JP3148331U - booklet - Google Patents
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Abstract
【課題】コストを低減しつつ各利用者による利用し易さを高め、不正を防止することを可能としたスタンプ帖を提供する。【解決手段】スタンプ帖3には、所定周波数の電波により非接触で外部リーダライタからのデータの書き込み又は当該外部リーダライタへのデータの読み出しが可能なICチップが埋め込まれた個人用カードを保持するためのポケットが表表紙又は裏表紙に取り付けられている。以上の構成において、スタンプ装置は、スタンプ帖3の印面にスタンプが押印される際に、個人用カードCAに埋め込まれたRFIDチップ41を検知し、当該RFIDチップ41に書き込むべきデータをRFIDアンテナを介して非接触通信により当該RFIDチップ41に送信する。一方、当該RFIDチップ41は、スタンプ装置から送信されたデータをスタンプ帖3のページを透過して受信しメモリに書き込むようになっている。【選択図】図3The present invention provides a stamp bag that can be easily used by each user while reducing costs and can prevent fraud. A stamp card 3 holds a personal card embedded with an IC chip that can write data from an external reader / writer in a non-contact manner with radio waves of a predetermined frequency or read data from the external reader / writer. Pockets are attached to the front or back cover. In the above configuration, the stamp device detects the RFID chip 41 embedded in the personal card CA when the stamp is imprinted on the stamp face of the stamp holder 3, and uses the RFID antenna to transmit data to be written to the RFID chip 41. To the RFID chip 41 by non-contact communication. On the other hand, the RFID chip 41 receives the data transmitted from the stamp device through the page of the stamp box 3 and writes it in the memory. [Selection] Figure 3
Description
本考案は、冊子の技術分野に関する。 The present invention relates to the technical field of booklets.
近年、非接触で外部リーダライタからのデータの書き込み又は当該外部リーダライタへのデータの読み出しが可能な非接触ICチップ付の冊子が開発されており、例えば、パスポートや預金通帳等に利用されている(特許文献1参照)。これにより、このような非接触ICチップ付の冊子に対して、外部から例えばスタンプがなされると同時に非接触ICチップからデータを読み出して認証することが可能となる。
ところで、従来から、利用者が複数の拠点においてスタンプを押印していき、基準数のスタンプが押印されると景品と交換できるスタンプラリーが知られているが、当該スタンプが押印されるスタンプ帖にも、非接触ICチップ付の冊子を適用すれば、スタンプラリー時における不正を防ぐことができると考えられる。 By the way, there has been known a stamp rally that allows users to stamp stamps at a plurality of bases and exchange them for premiums when stamps of a reference number are stamped. However, if a booklet with a non-contact IC chip is applied, it is considered that fraud at the time of the stamp rally can be prevented.
しかしながら、全ての利用者のスタンプ帖に非接触ICチップを付けることになると、そのコストが増し好ましくない。 However, if a non-contact IC chip is attached to all user stamps, the cost increases.
そこで、本考案は、このような点等に鑑みてなされたものであり、コストを低減しつつ各利用者による利用し易さ等を高めることを可能とした冊子を提供することを課題とする。 Therefore, the present invention has been made in view of such points, and an object thereof is to provide a booklet that can improve the ease of use by each user while reducing the cost. .
上記課題を解決するために、請求項1に記載の考案は、印字又はスタンプ押印可能な印面を有する冊子において、所定周波数の電波により非接触で外部リーダライタからのデータの書き込み又は当該外部リーダライタへのデータの読み出しが可能なICチップが埋め込まれたカードを保持するためのポケットが当該冊子の表表紙又は裏表紙に取り付けられていることを特徴とする。 In order to solve the above problems, the invention described in claim 1 is directed to a booklet having a printing surface that can be printed or stamped, in which data is written from an external reader / writer in a non-contact manner by radio waves of a predetermined frequency or the external reader / writer A pocket for holding a card in which an IC chip capable of reading data is embedded is attached to the front cover or back cover of the booklet.
