JP3147262U - 複数の使用形状を有するチャイルドカーシート - Google Patents

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シャロン・エー・ギレット
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Abstract

【課題】直覚的に操作できる調節機構によって制御される所望のリクライン位置の位置調節のためにベース部材に枢動式に連結されたシート部材と共に形成されているチャイルドカーシートを提供する。
【解決手段】シートバック40はシート部材35に枢動可能に連結されて、出荷用位置または操作位置に方向付けされる。掛け金機構25が、シートバック40を操作位置におけるシート部材35に固定する。シートバック40は頭支え20を備えており、頭支え20は、子供が成長するとシートバック40における配策開口部46を露出させるためにシートバック40に対して垂直方向に移動可能であり、頭支えはそれに応じて位置決定される。ハーネスはシートバックにおける選択された配策開口部を通じて配策され、その後、シートバックの頂部でハンガを通り過ぎ、これによってハーネスの長さは、子供のサイズに関連したハーネスの位置決めとは関係なく一定のままである。
【選択図】図1

Description

本出願は、2005年9月15日に出願された特許文献1、および2006年1月19日に出願された特許文献2の優先権を主張するものであり、両仮特許出願の内容は本明細書に参照によって組み込まれている。
本考案は概して、自動車で子供を輸送する場合に使用するカーシートに関し、具体的には、子供がカーシートの恩恵を受けることなく自動車で輸送されるように十分に大きくなるまで、さまざまなサイズの子供のためにさまざまな形状で利用することができるカーシートに関する。
子供のための自動車用安全シートは、運搬される子供の年齢、体重、およびサイズの相違に対応して多くの形状で市販されている。両親は、正確なサイズのみならず、両親の好み、予算、およびライフスタイルにも合ったカーシートを選ぶことができる。子供がサイズおよび成熟度の面で成長するにつれて、異なる種類のカーシートが必要になる。例えば、子供は初期においては後向きの新生児用カーシートを使用することもでき、次いでハーネスが統合された前向きの幼児用シートに進み、最終的には、車両用シートベルトを一人で安全に使用できるようになる前の、車両用ラップショルダベルトシステムを利用するベルト位置昇降シートになる。
複数の形状で使用することができる多くのカーシートが市場に出回っている。例えば、20〜40ポンド(9〜18kg)の子供に適したインテグラルハーネスを備えた前向きカーシートは、ハーネスを取り外して車両用ラップショルダベルトを利用して、ベルト位置昇降シートとして30〜100ポンド(14〜45kg)の子供に適応できよう。これは、購入するシートの数が少なくなることを意味するので保護者によっては都合がよい。より年上の子供のためにベルト位置昇降シートの購入を選ぶ両親もいる。このような昇降シートは、2004年1月27日にDavis Amiraultに譲渡された特許文献3に開示されているように、高いバックを伴って形成してもよく、または全くバックをなくすことができる。「ベビーシート」に座っているところを見られたくない年上の子供たちはこの選択を好み、両親は大きくてかさばるカーシートを管理する必要がない。
現在市販されているカーシートは一般的にモノリシックシェルを有し、すなわちバックおよびシートを個別に使用することができない。バックベースのオプションを持たないように設計されたカーシートもあるが、これらは、1998年7月5日に発行されたJames Kainに対する特許文献4に開示されているようなモノリシックシートおよびバックの下に締め付けられた個別シートとして形成されている。この形状による問題は、1つがモノリシックシェルの一部としてのシートであり、また1つが単なるシートとしてのシートである、シートの余剰性である。
シート部材が上に支持されているベース部材に対してシートをリクラインさせることを可能にするリクライン機構を提供するいくつかの市販のカーシートもある。一般的に、このようなリクライン機構は物理的に操作するには困難で、リクライン機構をどのように操作するかについては直感的にわからない。リクラインするための能力は、カーシートで運搬される子供の快適さにとっては重要である。したがって、カーシート用の便利に操作できるリクライン機構が、カーシートの構造の中に組み込まれるべき望ましい特徴となろう。
多くの市販のカーシートが現在、ショルダベルトをシートバックに備えられたショルダスロットを直接通じて配策している。通常、カーシートは、製品を使用する異なるサイズの子供の範囲に適応するために、いくつかの異なる高さにショルダスロットを準備することになる。ショルダハーネスを、ショルダストラップに連結されて容易にアクセスするためにシートベースの前部から突き出たセンタストラップを弛めるかまたは引っ張ることによって、便利に弛緩および緊張させることができることもまた一般的である。簡単なカム形式のロックデバイスを使用して、センタストラップを所望の位置に保持する。広範囲の子供に適応するために、センタストラップの調節長さは、最下ショルダスロット位置にあるときにはハーネスをきつく引っ張るが、ハーネスが最高ショルダスロット位置にあるときにはより大きな子供に合うように十分な弛みを可能にするために十分に長いことが必要である。多くの場合、ショルダベルトをセンタストラップに取り付ける連結プレートは、最下ショルダスロット真下から下向きに、およびシートバックとシート底部との接合部の周りに、ある範囲を移動しなければならない。連結プレートのこの位置変えは、連結プレートがこの接合部の周りを移動するとき余分の摩擦を引き起すことがあり、使用者がハーネスを緊張または弛緩させることをより困難にする。
