JP3145550U - 箸 - Google Patents

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Abstract

【課題】2本の箸体から成る箸のうち、少なくとも一方の箸体に楊枝を格納し得るようにした箸を提供する。
【解決手段】2本の箸体のうち、少なくとも1本の箸体3を箸上部体3Aと箸下部体3Bとを合体して成る構造のものとする。箸上部体3Aには、その下端面から開けた第1凹部4を設ける。箸下部体3Bの上端面には筒部5を突出して設けると共に、該上端面から開けた第2凹部6を設ける。第1凹部4の深さと第2凹部6の深さとの合計は、楊枝7の長さより大とする。筒部5より楊枝7を入れ、筒部5に第1凹部4を嵌合させることにより、箸上部体3Aと箸下部体3Bとを合体する。楊枝7を使いたい時は、箸上部体3Aを引き抜いて楊枝7を取り出す。
【選択図】図1

Description

本考案は、2本の箸体から成る箸のうち、少なくとも一方の箸体に楊枝を格納し得るようにした箸に関するものである。
一膳の箸は、古来より同じ形状,太さで同じ長さの2本の箸体から構成されている。箸体は、木とか竹とかを材料として作られているが、近年ではプラスチックを材料としても作られている。箸体の断面は円形あるいは角形とされ、先端に行くほど徐々に細くされている。
ところで日本では、食事をした後に楊枝を使用する人が多い。歯の隙間が開いて来たり、歯茎が細ってきたりしている年配者には特に多い。そこで、町の食堂やレストランのテーブルには、殆どと言っていいほど、楊枝が専用の容器に入れられて出されている。一般家庭でも、楊枝を専用の容器に入れ、食卓に置いているところも少なくない。
実用新案登録第3138959号
レストラン等のように手近に楊枝が置いてある場所で食事をするときには、楊枝に困らないが、そうでない場所で食事をする際には、楊枝が手に入らず大変に困ることになる。そういうことがないようにするためには、どうしても専用の容器を用意し、それに楊枝を入れて箸とは別に携帯して行かねばならず、はなはだ不便であった。
本考案は、このような問題点を解決することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本考案では、2本の箸体から成る箸において、少なくとも1本の箸体が箸上部体と箸下部体とを合体して成る構造のものとされ、該箸上部体には、その下端面に第1開口を有し、そこより掘り進められた第1凹部が設けられ、該箸下部体には、その上端面に第2開口を有し、そこより掘り進められた第2凹部が設けられると共に、該上端面より突出し、該第2開口と同じ大きさの開口を有する筒部が設けられ、前記第1凹部と前記第2凹部との深さの合計は楊枝の長さより大となるようにされ、前記第1凹部と前記筒部とを係合することにより前記箸上部体と前記箸下部体とが合体されるような構成とした。
第1凹部と筒部との係合の具体的態様としては種々のものがあるが、例えば両者を嵌合することにより行うことが出来る。あるいは、箸上部体の下端面に平行な第1凹部の断面および箸下部体の上端面に平行な筒部外壁の断面を円形とし、該第1凹部の内周面に雌ねじ構造を設けると共に該筒部の外周面に雄ねじ構造を設け、該第1凹部と該筒部との係合を、両者を螺合することにより行うことも出来る。
また、前記したいろいろな箸において、箸上部体の下端面に第1の位置決め体を設けると共に、箸下部体の上端面に第2の位置決め体を設け、前記第1の位置決め体と第2の位置決め体を合わせることにより、合体した箸上部体と箸下部体との外表面が滑らかにつながるようにすることも出来る。
更に、前記したいろいろな箸において、箸上部体の下端周囲に第1の帯体を固着し、箸下部体の上端周囲に第2の帯体を固着し、前記第1の帯体に一端を接続し、前記第2の帯体に他端を接続した可撓性の連結体(例えば鎖)を設けることとしてもよい。
本考案の箸によれば、携帯する箸の中に楊枝が格納してあるので、食事用の用具として箸さえ忘れずに携帯して行けば、どのような場所においても、楊枝を使用することが可能となる。そのため、楊枝を専用の容器に入れて箸とは別個に携帯する必要がなくなり、極めて便利である。
また、箸上部体と箸下部体とを可撓性の連結体(例えば小さな鎖)で接続した構造としておけば、楊枝を使用する際に引き抜いた箸上部体を、床に落下させたり紛失したりすることがない。
最近、資源を節約して環境に配慮しようという観点や、衛生面や趣味の面から、自分専用の箸(いわゆる「マイ箸」)を持ち歩いて使用することが、静かなブームとなっている。これは割箸と違って通常の箸であるから、楊枝など勿論付いていない。従って、食後に楊枝を使いたければ、楊枝を専用の容器に入れ、それを別途携帯して行かねばならず、やはり不便であった。
本考案の考案者は、食事の主たる用具である箸をマイ箸として携帯する人が増えていることに注目し、箸を携帯しさえすれば楊枝も自動的に携帯されるように出来ないかという観点に立ち、以下に述べるような構造の箸を考案するに至ったものである。
(第1の実施形態)
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本考案の第1の実施形態の箸を示す図である。図1において、1は箸、2,3は箸体、3Aは箸上部体、3Bは箸下部体、4は第1凹部、5は筒部、6は第2凹部、7は楊枝である。箸1は、2本の箸体、即ち箸体2と箸体3とで構成される。一方の箸体2は、従来のものと同じであり、木なら木、竹なら竹で一体に作られている。他方の箸体3は、箸上部体3Aと箸下部体3Bとに分けられており、両者が合体されて箸体3を構成する。
なお、図1(1)は、箸体3が合体されていない状態の箸1を示し、図1(2)は合体された状態の箸体3を示している。
