JP3143125U - Gas turbine intake filter - Google Patents
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Abstract
【課題】 フィルタ枠の剛性を損なわず、軽量、且つ、圧力損失の低いHEPAフィルタや準HEPAフィルタを提供する。
【解決手段】 四辺形状のフィルタ枠に、ろ材をジグザグ状に折り畳むことにより構成されたフィルタパックを収容し、前記フィルタ枠の通風面側から前記通風面の周部を囲むようにして前記フィルタ枠に固定されたガイド枠を備えたガスタービン吸気用フィルタであって、前記通風面と平行な面における前記ガイド枠の外周縁に囲まれた面積に対して前記ガイド枠の内周縁に囲まれた面積比を0.83以上とし、前記フィルタ枠の一辺の最大外寸に対する最大内寸の寸法比を0.94以上としたことを特徴とする。
【選択図】 図1PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a light weight and low pressure loss HEPA filter or a quasi-HEPA filter without impairing the rigidity of a filter frame.
SOLUTION: A filter pack formed by folding a filter medium in a zigzag shape is accommodated in a four-sided filter frame, and is fixed to the filter frame so as to surround a peripheral portion of the ventilation surface from the ventilation surface side of the filter frame. A gas turbine intake filter provided with a guide frame, wherein the ratio of the area surrounded by the inner periphery of the guide frame to the area surrounded by the outer periphery of the guide frame in a plane parallel to the ventilation surface Is set to 0.83 or more, and the ratio of the maximum inner dimension to the maximum outer dimension of one side of the filter frame is set to 0.94 or more.
[Selection] Figure 1
Description
本考案は、火力発電のガスタービン等に使用されるガスタービン吸気用エアフィルタに関する。 The present invention relates to a gas turbine intake air filter used in a thermal power generation gas turbine or the like.
ガスタービン用フィルタは、大風量下で使用されることから剛性が求められる反面、吸気チャンバのフィルタ取付枠に対する負荷を低減するため、軽量であることも求められる。このような要求を満たすため、例えば、特許文献1に開示されるように、四辺形状のフィルタ枠にフィルタパックを収容し、前記フィルタ枠の通風面側からガイド枠を設けたガスタービン吸気用フィルタが提案されている。
一方、ガスタービン用フィルタの最終段にHEPAフィルタや準HEPAフィルタのような捕集効率の高いフィルタ(以下、「HEPAフィルタ等」とする。)を配置することによって、ガスタービンの経時的な出力低下を抑制できることが知られるようになってきた。
このHEPAフィルタ等は、ろ材とフィルタ枠の間をシール剤で埋めることによって高い捕集効率を確保しているが、このシール剤が重いために、構造物へ取り付けた際の負荷を軽減するために軽量化が望まれている。
また、HEPAフィルタ等は、高い捕集効率を有している反面、圧力損失が高いため、所定の風量を確保するためには、より多くの風速を必要とする。
しかしながら、従来のガイド枠は、圧力損失を低くすることについて何等考慮がなされていない。
The gas turbine filter is required to be light in order to reduce the load on the filter mounting frame of the intake chamber while being required to be rigid because it is used under a large air volume. In order to satisfy such a requirement, for example, as disclosed in
On the other hand, by arranging a filter with high collection efficiency such as a HEPA filter or a quasi-HEPA filter (hereinafter referred to as “HEPA filter”) at the final stage of the gas turbine filter, the output of the gas turbine over time. It has been known that the decrease can be suppressed.
This HEPA filter, etc., ensures high collection efficiency by filling the space between the filter medium and the filter frame with a sealing agent, but because this sealing agent is heavy, to reduce the load when attached to the structure Therefore, weight reduction is desired.
In addition, the HEPA filter and the like have high collection efficiency, but have high pressure loss. Therefore, in order to secure a predetermined air volume, a higher air speed is required.
However, the conventional guide frame does not give any consideration to reducing the pressure loss.