ハーネスが組み込まれた今日市場に出回っているこれらのモノリシック幼児用カーシートは、シートおよびバックが堅く永続的に取り付けられて形成されている。出荷のときには、このカーシート形状は、包装ボール箱がL形のカーシートの周りに長方形の箱形状を形成することを必要とする。この結果、大容積の空の空間がボール箱の中に残り、出荷用ボール箱の使用に非常に非効率的な出荷用空間を取ることになる。
1998年12月8日に発行されたMichael Kane他に対する特許文献5は、一体蝶番に連結された上部バック部分と下部シート部分として形成された単一シェルを有する車両の中に子供を拘束するための、カーシートを開示している。これらの上部および下部部分は、これらの間にロック可能なほぞ穴とほぞの接合部を形成するように構成されている。昇降シートはさらに、シートの中に座っている子供の高さ制限を指示するための標しを含む。1998年12月8日にDavid Lovieに譲渡された特許文献6は、背もたれ支持部材のカム部材によって係合されて背もたれを一方向付けで保持することができるスプリング式戻り止めを含む昇降シートを教示している。安全シートを使用しないとき、または背もたれのない昇降クッションを使用しようと望むときは、背もたれとその支持部材を昇降クッションの中に詰め込むことができる。
子供用カーシートのためのリクライン機構の実施例は、1989年2月1日に公開された特許文献7、1998年5月5日にMichael Lumley他に譲渡された特許文献8、1997年3月11日にPaul Meeker他に対して発行された特許文献9、1993年1月26日にPaul Meekerに対して発行された特許文献10、1986年12月30日にKenzou Kassaiに譲渡された特許文献11、2003年4月29日にJames Kainに譲渡された特許文献12、および2002年8月6日にJames Kainに対して発行された特許文献13に見ることができる。
2003年9月23日にRonald Asbach他に譲渡された特許文献14では、カーシートは、垂直方向に移動可能な頭支えを備え、この頭支えを通じてハーネスストラップが取り付けられ、これによってハーネスストラップの高さを頭支えの対応する位置決めによって自動的に垂直方向に動かすことになる。
子供の成長に適応するためにさまざまな位置に形成することができる子供用カーシートを、個々のサイズと年齢に特有の作用を提供する別のカーシートまたは昇降シートの購入を必要とすることなく、提供することが望ましい。このようなカーシートのためには、カーシート構成の少なくとも1つにおける子供の安全と快適さを向上させるために、便利にかつ直覚的に操作できるリクライン機構を提供することもまた望ましい。またこのようなカーシートのためには、ハーネス締付け機構、特にダブルハーネスストラップとハーネス締付けストラップを相互連結する連結プレートの働きを損なうことなく、子供の成長に適応するために位置変えすることができるハーネス装置を提供することも望ましい。
米国仮特許出願第60/717331号 米国仮特許出願第60/760235号 米国特許第6682143号 米国特許第4754999号 米国特許第5845967号 米国特許第5845968号 欧州特許出願第0301281号 米国特許第5746478号 米国特許第5609393号 米国特許第5181761号 米国特許第4632456号 米国特許第6554358号 米国特許第6428099号 米国特許第6623074号
本考案の目的は、カーシートを使用する子供の成長に適応するために複数の方向付けで形成することができる、自動車で子供を運搬するためのカーシートを提供することである。
本考案の特色は、シートバックがシート部材に枢動可能に連結されていることである。
本考案の別の特色は、シートバックを、シート部材に対して概して直線に方向付けられた出荷用位置に低下させることができることである。
本考案の利点は、シートバックの出荷用位置への位置付けによってカーシートの出荷用ボール箱のサイズが小さくなることである。
本考案のさらに別の特色は、シートバックがシート部材から取外し可能であることである。
本考案の別の利点は、シートバックをシート部材から取り外すことによって、カーシートが昇降シートに形成され、これを用いて子供はセキュリティ用の自動車のシートベルトを使用できることである。
本考案のさらに別の利点は、子供が従来のL形状のカーシート以上に大きくなったときに個別の昇降シートを必要としないことである。
本考案のさらに別の特色は、シートバックが、選択的に操作可能な掛け金機構を通じてシート部材に連結されることである。
本考案のさらに別の特色は、シート部材が、位置調節可能なベース部材に取り付けられていることである。
本考案のさらに別の利点は、シート部材のベース部材に対する位置決めがカーシートのリクライン方向付けを確立することである。
本考案のさらなる特色は、リクライン調節機構がシート部材とベース部材の間に備えられ、シートのリクライン方向付けを制御することである。
本考案の別の目的は、利用に便利で直覚的なリクライン調節機構を提供することである。
本考案のさらなる特色は、リクライン調節機構が、ベース部材の前方に便利に置かれた引張りレバーによって操作されることである。
本考案のさらに別の特色は、リクライン調節機構の引張りレバーが、リクライン停止パドルを引っ張ってリクライン角ランプから離し、シートがそのほぼ重心において枢動軸の周りに回転できるようにし、次いでリクライン停止パドルはリクライン角ランプにおける別の段に移ることである。