箸上部体3Aには、第1凹部4が設けられる。第1凹部4は、箸上部体3Aの下端面(箸下部体3Bに対向する面)に開口が位置するようにし、そこから箸上部体3Aの上方(頭部)に向かって掘り進めることによって設けられる。
一方、箸下部体3Bには、箸下部体3Bの上端面(箸上部体3Aと対向する面)に突出する筒部5が設けられる。筒部5の外形は、第1凹部4の内側にぴったり嵌合するサイズとされる。第2凹部6は、筒部5の内側の底部から、箸下部体3Bの下方(先端)に向かって掘り進めることによって設けられる。従って、筒部5の内側開口と第2凹部6の開口とは同じ大きさである。
楊枝7の格納は次のようにする。まず、楊枝7を筒部5から第2凹部6へ向かって入れる。入れることの出来る本数は、筒部5の内側の大きさによって決まる。次に、筒部5に第1凹部4を嵌め合わすことにより、箸上部体3Aと箸下部体3Bとを合体する。第1凹部4と第2凹部6との深さの合計は、楊枝7の長さよりやや大となるようにする。その理由は次の通りである。
合体した状態で、楊枝7を格納するための空間の長さはどれ位かと言うと、それは、第1凹部4と第2凹部6の深さの合計である。なぜなら、筒部5に第1凹部4が嵌合されると、筒部5と第1凹部4とは重なり、筒部5の長さは第1凹部4の長さの中に含まれてしまうからである。
もし、第1凹部4と第2凹部6の深さの合計が楊枝7の長さより小であれば、箸上部体3Aと箸下部体3Bとを合体しようとした時、中に入れた楊枝7が凹部の底につかえてしまい、ぴったりとは合体できない。ぴったり合体するようにするためには、第1凹部4と第2凹部6との深さの合計を、楊枝7の長さよりやや大にしておく必要がある。
図1に示した本考案の箸1は、上記のように構成された箸体3と、従来と同様の構造の箸体2とから成っている。このような箸1をマイ箸として携帯し、食事の後、楊枝7を使いたい場合には、箸上部体3Aを引き抜いて、中に格納してある楊枝7を取り出して使うことが出来る。楊枝7を取り出した後、箸上部体3Aは、元通りに箸下部体3Bと合体させておく。
図1では、箸1を構成する2本の箸体2,3のうち、箸体3のみを合体構造のものとしたものを示したが、2本とも合体構造のものとしても構わない。少なくとも1本が合体構造のものとしてあれば良い。
なお、図1では筒部5を円筒とし、第1凹部4,第2凹部6の断面を円形としているが、これらは角筒とし角形としても良い。
(第2の実施形態)
図2は、本考案の第2の実施形態の箸を示す図であり、合体構造の箸体3のみを示している。符号は図1のものに対応し、8は雌ねじ構造、9は雄ねじ構造である。
この実施形態では、第1凹部4の断面のうち、箸上部体3Aの下端面に平行な断面を円形にすると共に、筒部5の断面のうち、箸下部体3Bの上端面に平行な筒部外壁の断面を円形にする。そして、第1凹部4の内周面には雌ねじ構造8を設け、筒部5の外周面にはそれと螺合する雄ねじ構造9を設ける。このようにして、第1凹部4と筒部5との係合を、雄ねじと雌ねじの螺合により行うようにしたものである。
(第3の実施形態)
図3は、本考案の第3の実施形態の箸を示す図であり、合体構造の箸体3のみを示している。符号は図1のものに対応し、10は突起、11は凹みである。図3(1)は箸体3の合体部分の斜視図を示し、図3(2)は箸上部体3Aの側面図である。
突起9は、箸上部体3Aの下端面の適宜位置に設けられる。凹み11は、突起10と係合する大きさの凹みであり、箸下部体3Bの上端面に設けられる。凹み11の位置は、箸上部体3Aと箸下部体3Bとの合体時に突起10と係合させられた場合、箸上部体3Aの外表面と箸下部体3Bの外表面とが滑らかにつながるような位置とされる。
言い換えれば、それぞれの外表面が滑らかにつながらず、ずれた状態で合体が行われると、箸を使用する際に、ずれた部分が手に引っ掛かかって使いづらくなるので、滑らかにつながるよう合体させるための位置決め体を設けたものである。図3では、箸上部体3Aの側に設けた位置決め体を突起10とし、箸下部体3Bの側に設けた位置決め体を凹み11としているが、箸上部体3Aの側に凹み11を設けるという具合に逆に設けるようにしてもよい。
(第4の実施形態)
図4は、本考案の第4の実施形態の箸を示す図である。符号は図1のものに対応し、12は第1帯金、13は第2帯金、14は鎖である。なお、箸体2は省略してある。
構造上、第1の実施形態と相違する点は、第1帯金12,第2帯金13および鎖14を更に設けた点にある。第1帯金12は、箸上部体3Aの下端周囲に固着された金属帯であり、第2帯金13は、箸下部体3Bの上端周囲に固着された金属帯である。第1帯金12には鎖14の一端が適宜の接続手段により接続されており、第2帯金13には鎖14の他端が適宜の接続手段により接続されている。
この実施形態は、第1の実施形態の箸1では、箸上部体3Aを床に落下させたり紛失したりし易いので、それを防止するための構造を新たに付加したものである。
箸上部体3Aは、楊枝7を取り出す際に箸上部体3Aを引き抜いた時、うっかり手から放しても、箸下部体3Bと鎖14でしっかりとつながれているから、床に落下させたり紛失したりすることがない。
なお、前述した例では、箸上部体3Aと箸下部体3Bとを連結する部材として金属の鎖14を用いたものを示したが、可撓性の材質であれば他の部材(例、紐)を用いるようにしてもよい。それに伴い、その連結部材の端部を箸上部体3Aや箸下部体3Bに接続するための部材として、第1帯金12や第2帯金13の代わりに金属以外の帯体を用いることも可能である。
本考案の第1の実施形態の箸を示す図 本考案の第2の実施形態の箸を示す図 本考案の第3の実施形態の箸を示す図 本考案の第4の実施形態の箸を示す図
符号の説明
1…箸、2,3…箸体、3A…箸上部体、3B…箸下部体、4…第1凹部、5…筒部、6…第2凹部、7…楊枝、8…雌ねじ構造、9…雄ねじ構造、10…突起、11…凹み、12…第1帯金、13…第2帯金、14…鎖

