JP3142487U - 嵩上げ用溝蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】嵩上げ部の強度を低下させることなく、その使用する金属材料の使用量を抑制し、もってコストの低減化を可能とする経済的な嵩上げ用溝蓋を提供するとともに、あわせて、重量の低減による運搬費等の低下や作業上の負担の低減を図ることを目的とする。
【解決手段】溝蓋本体M下面側に嵩上げ部Kが形成された溝蓋Gにおいて、前記嵩上げ部が屈曲部材10によって形成されていることを特徴とする嵩上げ用溝蓋に係り、前記屈曲部材は、波形部材又は円弧形若しくはU字形若しくはV字形部材であり、前記屈曲部材の屈曲方向は上下又は左右とすることができ、前記屈曲方向が上下である屈曲部材の谷部には補強板50を立設することができる。
【選択図】図1

Description

この考案は溝蓋本体下面側に嵩上げ部が形成された嵩上げ用溝蓋の改良に関する。
側溝等に取り付けられる溝蓋には、溝蓋天面の高さを側溝ブロックの上面に合わせるために、溝蓋の下面側に嵩上げ部を形成した嵩上げ用溝蓋が知られている。添付図面の第17図に示すように、従来のこの種嵩上げ用溝蓋60は、溝蓋本体Mの下面側に角パイプ70によって嵩上げ部Kを形成したものが一般的であった。溝蓋本体Mに関し、80はベアリングバー、81はツイストバー、82はエンドプレート、83はサイドプレートである。
しかしながら、図17に示すような角パイプ70では、嵩上げ部Kの制作に使用される鉄等の金属材料の消費量が大きくなり材料費が高くなる嫌いがある。また、金属材料の消費量が大きくなると重量が増加し、運搬費も高くなるばかりか、作業上の負担も大きい。
特開2007−277832号公報
そこで、この考案は、嵩上げ部の強度を低下させることなく、その使用する金属材料の使用量を抑制し、もってコストの低減化を可能とする経済的な嵩上げ用溝蓋を提供するとともに、あわせて、重量の低減による運搬費等の低下や作業上の負担の低減を図ることを目的とする。
すなわち、請求項1の考案は、溝蓋本体下面側に嵩上げ部が形成された溝蓋において、前記嵩上げ部が屈曲部材によって形成されていることを特徴とする嵩上げ用溝蓋に係る。
また、請求項2の考案は、前記屈曲部材が波形部材又は円弧形若しくはU字形若しくはV字形部材である請求項1に記載の嵩上げ用溝蓋に係る。
また、請求項3の考案は、前記屈曲部材の屈曲方向が上下又は左右である請求項1又は2に記載の嵩上げ用溝蓋に係る。
請求項4の考案は、前記屈曲方向が上下である屈曲部材の谷部に補強板を立設した請求項3に記載の嵩上げ用溝蓋に係る。
さらに、請求項5の考案は、前記嵩上げ部の前後に前板部及び後板部を有する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の嵩上げ用溝蓋に係る。
請求項6の考案は、前記前板部及び後板部の下端に内側への折曲部を有する請求項5に記載の嵩上げ用溝蓋に係る。
請求項1の考案に係る嵩上げ用溝蓋によれば、溝蓋本体下面側において、嵩上げ部が屈曲部材によって形成されているものであるから、従来の角パイプに比して、嵩上げ部の強度を低下させることなく、その使用する金属材料の使用量を抑制することができ、もってコストの低減化を可能となる。あわせて、重量の低減による運搬費等の低下や作業上の負担の低減を図ることが可能となる。
請求項2の考案は、請求項1において、前記屈曲部材が波形部材又は円弧形若しくはU字形若しくはV字形部材で構成されているものであるから、簡単な構成によって、嵩上げ部の強度を低下させることなく、その使用する金属材料の使用量を抑制することができる。また、その製作も容易である。
請求項3の考案は、請求項1又は2において、前記屈曲部材の屈曲方向が上下又は左右であることより、極めて簡単な構成によって、嵩上げ部の強度を低下させることなく、その使用する金属材料の使用量を抑制することができる。また、その製作も容易である。
