JP3141782U - 原竹材で製造する支承フレーム/柱構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】原竹材で製造する支承フレーム/柱構造の提供。
【解決手段】原竹材で製造する支承フレーム/柱構造であって、主な特徴は、直接、原竹材を複数の長方形の竹材に切断し、部分的な竹材を複数の竹塊に切断する。これらの竹塊を相隣する両竹材の間に連接し、相隣する両竹材の間は間隔を有するか、或いは、複数の竹材を相互に畳合して連接固定し、支承フレーム/柱を構成する。支承フレーム/柱は相互に連接して、収納フレーム体、収納棚、収納箱、置物棚、及び、家具等の構造材料となる。
【選択図】 図3
【解決手段】原竹材で製造する支承フレーム/柱構造であって、主な特徴は、直接、原竹材を複数の長方形の竹材に切断し、部分的な竹材を複数の竹塊に切断する。これらの竹塊を相隣する両竹材の間に連接し、相隣する両竹材の間は間隔を有するか、或いは、複数の竹材を相互に畳合して連接固定し、支承フレーム/柱を構成する。支承フレーム/柱は相互に連接して、収納フレーム体、収納棚、収納箱、置物棚、及び、家具等の構造材料となる。
【選択図】 図3
Description
本考案は原竹材で製造し、収納フレーム体、収納棚、置物棚、及び、家具等の主要構造材料となる支承フレーム/柱構造に関するものである。
公知の竹製家具は骨格となる竹製フレーム、或いは、柱を含み、強度から、以下の数種に分けられる。
一つは、竹を小型の竹片に切り分け、複数の竹片を竹板に加圧結合し、必要な形状にするもので、もう一つは、竹材を砕いてゲルを加え、機械で加工して竹板にし、必要な形状にするものである。
公知の竹製フレーム/柱は、後続工程で製品処理する過程中、美観を維持するため、外表面に木の紋様等の表皮を貼り、加工過程で竹材の約60%を損耗し、製造コスト、及び、時間も増加、その間に費やすエネルギーも、粘着剤も環境汚染につながる。
本考案の目的は、公知の竹製フレーム/柱構造の製造加工処理過程が煩雑でコストが高く、加工過程で損耗する竹材の比率が高すぎること、及び、エネルギー、粘着剤を損耗し、環境を考慮しないことを改善することにある。
本考案は、原竹材で製造する支承フレーム/柱構造を提供し、以下の問題を改善することにある。
本考案により、公知の竹製フレーム/柱構造の製造加工処理過程が煩雑でコストが高く、加工過程で損耗する竹材の比率が高すぎること、及び、エネルギー、粘着剤を損耗し、環境を考慮しないことが改善される。
本考案の原竹材により製造する支承フレーム/柱構造は、直接、採取後の原竹材の節辺を加工処理した後、切断後の竹材を組み立ててなるものである。図1を参照すると、採取後の原竹材1は、節辺の加工工程後、機械によって縦に複数のスリットCを切断し、複数の竹材11に仕切る(図2で示される)。
図3で示されるように、本考案は前述の方式により複数の長方形の竹材11が形成され、両竹材11間に複数の竹塊2を結合し、両竹材11の間に間隔110を有して、支承フレーム/柱を構成する。一支承フレーム/柱は縦柱Aとなり、もう一つの支承フレーム/柱は横梁Bとなる。竹塊2は竹材を適当な長さに切断してなり、竹塊2は両竹材11の間の数量に設置され、必要に応じて決定する。竹塊2と竹材11の結合方式は、粘着剤で粘着するか、或いは、挿入鞘、ねじ等を採用する。図3の実施例中、横梁Bの一端が結合する竹塊2Aは竹材1の端部を突出し、縦柱A一端の竹塊2は両竹材1の間に進入して、竹塊2Aを挿入する間隔110を形成し、横梁Bが突出する竹塊2Aは、縦柱A一端の間隔110に挿入されると共に、固定素子3により、縦柱A上に設けられた孔111と横梁B上の孔2A1に鎖入され、縦柱と横梁は相互に垂直に連結固定される。
縦柱Aと横梁Bの組み合わせ時、定位効果を有させるために、本考案の支承フレーム/柱構造は、竹塊2を両竹材11の間に設置する時、両竹塊2を接近させ、両竹塊2と両竹材11間は、丁度、もう一つの支承フレーム/柱の竹塊2を挿入する槽を構成する。
図4の実施例は、両支承フレーム/柱を縦柱Aとし、一縦柱Aの端部が突出する竹塊2Aは、もう一つの縦柱A端部の間隔110と立て向けで挿設組み合わせされ、その後、固定素子3により、両縦柱Aを相互結合する。
図5は本考案のもう一つの実施例を示し、複数の竹材11と複数の竹塊2を利用して、縦柱Aと横梁Bを構成し、更に多くの数量の竹材11と竹塊2により構成してもよい。横梁2端部は同様に、突出した竹塊2Aを有し、縦柱Aの端部は、竹塊2Aが挿入できる間隔を有する。これにより、前述の方式で、縦柱2Aと横梁Bを相互に組み合わせる。例えば、図6で示されるような置物棚を構成する。或いは、図7で示されるように、まず、縦柱Aと横梁Bが、壁に固定される固定フレームを構成後、複数の竹材によりなる柵板Dが横梁B上に結合されて、置物棚を構成する。
