JP3148733U

JP3148733U - オイルタンクカバー傾斜防漏設計

Info

Publication number: JP3148733U
Application number: JP2008008716U
Authority: JP
Inventors: 黄亦仁
Original assignee: 物理農業機械股▲分▼有限公司
Priority date: 2008-12-12
Filing date: 2008-12-12
Publication date: 2009-02-26
Anticipated expiration: 2018-12-12

Abstract

【課題】オイルタンクカバー傾斜防漏設計の提供。【解決手段】オイルタンクカバー傾斜防漏設計は、オイルタンクが傾斜する時、内装されたオイルが漏れるのを防止する設計で、オイルタンク中空内部中段は、細径のネック部を形成し、底部は、大きい階段口縁を形成し、蓋体底部で防漏パッドを構成し、弾性素子により、ブラインド状の防漏片を隔て、ネック部で推頂して、蓋体内側が分割された封閉設計を形成する。防漏片外側は、重量のあるボール体により圧持され、オイルタンクカバーが正常に鎖合する時、ボール体の圧制により、防漏片が圧力を受けて下移し、流通する通気孔道を形成する。オイルタンクが傾斜すると、ボール体が上方を圧持し、弾性素子の推頂により、防漏片がネック部底縁を封閉し、内部の包覆が完全になって、オイルが外に漏れるのを防止することができる。【選択図】図３

Description

本考案は、オイルタンクカバー傾斜防漏設計に関するものであって、主に、オイルタンクカバー中空内部中段を細径のネック部に設計し、下半部空間は底部のパッドから、弾性素子によりブラインド状の防漏片を推頂し、片体上方は重量のあるボール体により防漏片を適当に下圧し、オイルタンクカバー内部が通気流通孔道を形成し、傾斜時に、内部のオイルが外側に漏れて汚染するのを防止する防漏設計に関するものである。

一般の加圧用ポンプ機具中、高圧使用時に温度が上昇するので、使用する潤滑油のオイルタンク（３０）は、通常、オイルタンクカバー（３１）の蓋板（３２）上方に通気穿孔（３３）を設置し、図６〜図８で示されるように、高圧輸送が、オイルタンク（３０）内部のオイルの温度を上昇させるので、適時にオイルタンクカバー（３１）頂部一側の通気穿孔（３３）により外に発散させ、内部のオイルの安全保存を確保する。この通気設計は、ポンプ、或いは、オイルタンクの包装運搬、移動時に、不注意で傾斜したり、包装で逆にしたりすると、通気穿孔（３３）からオイルが外に漏れる恐れがある。図８で示されるように、オイルタンクカバー（３１）の内部は中空状の設計であるので、オイルタンクが傾斜、或いは、逆になると、内装されたオイル流体が蓋体の内部に流動し、通気孔から外に漏れて、外観が汚染する。

本考案の目的は、オイルタンクカバー中空内部中段に細径のネック部を形成し、下半部空間は弾性素子によりブラインド式防漏片を推頂し、重量のあるボール体の圧制により連通した通気孔道を形成し、オイルタンクの傾斜時に、ボール体が自動的に圧持位置を離れて、防漏片が弾性素子の推頂を受け、ネック部開放の流通孔道を封閉し、内部のオイルが外側に漏れて汚染するのを防止し、オイルタンクカバーが自動的に通気孔道を開閉する安全な防漏効果を達成するオイルタンクカバー傾斜防漏設計を提供することにある。

オイルタンクカバー傾斜防漏設計は、主に、オイルタンクカバー中空内部中段を細径のネック部に設計し、下半部空間は底部のパッドから、弾性素子によりブラインド状の防漏片を推頂し、片体上方は重量のあるボール体により防漏片を適当に下圧し、オイルタンクカバー内部が通気流通孔道を形成し、傾斜時に、内部のオイルが外側に漏れて汚染するのを防止する。

