JP3144938U - 足踏み健康器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】足の裏を刺激すると共に、五感や脳をも刺激し、さらに楽しく取り組んで長続きできる足踏み健康器具を提供する。
【解決手段】外周面に多数の突起22が形成された突起ロール2の両端面から軸体3を突出させた足踏みローラ1と、前記両軸体3,3を受け支えて、該足踏みローラを回転自在に支持する基台41と、該基台を貫通した一の前記軸体3に固着される第一歯車5と、該第一歯車に歯車伝動機構Kを介して歯合連結し、該第一歯車の回動を駆動源にして音の出るオルゴールユニット6と、を具備し、足Fの裏を前記突起ロール2上に足Fを載せ、その足を前後方向に動かすことにより、足の裏を刺激すると共に前記第一歯車5を回動させて前記オルゴールユニット6の音がでるようにした。
【選択図】図1

Description

本考案は足の裏を刺激する足踏み健康器具に関する。
足の裏には体の各臓器につながるツボがあり、この部位のツボに刺激を与えることは疲労解消,健康回復等に効果があるとされている。そのため、回転自在に支持された突起ロール上に足の裏を載せ、その足を前後方向に動かすことにより、足の裏を刺激する足踏み健康器具の発明は、これまでいくつも提案されてきた(例えば特許文献1)。
実開平5−68531号公報 実用新案登録第3096898号公報 特開2001−54547号公報
しかるに、特許文献1〜3のいずれも、足の裏を刺激することだけに集中した足踏み健康器具でしかなかった。足踏み健康器具は、足の裏を突起のあるロール上に足を載せ、その足を前後方向に動かすだけの単純動作であり、退屈であった。効果があると判っていても長続きさせるのは難しかった。
従来の足踏み健康器具は足の裏を刺激できても、五感の刺激や脳への刺激がなかった。身体の健康と感情や気分、心の持ち方との間には、密接な関係があるといわれている。突起のあるロール上に足を載せ、ただひたすらその足を前後方向に動かすだけでは、足踏み健康器具を使用する者に楽しみ,喜びを与えるどころか、無理に強いれば苦痛を与えることにもなりかねなかった。
本考案は上記問題点を解決するもので、足の裏を刺激すると共に、五感や脳をも刺激し、さらに楽しく取り組んで長続きできる足踏み健康器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、請求項1に記載の考案の要旨は、外周面に多数の突起が形成された突起ロール(2)の両端面から軸体(3)を突出させた足踏みローラ(1)と、前記両軸体(3,3)を受け支えて、該足踏みローラを回転自在に支持する基台(41)と、該基台を貫通した一の前記軸体(3)に固着される第一歯車(5)と、該第一歯車に歯車伝動機構(K)を介して歯合連結し、該第一歯車の回動を駆動源にして音の出るオルゴールユニット(6)と、を具備し、足の裏を前記突起ロール(2)上に足を載せ、その足を前後方向に動かすことにより、足の裏を刺激すると共に前記第一歯車(5)を回動させて前記オルゴールユニット(6)の音がでることを特徴とする足踏み健康器具にある。
請求項2の考案たる足踏み健康器具は、請求項1で、足踏みローラ(1)が一対設けられ、且つ両者がスペース(S)をあけて同一軸線上に配され、さらに該スペースに前記オルゴールユニット(6)が配されるようにしたことを特徴とする。
請求項3の考案たる足踏み健康器具は、請求項2で、第一歯車(5)に歯合する第二歯車(72)から歯車伝動を受ける第三歯車(78)が、前記突起ロール(2)上に足を載せ、その足を前方向に動かす場合及び前記足を後方向に動かす場合のいずれも一回転方向へ回転するようにした回転変換ユニット(7)を、前記歯車伝動機構(K)のなかにさらに備え、前記足を前後方向に動かす両方向の動きで、いずれもオルゴールユニット(6)の音がでるようにしたことを特徴とする。