本考案のさらなる利点は、引張りレバーを引っ張ると、レバーが外向きに引っ張られる間に停止パドルが直接引かれてランプから離れ、レバーを解除するとスプリングが引張りレバーを自動的に引っ込めることである。
本考案のさらに別の目的は、カーシートを使用する子供の成長に適応するためにハーネスの位置調節を可能にするハーネス配策システムを含むカーシートを提供することである。
本考案のさらに別の特色は、ハーネスは、子供のサイズに対応してシートバックにおける選択された1セットの複数の配策開口部を通じて配策可能であり、一方、シートバックの頂部においてハンガ部材の頂部を通り過ぎ、その後、締付け機構との係合のためにシート部材に戻ることである。
本考案のさらに別の利点は、ハーネスにおけるコネクタプレートが、シートバックの前部からシートバックの後部までのハーネスの通過のための選択された配策開口部とは関係なく、実質的に同じ位置に残ることである。
本考案のさらに別の利点は、ハーネスの長さが、利用される配策開口部の位置を変えることによって実質的に変化しないことである。
本考案のさらに別の目的は、シートバックに対して選択的に位置決め可能な垂直に移動可能な頭支えを備えたシートバックを提供することである。
本考案のさらに別の特色は、頭支えを、カーシートを使用する子供の成長に適応するために選択的に位置決めできることである。
本考案のさらに別の利点は、頭支えの垂直方向位置決めが、シートバックにおける配策開口部の利用と整合し、これによって頭支えは使用すべき配策開口部を露出させ、こうしてカーシートを使用する子供の両肩に対して安全ハーネスを位置決めすることである。
本考案のさらなる目的は、構造が堅牢で、製造費が低く、メンテナンスの気苦労がなく、組立てが容易で、使用が簡単で効果的であるカーシートを提供することである。
上記およびその他の目的、特色、および利点は、本考案によって、直覚的に操作可能な調節機構によって制御される所望のリクライン位置の位置調節のためのベース部材に枢動可能に連結されたシート部材と共に形成された、カーシートを提供することによってなし遂げられる。シートバックはシート部材に枢動可能に連結されて、出荷用位置または操作位置に方向付けされる。掛け金機構が、シートバックを操作位置におけるシート部材に固定する。シートバックは頭支えを備えており、頭支えは、子供が成長するとシートバックにおける配策開口部を露出させるためにシートバックに対して垂直方向に移動可能であり、頭支えはそれに応じて位置決定される。ハーネスはシートバックにおける選択された配策開口部を通じて配策され、その後、シートバックの頂部でハンガを通り過ぎ、これによってハーネスの長さは、子供のサイズに関連したハーネスの位置決めとは関係なく一定のままである。
本考案の利点は、特に添付の図面と併せて本考案の下記の詳細な開示を考察することによって、明らかになろう。
次に図1〜9を参照すると、本考案の原理を組み込んだカーシートをよく理解することができる。カーシート10を、シート組立体30を提供する概して従来のL形構成に形成することができ、子供は自動車で運搬されながらこのシート組立体30の上に支えられ、直立シートバック40が子供の背中を支え、頭支え20は、カーシート10の中に位置付けられた子供の頭部を支えるためにシートバックの上で垂直に移動可能である。
カーシート10は、子供が前向きカーシート10の中に置かれるために十分に大きく十分な年齢になるまで、通常ほぼ1歳の誕生日の子供になるまで、後向きの新生児用カーシートの中に通常置かれる新生児より大きな子供のために使用することを意図している。しかしカーシート10は、子供が昇降シートの恩恵を全く利用せず自動車のシートベルトを使用してカーシートに安全に座るために十分に成長して大きくなるまで、子供の成長に対応するために複数の方向付けで形成することができる。
通常、幼児および小さな子供は、子供の頭部を正しく支えるためにシートバック40の上部分の上に降ろされた頭支え20を備えた、図2に示すような従来のL形状のカーシート10の中に置かれる。カーシート10を子供の成長に適応できるようにするために、複数の位置を通じた頭支え20の移動によって、カーシート10を形状変更することができる。図1は、高いバック昇降シートとして、さらに大きな子供と共に使用するための最大高さの頭支え20を示す。
図1、2、5、および8においてわかるように、頭支え20は、シートバック40の頂部に形成されたチャネル42の内部に受け入れられた一対の支持レール22を含む。掛け金機構25が頭支え20の内部に置かれ、シートバック40の上で頭支え20の位置を固定する。掛け金装置は、支持レール22の底端部に位置する一対の掛け金部材26と、頭支え20の頂部ハンドル29の上に取り付けられた作動器ボタン27とを含み、当業者には周知の方式でカム機構(図示せず)を通じてケーブル(図示せず)を引っ張る。掛け金部材26はチャネル42内の開口部(図示せず)と係合可能で、シートバック40に対する頭支え20の垂直方向移動の全範囲にわたって、チャネル42内部に支持レール22を固定する。チャネル42の頂部が、支持レール22の下端部の上の突出部(図示せず)に係合するリテーナクリップ42aと共に形成され、一度設置されたシートバック40から頭支え20が外れることを防ぐのは好ましい。
