JP3140539U - Wire coil mounting table - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の線材コイルをトラック輸送するさいにできるだけ集積した状態で載置でき、しかもコイル同士がこすれて傷がついたりすることがない載置台を提供する。
【解決手段】巻枠なしに一定の内径で巻回された線材コイルをトラックに載置して輸送するための線材コイルの載置台において、載置台は線材コイルの内側を貫通する芯部材2が輸送すべき線材コイルの巻き径の最大値に応じた間隔で第1の支持台3上に取付けられた第1の芯部材列4と、線材コイルの軸方向幅の最大値に対応した高さだけ第1の支持台3より高い位置の第2の支持台5上に、第1の芯部材列と平行で第1の芯部材列の芯部材間隔の中央位置の第2の芯部材列6とを有し、第1の芯部材列に載置された線材コイルの下方への投影面と、第2の芯部材列に載置された線材コイルの下方への投影面とが一部分重なり合うようにする。
【選択図】図1Provided is a mounting table in which a plurality of wire coils can be mounted in a state where they are integrated as much as possible when being transported by a truck, and the coils are not rubbed and scratched.
In a wire coil mounting table for mounting and transporting a wire coil wound with a constant inner diameter without a winding frame on a track, the mounting table includes a core member 2 penetrating the inside of the wire coil. The first core member row 4 mounted on the first support base 3 at intervals corresponding to the maximum winding diameter of the wire coil to be transported, and the height corresponding to the maximum axial width of the wire coil Only on the second support base 5 at a position higher than the first support base 3, the second core member row 6 is parallel to the first core member row and at the center position of the core member interval of the first core member row. And the projection surface downward of the wire coil placed on the first core member row and the projection surface downward of the wire coil placed on the second core member row partially overlap each other. To.
[Selection] Figure 1
Description
本考案は巻枠なしに巻回された線材コイルをトラック輸送するさいに使用する載置台に関するものである。線材なる用語は特に熱間圧延された鋼線についての名称として用いられることがあるが、本考案が主として対象とするのもこのようなものである。しかしこれに限定せず他の種類の金属線が巻枠なしに巻回された線材コイルにも本考案は適用可能である。 The present invention relates to a mounting table used when a wire coil wound without a reel is transported by truck. The term wire may be used in particular as a name for hot-rolled steel wire, but this is also the subject of the present invention. However, the present invention is not limited to this, and the present invention can be applied to a wire coil in which other types of metal wires are wound without a winding frame.
熱間圧延された鋼線である線材は多くの二次製品、たとえばワイヤロープなどに使用する硬鋼線、コイルばね、針金、釘などの原材料として使用されており、このため線材の製造工場からこれら二次製品の製造工場へとトラック輸送される機会も多い。上記線材は巻枠なしに巻回された形態のものであるので、積載に当たっては荷台に平置きで並べたり、斜めに傾けて並べるのが普通である。2段以上に積み上げたり斜めに重ねると下積みになった線材に傷が入ったりするおそれがあり、また積降ろしのさいにお互いに引っ掛かって絡まるおそれがある。 Wire rods, which are hot-rolled steel wires, are used as raw materials for many secondary products such as hard steel wires, coil springs, wires, nails, etc. used for wire ropes. There are also many opportunities for truck transport to manufacturing plants for these secondary products. Since the wire rod is wound without a reel, it is usually arranged in a flat manner on the loading platform or inclined at an angle when loading. If stacked in two or more stages or stacked at an angle, the stacked wires may be damaged, and there is a risk of getting caught and entangled during unloading.
特開2001−348167号公報(引用文献1)には、たとえばリボン状の金属線条を次の加工に供するために他の工場に送るときの荷扱いの方法が示されている。これによると硬質の紙管でできた使い捨て用のワンウェイコアを芯の部分に入れて中心軸が水平の形で1個ずつ木枠の上に固定するものである。そしてこれをトラックの荷台に並べて輸送する方法が示されている。 Japanese Patent Laid-Open No. 2001-348167 (Cited Document 1) discloses a method of handling a load when a ribbon-like metal wire is sent to another factory for the next processing, for example. According to this, a disposable one-way core made of a hard paper tube is put into a core portion and fixed on a wooden frame one by one with a horizontal central axis. And the method of transporting this in the truck bed is shown.