請求項1の考案のごとく、基台を貫通した一の軸体(3)に固着される第一歯車(5)と、該第一歯車に歯車伝動機構(K)を介して歯合連結し、該第一歯車の回動を駆動源にして音の出るオルゴールユニット(6)と、を具備し、足の裏を前記突起ロール(2)上に足を載せ、その足を前後方向に動かすことにより、足の裏を刺激すると共に前記第一歯車(5)を回動させて前記オルゴールユニット(6)の音がでると、何ら電源等を用いることなく、使用者が足を前後方向に動かす力、エネルギでオルゴール音を奏でることができる。オルゴールの音を聴きながら楽しく足踏みマッサージができるので、継続使用したくなる足踏み健康器具になる。聴覚の五感を刺激し脳を活性化させながら身体を刺激するので、心身両面からの相乗効果が期待できる。
請求項2の考案のごとく、足踏みローラ(1)が一対設けられ、且つ両者がスペース(S)をあけて同一軸線上に配され、さらに該スペースにオルゴールユニット(6)が配されると、通常状態で、両足を載せる所にそれぞれ足踏みローラの突起ロールを配置し、両足踏みローラ間にできるスペースにオルゴールユニット(6)が配されるので、足踏み健康器具のコンパクト化が図れる。
請求項3の考案のごとく、突起ロール(2)上に足を載せ、その足を前方向に動かす場合及び足を後方向に動かす場合のいずれも一回転方向へ回転するようにした回転変換ユニット(7)を、歯車伝動機構(K)のなかにさらに備え、足を前後方向に動かす両方向の動きで、いずれもオルゴールユニット(6)の音がでるようにすると、オルゴールの音色が断続せずに聴けるようになるので、五感や脳をより一層刺激する。足踏み健康器具を使う楽しさも倍増する。
本考案の足踏み健康器具は、使用者が突起のあるロール上に自らの足を載せそれを動かすことが、足の裏を刺激して身体に役立つだけでなく、その足を動かす動作がオルゴールを奏でる駆動源に利用されて、オルゴールが奏でて五感,脳を刺激するので、心と身体が一緒に良好な刺激を受ける相乗効果、楽しみながら取り組めることの持続性を促す効果など極めて優れた効果を発揮する。
以下、本考案に係る足踏み健康器具について詳述する。
図1〜図5は本考案の足踏み健康器具の一形態で、図1はオルゴールユニットが収容された枠体部分の上蓋を外した状態の足踏み健康器具の斜視図、図2は図1の平面図、図3は図2の第一歯車と歯車伝動機構とオルゴールユニット周りの拡大平面図、図4は歯車伝動機構周りの正面図、図5は回転変換ユニットの説明断面図である。
本足踏み健康器具は、足踏みローラ1と枠体4と第一歯車5と歯車伝動機構Kとオルゴールユニット6とを具備する。
足踏みローラ1は、突起ロール2とその両端面21bから突出する軸体3とを備えた木製足踏み部材である。突起ロール2のロール部21と軸体3の軸心を一致させ、円柱状ロール部21の円形端面21bに軸体3が固着される。該軸体は突起ロール2と当初別体であったものを固着して一体化したが、初めから一体形成されていてもよい。突起ロール2には円柱状のロール部21の外周面に多数の突起22が形成される。ここでの突起22は四角錐の形状で、図1,図2のごとくロール部21の柱状周面を埋め尽くすように多数設けられる。該突起が足Fの裏のツボに刺激を与える役割を担う。突起22は足Fの裏のツボを刺激できる凸部形状であれば、角錐体に限らず、その形状,大きさ,材質を問わない。足踏みローラ1は一個でもよいが、本実施形態では足踏みローラ1を一対設ける。二個の足踏みローラ1は、両足Fを使って且つそれらの足踏み動作が行い易くなるよう、スペースSをあけて同一軸線上に配される。