頭支え20が、バック支持部分23および一対のウィング24と共に形成されることは好ましく、この一対のウィング24はバック支持部分23から、シートバック40の側部ウィング44の方向付けに対応する角度で前方に突出し、この結果、図2に示すように、頭支え20が降下した位置にあるときに、頭支え20はシートバック40の上部分に沿って正しく入れ子状に重なることになる。ウィング24がカーシート10の上で運搬される子供の快適さを助けるために、枢動可能に位置決め可能であることは好ましい。したがってウィング24は、ウィング24の選択的位置決めを可能にする枢動機構28によってバック部分23に連結されている。また、頭支え20は、ショルダベルトガイド21と共に形成され、ショルダベルトガイド21は頭支え20のフレームに取り付けられて、それと共に垂直方向に可動であり、側部ウィング24の下に位置付けられて、下記のように、カーシート10が高いバック昇降モードで使用されるときに自動車用ショルダベルトを制止するために使用される。ショルダベルトガイド21の中には、ガイド21の内部を自動車用ショルダベルトが通過するためにスロットが形成されている。
シートバック40は後部支持部分43を有し、後部支持部分43から側部ウィング44が固定されたモノリシック構造で延びている。後部支持部分43の上部は、チャネル42の間に垂直方向に離隔した複数対の配策開口部46を含むハーネス配策装置45を含む。ハーネス配策装置45によって、図9で最もよくわかるように、ハーネス49はシートバックを通ってカーシート10の中に位置付けられた子供の肩に正しく適合することができる。ハーネス49は選択された対の配策開口部46を通過して、シートバック40の前部からシートバック40の後部まで横断し、ハーネス49のためのシートバック40上の支持点がシートバック40を通って配策されるようにする。次にハーネス49は、シートバック40の後方側の選択された配策開口部46から後部支持部分43の頂部に位置付けられたハンガ47へ、上向きに延びる。次にハーネスストラップ49はハンガ47の頂部を回り、後部支持部分43の底部へ下向きに延び、ここではハーネスストラップ49が、シート組立体30の前部における従来のハーネス緊張装置48へ前方に延びる。
図2で最もよくわかるように、頭支え20の最下部分は、シートバック40の後部支持部分43を通るハーネスストラップ49の配策において、アクセスのために最下部配策開口部46aを露出したままにしている。ハーネス49は、カーシート10の中の子供の肩の上を通過して、ハンガ47の周りでシートバック40の配策開口部46を通過し、後部支持部分43の下部の背後にある従来の連結プレート49aに至るための、一対のストラップとして形成されている。連結プレート49aは、ハンガ47から下向きに延びる2つのハーネスストラップと、シート組立体30を通って緊張機構48に延びる単一ストラップとに連結されている。
ハーネスストラップ49をシートバック40の選択された配策開口部46に通すことによって、ハーネス49の全長は実質的に変化しない。この結果、連結プレート49aは、ハーネスストラップ49の通過のために選択された配策開口部46のセットに関係なく、実質的に同じ位置に残ることになる。従来のカーシートでは、子供の成長に適応するためにハーネスを異なる高さに位置変えすると、連結プレートの垂直位置が変わり、単一ハーネスストラップがシート部材を通過することを妨げることもある。
次に図4〜6を参照すると、シートバック40はシートバックロック機構50を通じてシート組立体30から取外し可能で、シート組立体30を昇降シートとして、すなわち自動車のシートベルトを正しく合わせるために自動車用シートのある高さを有する必要がまだあるより大きな子供に適用可能なカーシート10の形状として使用できるようにする。シートバック40は、後部支持部分43からその最下部において前方に突き出た一対の横方向に離隔する装着アーム41を伴って形成されている。シートバック40もまた、シートバック40の最下部分から外向き横方向に突き出た一対の横方向に対向する取付けピン51を伴って形成されている。T形取付けピン51は、シート組立体30の中に形成された枢動ソケット33の中に受け入れられるように位置付けられている。
シート組立体30は、スプリング式スイッチ56によって作動可能なその後方部分において、枢動ロック機構55を有する。枢動ロック機構55は枢動ソケット33の中に取付けピン51を捕らえ、シートバック40をシート組立体30の後部の上に固定する。次いで、シートバック40はシート組立体30に対して取付けピン51の周りに枢動することができる。シートバック40が、図4および5に示す出荷用位置から図1〜3および9に示す動作位置へ枢動式に前方移動すると、装着アーム41は、シート組立体30の中に形成されたレセプタクル34の中に降下する。図6および6Aで最もよくわかるように、装着アーム41の端部は、レセプタクル34の中の対応する窪み34aと係合するオフセット段54と共に形成され、装着アーム41が一度正しい位置に掛け金がかけられたものをまっすぐ後方に引っ張ることを防止する。
装着アーム41の各々は、装着アーム41の頂部に取り付けられたスイッチ53によって弛められるスプリング式掛け金52を含む。装着アーム41がレセプタクル34の中に下げられると、スプリング式掛け金52は引っ込んで、装着アーム41がレセプタクル34の中に正しく着座できるようにする。装着アーム41をレセプタクル34から解除するためには、掛け金52に行使されるスプリングの力を克服するための掛け金52の操作が必要であり、したがって、シートバック40が取付けピン51の周りに後方に枢動できるようにする。図4〜6でわかるように、装着アーム41の各々は、組み立てられたカーシート10パッケージの中のハーネスを捕らえるためのハーネスの自由端部を受け入れるスロット41aと共に形成されている。
