JP3141707U - シート状綿材 - Google Patents

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Abstract

【課題】製作が簡単で、廉価に提供でき、作業中には簡単に升目が消えてなくなることのない、キルティング加工やパッチワークなどに用いられるシート状綿材を提供する。
【解決手段】カーディング機で製綿されたり、ニードルパンチで処理されて得られた綿を所定の厚さにしてシート状の綿材1とし、このシート状綿材1の表面若しくは裏面または表裏両面に水可溶性のインクによって升目3を印刷してある。この升目3に沿ってキルティング加工したり、端切れ4をステッチ5したりする。
【選択図】図3

Description

この考案は、例えばキルティング加工やパッチワークなどに便利に用いられるシート状綿材に関する。
従来のキルティング加工やパッチワークなどをするには、シート状綿材のキルティング加工やパッチワークをする箇所の表面に、例えばチャコを用いて手作業により下図(模様)を描き、この下図を目印にし、針を刺し込むといった作業をしている。
しかし、この手法はチャコの下図が作業の途中で消えたり、大きな面積のシート状綿材に対しては図柄が歪になったりして好ましくなかった。
そこでこの問題を解決する手立てとして、フィルムに針を用いて微小な孔を空けて下図を点状パターンにして写し取り、この点状パターンフイルムを生地の上に載せ、チャコ液体を染み込ませた塗布具により、フィルムの各点状パターンをなぞることによって、生地に下図を印刷するようにした提案がなされている。
特開平2000−33030
しかしながら、従来のこの提案では、フィルムに針を用いて微小な孔を空けることによって、下図を点状パターンにして写し取るという、大変面倒で時間のかかる作業が必要になる。また基本的にはチャコが採用されるために、作業中に図柄が剥離したりし、また得られた生地を市販するにしても、大変高価なものになってしまう問題もあった。
そこで、本考案者は、かかる現状を踏まえて、製作が簡単で、廉価に提供でき、作業中には簡単に下図が消えてなくならない技術の改良を鋭意模索した結果、ほぼ満足の行く手立てを開発したので、ここに提案する。
したがって、本考案は、製作が簡単で、廉価に提供でき、作業中には簡単に下図が消えてなくなることのないキルティング加工やパッチワークなどに便利に用いられるシート状綿材を提供することを課題とする。
以上の技術的な課題を解決するために、この考案の請求項1記載のシート状綿材は、表面若しくは裏面または表裏両面に図柄が印刷されたものである。
以上の構成によるシート状綿材においては、あらかじめ印刷によって、升目などの下図がシート状綿材に描かれているために、この下図にしたがってキルティング加工や端切れなどを縫い込んでゆくことができる。下図はあらかじめ印刷によってシート状綿材に描かれるため、作業の途中で消えることがない。
したがって、この考案に係る請求項1記載のシート状綿材は以下の効果を奏する。
キルティング加工やパッチワークのための下図があらかじめシート状綿材に印刷されているので、従来のチャコで下図を描いたり、点状パターンをフィルムに作成するものなどと違って、まず第一にシート状綿材に対する下図の製作がすこぶる簡単で、しかも廉価に行え、結果としてシート状綿材を廉価に提供できる。併せて、キルティング加工やパッチワークなどの作業の途中で下図が消えてなくなったり剥離したりするおそれもなく、最後まで的確で、しかも歪みなどのない美麗な作業が可能になる。
以上の構成において、請求項2記載のように、図柄は格子状であるのか望ましい。
平均的にどのような図柄にもうまく適用でき、大変使い勝手が良いからである。
更に、請求項3記載のように、印刷に用いられるインクは水可溶性であるのが望ましい。
水洗いすることで簡単に下図のインクを洗い流すことができ、完成品からは下図の痕跡がなくなり、商品価値を高めることができるからである。
以下、この考案に係るシート状綿材の実施の形態を図1〜4の記載に基づいて説明する。
シート状綿材1は、綿100%のものを採用する。そして、このシート状綿材1は原綿をカーディング機で製綿した後の綿を、所定の厚みのシート状にしたものが採用される。また、別の手段として、ニードルパンチで処理されたものなども採用できる。厚み寸法は、パッチワークやキルティング加工などの適用される作業、更には適用される製品によって種々選択されるもので、薄いもので2mm程度、厚いものでは80mm程度で、その範囲内で適宜に選択される。
このようにして得たシート状綿材1の表面に、図1、2に示すように、一般インキ用ローラを使い、凸版印刷法で、インク2としては水可溶性のある例えばADSカラー(商標名:久保井インキ社製、三和技研社製)を用いて、升目3を印刷する。インク2を乾燥させると升目3が印刷されたシート状綿材1Aが得られる。なお、図1は、便宜上、インクの印刷跡とを一部省略して表示してある。
シート状綿材1に印刷される下図は升目3に限らず、格子状や絣模様であったり、種々のものが採用できるが、適用の汎用性から考えると格子状が望ましい。この下図の表現は、図に示すような実線の他、点線、鎖線など各種のものが採用される。また、必要に応じて、線幅も大小種々の太さのものが採用される。
また、升目3を印刷する面は、表面であっても裏面であっても良く、更には必要に応じて表裏両面であっても良い。
更にインク2は、水可溶性のものを採用したが、必ずしも水可溶性のものにこだわることはなく、一般のインクも採用できる。
このように構成されたシート状綿材1は、図3に示すように、パッチワークをする際には、この升目3に沿って端切れ4をあてがい、辺縁をステッチ5する。このステッチ5の際も、前記升目3が針6を進める方向や位置の目印として機能するので、的確で美麗な作業が可能になる。
また、ステッチ加工7をする際も、図4に示すように、この升目3が針6を進める方向や位置の目印として機能するので、的確で美麗な作業が可能になる。
このように、本考案に係るシート状綿材は、下図となる升目3があらかじめシート状綿材1に印刷されているので、従来のチャコで下図を描いたり、点状パターンをフィルムに作成するものなどと違って、まず第一にシート状綿材1に対する升目3の製作がすこぶる簡単で、しかも廉価に行え、結果としてシート状綿材1を廉価に提供できる。併せて、キルティング加工やパッチワークなどの作業の途中で升目3が消えてなくなったり剥離したりするおそれもなく、最後まで的確でしかも歪みなどのない美麗な作業が可能になる。
しかも、升目3であるから、平均的にどのような図柄にもうまく適用でき、大変使い勝手が良い。
更に、インクとしては水可溶性のものを採用すると、水洗いすることで簡単に升目3を描いていたインクを洗い流すことができ、完成品からは升目3の痕跡がなくなり、商品価値を高めることができる。
以上の実施の形態にあって、シート状綿材1は天然繊維に限らず、合成繊維も採用できることは言うまでもない。
この考案に係るシート状綿材を表面側から見た印刷跡を一部省略して表した外観図である。 要部の拡大断面図である。 作用の説明斜視図である。 別の作用の説明斜視図である
符号の説明
1…シート状綿材
1A…升目が印刷されたシート状綿材
2…インク
3…升目
4…端切れ
5…ステッチ
6…針
7…糸
8…ステッチ加工

Claims (3)

  1. 表面若しくは裏面または表裏両面に図柄が印刷されてなるシート状綿材。
  2. 図柄は格子状である請求項1記載のシート状綿材。
  3. 印刷に用いられるインクは水可溶性である請求項1又は2のいずれかに記載のシート状綿材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106551565A (zh) * 2015-09-25 2017-04-05 王愿民 一种棉被的制作工艺

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