JP3148643U - 手すり内蔵の脚立 - Google Patents

Abstract

【課題】脚立を使った高所作業において、身体の安定性を確保することを目的に引出し式の手すりを内蔵した脚立を提供する。【解決手段】脚立の空洞の脚部１の内部に、引き出し式の手すり２を設け、作業時の身体の安定性を確保した。また、天板３上に腰掛けて作業する場合には、手すり２が椅子の背もたれの役割も果たす。手すり２は脚部１の中に収納できるので、従来の脚立と同様の使用もできる。【選択図】図１

Description

本考案は、高所での身体の安定性確保を目的に、引き出し式の手すりを内蔵した脚立である。

従来、脚立を使用した高所作業では身体を保持するものがなく危険であった。また、外付け等の方法で手すりを設置する方法は散見できたが、この方法であると脚立の持ち運び・手すりの設置・収納等に手間を要していた。

脚立を使用した高所作業において身体の安定性を確保するために設置する手すりが脚立本来の機能を損なわないようにしなければならない。本考案は、この課題を解消するためになされたものである。

空洞の脚部１の中に引き出し式の手すり２を設置し、手すり２は任意の高さで固定できるようにした。固定の方法は問わない。

天板３上に立って作業する場合、あるいは天板３近くのステップに上って作業する場合に、てすり２を持って作業することにより安定性が確保できる。また、手すり２を持たずに作業する場合でも、手すり２により安心感が与えられるといった効果も期待できる。また、手すり２は、脚立を椅子として使用したとき（図２）の背もたれの役割も担う。

考案した、手すり内蔵の脚立の実施例である。 脚立を椅子として使用した場合の側面図である。

符号の説明

１ 脚部
２ 手すり
３ 天板

Claims (1)

1. 脚部に引き出し式の手すりを内蔵した脚立。

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