そこで、本考案は、フィルタ枠の剛性を損なわず、軽量、且つ、圧力損失の低いHEPAフィルタ等を提供することを目的とする。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a HEPA filter and the like that are lightweight and have low pressure loss without impairing the rigidity of the filter frame.
本考案のガスタービン吸気用エアフィルタは、前記目的を達成するため、請求項1記載の通り、四辺形状のフィルタ枠に、ろ材をジグザグ状に折り畳むことにより構成されたフィルタパックを収容し、前記フィルタ枠の通風面側から前記通風面の周部を囲むようにして前記フィルタ枠に固定されたガイド枠を備えたガスタービン吸気用フィルタであって、前記通風面と平行な面における前記ガイド枠の外周縁に囲まれた面積に対して前記ガイド枠の内周縁に囲まれた面積比を0.83以上とし、前記ガイド枠の一辺の最大外寸に対する前記フィルタ枠の一辺の最大外寸の寸法比を0.94以上としたことを特徴とする。
請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の考案おいて、前記フィルタパックに対する前記ろ材の体積比を0.251〜0.263としたことを特徴とする。
請求項3に記載の本考案は、請求項1又は2に記載の考案において、前記フィルタ枠の通風方向の上流側及び/又は下流側とに、それぞれ前記フィルタ枠から離れる方向に向かって設けられたフランジ部を設け、前記ガイド枠を断面形状がL字状の部材を枠体として構成して、前記フランジ部に固定したことを特徴とする。
請求項4に記載の本考案は、請求項1又は2に記載の考案において、前記フィルタ枠を、前記フィルタ枠の両側を構成する側板と、前記両側板の上下方向からそれぞれ嵌合される断面コ字状の上下板とから構成し、前記ガイド枠を断面形状がL字状の部材を枠体として構成して、前記フィルタ枠に嵌合したことを特徴とする。
請求項5に記載の本考案は、請求項1又は2に記載の考案において、前記ガイド枠を、前記フィルタ枠の通風面の四隅の角部にそれぞれ設けたL字形の部材により構成したことを特徴とする。
In order to achieve the above object, a gas turbine intake air filter according to the present invention accommodates a filter pack formed by folding a filter medium in a zigzag shape in a quadrilateral filter frame as described in
The present invention described in
A third aspect of the present invention is the device according to the first or second aspect, wherein the filter frame is provided on the upstream side and / or the downstream side in the ventilation direction in a direction away from the filter frame. A flange portion is provided, and a member having an L-shaped cross-section is configured as a frame body and the guide frame is fixed to the flange portion.
A fourth aspect of the present invention is the invention according to the first or second aspect, wherein the filter frame is fitted to a side plate constituting both sides of the filter frame and a cross-section in which the both side plates are fitted from above and below. The guide frame is formed of a member having an L-shaped cross section as a frame body and is fitted to the filter frame.
According to a fifth aspect of the present invention, in the device according to the first or second aspect, the guide frame is configured by L-shaped members respectively provided at four corners of the ventilation surface of the filter frame. Features.
本考案によれば、ガイド枠によりフィルタ枠への剛性を付与しつつ、エアフィルタ自体を軽量化し、更には、低い圧力損失とすることができる。 According to the present invention, the air filter itself can be reduced in weight while giving rigidity to the filter frame by the guide frame, and further, the pressure loss can be reduced.