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の冊子において、前記ICチップは、前記カードが前記ポケットに保持され、前記印面に印字又はスタンプ押印される際に、当該印面を介して、前記印字又はスタンプ押印するための装置と対向する位置に埋め込まれていることを特徴とする。
The invention according to
本考案によれば、ICチップが埋め込まれたカードを保持するためのポケットが冊子の表表紙又は裏表紙に取り付けられるように構成したので、このポケットに利用者所有のカードを装着することにより、コストを低減しつつ各利用者による利用し易さ等を高めることができる。 According to the present invention, since the pocket for holding the card in which the IC chip is embedded is attached to the front cover or back cover of the booklet, by attaching the user-owned card to this pocket, Ease of use by each user can be increased while reducing costs.
以下、本考案を実施するための最良の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本考案を、スタンプラリーを行うためのスタンプシステムに適用した場合の実施形態である。 DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, the best mode for carrying out the invention will be described with reference to the drawings. The embodiment described below is an embodiment when the present invention is applied to a stamp system for performing a stamp rally.
図1は、スタンプラリーの流れを示す概念図である。なお、図1の例では、スタンプラリーが行われる拠点として、A〜Cの3つが示されているが、実際にはこれより多くの拠点が存在する。 FIG. 1 is a conceptual diagram showing the flow of a stamp rally. In the example of FIG. 1, three locations A to C are shown as the locations where the stamp rally is performed, but there are actually more locations than this.
各拠点A〜Cには、夫々、同一の構成及び機能を有するスタンプ装置1がスタンプ台2上に設置されている。各拠点A〜Cにおけるスタンプ装置1に備えられるメモリには、各スタンプ装置1が設置された拠点を示す拠点データ(例えば、各拠点に固有の識別番号からなる)が記憶されており、これらの拠点データは互いに異なる。
In each of the bases A to C, a stamp device 1 having the same configuration and function is installed on a
スタンプラリーを行う利用者Uは、図1に示すように、スタンプ帖3(冊子の一例)を持って各拠点A〜Cをまわり(回り)、各拠点A〜Cにおいてスタンプ装置1を用いてスタンプをスタンプ帖3に押印し、例えば、最終的に景品交換所にスタンプ帖3を持っていき景品と交換したり、或いは景品を得るための抽選を行う。 As shown in FIG. 1, the user U who performs the stamp rally travels around the bases A to C with the stamp basket 3 (an example of a booklet), and uses the stamp device 1 at each of the bases A to C. For example, the stamp is stamped on the stamp basket 3, and finally the stamp basket 3 is brought to the prize exchange place to be exchanged for a prize, or a lottery for obtaining a prize is performed.
図2は、本実施形態に係るスタンプ装置1及びスタンプ台2の構成を説明するための断面図である。図2に示すように、スタンプ装置1は、電源プラグ11、筐体グリップ部12、筐体スタンプ部13、化粧・認識用LED(発光ダイオード)14、制御基板15、スピーカ(又はブザー)16、RFID(Radio Frequency Identification System)アンテナ17、RFIDリーダライタ通信スイッチ(以下、「R/W通信スイッチ」という)18、及びスタンプを押印するための印版部としてのゴム印19等を備えて構成されている。
FIG. 2 is a cross-sectional view for explaining the configuration of the stamp apparatus 1 and the
制御基板15は、CPU,RAM,ROM,不揮発性メモリ等を備え、RFIDリーダライタの機能及び計時(時計)機能を有する。かかるRFIDリーダライタは、例えば非接触ICカード技術である公知のFeliCa(登録商標)技術を採用しており、当該FeliCa技術を採用したICチップ(以下、「RFIDチップ」という)からのデータの読み取り及び当該RFIDチップへのデータの書き込みを所定周波数の電波により非接触で(非接触通信により)行うことが可能になっている。なお、非接触ICカード技術として上記FeliCa以外の技術を適用しても良く、例えば、MIFARE(R)ウルトラライト(ISO 14443A)の技術を適用しても良い。
The
例えば、RFIDリーダライタは、R/W通信スイッチ18がON(オン)であるときに通信可能範囲内(例えば、10cm程度)に入ったRFIDチップを、RFIDアンテナを介して検知し(このとき、RFIDチップからUID(RFIDチップの識別子(例えば、RFIDチップ毎にユニークな製造番号))を取得)、当該RFIDチップに電波(例えば13.56MHz)を発信することでRFIDチップに電力を供給(電磁誘導による)し、キャリアの変調により当該RFIDチップ間でデータ通信(RFIDの非接触通信)を行うことにより、当該RFIDチップからのデータの読み取り及び当該RFIDチップへのデータの書き込みを非接触で行う。