出荷用パッケージのサイズを最小にするために、カーシート10を、シートバック40がシート組立体30から取り外されている図5に示す非組立形状で、またはシートバック40と頭支え20がシート組立体30に取り付けられている図4に示す出荷用位置で出荷することができる。頭支え20を、図2に示すようにシートバック上の最下位置に位置付けすることができ、または好ましくはシートバックから取り外して側部ウィング44の間のシートバック40の頂部に置くことができる。出荷用パッケージの中の実質的な無駄な空間の量を必要とする従来のL形モノリシックシェルの代りに、非組立カーシート10を、従来のL形モノリシックシェルカーシートに必要な出荷用パッケージと比較して実質的に小さくなった長方形パッケージで出荷することができる。
シート組立体30は、子供がカーシート10を使用している間に上に座る概して水平に延びた上部支持表面31を有する。シート組立体30は、枢動軸36においてベース部材15に枢動式に連結されたシート部材35として形成されている。シート部材35とベース部材15との間の枢動連結によって、シート部材35は、常に自動車のシート(またはその他の適切な支持構造物)の上に支えられたベース部材15に対してリクラインすなわち傾動することができる。シート部材35に装着されたシートバック40によって、ベース部材15に対するシート部材35のこの傾動は、結果的に、カーシート10の中に座る子供と接触しているカーシート10の部分全体のリクラインとなる。したがって、子供をその快適な所望の位置に選択的にリクラインすることができる。シート部材35はまた、着座支持表面31の物理的側面を画定する横方向に対向するアームレスト37と共に形成されている。アームレスト37の少なくとも1つはカップホルダ38を含むことができる。
シート部材35とベース部材15との間にリクライン調節機構60が挿入されており、シート部材35と取り付けられた構成部品20、40を選択されたリクライン位置に固定する。このリクライン調節機構60は図10〜18において最もよくわかる。作動器ハンドル61が、図16に示すような定位置と図11および12に示すような作動位置との間で動かすために、ベース部材15の最前部分に滑動可能に支持されている。作動器ハンドル61には、第1および第2パドルトラップ部材62、63が装着されている。リクラインパドル65がシート部材35に枢動式に取り付けられており、下にさらに詳細の説明するように、パドルトラップ部材62、63と係合するためにシート部材35から垂下している。リクライン調節機構60はまた、ベース部材15に固定された段付きランプ17を含む。圧縮スプリング19が取付け部材の上に取り付けられ、作動ハンドル61とベース部材15との間に固定され、こうして作動ハンドル61の作動位置への動きはスプリング19の中にバイアス力を作り出し、作動ハンドル61を定位置へ動かす。
図13〜16において最もよくわかるように、リクラインパドル65は、ベース部材15の中の空洞を横切って横方向に位置付けられた細長い部材として形成されている。リクラインパドル65の中央部は一対の開口部66と共に形成され、これらの開口部66を第2パドルトラップ部材63が通過し、リクラインパドル65を通じて延びることができる。第1および第2パドルトラップ部材62、63は両方とも、段付きランプ17と実質的に同じ角度で後向きに曲げられているが、2つのパドルトラップ部材62、63の間でリクラインパドル65の先端67を捕らえるために離隔している。作動器ハンドル61が、圧縮スプリング19によって行使されるバイアス力に対して外向きに動かされると、第1パドルトラップ部材62はリクラインパドル65を前方に押してランプ17上の段18から離し、こうしてシート部材35を所望のリクラインすなわちベース部材15に対する傾斜角に動かすことができる。作動ハンドル61を解除すると、スプリング19は作動ハンドル61を定位置に戻すことができ、これに応じて、第2パドルトラップ部材63はパドル65を押し戻して段付きランプ17上の選択された段18と係合させ、こうしてリクライン調節機構60を適所にロックする。リクラインパドル65を段付きランプ17にさらに固定するために、リクラインパドル65の先端67は後向きに延びた突出部68と共に形成され、この突出部68は段18の下で段付きランプ17上に係合し、この段18の上にリクラインパドル65が着座する。
リクライン調節機構60を操作するために、作動器ハンドル61を外向きに引っ張ってリクラインパドル65を段付きランプ17から解除する。次いで、シート部材35を手動で、段付きランプ17上の段18の1つに対応する所望の傾きすなわち傾斜角で位置決めする。シート部材35が軸36の周りに3つの設定リクライン角度、すなわちゼロ度、5度、および10度の間で枢動式に可動であることは好ましい。段付きランプ17は、これらの所定のリクライン角度指定の各々に対応する段を有する。操作者が所望のリクライン角度を選択したとき、作動ハンドル61を一度解除して定位置に戻すと、リクラインパドル65の先端67は対応する段に着座することになる。例えば、図17はゼロ度の角方向付けを示しているが、図18は10度の角方向付けを示している。
次に作動器ハンドル61を解除すると、圧縮スプリング19は作動器ハンドル61とパドルトラップ部材62、62を定位置に引っ込めることができる。第2パドルトラップ部材63は段付きランプ17の角度に平行に方向付けられるので、図17および18に示すように、第2パドルトラップ部材63はリクラインパドル65の先端67を、選択されたどの段18に対しても捕らえることになる。後向きの突出部68は、段付きランプ17の中に係合することによって選択されたリクライン角度でシート部材35を固定する助けになる。パドルトラップ部材63は、リクラインパドル65が段付きランプ17から離れて段付きランプ17から突出部68を外すことを防止する。