請求項4の考案は、請求項3において、屈曲方向が上下である屈曲部材の谷部に補強板を立設したものであるから、前記屈曲部からなる嵩上げ部の形状の維持及び強度を確実に確保することができる。
請求項5の考案は、請求項1ないし4に記載の嵩上げ用溝蓋において、前記嵩上げ部の前後に前板部及び後板部を有するものであるから、簡単な構成によって、前記嵩上げ部の形状の維持及び強度を確保することができる。また、嵩上げ部の製作を容易かつ経済的に行うことが可能となる。
請求項6の考案は、請求項5において、前記前板部及び後板部の下端に内側への折曲部を有するものであるから、前記嵩上げ部の形状の維持及び強度の確保がより確実にすることができ、あわせて屈曲部材の取付も確実にできる。嵩上げ部の製作を容易かつ経済的に行うことが可能となる。
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。
図1は嵩上げ部が波形部材よりなる屈曲部材によって形成された嵩上げ用溝蓋の実施例を表す斜視図、図2は嵩上げ部が円弧部材よりなる屈曲部材によって形成された嵩上げ用溝蓋の実施例を表す斜視図、図3は図2の嵩上げ部の斜視図、図4は波形部材よりなる屈曲部材によって形成された嵩上げ部の一部を省略した要部の断面図、図5は同じく他の例の波形部材を表す嵩上げ部の一部を省略した断面図、図6は同じくさらに別の例の波形部材を表す嵩上げ部の一部を省略した断面図、図7は円弧部材の例を表す嵩上げ部の一部を省略した断面図、図8は円弧部材の他の例を表す嵩上げ部の一部を省略した断面図、図9はU字形部材の例を表す嵩上げ部の一部を省略した断面図、図10はV字形部材の例を表す嵩上げ部の一部を省略した断面図、図11は嵩上げ部の屈曲部材の屈曲方向が左右である例を示す溝蓋の下面図、図12は図11の溝蓋の上側斜視図、図13は図11の屈曲部材の斜視図、図14は前板部及び後板部を有する嵩上げ部の斜視図、図15は嵩上げ用溝蓋の設置状態を表す断面図、図16は同じく嵩上げ用溝蓋の設置状態を表す別の切断面からの断面図である。
図1に示したように、この考案の溝蓋Gは、溝蓋本体Mの下面側に形成された嵩上げ部Kが屈曲部材10によって形成されていることを特徴とする。この嵩上げ部Kは、上板部40と前板部20と後板部30とを有し、その内側に波形部材11からなる屈曲部材10が取り付けられている。さらに、波形部材11からなる屈曲部材10の谷部には補強板50が立設されている。
図2の溝蓋G2は、嵩上げ部Kが円弧部材15からなる屈曲部材10によって形成されたものである。図3に示すように、嵩上げ部Kを構成する上板部40、前板部20、後板部30、屈曲部材10(15)、補強板50は溶接によって溶着されている。図において図1と同一符号は同一部材を表す。
図4ないし図10は嵩上げ部Kを形成する屈曲部材10の様々なバリエーションを表したものである。図4は大きな波からなる波形部材12の例、図5は谷と山の大きさが異なる波形部材13の例、図6は山部と谷部の接触面を大きくした波形部材14の例、図7は大きな円弧状部材16の例、図8は上下逆となったアーチ状の円弧状部材17の例、図9はU字形部材18の例、図10はV字形部材19の例である。なお、図9の符号18aは端部に使用される部分U字形屈曲部材を表す。
図示の例において、それぞれの屈曲部材10は概ね80mm〜200mm前後の周期で連続形成されるが、必要な耐荷重性能に応じ、周期の大きさや強度計算がなされる。また、図4、図6、図7及び図8の嵩上げ部Kのように、必要により、屈曲部材10の谷部に補強板50を立設することができる。なお、円弧形若しくはU字形若しくはV字形部材からなる屈曲部材16,17,18,19の例にあっては、一枚の板状物を連続成形することも可能である。図において、前記と同一符号は同一構成を表す。
