JP3140662U - アクアリウム照明器具の構造 - Google Patents

Abstract

【課題】アクアリウム照明器具の構造を提供する。
【解決手段】本考案は、照明のソケット前方にランプが装着してあり、ランプの上方に導光機能材質製のシェードが設けてあり、そのうちシェードの片側に、数個のＬＥＤが装着されたホルダーが設けてあり、照明のランプがアクアリウムを照射することができるようにする一方で、適時ＬＥＤを点灯してエネルギーを節約し、夜間の魚を観賞する雰囲気をかもし出し、常夜灯の照明として使用することができる。
【選択図】図２

Description

本考案は、アクアリウムに使用する照明器具に関する。

家庭または会社にアクアリウムを設置することはよく見られることであり、日常生活の中で魚を観賞することによって心をなごませることができる。個人にとっては、アクアリウムを設置することにより生活のリズムをゆったりとしたものにすることができ、インテリアデザインにとっては高級な内装設計となり、運命学にとっては風水の学問でもある。そのため、アクアリウムを設置することについて非常に慎重に行う人が多く、かつ広く人気を集めている。

アクアリウムの設計において、多くは上に照明が設けられており、前記照明は水槽の最上部に直接固設することも、固定具を使用してアクアリウムの上に挟むこともできる。その構造は図５のとおりであり、ソケット（８０）を含み、ソケット（８０）の前方にランプ（８２）が装着してあり、ランプ（８２）の上方にシェード（８１）が設けてあり、ソケット（８０）の後方にスイッチ（８４）が設けられ、下方に挟持または螺着用の固定具（８３）が設けてあり、基本的なアクアリウム照明器具を構成する。

前記公知のアクアリウム照明の機能は、光線をアクアリウム内部に直接照らすだけであり、昼でも夜でも光線は常に全開であり、連続してつけておくことはエネルギーの無駄となる。また、室内の照明を消した後も前記アクアリウム照明は依然として明るく、エネルギーの無駄であると同時に、室内が明るくなりすぎ、常夜灯として使用するには適していない。かつ、蛍光灯の色も白だけであるため、深夜に休息している時間につけることは美感を損ねる。これらはいずれも公知のアクアリウム照明の欠点であり、改善を必要とする。

本考案の主な目的は、２段式照明のアクアリウム照明を設計することであり、すなわち、通常の照明ランプを有するだけでなく、照明の上方に導光可能な特性を有するシェードが設けてあり、シェード後方にカラフルなＬＥＤ（発光ダイオード）および制御基板が設けてあり、アクアリウム照明で大きな照明を必要としないときに、ＬＥＤをつけて微光照明とすることができ、詩的な美しさを有するだけでなく、常夜灯または夜間観賞照明として使用することができ、さらにエネルギーを節約することができ、無駄にしないことが本考案の特徴である。

本考案の内容をさらに理解することができるようにするため、図面の簡単な説明を参照しながら、詳細に説明する。

図１、２、４のように、本考案のアクアリウム照明は、ソケット（６０）を含み、前記ソケット（６０）の前方にランプ（５０）が装着してあり、ランプ（５０）の上方に導光機能を有する材質製のシェード（４０）が設けてあり、シェード（４０）は片側にホルダー（４１）が設けてある。

反射カバー（４０ａ）は、シェード（４０）の内側に貼り付けられ、ランプ（５０）の光源を下向きに反射させる。

数個のＬＥＤ（３１）が設けてある制御基板（３０）は、前記シェード（４０）のホルダー（４１）内に置かれ、そのうち前記ホルダー（４１）のＬＥＤ（３１）に対応する側に弧溝（４２）が設けてあり、前記弧溝（４２）はＬＥＤ（３１）の外縁を支えて固持力を増加し、制御基板（３０）の反対側にはスイッチ（３２）が設けてある。スイッチ（３２）は、時間および色の選択制御をもたせることができる。

固定片（２０）は、水平なトレイ（２１）および垂直な支え（２２）を有し、略Ｌ字形を形成し、制御基板（３０）の下方を支え、固定するために用いられる。ＬＥＤ（３１）に対応する外縁にも凹弧（２３）が設けてあり、支えて固定できるようにする。

組立ケース（１０）は、上方のカバーボード（１１）および周囲のサイドボード（１２）を有し、ホルダー（４１）の開口端に封設すると同時に、片側に通し穴（１３）を設け、制御基板（３０）のスイッチ（３２）がちょうど前記の箇所から伸び出る。

固定具（７０）は、クリップまたはコの字形の台座（図には未表示）とすることができ、ソケット（６０）の下方から延伸し、図３のように、アクアリウムの水槽（９０）に固定するために用いられる。当然、前記固定具（７０）をアクアリウムの水槽（９０）の上方に直接封設することができることは、従来の公知技術であるため説明しない。