上述の通り、本考案のガスタービン吸気用エアフィルタは、四辺形状のフィルタ枠に、ろ材をジグザグ状に折り畳むことにより構成されたフィルタパックを収容し、フィルタ枠の通風面側から通風面の周部を囲むようにしてフィルタ枠に固定されたガイド枠を備えたガスタービン吸気用フィルタとしたものにおいて、通風面と平行な面におけるガイド枠の外周縁に囲まれた面積に対してガイド枠の内周縁に囲まれた面積比を0.83以上とし、ガイド枠の一辺の最大外寸に対するフィルタ枠の一辺の最大外寸の寸法比を0.94以上とするものである。
これにより、ガイド枠の開口部が、フィルタを通過する気流の流路を妨げることなく、圧力損失を低くすることができる。
尚、面積比が0.83未満となると、圧力損失が高くなり、寸法比が0.94未満となると、圧力損失が高くなるからである。
As described above, the gas turbine intake air filter of the present invention accommodates a filter pack formed by folding a filter medium in a zigzag shape in a four-sided filter frame, and the filter frame is surrounded from the ventilation surface side of the filter frame. In the gas turbine intake filter having a guide frame fixed to the filter frame so as to surround the portion, the inner peripheral edge of the guide frame with respect to the area surrounded by the outer peripheral edge of the guide frame in a plane parallel to the ventilation surface The area ratio surrounded by is set to 0.83 or more, and the ratio of the maximum outer dimension of one side of the filter frame to the maximum outer dimension of one side of the guide frame is set to 0.94 or more.
Thereby, pressure loss can be made low, without the opening part of a guide frame preventing the flow path of the airflow which passes a filter.
This is because the pressure loss increases when the area ratio is less than 0.83, and the pressure loss increases when the dimensional ratio is less than 0.94.
次に、図面を参照して説明する。
図1のガスタービン吸気用フィルタ1は、フィルタ枠2として、通風方向の上流側と下流側とにおいてフランジ部2aを備えた四辺形状の枠体を使用している。ろ材はジグザグ状に折り畳まれて直方体形状に維持できる程度に構成されたフィルタパック3として、フィルタ枠2内に収容される。その際、フィルタ枠2とフィルタパック3との当接部位は、上流側から下流側へ空気が漏れないようにシール剤4が介挿される。尚、本実施の形態では、シール剤の上流側と下流側とには、それぞれ、断面形状がL字状の部材を枠体として構成して、液状シール剤充填時にシール剤が流れ出さないようにするために、シール剤ガイド5を設けるようにしている。
フィルタ枠2のフランジ部2aには、断面形状がL字状でフィルタ枠の通風面より狭い開口部を備えた枠体として構成されたガイド枠6が、フィルタ枠2の通風面の上流側と下流側とからそれぞれ被せるようにしてフィルタ枠2に嵌められ、フランジ部2aにビス7等により固定される。
上記のようにして構成されたガスタービン吸気用フィルタ1は、吸気チャンバの取り付けフレーム8に、ゴムやウレタン等からなるガスケット9を介して押圧して固定される。
Next, a description will be given with reference to the drawings.
The gas
In the
The gas
次に、本考案の他の実施の形態について説明する。
図2のガスタービン吸気用フィルタ1は、フィルタ枠2として、同図(b)に示すように、フィルタ枠2の両側板2bに対して、上下方向から通風方向の上流側と下流側とに通風面の方向に向うフランジ部2cを備えた上下板2dを嵌合して構成された四辺形状の枠体を使用している。ろ材はジグザグ状に折り畳まれて直方体形状に維持できる程度に構成されたフィルタパック3として、同図(a)に示すように、フィルタ枠2内に収容される。その際、フィルタ枠2とフィルタパック3との当接部位は、上流側から下流側へ空気が漏れないようにシール剤4が介挿される。
フィルタ枠2のフランジ部2cには、断面形状がL字状でフィルタ枠2の通風面より狭い開口部を備えた枠体として構成されたガイド枠6が、フィルタ枠2の通風面の上流側と下流側とからそれぞれ被せるようにしてフィルタ2枠に嵌合され、フランジ部にビス7等により固定される。
上記のようにして構成されたガスタービン吸気用フィルタ1は、吸気チャンバの取り付けフレーム8に、ゴムやウレタン等からなるガスケット9を介して押圧して固定される。
Next, another embodiment of the present invention will be described.