枠体4は、前記足踏みローラ1の両軸体3を受け支えて、該足踏みローラ1を回転自在に支持する基台41と、オルゴールユニット6及び歯車伝動機構Kが載置される底板43とを備える木製フレームである。前記足踏みローラ1が一対設けられ、両者がスペースSをあけて同一軸線上に配されるのに対応すべく、四個の基台41が図1,2のごとく所定間隔を開けて並行配設される。四個の基台41が連結棒42によって連結一体化される。半円形板片の基台41に前記足踏みローラ1が回転自在に支持されると、その突起ロール2の上部が基台41よりも上方に張り出すように配設される(図1)。
枠体4がつくる前記スペースSに底板43を敷き、該底板上にオルゴールユニット6及び歯車伝動機構Kが載置される。中央側基台41の二つの底近くで水平に底板43が設けられる。底板43は対向する基台41と側板44によって四方が囲まれる。該基台及び該側板の上縁部分を利用して、常態で、オルゴールユニット6及び歯車伝動機構Kが見えないよう、図示しない上蓋が蓋をする。基台41の底面には滑り止めが貼着される。
四個並ぶ前記基台41は二つずつペアになり、各基台41には突起ロール2の端面21bから突出する一の軸体3を挿入できる凹穴41b又は貫通孔41cが形成される。突起ロール2の両端面21bから突出する軸体3を凹穴41b又は貫通孔41cに挿着して、基台41に足踏みローラ1が回転自在に支持される。図2のごとく、左足Fを左側突起ロール2上に載せ、また右足(図示せず)は右側突起ロール2上に載せる。そして、その突起ロール2上で両足Fを図2の矢印で示す前後に動かす運動で、足Fのツボに刺激が与えられる。突起ロール2の回動に伴い、ロール部21上に突出する多数の突起22が、次々と足Fの裏を繰り返し刺激する。突起ロール2上で、両足Fを前後に動かす突起ロール2の回動によって、足Fの裏に接する突起22が順次現れ、ツボを繰り返し押して刺激できる。
また、本考案の足踏み健康器具には、前記軸体3の一つに第一歯車5が固着される。
第一歯車5は、車の周囲に歯を切り、歯合により運動を伝える機械要素で、ここでの第一歯車5は図1〜図3ごとくの平歯車である。第一歯車5は、図1,図2の左側足踏みローラ1を支持するその右側基台41を貫通した軸体3に固着される。図示のごとく、軸体3は左側足踏みローラ1に係る右側基台41の貫通孔41cを挿通して、前記スペースSがつくる収容室に該軸体3の先端部が突出する。この先端部の端面に第一歯車5が固着される。軸体3の軸心と第一歯車5の回転軸とが一致するようにして、第一歯車5が該軸体3の先端面に固着される。前記足Fの前後に動かす突起ロール2の回動が第一歯車5の回動にもなる。第一歯車5は、その回動をオルゴールユニット6の音を出す駆動源にするために、歯車伝動機構Kの第二歯車72に歯合する。
歯車伝動機構Kは、第一歯車5とオルゴールユニット6とを歯合連結し、第一歯車5の回動を駆動源にしてオルゴールユニット6が音を出すようにする伝達装置である。前記第一歯車5の回動を、該歯車伝動機構Kが仲介してオルゴールの音を出す作業機械たるオルゴールユニット6へと伝達する。
具体的には、底板43に固着されたオルゴールユニット6のベース板60上に保持板70を起立固着し、該保持板に歯車伝動機構Kが取着される(図3)。第一歯車5に第二歯車72が歯合する。該第二歯車72と一体の軸部73に駒74が遊挿され、該駒に設けた小歯車74aが図1,図3に示すごとくの傘歯車76に歯合する。二つの前記駒74のうち一つが前記第二歯車72の軸部に設けた爪73aに係止される(図5)。そして、該傘歯車76の軸部先端に固着した第三歯車78が、歯車仕掛けのオルゴールユニット6に係るドラム蓋併用平歯車61bに歯合する歯車伝動機構Kとする。突起ロール2の回動する動力が第一歯車5から、第二歯車72,小歯車74a,傘歯車76,第三歯車78へと伝わって、ドラム蓋併用平歯車61bを回し、歯車仕掛けのオルゴールユニット6のオルゴール音を鳴らす。