図示し請求項5の考案に規定したように、嵩上げ部Kにおいて、前板部20及び後板部30を設けたものにあっては、簡単な構成によって、前記嵩上げ部Kの形状の維持及び強度を確保することができる。また、嵩上げ部の製作を容易かつ経済的に行うことができる。
さらに、図4、図5、図6、図8、図10及び図14に図示し請求項6の考案として規定したように、前記前板部20及び後板部30の下端に内側への折曲部21,31を設けたものにあっては、嵩上げ部Kの形状の維持及び強度の確保がより確実にすることができるとともに、図示のように、各屈曲部材10の端部を当該折曲部21に当接することによってその取付を容易かつ確実にでき、嵩上げ部Kの製作を容易かつ経済的に行うことができる利点がある。
図11ないし13は屈曲方向が左右である屈曲部材90を使用した例である。ここで屈曲部材90は、図1ないし図10で説明した屈曲方向が上下である屈曲部材10の形状を左右方向に用いてもよいものである。この屈曲方向が左右である屈曲部材90にあっては、図示のように、屈曲部材90の下面側の全てが設地部分となるので、上下方向の強度に優れる。なお、図において、前記と同一符号は同一構成を表す。
図15及び図16は嵩上げ用溝蓋Gの設置状態を表す断面図である。図において符号Dはコンクリート製品からなる側溝である。図のように、この考案によれば、従来の角パイプに比して、嵩上げ部Kの強度を低下させることなく、その使用する金属材料の使用量を抑制することができ、もってコストの低減化を可能とし、あわせて、重量の低減による運搬費等の低下や作業上の負担の低減を図ることが可能となる。
嵩上げ部が波形部材よりなる屈曲部材によって形成された嵩上げ用溝蓋の実施例を表す斜視図である。 嵩上げ部が円弧部材よりなる屈曲部材によって形成された嵩上げ用溝蓋の実施例を表す斜視図である。 図2の嵩上げ部の斜視図である。 波形部材よりなる屈曲部材によって形成された嵩上げ部の一部を省略した要部の断面図である。 同じく他の例の波形部材を表す嵩上げ部の一部を省略した断面図である。 同じくさらに別の例の波形部材を表す嵩上げ部の一部を省略した断面図である。 円弧部材の例を表す嵩上げ部の一部を省略した断面図である。 円弧部材の他の例を表す嵩上げ部の一部を省略した断面図である。 U字形部材の例を表す嵩上げ部の一部を省略した断面図である。 V字形部材の例を表す嵩上げ部の一部を省略した断面図である。 嵩上げ部の屈曲部材の屈曲方向が左右である例を示す溝蓋の下面図である。 図11の溝蓋の上側斜視図である。 図11の屈曲部材の斜視図である。 前板部及び後板部を有する嵩上げ部の斜視図である。 嵩上げ用溝蓋の設置状態を表す断面図である。 同じく嵩上げ用溝蓋の設置状態を表す別の切断面からの断面図である。 従来の嵩上げ用溝蓋の例を示す斜視図である。
符号の説明
10 屈曲部材
20 前板部
21 折曲部
30 後板部
31 折曲部
40 上板部
50 補強板
90 屈曲部材
G 溝蓋
M 溝蓋本体
K 嵩上げ部

Claims (6)

  1. 溝蓋本体下面側に嵩上げ部が形成された溝蓋において、
    前記嵩上げ部が屈曲部材によって形成されていることを特徴とする嵩上げ用溝蓋。
  2. 前記屈曲部材が波形部材又は円弧形若しくはU字形若しくはV字形部材である請求項1に記載の嵩上げ用溝蓋。
  3. 前記屈曲部材の屈曲方向が上下又は左右である請求項1又は2に記載の嵩上げ用溝蓋。
  4. 前記屈曲方向が上下である屈曲部材の谷部に補強板を立設した請求項3に記載の嵩上げ用溝蓋。
  5. 前記嵩上げ部の前後に前板部及び後板部を有する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の嵩上げ用溝蓋。
  6. 前記前板部及び後板部の下端に内側への折曲部を有する請求項5に記載の嵩上げ用溝蓋。
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