As shown in FIG. 2B, the gas
In the
The gas
次に、本考案の他の実施の形態について説明する。
図3のガスタービン吸気用フィルタは、フィルタ枠2として、同図(b)に示すように、フィルタ枠2を構成する板片2eの長手方向の端部を接合部2fとして、隣接する板片2f,2f同士をビス等により固定し、フィルタ枠2の上流側と下流側とのそれぞれにフィルタ枠2から離れる方向に向かってフランジ部2gが設けられた四辺形状の枠体を使用している。ろ材はジグザグ状に折り畳まれて直方体形状に維持できる程度に構成されたフィルタパック3として、同図(a)に示すように、フィルタ枠2内に収容される。その際、フィルタ枠2とフィルタパック3との当接部位は、上流側から下流側へ空気が漏れないようにシール剤4が介挿される。
フィルタ枠2の上流側と下流側とには、それぞれ、金属製の網目状部材10を図示しないがビス等により固定し、フランジ部4gの四隅、即ち、フィルタ枠2の通風面の四隅の角部には、それぞれ、L字状の部材11をガイド枠として、隣接するフィルタ枠の板片2f,2f同士に亘って設けられ、ビス7等により固定される。
上記のようにして構成されたガスタービン吸気用フィルタ1は、吸気チャンバの取り付けフレーム8に、ゴムやウレタン等からなるガスケット9を介して押圧して固定される。
Next, another embodiment of the present invention will be described.
The gas turbine intake filter of FIG. 3 is an adjacent plate piece as the
The gas
図1〜図3で示したガスタービン吸気用フィルタ1は、ガイド枠6の通風面に平行な面に関して、外周縁(辺Gmaxにより構成された四辺形)と内周縁(辺Gminにより構成された四辺形)とに囲まれた面積比(GSmin/GSmax)を0.83以上としている。そして、更に、ガイド枠の一辺の最大外寸(辺Gmaxの長さ)に対するフィルタ枠の最大外寸(辺Fmaxの長さ)の寸法比(Fmax/Gmax)を0.94以上としている。
これにより、ガイド枠6の開口部が、フィルタ1を通過する気流の流路を妨げることなく、しかも、シール剤4がフィルタ枠2とガイド枠6で形成される空間に収まるためにシール剤4によっても流路を妨げず、圧力損失を低くすることができる。
Gas turbine
As a result, the opening of the
尚、本明細書において、ガイド枠6の外周縁は、通風面と平行な面において、ガイド枠6の最大の外周縁のことをいうものとし、図3の場合では、L字形の部材を四隅に配置することにより構成される仮想の四辺形の最大の外周縁をいうものとする。
また、ガイド枠6の内周縁は、通風面と平行な面において、ガイド枠6の最小の内周縁のことをいうものとし、図3の場合では、L字形の部材11を四隅に配置することにより構成される仮想の四辺形の最小の内周縁をいうものとする。
また、ガイド枠6の一辺の最大外寸は、通風面と平行な面において、ガイド枠6の最大の外周縁を構成する一辺の長さをいうものとし、図3の場合では、L字形の部材11を四隅に配置することにより構成される仮想の四辺形の最大の外周縁を構成する一辺の長さをいうものとする。
また、ガイド枠6は、フィルタ1の通風方向の上流側又は下流側のみに設けてもよく、両側に設けてもよい。
また、フィルタ枠2の一辺の最大外寸は、通風面と平行な面において、フィルタ枠2の最大の外周縁を構成する一辺の長さをいうものとする。
In this specification, the outer peripheral edge of the
Further, the inner peripheral edge of the
The maximum outer dimension of one side of the
Further, the
Further, the maximum outer dimension of one side of the
また、フィルタパック3に対するろ材の体積比(ろ材の有効体積/フィルタパック3の体積)を0.251〜0.263とすることが好ましい。0.251未満であると、フィルタの寿命が短くなり、0.263を超えると圧力損失が高くなるからである。
上記ろ材の有効体積は、フィルタパック3を構成するろ材の面積、厚さ及び枚数を乗算することにより得ることができる。
また、フィルタパック3の体積は、シール剤等を除いたフィルタパック3の体積をいうものとする。
Further, the volume ratio of the filter medium to the filter pack 3 (the effective volume of the filter medium / the volume of the filter pack 3) is preferably set to 0.251 to 0.263. This is because if it is less than 0.251, the filter life is shortened, and if it exceeds 0.263, the pressure loss increases.