運用にあたっては、カーシート10は、シートバック40と頭支え20がシート組立体30の上に取り付けられて、図4に示すような平坦な方向付けの状態で消費者に出荷されることが好ましい。図5に示すように非組立状態で出荷され場合には、消費者は、カーシート10を出荷コンテナから取り出した後に、取付けピン51を枢動ソケット33の中にスナップ式に挿入することによってシート組立体30と係合するように、シートバック40を押すことだけが必要である。枢動ロック機構55はスプリング式で、取付けピン51を枢動ソケット33の中に自動的にロックする。次に、シートバック40を取付けピン51の上で枢動させ、従来のL形状構成に持ち上げることができ、この時点で、装着アーム41はレセプタクル34の中に受け入れられ、スプリング式ロック機構50は装着アーム41を正しい位置に自動的にロックする。図4に示す平坦な出荷方向付けで受け入れられた場合には、シートバック40を、カーシート10の使用を準備するために直立位置に枢動させることだけが必要である。
次に、頭支え20を、支持レール22をシートバック40の頂部分における受入れチャネル42の中に滑らせることによって、シートバック40の上に取り付けることができる。頭支え20を組み立てた後に、掛け金機構25は、頭支え20がシート組立体30に対して所望の高さでシートバック40の上に位置付けられるまで、作動器ボタン26を押圧することによって引っ込められる必要がある。次に、掛け金機構25を解除して頭支えを所望の垂直方向位置に固定することができる。カーシート10で運搬しようとする子供がハーネス49の使用を必要とするのに十分に小さいことを想定すると、ハーネス49を、正しいセットの配策開口部46を通じて配策しなければならず、これらの配策開口部は、頭支え20の底部の直下に位置する配策開口部の対であることが最も可能性が高い。
カーシート10は、自動車のシートベルト(図示せず)によって自動車のシートに固定されている。ラップベルト(図示せず)が、適所にロックしようとするシート組立体における通路39を通されている。ショルダベルト(図示せず)が、ショルダベルトを引っ張って、これをシートバック40の後面の対向側部に位置するベルトクランプ59に締め付けることによって、緊張状態でシートバック40に固定される。従来の任意のつなぎケーブル(図示せず)も、カーシートを自動車のシートに固定するために利用することができる。
カーシート10は、自動車シートに一度正しく固定されると使用準備完了になる。子供が成長してサイズが大きくなるにつれて、カーシート10を形状変更して成長に適応させることができる。リクライン角度を、上記のようにリクライン調節機構60を操作して調節し、子供のサイズと快適さに適合させることができる。頭支え20を、ハーネス49の配策と共に垂直に位置変えして、子供のサイズに合わせることができる。
結局、自動車シートベルトが子供を運搬するための安全な環境をもたらすことができるので、子供はハーネスを必要としない段階に成長することになるが、子供はまだ自動車シートベルトが子供にぴったり適合するように十分に大きくなっていない。この状況では、シートバック40を、まずスイッチ53を解除することによってシート組立体30から取り外して、シートバック40が取付けピン51の上で後向きに枢動するときに、装着アーム41がレセプタクル34から出ることを可能にすることができる。次に、スイッチ56を解除して、取付けピン51を枢動ソケット33から除去できるようにすることができ、これによって、シートバック40をシート組立体30から取り外すことができる。次に、シート組立体30を図7に示す形で昇降シートとして利用することができ、この昇降シートは、子供を十分に自動車用シートの上方に上昇させて、自動車シートベルトが運搬される子供に正しく適合できるようにする。
本考案の性質を説明するために記載および図示された詳細、物質、段階、および部品の配置における変化が発生することになり、また行ってもよいことは、本考案の原理および範囲の内でこの開示内容を読むことによって当業者には理解されよう。上記の説明は本考案の好ましい実施形態を例証するものであるが、本考案の範囲から逸脱することなく本説明に基づく諸概念をその他の実施形態において採用してもよい。
ハーネスおよび従来の織物ライナはわかり易くするために省略され、頭支えはカーシートの中に位置決めされる大きい幼児に対応して垂直方向に延びた方向付けで位置決めされている、本考案の原理を取り入れたカーシートの正面立面図である。 図1に示したカーシートであるが、頭支えがカーシートの中に位置決めされる小さな幼児に対応する位置に下げられた正面立面図である。 直立動作位置にある、図1に示すカーシートの左側立面図である。 図1に示すカーシートであるが、シートバックが掛け金を外され、出荷用位置に枢動され、頭支えはシートバックから外される前の垂直に延びた位置で示されている左側立面図である。 シート部材を昇降シートとして形成できるように、シートバックがシート部材から取り外されている、カーシートの斜視図である。 頭支えもシートバックから外された、シート部材から外されたシートバックの左側立面図である。 シートバックの装着アームとシート部材の中に形成されたレセプタクルとの間の関係を示すための、シート組立体の拡大部分断面図である。 昇降シートとして形成されたシート部材の拡大左側立面図である。 頭支えの拡大左側立面図である。 シートバックを通りシートバックの頂部におけるハンガを回るハーネスの経路を示す、図1の線9−9に沿って取ったカーシートの断面図である。 ゼロ度の傾斜方向付けにあるリクライン調節機構を示すための、カーシートの拡大部分断面図である。 