Claims (6)

  1. 2本の箸体から成る箸において、少なくとも1本の箸体が箸上部体と箸下部体とを合体して成る構造のものとされ、
    該箸上部体には、その下端面に第1開口を有し、そこより掘り進められた第1凹部が設けられ、
    前記箸下部体には、その上端面に第2開口を有し、そこより掘り進められた第2凹部が設けられると共に、該上端面より突出し、該第2開口と同じ大きさの開口を有する筒部が設けられ、
    前記第1凹部と前記第2凹部との深さの合計は楊枝の長さより大となるようにされ、
    前記第1凹部と前記筒部とを係合することにより前記箸上部体と前記箸下部体とが合体されるよう構成されている
    ことを特徴とする箸。
  2. 第1凹部と筒部との係合を、両者を嵌合することにより行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の箸。
  3. 箸上部体の下端面に平行な第1凹部の断面および箸下部体の上端面に平行な筒部外壁の断面を円形とし、
    該第1凹部の内周面に雌ねじ構造を設けると共に該筒部の外周面に雄ねじ構造を設け、
    該第1凹部と該筒部との係合を、両者を螺合することにより行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の箸。
  4. 箸上部体の下端面に第1の位置決め体を設けると共に、箸下部体の上端面に第2の位置決め体を設け、
    前記第1の位置決め体と第2の位置決め体を合わせることにより、合体した箸上部体と箸下部体との外表面が滑らかにつながるようにした
    ことを特徴とする請求項1,2または3記載の箸。
  5. 箸上部体の下端周囲に第1の帯体を固着し、
    箸下部体の上端周囲に第2の帯体を固着し、
    前記第1の帯体に一端を接続し、前記第2の帯体に他端を接続した可撓性の連結体を設けた
    ことを特徴とする請求項1,2,3または4記載の箸。
  6. 可撓性の連結体として鎖を用いたことを特徴とする請求項5記載の箸。
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