The effective volume of the filter medium can be obtained by multiplying the area, thickness, and number of filter media constituting the
The volume of the
また、本明細書において、フィルタパック3は、ろ材をジグザグ状に折り畳んでその形状が一定に保たれたものであって、シール剤4まではその構成要素には含まないものとする。
フィルタパック3を構成するろ材としては、ガスタービン吸気用フィルタ1に使用できるものであれば特に制限はないが、例えば、極細ガラス繊維を有機バインダで結合した抄造法によるガラス繊維紙等の高性能フィルタ(準HEPAとHEPA)ろ材を使用することができる。
このろ材の折り高さや折り畳み間隔については特に制限するものではない。一例として、折り高さは、50〜300mm程度とすることができ、折り畳み間隔は、2〜5mm程度とすることができる。
また、折り畳み頂部は、折り筋を1本設けてろ材を折り曲げて角を形成するようにしてもよいし、或いは、2本設けて、その頂部に平らな部分を設けてもよい。
また、折り筋の形成方法についても、特に制限するものではないが、例えば、ろ材の一方の面から押圧して形成する方法や両面から押圧して形成する方法等を採用することができる。また、折り筋の幅についても特に制限はなく、例えば、1〜3mm程度の幅とすることができる。
Further, in this specification, the
The filter medium constituting the
The folding height and folding interval of the filter medium are not particularly limited. As an example, the folding height can be about 50 to 300 mm, and the folding interval can be about 2 to 5 mm.
Further, the folding top portion may be provided with one folding line to bend the filter medium to form a corner, or may be provided with two flat portions on the top portion.
Also, the method for forming the crease is not particularly limited, and for example, a method of forming by pressing from one side of the filter medium or a method of forming by pressing from both sides can be employed. Moreover, there is no restriction | limiting in particular also about the width | variety of a crease, For example, it can be set as the width | variety of about 1-3 mm.
また、必要に応じてろ材の間隔を保持するためのセパレータを設けるようにしてもよく、このセパレータとしては、フィルタ1の使用時にろ材間隔を保持できるものであれば、その材質については特に制限するものではないが、セパレータとしては、例えば、アルミニウム板を波形状に構成したものやリボン材等を使用することができる。尚、その波の高さは、全て同じ高さにするようにしてもよく、また、特公昭63−33887号公報に示すようにセパレータの一端側から他端側に向かって波高さが大きくなるようにしてもよい。また、リボン材としては、例えば、ホットメルト系の樹脂等を使用することができ、これを、積層されたろ材の表面の折り畳み方向に沿って塗布し、ジグザグに折り畳んで硬化することにより、折り畳まれたろ材の間隔を保持することができる。
Moreover, you may make it provide the separator for hold | maintaining the space | interval of a filter medium as needed, As this separator, if the filter medium space | interval can be hold | maintained at the time of use of the
フィルタ枠2は、上記実施の形態で説明した以外にも、例えば、1枚の板材を折り曲げることによっても得ることができ、フィルタ枠2を構成する材料についても、特に制限はないが、例えば、アルミニウム、ステンレス、メッキ鋼板や木等を使用することができる。
The
次に、本考案の実施例を比較例とともに説明する。
以下の実施例1〜4及び比較例1〜2として、ガスタービン吸気用フィルタの構造として図1と同じ構造のものを使用した。
Next, examples of the present invention will be described together with comparative examples.
As Examples 1 to 4 and Comparative Examples 1 and 2 below, the gas turbine intake filter having the same structure as that of FIG. 1 was used.