図３のように、本考案は、アクアリウムの水槽（９０）の上方に固定し、ソケット（６０）上のランプ（５０）で水槽（９０）を照らすことが基本的な機能であるが、エネルギーを節約する必要があるとき、または夜間に魚を観賞するときには、図１、２、４のように制御基板（３０）のスイッチ（３２）を入れ、ＬＥＤ（３１）が多彩な色に変化し、または点滅する機能を有効にする。かつ、前記光線は、図４のように、半透明のシェード（４０）に沿って柔らかな色を浸透させ、ＬＥＤ（３１）による多彩な照明の転換を実現し、電力を節約できるだけでなく、夜間に魚を観賞する雰囲気を提供し、また常夜灯として使用することができることも、本考案の長所および特色である。

本考案は、図１、２のように、前記アクアリウム照明に主に導光機能を有する材質製のシェード（４０）が設けてあり、数個のＬＥＤ（３１）が装着されたホルダー（４１）がその片側に設けてあり、前記ＬＥＤ（３１）を適時つけて、エネルギーを節約し、夜間に魚を観賞する雰囲気をかもし出し、常夜灯の照明として使用することができる。この基本形態構造は従来技術には見られず、産業上の利用価値を有する。

本考案の設計は、固定具に比較的多くの実施例をもたせることができ、シェードのホルダーの位置も変更することができるが、いずれも１種の実施例であり、本考案の構成要件を逸脱していないため、本考案の明細書および図面の内容を運用した同等の構造の変化は、本考案の実用新案登録請求の範囲内に属すものである。

本考案は、エネルギーを節約し、夜間に魚を観賞する雰囲気をかもし出し、常夜灯の照明として使用できる長所を有し、かつ構造は簡潔でコストを節減することができ、産業上の利用価値を有し、公開された類似の構造の応用はなく、実用新案登録請求の出願要件に適合している。

本考案の部分断面および実施例図 本考案の分解図 本考案の外観および実施例図 本考案の照明シェードを仰視した構造図 公知のアクアリウム照明の外観構造図

符号の説明

１０ 組立ケース
１１ カバーボード
１２ サイドボード
１３ 通し穴
２０ 固定片
２１ トレイ
２２ 支え
２３ 凹弧
３０ 制御基板
３１ ＬＥＤ
３２ スイッチ
４０ シェード
４０ａ 反射カバー
４１ ホルダー
４２ 弧溝
５０ ランプ
６０ ソケット
７０ 固定具
８０ ソケット
８１ シェード
８２ ランプ
８３ 固定具
８４ スイッチ
９０ 水槽

Claims (9)

1. 前方にランプが装着してあり、ランプの上方にシェードが設けてあるソケットを含むアクアリウム照明器具の構造において、
   前記シェードは導光機能材質製で、かつ少なくとも周縁の適当な位置にホルダーが設けてあり、
   前記シェードのホルダー内には、数個置かれたＬＥＤの制御基板が設けてある一方、
   上方のカバーボードおよび周囲のサイドボードがホルダーの開口端に封設された組立ケースと、
   ソケットの下方から延伸しアクアリウムの上縁に装着される固定具を含むことを特徴とする、アクアリウム照明器具の構造。
2. ホルダーのＬＥＤに対応する側には、弧溝が設けてあることを特徴とする、請求項１に記載のアクアリウム照明器具の構造。
3. 制御基板の他端には、組立ケースから伸出したスイッチが設けてあることを特徴とする、請求項１に記載のアクアリウム照明器具の構造。
4. 制御基板が固定片により支えられたことを特徴とする、請求項１に記載のアクアリウム照明器具の構造。
5. 固定片は水平のトレイおよび垂直の支えを有し、略Ｌ字形を形成することを特徴とする、請求項４に記載のアクアリウム照明器具の構造。
6. 固定片の外縁には、凹弧が設けてあることを特徴とする、請求項４に記載のアクアリウム照明器具の構造。
7. シェードの内側には、反射カバーが設けてあることを特徴とする、請求項１に記載のアクアリウム照明器具の構造。
8. 制御基板は、ＬＥＤの点滅時間を調節し、色を選択する機能を有することを特徴とする、請求項１に記載のアクアリウム照明器具の構造。
9. 前方にランプが装着してあり、ランプの上方にシェードが設けてあるソケットを含むアクアリウム照明器具の構造において、
   シェードは導光機能材質製で、かつ少なくとも周縁の適当な位置に、シェードの片側に嵌め込まれた、数個のＬＥＤを有する制御基板が設けてあり、
   ソケットの下方から延伸しアクアリウム上縁に装着される固定具を有することを特徴とする、アクアリウム照明器具の構造。