For example, the RFID reader / writer detects an RFID chip that falls within a communicable range (for example, about 10 cm) when the R /
また、制御基板15に備えられるROM(又は不揮発性メモリ)の所定の記憶領域には、上述した拠点データが記憶されている。
Further, the base data described above is stored in a predetermined storage area of a ROM (or nonvolatile memory) provided in the
R/W通信スイッチ18は、図2に示すように、スタンプ装置1がスタンプ台2に設置されているときはスタンプ台2におけるR/W通信スイッチ押し出し突起21により付勢されるためOFFに、スタンプ装置1がスタンプ台2から離れるとR/W通信スイッチ押し出し突起21による付勢が解かれるためONになる。
As shown in FIG. 2, the R /
ゴム印19のスタンプ台2側の印面には、所定の文字、図形等のキャラクタの像形状が形成されており、反対の面は図示のように筐体スタンプ部13に接着されている。また、スタンプ装置1がスタンプ台2に置かれている状態では、ゴム印19の印面は、スタンプ台2に設けられた朱肉20に接している。そして、利用者Uがスタンプ装置1を持ち上げ、上記ゴム印19の印面を、スタンプ帖3の印面(紙面)に押し当てると上記像形状のスタンプが押印されることになる。なお、印版部としては、ゴム印の他にも、撓み易い材質の印であっても良い。
An image shape of a character such as predetermined characters and figures is formed on the stamp surface of the
図3は、スタンプ帖3の構成を説明するための図である。スタンプ帖3は、スタンプを押印可能な複数の印面を有しており(複数ページからなる)、当該複数の印面それぞれにスタンプが押印可能になっている。また、スタンプ帖3の裏表紙(表表紙でも良い)の内側には、上述したようなRFIDチップ41(アンテナ含む)が埋め込まれた例えば個人用カードCAを保持するためのポケットPOが取り付けられている。個人用カードCAとしては、会員カード、社員カード、交通カード等が挙げられる。なお、個人用カードでなく、例えば団体やグループの構成員で共用するカードであっても構わない。 FIG. 3 is a diagram for explaining the configuration of the stamp basket 3. The stamp bar 3 has a plurality of stamp faces (consisting of a plurality of pages) on which the stamp can be stamped, and the stamp can be stamped on each of the stamp faces. Further, a pocket PO for holding, for example, a personal card CA embedded with an RFID chip 41 (including an antenna) as described above is attached to the inside of the back cover (or a front cover) of the stamp basket 3. Yes. Examples of the personal card CA include a membership card, an employee card, and a transportation card. In addition, you may be a card shared with the member of a group or a group instead of a personal card, for example.
また、RFIDチップ41は、個人用カードCAがポケットPOに挿入、保持され、スタンプ帖3の印面にスタンプが押印される際に、当該印面を介して、スタンプ装置1と対向する位置に埋め込まれていることが望ましい。例えば、RFIDチップ41のアンテナの中央(中心)とスタンプ帖3に印刷された枠(スタンプが押印される領域の枠)印の中央が一致するように位置決めされる。これにより、スタンプがスタンプ帖3に押印される際に、スタンプ装置1とRFIDチップ41との間のデータのやり取りを確実に行わせることができる。
Further, the
また、RFIDチップ41には、固有のUID(例えば、RFIDチップ毎にユニークな製造番号)、及び利用者の会員番号等の個人情報等が予め記憶されている。
The
以上の構成において、スタンプ装置1(CPU)は、スタンプ帖3の印面にスタンプが押印される際に、個人用カードCAに埋め込まれたRFIDチップ41を検知し、当該RFIDチップ41に書き込むべきデータをRFIDアンテナ17を介して非接触通信により当該RFIDチップ41に送信する。一方、当該RFIDチップ41は、スタンプ装置1から送信されたデータをスタンプ帖3のページを透過して受信しメモリに書き込むようになっている。
In the above configuration, the stamp device 1 (CPU) detects the
なお、上記「書き込むべきデータ」には、例えば、スタンプ装置1のROM等の所定の記憶領域に予め記憶されている拠点データ(拠点の通過履歴を構成するデータ)と、スタンプ装置1の計時機能により計時された時刻(当該データが書き込まれる際の時刻)を示す時刻データ(例えば、年月日日時を示すタイムスタンプ)が少なくとも含まれる。 The “data to be written” includes, for example, base data (data constituting the passage history of the base) stored in advance in a predetermined storage area such as a ROM of the stamp device 1 and a timekeeping function of the stamp device 1 Includes at least time data (for example, a time stamp indicating the date and time) indicating the time (time when the data is written) timed by.