(実施例1)
フィルタパック3は、厚さ0.4mm、面積25.6m2の長方形のガラス繊維製のろ材を2枚重ねて、ジグザグ状に折り畳み、0.560m×0.560m×0.260mの直方体形状のものとした。
フィルタ枠2は、幅0.292m、厚さ0.6mmのステンレス製部材を0.570m×0.570m×0.292mの四辺形状の枠体として構成し、通風面の上流側と下流側とにそれぞれ、長さ12mmフランジ部2gを突設して構成した。
そして、フィルタパック3の上下方向の端面と、フィルタ枠2との間に5mm厚のウレタン樹脂を介挿した後、ステンレス製部材からなる厚さ0.6mm、各辺が22mmと20mmの断面L字形部材を0.594m×0.594m×0.020m(開口部0.550m×0.550m)のガイド枠6として構成して、フィルタ枠2にビス7で固定し、ガスタービン吸気用フィルタ1とした。
上記フィルタ1において、ガイド枠6の外周縁を構成する辺(Gmax)に囲まれた面積(GSmax)は、0.353m2(0.594m×0.594m)であり、ガイド枠6の内周縁を構成する辺(Gmin)に囲まれた面積(GSmin)は、0.303m2(0.550m×0.550m)となる。
また、ガイド枠6の一辺の最大外寸(Gmax)は、0.594mであり、フィルタ枠2の一辺の最大外寸(Fmax)は、0.570mである。
従って、面積比(GSmin/GSmax)は、0.857となり、寸法比(Fmax/Gmax)は、0.960となる。
また、ろ材の有効体積(VR)は、0.0205m3(0.0004m×25.6m2)となり、フィルタパック3の体積(VF)は、0.0815m3(0.560m×0.560m×0.260m)となり、フィルタパック3に対するろ材の体積比(VR/VF)は、0.251となる。
Example 1
The
The
And after inserting the urethane resin of thickness 5mm between the end surface of the up-down direction of the
In the
The maximum outer dimension (G max ) of one side of the
Therefore, the area ratio (GS min / GS max ) is 0.857, and the dimensional ratio (F max / G max ) is 0.960.
The effective volume (V R ) of the filter medium is 0.0205 m 3 (0.0004 m × 25.6 m 2 ), and the volume (V F ) of the
(実施例2)
フィルタパック3は、厚さ0.4mm、面積26.2m2の長方形のガラス繊維製のろ材を2枚重ねて、ジグザグ状とした以外は、実施例1と同様にしてガスタービン吸気用フィルタ1とした。
上記フィルタにおいて、ガイド枠6の外周縁を構成する辺(Gmax)に囲まれた面積(GSmax)は、0.353m2(0.594m×0.594m)であり、ガイド枠6の内周縁を構成する辺(Gmin)に囲まれた面積(GSmin)は、0.303m2(0.550m×0.550m)となる。
また、ガイド枠6の一辺の最大外寸(Gmax)は、0.594mであり、フィルタ枠2の一辺の最大外寸(Fmax)は、0.570mである。
従って、面積比(GSmin/GSmax)は、0.857となり、寸法比(Fmax/Gmax)は、0.960となる。
また、ろ材の有効体積(VR)は、0.0210m3(0.0004m×26.2m2)となり、フィルタパック3の体積(VF)は、0.0815m3(0.560m×0.560m×0.260m)となり、フィルタパック3に対するろ材の体積比(VR/VF)は、0.257となる。
(Example 2)
The
In the filter, the area (GS max ) surrounded by the side (G max ) constituting the outer peripheral edge of the
The maximum outer dimension (G max ) of one side of the
Therefore, the area ratio (GS min / GS max ) is 0.857, and the dimensional ratio (F max / G max ) is 0.960.