また特開2003−182940号公報(特許文献2)には線材コイルの集積治具が提案されている。これにはリング状の線材コイルの下側の側面と接触する十字などの形状をしたコイル集積部とこれを保持する底板とからなり、さらに線材コイルの内径に挿入するように複数の棒をケージ状(かご状)に形成した棒状体が設けられている。この線材コイルの集積治具においては、線材コイルの内径に棒状体が挿通された状態で集積、載置されるので多少の揺れがあっても安定して線材コイルを保持できるとしている。
前記の特許文献1のように芯材を挿入して木枠に固定する方法では手間が掛かり、重量もある鋼の線材コイルの輸送方法としては不適当である。また特許文献2のような線材コイルの載置台を使用し、1つの載置台に複数のコイルを重ねて載置すれば場所を節約しつつコイルの集積、運搬が可能であるが、下積みになったコイルには重ねて積まれたコイルの重量が掛かるため、輸送時の振動などにより傷が付きやすいという問題がある。上記のようなことから、本考案は複数の線材コイルをトラック輸送するさいにできるだけ集積した状態で載置でき、しかもコイル同士がこすれて傷がついたりすることがない載置台を提供することを目的とする。
The method of inserting the core material and fixing it to the wooden frame as described in
本考案は前記課題を解決するものであって、巻枠なしに一定の内径で巻回された線材コイルをトラックに載置して輸送するための線材コイルの載置台において、載置台は線材コイルの内側を貫通する芯部材が輸送すべき線材コイルの巻き径の最大値に応じた間隔で第1の支持台上に取付けられた第1の芯部材列と、線材コイルの軸方向幅の最大値に対応した高さだけ第1の支持台より高い位置の第2の支持台上に、第1の芯部材列と平行に取付けられた第2の芯部材列とを有し、第2の芯部材の芯部材列の長さ方向位置は第1の芯部材列の芯部材間隔の中央位置にあり、第1の芯部材列と第2の芯部材列との水平方向の間隔は、第1の芯部材列に載置された線材コイルの下方への投影面と、第2の芯部材列に載置された線材コイルの下方への投影面とが一部分重なり合う程度に狭くなっていることを特徴とする線材コイルの載置台である。
ここにおいて、第1の芯部材列の1以上の芯部材と第2の芯部材列の1以上の芯部材を含む部分を一体として支持台の個所で分割可能になっており、分割される構成部分は着脱可能な結合手段により長さ方向に連結されるものであることも特徴とする。
This invention solves the said subject, Comprising: In the mounting base of the wire coil for mounting and transporting the wire coil wound by the fixed internal diameter without the winding frame on a truck, a mounting base is a wire coil A first core member row mounted on the first support at intervals corresponding to the maximum winding diameter of the wire coil to be transported by the core member penetrating the inside of the wire member, and the maximum axial width of the wire coil A second core member row mounted in parallel with the first core member row on the second support base at a position higher than the first support base by a height corresponding to the value; The longitudinal direction position of the core member row of the core member is at the center position of the core member interval of the first core member row, and the horizontal interval between the first core member row and the second core member row is A projection surface downward of the wire coil placed on the first core member row, and a downward projection surface of the wire coil placed on the second core member row A mounting table of the wire coil, characterized in that the shadow plane is narrow to the extent that overlapping portion.
Here, the portion including the one or more core members of the first core member row and the one or more core members of the second core member row can be divided as a unit at a portion of the support base, and is divided. The parts are also characterized in that they are connected in the longitudinal direction by means of detachable coupling means.
本考案の線材コイルの載置台によれば、巻枠なしに巻回された線材コイルをトラックに載置するに当たって格別の荷造りが不要で、線材同士が相互に接触して損傷することなく輸送できる。また段差を以て立体的に載置されるので収容能力が大きく、能率良く輸送ができる。 According to the wire coil mounting table of the present invention, no special packing is required for mounting a wire coil wound without a winding frame on a track, and the wire rods can be transported without contact with each other and being damaged. . Moreover, since it is mounted three-dimensionally with a step, it has a large capacity and can be transported efficiently.