本実施形態は、さらに歯車伝動機構Kのなかに回転変換ユニット7を備える。第一歯車5に歯合する第二歯車72から歯車伝動を受ける第三歯車78が、突起ロール2上に足Fを載せ、その足Fを前方向に動かす場合及び足Fを後方向に動かす場合のいずれも一回転方向へ回転するようにした回転変換ユニット7である。ここで、「第二歯車72から歯車伝動を受ける第三歯車78」は、第二歯車72に複数個の歯車を順次歯合させて第二歯車の回転力を受ける第三歯車をいう。該回転変換ユニット7によって、足Fを前後方向に動かす両方向の動きで、いずれもオルゴールユニット6が音を発する。
図中、符号70dは立板部70aと一体形成される基板部で、止具70eでベース板60に固定することにより立板部70aを起立保持する。
本実施形態の回転変換ユニット7は第二歯車72と駒74とバネ75と傘歯車76と立板部70aとを備えたユニットで、具体的には図3〜図5のごとくのラチェット構造ユニットになっている。第二歯車72と一体の軸部73が、保持板70に係る立板部70aのコ字形対向板部70aに回動自在に支持される。該軸部には、その長さ方向中央部位に円板状止板73bが固着される。そして、二つの駒74が第二歯車用軸部73に遊挿され、駒74が図3で示すように止板73bの左右両側に夫々配される。円筒部74bの略中央部位に小歯車74aを隆起形成した駒74が、止板73bと対向板部70aの間で左右に動ける余裕代をもって配される。そして、通常、駒74の小歯車74aと止板73bの間に遊嵌されたバネ75で、駒74は対向板部70aの方へ弾性付勢力を受けて該対向板部に当接する。尚、図3〜図5は各部品を判り易くするため、駒74と対向板部70aの間に隙間を設けて図示する。
ここでの回転変換ユニット7はラチェット機構を採用する。図5のごとく、駒74が弾性付勢力を受けて対向板部70aへ寄った状態にある小歯車74aの部位に対応する第二歯車用軸部73に、小片からなる爪73aが固着される。一方、駒74の貫通孔74cを形成する内周部には図示のごとくのつめ車たるラチェット部74dが形成される。第二歯車用軸部73が回転することにより、ラチェット部74dが爪73aと噛み合いながら、駒74は一回転方向の間欠運動を行う。図5で、第二歯車用軸部73が矢印方向に回転すると、爪73aにラチェット部74dが係止された駒74が矢印方向に回転するが、第二歯車用軸部73が矢印方向と逆方向に回転すると、ラチェット部74dがバネ75の付勢力に抗して爪73aを滑り、駒74は動かず、第二歯車用軸部73だけが空回りする。図5の右側の駒74は図示を省略するが、左側の駒74の動きと正反対の動きになる構成を採っている。すなわち、第二歯車用軸部73が図5の矢印方向に回転すると、ラチェット部74dがバネ75の付勢力に抗して爪73aを滑り、駒74は動かず、第二歯車用軸部73だけが空回りする。第二歯車用軸部73が図5の矢印方向と逆方向に回転すると、爪73aにラチェット部74dが係止された駒74が矢印方向に回転する。
本実施形態の回転変換ユニット7は、図3のごとく二つの前記駒74に形成された小歯車74aと歯合する傘歯車76の軸部77が、立板部70aのコ字形基部70aに設けた孔70a21を挿通し、ベース板60上に設けた受部60dに回転自在に支持される。
図4で、第二歯車72が図示の矢印方向に回転すると、左側の駒74が爪73aと噛み合う。該駒は第二歯車72の矢印方向の回転に合わせて動いて、傘歯車76を時計方向に回転させる。このとき、右側の駒74は第二歯車用軸部73上を滑って空回りする。右側駒74は傘歯車76に歯合しており、該傘歯車76の時計回りの動きに追動回転する。また、図4で、第二歯車72が図示の矢印方向と逆方向に回転すると、右側の駒74が爪73aと噛み合う。該駒74は第二歯車72の回転方向に合わせて動いて、傘歯車76を時計方向に回転させる。このとき、左側の駒74は第二歯車用軸部73上を滑って空回りする。左側駒74は傘歯車76に歯合しており、該傘歯車の時計回りの動きに追動回転する。該傘歯車と一体の軸部77の先端には第三歯車78が固着され、該第三歯車も前記傘歯車76と同様、図4の時計回り方向の一回転方向に回転する。第三歯車78はオルゴールユニット6に係るドラム蓋併用平歯車61bに歯合する。