The effective volume of the filter material (V R) is, 0.0210m 3 (0.0004m × 26.2m 2 ) , and the volume of the
(実施例3)
フィルタパック3は、厚さ0.4mm、面積26.8m2の長方形のガラス繊維製のろ材を2枚重ねて、ジグザグ状とした以外は、実施例1と同様にしてガスタービン吸気用フィルタ1とした。
上記フィルタ1において、ガイド枠6の外周縁を構成する辺(Gmax)に囲まれた面積(GSmax)は、0.353m2(0.594m×0.594m)であり、ガイド枠6の内周縁を構成する辺(Gmin)に囲まれた面積(GSmin)は、0.303m2(0.550m×0.550m)となる。
また、ガイド枠6の一辺の最大外寸(Gmax)は、0.594mであり、フィルタ枠2の一辺の最大外寸(Fmax)は、0.570mである。
従って、面積比(GSmin/GSmax)は、0.857となり、寸法比(Fmax/Gmax)は、0.960となる。
また、ろ材の有効体積(VR)は、0.0214m3(0.0004m×25.6m2)となり、フィルタパック3の体積(VF)は、0.0815m3(0.560m×0.560m×0.260m)となり、フィルタパック3に対するろ材の体積比(VR/VF)は、0.263となる。
(Example 3)
The
In the
The maximum outer dimension (G max ) of one side of the
Therefore, the area ratio (GS min / GS max ) is 0.857, and the dimensional ratio (F max / G max ) is 0.960.
The effective volume (V R ) of the filter medium is 0.0214 m 3 (0.0004 m × 25.6 m 2 ), and the volume (V F ) of the
(実施例4)
フィルタパック3は、厚さ0.4mm、面積27.4m2の長方形のガラス繊維製のろ材を2枚重ねて、ジグザグ状とした以外は、実施例1と同様にしてガスタービン吸気用フィルタ1とした。
上記フィルタにおいて、ガイド枠6の外周縁を構成する辺(Gmax)に囲まれた面積(GSmax)は、0.353m2(0.594m×0.594m)であり、ガイド枠6の内周縁を構成する辺(Gmin)に囲まれた面積(GSmin)は、0.303m2(0.550m×0.550m)となる。
また、ガイド枠6の一辺の最大外寸(Gmax)は、0.594mであり、フィルタ枠2の一辺の最大外寸(Fmax)は、0.570mである。
従って、面積比(GSmin/GSmax)は、0.857となり、寸法比(Fmax/Gmax)は、0.960となる。
また、ろ材の有効体積(VR)は、0.0219m3(0.0004m×27.4m2)となり、フィルタパック3の体積(VF)は、0.0815m3(0.560m×0.560m×0.260m)となり、フィルタパック3に対するろ材の体積比(VR/VF)は、0.269となる。
Example 4
The
In the filter, the area (GS max ) surrounded by the side (G max ) constituting the outer peripheral edge of the
The maximum outer dimension (G max ) of one side of the
Therefore, the area ratio (GS min / GS max ) is 0.857, and the dimensional ratio (F max / G max ) is 0.960.