図10に示すものと同様であるが、5度の傾斜方向付けにあるリクライン調節機構を示し、作動ハンドルが延長した作動位置において示され、パドル部材が作動ハンドルによって枢動して段付きランプから離れて示されている、カーシートの拡大部分断面図である。 図10に示すものと同様であるが、10度の傾斜方向付けにあるリクライン調節機構を示し、作動ハンドルとパドル部材との動きは二点鎖線で表されている、カーシートの拡大部分断面図である。 リクライン調節機構を組み込んだベース部材の上面図である。 図13に示すベース部材の斜視図である。 図14に示すベース部材の分解斜視図である。 図13における線16−16に対応するゼロ傾斜方向付けにあるリクライン調節機構の立面図を示す、リクラインパドル部材における開口部を通って取った、ベース部材の部分拡大断面図である。 5度の傾斜方向は位置にあるリクライン調節機構の立面図を示すための、図13における線17−17に対応するベース部材の部分拡大断面図である。 リクライン調節機構が10度の傾斜方向付けにあることを除いて、図17に示すものと同様なベース部材の部分断面図である。
符号の説明
10 カーシート
15 ベース部材
17 段付きランプ
18 ランプ上の段
19 圧縮スプリング
20 頭支え
21 ショルダベルトガイド
22 支持レール
23 バック支持部分
24 ウィング
25 掛け金機構
26 掛け金部材
27 作動器ボタン
28 枢動機構
29 頂部ハンドル
30 シート組立体
31 上部支持表面
33 枢動ソケット
34 レセプタクル
34a 窪み
35 シート部材
36 枢動軸
37 アームレスト
38 カップホルダ
39 通路
40 シートバック
41 装着アーム
41a スロット
42 チャネル
42a リテーナクリップ
43 後部支持部分
44 側部ウィング
45 ハーネス配策装置
46 配策開口部
46a 最下部配策開口部
47 ハンガ
48 ハーネス緊張装置
49 ハーネス、ハーネスストラップ
49a 連結プレート
50 シートバックロック機構
51 取付けピン
52 スプリング式掛け金
53 スイッチ
54 オフセット段
55 枢動ロック機構
56 スプリング式スイッチ
59 ベルトクランプ
60 リクライン調節機構
61 作動器ハンドル
62 パドルトラップ部材
63 パドルトラップ部材
65 リクラインパドル
66 開口部
67 リクラインパドルの先端
68 突出部

Claims (22)

  1. 子供を運搬するために自動車内で使用するカーシートであって、
    子供を上に位置付けて支えるための概して水平のシート表面を画定するシート組立体と、
    シートバックであって、前記シートバックを前記シート組立体に選択的かつ取外し可能に連結するためのロック機構を有し、前記シート組立体に装着されると概して直立位置に方向付けされる後部支持部分を含み、前記シート組立体に係合するために前記後部支持部分に対して外向きに突き出た一対の装着アームを有するシートバックと
    を含むカーシート。
  2. 前記シートバックの上に取付け可能で前記シートバックに対して垂直に位置付け可能な頭支えをさらに含み、前記頭支えが前記シートバックに対して所望の位置に確実にあるようにする掛け金機構を含む請求項1に記載のカーシート。
  3. 前記シートバックが、前記シートバックの前側から前記シートバックの後側へハーネスストラップを通すための、前記後部支持部分の中の複数セットの配策開口部を伴って形成され、少なくとも1セットの配策開口部は、前記シートバック上の前記頭支えの前記所望の位置に関係なく前記頭支えの下方に位置する請求項2に記載のカーシート。
  4. 前記ハーネスストラップが、選択されたセットの配策開口部から前記シートバックの前記後部支持部分の頂部分に取り付けられたハンガへ上向きに配策され、前記ハーネスストラップは、前記シート組立体の中に下向きに延びる前に、前記ハンガの周りをループされる請求項3に記載のカーシート。
  5. 前記ロック機構が、各前記装着アームの上に、前記装着アームを前記シート組立体に固定するための掛け金装置を含み、各前記装着アームは前記シート組立体の内部に形成されたレセプタクルの中に受け入れられる請求項1に記載のカーシート。
  6. 各前記装着アームが、前記シート組立体に沿った前記装着アームの直線移動を抑止するために前記レセプタクルの中に対応して形状化された窪みと係合するために、オフセット段と共に形成されている請求項5に記載のカーシート。
  7. 前記シートバックが、前記シート組立体の中に形成された対応する枢動ソケットと係合可能な一対の対向する横方向に延びる取付けピンをさらに含み、これによって前記シートバックが前記シート組立体に対して枢動可能である請求項6に記載のカーシート。
  8. 前記ロック機構が、前記枢動ソケットの中に前記取付けピンを固定するための枢動ロック機構をさらに含み、前記枢動ロック機構は、前記枢動ソケットから前記取付けピンを外すために、前記枢動ロック機構を選択的に解除するためのスイッチを含む請求項7に記載のカーシート。
  9. 前記シート組立体が、
    ベース部材と、
    前記ベース部材に枢動式に連結されたシート部材と、
    前記ベース部材と前記シート部材を機能的に相互連結して、前記ベース部材上の前記シート部材の枢動式動きを制御するリクライン調節機構と
    を含む
    請求項1に記載のカーシート。
  10. 前記リクライン調節機構が
    定位置と解除位置との間で動かすための前記ベース部材に可動式に支持された作動ハンドルと、
    前記ベース部材に固定され、前記ベース部材に対する前記シート部材の所定のリクライン角度にそれぞれ対応する複数の段を含む、段付きランプと、