図4は、スタンプ装置1の動作フローの一例を示す図である。 FIG. 4 is a diagram illustrating an example of an operation flow of the stamp apparatus 1.
図4において、先ず、スタンプ装置1の電源ONによりシステムが起動(CPUによりプログラム実行開始)し、起動確認音を再生しスピーカ(又はブザー)16を通じて出力させる(A)。このとき、スタンプ装置1は、スタンプ台2に設置されており、R/W通信スイッチ18はOFFになっている(B)。
In FIG. 4, first, the system is activated when the stamp apparatus 1 is turned on (program execution is started by the CPU), and the activation confirmation sound is reproduced and output through the speaker (or buzzer) 16 (A). At this time, the stamp apparatus 1 is installed on the
次に、利用者Uがスタンプ装置1をスタンプ台2から持ち上げると、R/W通信スイッチ18はONになり、スタンプ装置1は、これに応じてRFIDチップのUID取得コマンドを発行(これは定期的に行われる)し、RFIDアンテナ17を介して出力する。そして、スタンプ装置1は、RFIDチップ41からのUIDの取得成功(C)により、当該RFIDチップ41を検知する。
Next, when the user U lifts the stamp device 1 from the stamp table 2, the R /
次に、スタンプ装置1は、RFIDチップ41のメモリに書き込まれている拠点データ(未だ書き込まれていない場合は、例えばNULLデータ)を、非接触通信により当該RFIDチップ41から取得し(読み込み)、自己の拠点データがRFIDチップ41に既に書き込まれているか否かを判別する。そして、当該拠点データが既に書き込まれていない場合には(つまり、当該スタンプ装置1に記憶されている拠点データが、RFIDチップ41から取得されたデータに含まれていない場合にのみ)、スタンプ装置1は、自己の拠点の通過履歴及びタイムスタンプを有するデータを非接触通信で当該RFIDチップ41に送信することにより当該RFIDチップ41のメモリに書き込ませる(D)。
Next, the stamp device 1 acquires (reads) the base data written in the memory of the RFID chip 41 (for example, NULL data if not written yet) from the
こうして当該通信が完了すると、スタンプ装置1は、化粧・認識用LED14を点灯させると共に、完了通知音を再生しスピーカ(又はブザー)16を通じて出力させる(E)。
When the communication is thus completed, the stamp device 1 turns on the makeup /
一方、上記判別において拠点データが既に書き込まれている場合には、スタンプ装置1は、エラー通知音を再生しスピーカ(又はブザー)16を通じて出力させることになる。これにより、RFIDチップ41への書き込みは1つのスタンプ装置1(1拠点)で1度しかできないように制限することができる。
On the other hand, if the base data has already been written in the determination, the stamp device 1 reproduces the error notification sound and outputs it through the speaker (or buzzer) 16. Thereby, it is possible to limit the writing to the
次に、スタンプ装置1、及びスタンプ帖3を用いたスタンプラリーの実施例を説明する。 Next, an embodiment of a stamp rally using the stamp device 1 and the stamp bar 3 will be described.
図5は、実施例におけるスタンプラリーの流れを示す概念図である。 FIG. 5 is a conceptual diagram showing the flow of the stamp rally in the embodiment.