The effective volume of the filter material (V R) is, 0.0219m 3 (0.0004m × 27.4m 2 ) , and the volume of the
(比較例1)
フィルタパック3は、厚さ0.4mm、面積25.5m2の長方形のガラス繊維製のろ材を2枚重ねて、ジグザグ状に折り畳み、0.540m×0.540m×0.260mの直方体形状のものとした。
フィルタ枠2は、幅0.292m、厚さ0.6mmのステンレス製部材を0.550m×0.550m×0.292mの四辺形状の枠体として構成し、通風面の上流側と下流側とにそれぞれ、長さ20mmフランジ部2aを突設して構成した。
そして、フィルタパック3の上下方向の端面と、フィルタ枠2との間に5mm厚のシリコーン樹脂4を介挿した後、ステンレス製部材からなる厚さ0.6mm、各辺が30mmと20mmの断面L字形部材を0.594m×0.594m×0.020m(開口部0.534m×0.534m)のガイド枠6として構成して、フィルタ枠2にビス7で固定し、ガスタービン吸気用フィルタ1とした。
上記フィルタにおいて、ガイド枠6の外周縁を構成する辺(Gmax)に囲まれた面積(GSmax)は、0.353m2(0.594m×0.594m)であり、ガイド枠6の内周縁を構成する辺(Gmin)に囲まれた面積(GSmin)は、0.285m2(0.534m×0.534m)となる。
また、ガイド枠6の一辺の最大外寸(Gmax)は、0.594mであり、フィルタ枠2の一辺の最大外寸(Fmax)は、0.550mである。
従って、面積比(GSmin/GSmax)は、0.808となり、寸法比(Fmax/Gmax)は、0.926となる。
また、ろ材の有効体積(VR)は、0.0205m3(0.0004m×25.6m2)となり、フィルタパック3の体積(VF)は、0.0758m3(0.540m×0.540m×0.260m)となり、フィルタパック3に対するろ材の体積比(VR/VF)は、0.270となる。
(Comparative Example 1)
The
The
And after inserting the 5 mm-
In the filter, the area (GS max ) surrounded by the side (G max ) constituting the outer peripheral edge of the
The maximum outer dimension (G max ) of one side of the
Accordingly, the area ratio (GS min / GS max ) is 0.808, and the dimension ratio (F max / G max ) is 0.926.
The effective volume (V R ) of the filter medium is 0.0205 m 3 (0.0004 m × 25.6 m 2 ), and the volume (V F ) of the
(比較例2)
フィルタパック3は、厚さ0.4mm、面積24.1m2の長方形のガラス繊維製のろ材を2枚重ねて、ジグザグ状とした以外は、比較例1と同様にしてガスタービン吸気用フィルタ1とした。
上記フィルタにおいて、ガイド枠6の外周縁を構成する辺(Gmax)に囲まれた面積(GSmax)は、0.353m2(0.594m×0.594m)であり、ガイド枠6の内周縁を構成する辺(Gmin)に囲まれた面積(GSmin)は、0.285m2(0.534m×0.534m)となる。
また、ガイド枠6の一辺の最大外寸(Gmax)は、0.594mであり、フィルタ枠2の一辺の最大外寸(Fmax)は、0.534mである。
従って、面積比(GSmin/GSmax)は、0.808となり、寸法比(Fmax/Gmax)は、0.926となる。
また、ろ材の有効体積(VR)は、0.0193m3(0.0004m×24.1m2)となり、フィルタパック3の体積(VF)は、0.0758m3(0.540m×0.540m×0.260m)となり、フィルタパック3に対するろ材の体積比(VR/VF)は、0.254となる。
(Comparative Example 2)
The
In the filter, the area (GS max ) surrounded by the side (G max ) constituting the outer peripheral edge of the
The maximum outer dimension (G max ) of one side of the
Accordingly, the area ratio (GS min / GS max ) is 0.808, and the dimension ratio (F max / G max ) is 0.926.
The effective volume of the filter material (V R) is, 0.0193m 3 (0.0004m × 24.1m 2 ) , and the volume of the
次に、各実施例と各比較例について、風量56m3/分時の圧力損失を測定し、その結果を表1に示す。 Next, for each example and each comparative example, the pressure loss at an air volume of 56 m 3 / min was measured, and the results are shown in Table 1.
上記表1から、本実施例1〜4は、比較例1〜2と比べて軽量で圧力損失が低いガスタービン吸気用フィルタとなることがわかった。 From Table 1 above, it was found that Examples 1 to 4 are gas turbine intake filters that are lighter and have lower pressure loss than Comparative Examples 1 and 2.
1 ガスタービン吸気用フィルタ
2 フィルタ枠
2a フランジ部
2b 両側板
2c フランジ部
2d 上下板
2e 板片
2f 接合部
2g フランジ部
3 フィルタパック
4 シール剤
5 シール剤ガイド
6 ガイド枠
7 ビス
8 フレーム
9 ガスケット
10 網目状部材
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Claims (5)
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