本考案のオイルタンクカバーの自動防漏構造設計は、高度な組み立て技術が不要で、オイルタンクの安全使用目的を達成することができる。

本考案のオイルタンクカバー傾斜防漏設計は、オイルタンクが傾斜する時、内装されたオイルが漏れるのを防止し、その構造設計は図１〜図５で示されるように、オイルタンクの口を封閉するオイルタンクカバー（１０）は、外縁の階段環面上に、オイルタンクの口と鎖合密封する防漏環（１１）を設置する以外に、オイルタンク（１０）中空内部に、細径口縁状の環列ネック部（１２）を凸設する。ネック部（１２）下方空間底部は階段口縁を形成し、凸状の弾性パッド（１３）を固設する。その中央に流通孔口を形成し、座体上方は弾性素子（１４）を穿置する。弾性素子（１４）は直接、階段口縁上に固設し、頂部はブラインド状の防漏片（１５）を推頂し、弾性素子（１４）の推頂により、適時に、凸出したネック部（１２）底部口縁を封閉し、オイルタンクカバー（１０）の下半段と箱体内部が封閉空間を形成する。オイルタンクカバー（１０）の上半段内部は、金属質表面の重量のあるボール体（１６）を設置し、蓋体外側は蓋板（１７）により蓋合して、オイルタンクカバー（１０）全体構造を完成する。蓋板（１７）一側は細孔状の通気穿孔（１８）を設置し、オイルタンクカバー（１０）内外の通気孔口を形成する。オイルタンクカバー（１０）は組み立て完成後、正常に使用する時、ボール体（１６）は重量によりネック部（１２）の低い部分に落入し、直接、ブラインド状の防漏片（１５）上方を圧制し、弾性素子（１４）を下移させ、防漏片（１５）は圧力を受けて、ネック（１２）の口縁底部を脱離し、片体の上下空間が連通する通気孔道を形成する。オイルタンクカバー（１０）蓋合後、オイルタンク（２０）内部圧力、及び、熱気は自然に流通孔道に釈放されて、使用の安全性を確保する。

また、一般のオイルタンク（２０）のオイルタンクカバー（１０）としての使用は、正常使用時、輸送操作で生成される熱量がオイルタンク（２０）内のオイルの温度を上昇させ、水蒸気のように熱気を生成し、オイルタンク（２０）を正しく置放する時、熱気は蓋板（１７）の通気穿孔（１８）から外側に発散されて、安全操作を確保する。不注意な運搬で、オイルタンク（２０）が傾斜すると、傾斜角度が大きければ、オイルタンクカバー（１０）内部に設置されたボール体（１６）は、重心が偏移して蓋体内部の上半空間一側に自然に移動し、防漏片（１５）の圧持重量を除去後、底部の弾性素子（１４）の弾性推力を受けて、自動的に、防漏片（１４）を内部中段ネック部（１２）の底縁に推頂して、流通孔道を封閉する状態を形成し、ブラインド式の防漏片（１５）の設計により、オイルタンク内部に封閉状を形成し、オイルタンク内のオイルが蓋体の外側に漏れることがなく、オイルタンクカバー（１０）の鎖合使用時の安全を確保する。特に、運搬による傾斜や包装時の不適切な堆積により外観が悪くなること、更に、オイル漏れにより使用安全に影響するのを防止する。オイルタンク（２０）が正確な置放位置に回復する時、内置されたボール体（１６）が自動的にネック部（１２）の低い中央位置に戻り、重量が防漏片（１５）を下圧し、ネック部（１２）の位置を脱離して、流通孔道を通じさせ、オイルタンクカバー（１０）により通気し、防漏を自動的に調整することができる。オイルタンクカバー（１０）の自動防漏構造設計は、高度な組み立て技術が不要で、オイルタンクの安全使用目的を達成することができる。

本考案のオイルタンクカバー構造の立体分解図である。本考案のオイルタンクカバーの組み立て外観図である。本考案のオイルタンクカバー組み立て使用時の平面図である。本考案のオイルタンクカバー傾斜時の防漏れの平面図である。本考案のポンプとオイルタンクカバー使用組み立て実施例の参考図である。公知のオイルタンクカバーの分解図である。公知のオイルタンクカバーの鎖合使用時の平面図である。公知のオイルタンク傾斜時のオイルタンクカバーのオイル漏れを示す図である。

符号の説明

オイルタンク（３０）
オイルタンクカバー（３１）
蓋板（３２）
通気穿孔（３３）
オイルタンクカバー（１０）
防漏環（１１）
環列ネック部（１２）
弾性パッド（１３）
弾性素子（１４）
防漏片（１５）
ボール体（１６）
蓋板（１７）
通気穿孔（１８）
オイルタンク（２０）

Claims

オイルタンクカバー傾斜防漏設計であって、オイルを保存するオイルタンク、及び、その口縁を蓋合するオイルタンクカバーと蓋板面上に設けられた通気穿孔と、からなり、その特徴は、前記オイルタンクカバー内縁中段に環列凸出するネック部を形成し、底面はブラインド状防漏片を有し、片体底部は弾性素子により前記防漏片を推頂し、前記防漏片上方は蓋板内側に重量のあるボール体を設置し、前記防漏片を圧持して下移させ、前記ネック部を脱離させ、通気流通孔道を形成し、オイルタンクが傾斜すると、前記ボール体が圧持位置を離れ、前記弾性素子の推頂により、前記防漏片がネック部底縁を封閉し、内部の包覆が完全になって、オイルが外に漏れるのを防止することができることを特徴とするオイルタンクカバー傾斜防漏設計。
前記オイルタンクカバーの中空底部口縁は階段口縁に設計し、パッドとの組み立てを容易にすることを特徴とする請求項１に記載のオイルタンクカバー傾斜防漏設計。
前記パッドは凸状に設計し、中央に流通する孔口を形成して、前記弾性素子の固設が容易であることを特徴とする請求項２に記載のオイルタンクカバー傾斜防漏設計。