JP3141234U - 前後入替え・仕切り可能、引出し型収納

Info

【課題】引出し式収納の収納物の偏りと引出し奥の活用しにくさの解消。
【解決手段】仕切り板２を溝３に設置することにより収納物の偏りを防止する。また、取っ手部１を引出しの前後両側に設け、引出しの前後入替えを可能にする。
【選択図】図３

本考案は、引出し式収納に関する。

従来の引出し収納は、押入れやクローゼットに合わせ奥行きが深く、引出しの奥の有効利用がしにくい。

引出しの奥の収納物が取り出しにくかったり、取り出そうとすると引出しのバランスが崩れたり不都合が多く、また衣装用の引出し収納の場合は、季節によって収納容積が異なるため、引出しの必要数が違い衣替えには不便である。

引出し内を仕切りで区分け出来る（図３）ようにし、引出し奥側面にも取っ手部を付け（図１）、引出しの前後を問わず入替えが出来るようにする。（図２）これにより、収納物の偏りや引出しの奥が有効的に活用できる。

本考案の仕切りと前後問わない入替え可能引出しにより、収納量に応じた収納が可能となり、収納物の偏り防止もできると共に引出し奥の利用が容易になる。
また衣装収納として利用した場合、季節入替えなどにも引出しを前後逆に差し替えるだけになるなど、衣替えが容易になる。

本考案に係る前後入替え可能引出しには、図１の１に示すように引出しの前後両側に取っ手部を備えている。
また、本考案に係る仕切りには、図３の３のように図３の２の仕切り板が自立できるよう引出しの内側面に溝を備えている。その溝は、図３には３つの溝で形成されているが、製品の大きさに応じて増やす事が望ましい。

本考案に係る前後入替え可能引出しの前後両側取っ手部を示した図である。本考案に係る前後入替え可能引出しの入替え時を示した図である。本考案に係る引出し内の仕切り板と設置箇所を示した図である。

符号の説明

１取っ手部
２仕切り板
３仕切り溝