図5に示すように、スタンプラリーで使用されるスタンプ帖3は、スタンプラリーを開催する事業者(ラリー主催者等)により用意され、スタンプラリー開始前に利用者Uに配布される。そして、利用者Uは、自己が所有する個人用カードCAをスタンプ帖3のポケットPOに挿入し、当該スタンプ帖3を持って拠点A〜Cを回り、図5に示すように、各拠点A〜Cにおいてスタンプ装置1を用いてスタンプ帖3の印面にスタンプを押すとともに、当該自己の拠点の通過履歴及びタイムスタンプを有するデータを個人用カードCAのRFIDチップ41に書き込ませ、最終的に例えば景品交換所を訪れることになる。
As shown in FIG. 5, the stamp basket 3 used in the stamp rally is prepared by a business operator (such as a rally organizer) that holds the stamp rally, and is distributed to the user U before the stamp rally starts. Then, the user U inserts the personal card CA owned by the user into the pocket PO of the stamp bag 3 and goes around the bases A to C with the stamp bag 3, and as shown in FIG. In ~ C, the stamp device 1 is used to push the stamp on the stamp face of the stamp 帖 3, and the data having the passage history and time stamp of its own base is written to the
この景品交換所には、景品交換用R/W(RFIDリーダライタ)5とこれに電気的に接続される処理端末6が設置されている。 In this prize exchange place, a gift exchange R / W (RFID reader / writer) 5 and a processing terminal 6 electrically connected thereto are installed.
そして、当該景品交換所において、利用者Uが自身のスタンプ帖3を景品交換用R/W5にかざすと、景品交換用R/W5は、RFIDチップ41からUID、及び各拠点の通過履歴及びタイムスタンプを有するデータを非接触通信により読み込み、これらのデータを処理端末6に送信することになる。
When the user U holds his / her stamp bag 3 over the gift exchange R / W 5 at the gift exchange, the gift exchange R / W 5 receives the UID from the
処理端末6は、上記RFIDチップ41に書き込まれた上記データ及び当該RFIDチップ41に予め記憶されていたUID等を景品交換用R/W5を通じて取得し、当該取得されたデータに基づいて、当該スタンプ帖3の所有者である利用者Uに対して所定の権利を与えるか否かを決定するようになっている。
The processing terminal 6 acquires the data written in the
例えば、処理端末6は、上記取得したUID及び拠点データをチェックし、例えば景品交換の権利(景品が得られる権利)或いは抽選ができる権利を当該利用者Uに与えるか否かを決定(判断)する。そして、処理端末6は、例えば景品交換の権利(景品が得られる権利)或いは抽選ができる権利を当該利用者Uに与えると決定した場合には、その旨を示す情報を出力(例えば、印刷出力、表示出力、音声出力など)する。こうして、当該権利を与えられた利用者Uは、スタンプ帖3と景品を交換したり(景品が得られる)、スタンプ帖3と抽選券を交換する(抽選ができる)ことができる。さらに、処理端末6は、当該景品交換又は抽選券交換を行ったこと示す履歴(例えば、交換済みフラグ“1”)を、景品交換用R/W5を通じてRFIDチップ41に書き込ませる。
For example, the processing terminal 6 checks the acquired UID and base data, and determines (judgment) whether or not to give the user U the right to exchange prizes (the right to obtain a prize) or the right to draw, for example. To do. If the processing terminal 6 decides to give the user U the right to exchange prizes (the right to obtain a prize) or the right to draw, for example, it outputs information indicating that (for example, print output) , Display output, audio output, etc.). In this way, the user U who is given the right can exchange a prize with the stamp basket 3 (a prize can be obtained) or exchange a lottery ticket with the stamp basket 3 (a lottery can be performed). Further, the processing terminal 6 causes the
ここで、上述した、利用者Uに対して所定の権利を与えるか否かの判断方法の具体例として、処理端末6は、RFIDチップ41からデータを読み出し、上記取得したUIDに対応付けられて上記交換を行ったこと示す履歴(例えば、交換済みフラグ“1”)がRFIDチップ41に書き込まれているか否かを判別し、RFIDチップ41に書き込まれていない場合には、続いて、上記取得した拠点データが拠点A〜Cの数分、或いは当該拠点A〜Cより少ない所定数分あるか否かを判別し、当該数分ある場合に、利用者Uに対して所定の権利を与えることを決定する。
Here, as a specific example of the method for determining whether or not to give a predetermined right to the user U, the processing terminal 6 reads data from the
例えば、処理端末6は、上記取得したデータに予め定められた必須拠点(例えば、拠点B)の拠点データが含まれている場合に利用者Uに対して所定の権利を与えることを決定したり(例えば、利用者Uが必須拠点(ノルマとなる拠点)を回っていた場合のみ、例えば景品交換を可能とさせる)、或いは、上記取得したデータに予め定められた拠点数分(例えば、拠点A〜Cのうちの何れか2つの拠点)の拠点データが含まれている場合に利用者Uに対して所定の権利を与えることを決定する(例えば、利用者Uが必要な拠点数を回っていた場合のみ、例えば景品交換を可能とさせる)。 For example, the processing terminal 6 determines to give a predetermined right to the user U when the acquired data includes base data of a predetermined essential base (for example, base B). (For example, only when the user U is traveling around a required base (a base that becomes a quota), for example, the prize can be exchanged), or the number of bases determined in advance in the acquired data (for example, the base A When the base data of any two bases of ~ C) is included, it is decided to give the user U a predetermined right (for example, the user U is turning around the required number of bases). For example, it is possible to exchange prizes).
