制御回路は、整流と調整の電源回路、リセット回路、時間と温度を設定する設定回路を有し、前記制御回路が対応プラグと電源プラグを延伸する設定器と、
   からなり、前記布団のコンセントと前記設定器の対応プラグの挿置を利用し、前記設定器により時間と温度を設定して、前記布団内部の加温線が定時、定温で対応する温度を提供して、防寒できることを特徴とする電気布団の構造。
2. 前記布団内部の加温線は長い線状で、等間隔で左右交互に前記布団中に設置され、前記長い線状の加熱器の両端は前記布団辺縁に引き戻され、前記布団を通過して、前記コンセントと連接することを特徴とする請求項１に記載の電気布団の構造。
3. 前記設定器の制御回路は、時間設定プログラム、および、温度設定プログラムを含むICを設置することを特徴とする請求項１に記載の電気布団の構造。

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