かくのごとくして、第一歯車5を回動させて動く第二歯車72の正転、また逆転のいずれの回動に対しても、傘歯車76が図4の時計回り方向に回転する回転変換ユニット7を形成する。第一歯車5に歯合する第二歯車72から歯車伝動を受ける第三歯車78が、前記突起ロール2上に足Fを載せ、その足Fを前方向に動かす場合及び前記足を後方向に動かす場合のいずれも一回転方向へ回転する回転変換ユニット7になる。足Fを前後方向に動かす両方向の動きで、第一歯車5の回動が、第二歯車72を回動させる。該第二歯車の回動は駒74,バネ75,ラチェット部74d,爪73aのラチェット機構によって、傘歯車76を図4でいえば時計回りの一方向へ回転させ、第三歯車78も一方向の回転になる。該回転変換ユニット7の採用により、第一歯車5に歯合する第二歯車72から歯車伝動を受ける第三歯車78が、突起ロール2上に足Fを載せ、その足を前方向に動かす場合及び前記足Fを後方向に動かす場合のいずれも一回転方向へ回転し、前記足Fを前後方向に動かす両方向の動きで、いずれもオルゴールユニット6の音がでる構成になっている。回転変換ユニット7は図5に簡略図示したラチェット構造のものが優れるが、これに限定されない。尚、図5は回転変換ユニット7のラチェット構造の説明用簡便図にとどまり、図4の左側駒74の爪73aに噛むラチェット部74dの一方向のみ回転する実際の回転方向と逆回転方向に動く図面になっている。
オルゴールユニット6は、ベース板60の受台60cに櫛歯状の固定音階板たるリード板62を固着し、回転する円筒形ドラム61上の複数の凸部61aが順次固定音階板のリード62aに触れて自動的に演奏するいわゆる自鳴琴である。公知のぜんまい仕掛けと異なり、ここでは円筒形ドラム61のドラム蓋併用平歯車61bの回転で、ドラム61が回転する。第一歯車5が歯車伝動機構Kを介してドラム蓋併用平歯車61bに歯合連結し、該第一歯車5の回動を駆動源にして音の出るオルゴールユニット6とする。図中、符号61aはドラム本体、符号61cはドラム蓋、符号61dはドラム61の軸部、符号60a,60bは該ドラムを回転自在に支持する受部で、該受部はベース板60と一体形成される。符号61dはドラム軸部、符号60aは軸部61dの挿通孔、符号60bは軸部61dを支えるU溝である。符号63は止具で、リード板62に設けた孔に挿通して該リード板62をリード受台60cに固定する。
本実施形態は、既述のごとく歯車伝動機構Kに回転変換ユニット7が組み込まれ、突起ロール2上に足Fを載せ、前後方向に動かすことにより、いずれもオルゴールユニット6の音がでる構成になっている。足Fを前後方向に動かすことにより、図4で、いずれも時計回りに回る傘歯車76の軸部先端に在る第三歯車78が、ドラム61と一体のドラム蓋併用平歯車61bを回転させる。ドラム61の回転で、ドラム周面に設けた凸部61aが板状薄片のリード62aに当たり、該リードを振動させて音を発する。本足踏み健康器具にふさわしいメロディを奏でるよう、ドラム61の周面上に凸部61aが設けられる。
このように構成した足踏み健康器具は、基台41に回転自在に支持された足踏みローラ1の突起ロール2上に足Fを載せ、前後に動かすことによって、従来の足踏み健康器具と同じように足裏のツボを刺激することができる。
と同時に、基台41を貫通した足踏みローラ1に係る軸体3の先端部に固着した第一歯車5が、歯車伝動機構Kを介してオルゴールユニット6のドラム蓋併用平歯車61bと歯合連結しているので、突起ロール2上に載せた足Fを前後に動かすことによって、オルゴールユニット6が音を奏でる。足裏のツボの刺激や足裏をマッサージするために足Fを動かす人の動作が、第一歯車5,歯車伝動機構Kを経由してドラム蓋併用平歯車61bを回転させ、リード62aを振動させて心地よいオルゴール音を発する。リード62aの振動で奏でる気持ちの良い音楽は、聴覚を通じて心を癒し、心を豊かにするので、オルゴール音楽を聴きながら楽しく足踏みマッサージができる。楽しみながら足裏マッサージに取り組めるので、本足踏み健康器具は持続性を促す商品となる。しかも、オルゴールの快適な音楽で脳を刺激しながら足裏のツボを刺激するので、心身双方からの相乗効果を発揮する。