図1は本考案の線材コイルの載置台を示す斜視図である。載置台は線材コイルの内側を貫通する芯部材2が支持台に取付けられた状態で並んでいる。図1の例においては芯部材は薄鋼板を曲げた構造になっており、支持台は溝形などの断面形状の軽量形鋼を接合した構造になっている。芯部材は第1の支持台3の上に1列に取付けられた第1の芯部材列4と、第2の支持台5において第1の芯部材列と平行に取付けられた第2の芯部材列6とがある。また上記の第2の支持台5は線材コイルの軸方向幅の最大値に対応した高さだけ第1の支持台3より高い位置になっている。
FIG. 1 is a perspective view showing a mounting board for a wire coil according to the present invention. The mounting table is arranged in a state where the
線材コイル1は巻枠なしに一定の内径で巻回されており、載置台の芯部材が直接貫通するように載置しても良いが、キャリアに乗せてから載置しても良い。図2はこのようなキャリア7の例を示す斜視図であり、線材コイル1の軸を縦方向にしてその底面と内径部分に接触するようになっており、棒鋼を曲げて接合した構造になっている。このようなキャリアを使用すればキャリアの上部の枠をフォークリフトやロープなどで持ち上げて移動できるので積降ろしが迅速にできる。図3は線材コイルを載置した状態を示すそれぞれ(a)平面図と(b)正面図であって、上記キャリアを使用した場合を示している。
The
図3に見るように、第1、第2それぞれの芯部材列4、6における芯部材2の間隔は、輸送すべき線材コイル1の巻き径が最大値の場合においてもコイル同士が接触しないような寸法を確保する。また第2の芯部材列6の芯部材は第1の芯部材列4の芯部材間隔の中央位置にあるようにして、線材コイルの巻き径が最大値の場合でも第1の芯部材列4の芯部材と第2の芯部材列6に載置した線材コイル1とが接触しないようにする。
As shown in FIG. 3, the distance between the
また先にも述べたように第2の支持台5は第1の支持台3よりも高い位置にあるが、線材コイルの軸方向幅の最大値よりも高くすることにより、第1の芯部材列4と第2の芯部材列6との水平方向の間隔が狭くても線材コイル同士がぶつからないようにしている。これにより図3に見るように、第1の芯部材列4に載置された線材コイル1の下方への投影面と、第2の芯部材列6に載置された線材コイル1の下方への投影面とを一部分が重なり合う位置関係にすることができ、第1の芯部材列と第2の芯部材列との間隔を狭めて平面的なスペースの節約が可能となる。
As described above, the
ところで本考案の載置台は複数の芯部材2が第1や第2の支持台3、5に取付けられた状態で並んでいるので、全体の大きさは支持台の寸法に依存する。芯部材列の長さはたとえばトラックの荷台の一辺の長さとなるので支持台の大きさもこれに応じて長くなり、そのままの寸法ではトラックの荷台に据付けなどのさいの取扱いが困難になる。図4は図1の載置台を(a)と(b)の図のように分割した状態を示した斜視図であって、上記問題を解決するためにこのように分割されたものを組立てるのが好ましい。構造としては図3(a)において分割位置Aの個所に示されているように支持台を構成する枠部材同士が平行に接するようにし、これらを図示しない複数のボルト・ナットなどの着脱可能な結合手段で固定すればよい。
By the way, since the mounting base of the present invention is arranged in a state where the plurality of
図4に示したように載置台の分割は長さ方向の或る位置において行なうため、分割されたそれぞれの部分は第1の芯部材列4の1以上の芯部材と第2の芯部材列6の1以上の芯部材が含まれる。前記のように第2の芯部材列6の芯部材は第1の芯部材列4の芯部材間隔の中央位置にあるため、第1の芯部材列と第2の芯部材列とは分割のさい長さ方向位置がずれた形になる。この場合、第1の芯部材列と第2の芯部材列とは芯部材がたとえば3個ずつというように同数にして、第1の芯部材列に対して第2の芯部材列が同じ方向にずれたものを複数個用意すればよい。またたとえば第1の芯部材列の芯部材が3個、第2の芯部材列の芯部材2個になるように分割したものと、第1の芯部材列の芯部材が2個、第2の芯部材列の芯部材3個になるように分割したものとを用意し、これらを交互に結合してもよい。
Since the mounting table is divided at a certain position in the length direction as shown in FIG. 4, each of the divided parts is composed of one or more core members of the first
以上説明したように、本考案の線材コイルの載置台によれば、巻枠なしに巻回された線材コイルをトラックに載置するに当たって積載スペースを節約しつつ線材同士が相互に接触して損傷することなく輸送できる。また本考案はその範囲内において適宜変更可能である。たとえば図1や図4において第1の芯部材列4の芯部材の高さが第2の芯部材列6の芯部材の高さより高くなっている。これは第1の芯部材列に対する線材コイル着脱を容易にするためであって、このようなものも本考案の範囲内のものである。
As described above, according to the wire coil mounting table of the present invention, when the wire coil wound without a winding frame is placed on the track, the wire rods are in contact with each other and damaged while saving the loading space. It can be transported without doing. The present invention can be appropriately changed within the scope. For example, in FIGS. 1 and 4, the height of the core member of the first
1 線材コイル
2 芯部材
3 第1の支持台
4 第1の芯部材列
5 第2の支持台
6 第2の芯部材列
7 キャリア
DESCRIPTION OF
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JP2008000214U JP3140539U (en) | 2008-01-18 | 2008-01-18 | Wire coil mounting table |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106044403A (en) * | 2016-06-30 | 2016-10-26 | 国网山东省电力公司济南市历城区供电公司 | Network cable arrangement device |
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2008
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