JP3147123U - 連結・取外しのできる植木鉢と受皿 - Google Patents

Abstract

【課題】植木鉢と受皿を連結する機構を持ち、鉢と受皿を一緒に移動させたり、劇的に安定を良くし倒れにくくし、また受け皿の種類を増やすことにより、植え替える事なしに、壁掛けや天井吊り用に変更できる植木鉢と受皿を提供する。
【解決手段】植木鉢１の脚部にＬ字型のフック２を持ち、受皿３にフックと連結するためのカギ４を設けたことを特徴とする。受皿に鉢を載せて、少し回転させることで、フックとカギを連結させることができる。
【選択図】図１

Description

この実用新案は、簡単に連結や取外しが出来る、脚部にＬ字型のフックが付いた植木鉢と、フックと噛み合うカギのついた受皿に関するものである。

従来、植木鉢と受け皿は、機能としては全く別物であり、基本的に受皿は、植木鉢の染み出た水を受けるためだけに存在している。

これは、次のような欠点があった。
イ）植木鉢と受皿を移動すとき、それぞれ別々に移動させねばならないので、手が塞がり、手間もかかった。
ロ）特に、鉢を単独で持った時は、土がこぼれたり、水がしたたり、室内であれば、掃除が大変であった。
ハ）通常、鉢本体は、上部が広く、地面に近い下部が狭い構造となっているため、とても倒れやすい構造である。
ニ）特に、植木が成長し、大きくなってくると倒れることがさらに多くなる。
本実用新案は、以上のような欠点をなくすためのものである。

本実用新案は、植木鉢の脚部にＬ字型フック（１）を持ち、受皿の上部にはフックと噛合うカギ（２）が付いている。受皿の上に鉢を置き、少し回転させることにより連結する構造体である。
本実用新案は、以上の構成よりなる、

イ）テーブルの掃除などで移動する際、鉢を持てば、一緒に受皿を運べる。
ロ）受皿が、鉢本体と連結されるので、非常に安定が良い。
ハ）スタンダード受皿から壁掛け用受皿や天井吊下げ用受皿に乗せかえることで、植替えをすることなしに、飾る場所を変更できる。

以下、本実用新案を実施するための最良の形態について説明する。
材質は、加工のしやすさとコストから、樹脂が望ましい。
植木鉢の脚部に、Ｌ字型のフックを設ける。（３箇所）
受け皿の上部にフックと連絡するためのカギを設ける。（３箇所）
鉢のＬ字型フックは、傾斜を持っているので、カギと噛合わせ回転させると、途中で固定される構造となる。
植木鉢・受皿のサイズやカラー、デザインは自由。
本実用新案は以上のような構造である。

鉢と受皿を連結させた状態の斜視図 フック（鉢）とカギ（皿）の噛合い斜視図 鉢を下から見上げた斜視図 鉢の底面図 スタンダードタイプの受皿を上から見た斜視図 スタンダード型受皿の平面図 壁掛け用の受皿を上から見た斜視図 天井吊下げ用の受皿を上から見た斜視図

符号の説明

（１）植木鉢
（２）植木鉢の脚部、Ｌ字型フック
（３）受皿（スタンダード）
（４）受け皿の上部に付くカギ
（５）受皿（壁掛け用）
（６）受皿（天井吊下げ用）
（７）壁に接する面（釘穴付き）
（８）鉢を支えるための補強
（９）天井吊下げのための紐部分

Claims (1)

1. 植木鉢の脚部にＬ字型フックを持ち、受皿の上部にフックと連結するためのカギを持つ、植木鉢と受皿。

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