さらに、オルゴールの音を奏でる動力源に足踏み健康器具の利用者の運動エネルギが使われるので、特別な電源等を要しない。環境に優しく且つ頗る便利になっている。どこへでも本足踏み健康器具を持ち運んで、オルゴール音楽を聴きながらの足裏マッサージができる。
加えて、左右の足Fを載せるに丁度良い場所にそれぞれ突起ロール2を配置して、足踏みローラ1を同一軸線上に一対設け、両者間のスペースSにオルゴールユニット6及び歯車伝動機構Kを配しているので、足踏み健康器具のコンパクト化が図れる。さらに、突起ロール2上に載せた足Fを前方向に動かす場合及び足Fを後方向に動かす場合のいずれも第三歯車78が一回転方向へ回転するようにし、足Fを前後方向に動かす両方向の動きで、いずれもオルゴールユニット6の音がでるので、オルゴールの音色が断続せずに聴けるようになる。オルゴールの音が途切れないので、メロディも軽やかに響き、聴く者を一層楽しませる。足裏のツボの刺激だけでなく、五感や脳を一段と刺激する足踏み健康器具になるなど極めて有益となる。
尚、本考案においては前記実施形態に示すものに限られず、目的,用途に応じて本考案の範囲で種々変更できる。足踏みローラ1,突起ロール2,軸体3,第一歯車5,オルゴールユニット6,歯車伝動機構K,回転変換ユニット7等の形状,大きさ,個数,材質等は用途に合わせて適宜選択できる。
本考案の足踏み健康器具の一形態で、オルゴールユニットが収容された枠体部分の上蓋を外した状態の足踏み健康器具の斜視図である。 図1の概略平面図である。 図2の第一歯車と歯車伝動機構とオルゴールユニット周りの拡大平面図である。 歯車伝動機構周りの正面図である。 回転変換ユニットの説明断面図である。
符号の説明
1 足踏みローラ
2 突起ロール
22 突起
3 軸体
41 基台
5 第一歯車
6 オルゴールユニット
7 回転変換ユニット
72 第二歯車
78 第三歯車
F 足

Claims (3)

  1. 外周面に多数の突起が形成された突起ロール(2)の両端面から軸体(3)を突出させた足踏みローラ(1)と、前記両軸体(3,3)を受け支えて、該足踏みローラを回転自在に支持する基台(41)と、該基台を貫通した一の前記軸体(3)に固着される第一歯車(5)と、該第一歯車に歯車伝動機構(K)を介して歯合連結し、該第一歯車の回動を駆動源にして音の出るオルゴールユニット(6)と、を具備し、
    足の裏を前記突起ロール(2)上に足を載せ、その足を前後方向に動かすことにより、足の裏を刺激すると共に前記第一歯車(5)を回動させて前記オルゴールユニット(6)の音がでることを特徴とする足踏み健康器具。
  2. 前記足踏みローラ(1)が一対設けられ、且つ両者がスペース(S)をあけて同一軸線上に配され、さらに該スペースに前記オルゴールユニット(6)が配されるようにした請求項1記載の足踏み健康器具。
  3. 前記第一歯車(5)に歯合する第二歯車(72)から歯車伝動を受ける第三歯車(78)が、前記突起ロール(2)上に足を載せ、その足を前方向に動かす場合及び前記足を後方向に動かす場合のいずれも一回転方向へ回転するようにした回転変換ユニット(7)を、前記歯車伝動機構(K)のなかにさらに備え、前記足を前後方向に動かす両方向の動きで、いずれもオルゴールユニット(6)の音がでるようにした請求項2記載の足踏み健康器具。
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