図8は、本考案のもう一つの実施例を示し、前述の竹材11と竹塊2により複数の縦柱Aと複数の横梁Bを構成し、これらの縦柱Aと横梁Bがフレーム体を構成する。フレーム体範囲内の縦柱Aと横梁Bの間は、少なくとも竹材11を連接して、フレーム体の補強構造となる。これにより、この種のフレーム体は、家具の材料となることができる。また、図9で示されるように、本考案も、前述の複数の縦柱Aと複数の横梁BによりE字型のフレーム体を構成することができる。E字型フレーム体の縦柱Aと横梁Bの間は、複数の竹材11を連接して、フレーム体の補強構造となり、同様に、家具の材料となることができる。
図10の実施例は、一対の縦柱Aと一対の横梁Bから構成されるフレーム体の一角端を採用し、二対の縦柱Aと二対の横梁Bの間は、同様に、竹塊2を設置して、間隔を存在させる。角端は、固定鞘4を縦柱Aと横梁Bに挿設して、フレーム体に補強効果を有させる。
図11の実施例は、縦柱Aと横梁Bから構成されるフレーム体の一角端を採用し、角端も、固定鞘4を縦柱Aと横梁Bに挿設して、フレーム体に補強効果を有させる。
A…縦柱
B…横梁
C…スリット
D…棚板
1…竹
11…竹材
110…間隔
111…孔
2…竹塊
2A…竹塊
2A1…孔
3…固定素子
B…横梁
C…スリット
D…棚板
1…竹
11…竹材
110…間隔
111…孔
2…竹塊
2A…竹塊
2A1…孔
3…固定素子
Claims (3)
- 原竹材で製造する支承フレーム/柱構造であって、
直接、竹を切断した複数の長方形の竹材と、
相隣する竹材の間に連接され、両竹材の間に間隔を有して支承フレーム/柱を構成する複数の竹塊と、
からなり、
一部の前記支承フレーム/柱は前記竹材の端部を突出し、一部の前記支承フレーム/柱の竹塊は前記竹材の端部を突出せず、前記突出した竹塊は、もう一つの支承フレーム/柱の間隔に挿入できると共に、固定素子により、両支承フレーム/柱を固定し、この他、前記支承フレーム/柱の複数の竹材の間は、複数の竹塊と両竹材により構成される槽を有し、前記槽は丁度、もう一つの支承フレーム/柱の突出端部の竹塊を挿入することができ、前記支承フレーム/柱は縦柱と横梁となり、これらの縦柱と横梁は、フレーム体を構成し、前記フレーム体範囲内の縦柱と横梁間は、少なくとも一竹材を連接することを特徴とする原竹材で製造する支承フレーム/柱。 - 相互に連接される前記の両支承フレーム/柱の、連接箇所が形成する角端は、前記の両支承フレーム/柱を補強する固定鞘を設置することを特徴とする請求項1に記載の原竹材で製造する支承フレーム/柱。
- 直接、複数の竹材、及び、竹塊を相互のに畳合する方式で固定し、間隔のない支承フレーム/柱となることを特徴とする請求項1に記載の原竹材で製造する支承フレーム/柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008001302U JP3141782U (ja) | 2008-03-06 | 2008-03-06 | 原竹材で製造する支承フレーム/柱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008001302U JP3141782U (ja) | 2008-03-06 | 2008-03-06 | 原竹材で製造する支承フレーム/柱構造 |
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JP3141782U true JP3141782U (ja) | 2008-05-22 |
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ID=43291824
Family Applications (1)
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JP2008001302U Expired - Fee Related JP3141782U (ja) | 2008-03-06 | 2008-03-06 | 原竹材で製造する支承フレーム/柱構造 |
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JP (1) | JP3141782U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200466545Y1 (ko) * | 2011-06-23 | 2013-04-23 | (주)상도가구 | 탁자 프레임 체결구조 |
-
2008
- 2008-03-06 JP JP2008001302U patent/JP3141782U/ja not_active Expired - Fee Related
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