一方、上記交換を行ったこと示す履歴がRFIDチップ41に書き込まれている場合、又は上記数分ない場合には、処理端末6は、利用者Uに対して所定の権利を与えないことを決定することになる。
On the other hand, if the history indicating that the exchange has been performed is written in the
そして、例えば抽選後や商品交換後には、会員カードCAはスタンプ帖3から外され、当該スタンプ帖3は利用者Uに記念として提供され、当該会員カードCAは通常の会員カードCAとして利用される。 Then, for example, after lottery or after product exchange, the member card CA is removed from the stamp box 3, the stamp box 3 is provided as a memorial to the user U, and the member card CA is used as a normal member card CA. .
以上説明したように、上記実施形態によれば、RFIDチップ41が埋め込まれた個人用カードCAを挿入、保持するためのポケットPOを、最終的に利用者Uに提供されるスタンプ帖3に設けるように構成したので、ラリー主催者等はRFIDチップ41を用意する必要はなく、例えばスタンプラリー参加時にはこのポケットに利用者所有の個人用カードCA等を装着することによりスタンプ帖3として使用できるのでラリー主催者等の負担コストを低減しつつ利用者Uによる利用し易さ等を高めることができる。
As described above, according to the above embodiment, the pocket PO for inserting and holding the personal card CA in which the
なお、上記実施形態においては、本考案における冊子として、スタンプラリーに用いられるスタンプ帖を例にとって説明したが、スタンプ押印可能な印面を有するその他の冊子にも適用可能である。また、スタンプ押印可能な印面ではなく、例えば電子データを印字可能な印面を有する冊子にも適用可能である。 In the above embodiment, as a booklet in the present invention, a stamp bag used in a stamp rally has been described as an example. However, the present invention can also be applied to other booklets having a stampable stamp surface. Further, the present invention can be applied to a booklet having a stamp surface capable of printing electronic data, for example, instead of a stamp stampable stamp surface.
1 スタンプ装置
2 スタンプ台
3 スタンプ帖
5 景品交換用R/W
6 処理端末
11 電源プラグ
12 筐体グリップ部
13 筐体スタンプ部
14 化粧・認識用LED
15 制御基板
16 スピーカ(又はブザー)
17 RFIDアンテナ
18 R/W通信スイッチ
19 ゴム印
41 RFIDチップ
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
6 Processing
15
17 RFID antenna 18 R /
Claims (2)
所定周波数の電波により非接触で外部リーダライタからのデータの書き込み又は当該外部リーダライタへのデータの読み出しが可能なICチップが埋め込まれたカードを保持するためのポケットが当該冊子の表表紙又は裏表紙に取り付けられていることを特徴とする冊子。 In a booklet that has a printing surface that can be printed or stamped,
A pocket for holding a card embedded with an IC chip that can write data from an external reader / writer or read data to the external reader / writer in a non-contact manner with radio waves of a predetermined frequency is the front cover or back of the booklet. A booklet characterized by being attached to the cover.
前記ICチップは、前記カードが前記ポケットに保持され、前記印面に印字又はスタンプ押印される際に、当該印面を介して、前記印字又はスタンプ押印するための装置と対向する位置に埋め込まれていることを特徴とする冊子。 In the booklet of claim 1,
The IC chip is embedded in a position facing the device for printing or stamping via the marking surface when the card is held in the pocket and printed or stamped on the marking surface. A booklet characterized by that.
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