    前記シート部材に枢動式に連結され、前記段の選択された1つに係合可能で、選択された所定のリクライン角度で前記シート部材を固定するリクラインパドルと
    を含む
    請求項9に記載のカーシート。
  11. 前記作動ハンドルは、前記作動ハンドルが前記定位置にあるときに前記段付きランプに対して前記リクラインパドルをロックするように作動可能なパドルトラップ部材を含む請求項10に記載のカーシート。
  12. 複数のリクライン角度を通じて枢動式に動かすためにベース部材の上に枢動式に支持されたシート部材を有するカーシートのためのリクライン調節機構であって、前記シート部材と前記ベース部材を機能的に相互連結して、前記シート部材の枢動リクライン角度を制御し、
    定位置と解除位置との間で動かすための前記ベース部材に可動式に支持された作動ハンドルと、
    前記ベース部材に固定され、前記ベース部材に対する前記シート部材の所定のリクライン角度にそれぞれ対応する複数の段を含む、段付きランプと、
    前記シート部材に枢動式に連結され、前記段の選択された1つに係合可能で、選択された所定のリクライン角度で前記シート部材を固定するリクラインパドルと
    を含む
    リクライン調節機構。
  13. 前記作動ハンドルが、前記作動ハンドルが前記定位置にあるときに、前記段付きランプに対して前記リクラインパドルをロックするように作動可能なパドルトラップ装置に連結される請求項12に記載のリクライン調節機構。
  14. 前記リクラインパドルが、その中の開口部と共に形成され、前記パドルトラップ装置は、前記段付きランプに対して前記リクラインパドルを捕らえるために前記開口部を通過するように方向付けされた第1パドルトラップ部材を含む請求項13に記載のリクライン調節機構。
  15. 前記リクラインパドルが、前記段付きランプ上の前記段と係合する遠位先端と共に形成され、前記先端は、前記リクラインパドルを前記段付きランプに対して固定するために前記段付きランプの中に形成された孔の中に延びる突出部と共に形成される請求項14に記載のリクライン調節機構。
  16. 前記ベース部材の上に固定され、前記作動ハンドルに係合して前記作動ハンドルを前記定位置の方に偏向させるスプリングをさらに含む請求項15に記載のリクライン調節機構。
  17. 前記パドルトラップ装置が、前記第1パドルトラップ部材から離隔してこの間に前記リクラインパドルの前記遠位先端を位置決めする第2パドルトラップ部材をさらに含む請求項15に記載のリクライン調節機構。
  18. 前記作動ハンドルと前記パドルトラップ装置が、前記定位置と解除位置との間を移動するために前記ベース部材の上に滑動可能に取り付けられた一体デバイスである請求項16に記載のリクライン調節機構。
  19. 子供を運搬するために自動車内で使用するカーシートであって、
    子供を上に位置付けて支えるための概して水平のシート表面を画定するシート組立体であって、前記シート表面において横方向に離隔した一対のレセプタクルおよび横方向に離隔した一対の枢動ソケットと共に形成されたシート組立体と、
    前記シート組立体に選択的かつ取外し可能に連結されたシートバックであって、前記シート組立体に装着されると概して直立位置に方向付けされる後部支持部分と、前記シート組立体と係合するために前記後部支持部分に対して外向きに突き出た一対の装着アームとを含み、前記枢動ソケットと係合可能な対向して横方向に延びる一対の取付けピンと共に形成され、こうして前記シート組立体に対して枢動可能であるシートバックと、
    前記装着アームを前記シート組立体の前記レセプタクル内に固定するためのロック機構と
    を含むカーシート。
  20. 前記取付けピンを前記枢動ソケットの中に固定するための枢動ロック機構であって、前記取付けピンを前記枢動ソケットから外すために前記枢動ロック機構を選択的に解除するためのスイッチを含む枢動ロック機構
    をさらに含む請求項19に記載のカーシート。
  21. 前記シートバックが、前記シートバックの前側から前記シートバックの後側へハーネスストラップを通すための前記後部支持部分における複数セットの配策開口部と共に形成され、前記ハーネスストラップは、選択されたセットの配策開口部から前記シートバックの前記後部支持部分の頂部分に取り付けられたハンガへ上向きに配策され、前記ハーネスストラップは、前記シート組立体の中に下向きに延びる前に前記ハンガの周りにループされる請求項19に記載のカーシート。
  22. 前記シートバックに取付け可能であり、これに対して垂直方向に位置付け可能である頭支えであって、前記頭支えが前記シートバックに対して所望の位置に固定するための掛け金機構と、前記シートバック上の前記頭支えの前記所望の位置とは関係なく前記頭支えの下方に位置する少なくとも1セットの配策開口部とを含む頭支え
    をさらに含む請求項19に記載のカーシート。
JP2008004507U 2008-07-02 複数の使用形状を有するチャイルドカーシート Expired - Lifetime JP3147262U (ja)

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JP3147262U true JP3147262U (ja) 2008-12-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016073624A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 ▲呉▼俊宏 ヘッドレスト構造

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