JP3139361B2 - 電子部品自動挿入装置 - Google Patents

電子部品自動挿入装置

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JP3139361B2
JP3139361B2 JP08010549A JP1054996A JP3139361B2 JP 3139361 B2 JP3139361 B2 JP 3139361B2 JP 08010549 A JP08010549 A JP 08010549A JP 1054996 A JP1054996 A JP 1054996A JP 3139361 B2 JP3139361 B2 JP 3139361B2
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昌三 門田
顕介 川隅
元寛 樋口
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器に利用
される回路基板に電子部品を自動的に挿入する際に使用
される電子部品自動挿入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器の回路を構成するの
にプリント基板が用いられ、このプリント基板に各種電
子部品を組み込んで回路基板を構成しているが、リード
レスのチップ部品もリード付きの部品(以下、ラジアル
部品という)も組み込みは機械を用いて自動化されてい
る。
【0003】現在、よく使用されているラジアル部品と
しては、図7(a)〜(d)にそれぞれ示すように電子
部品24からリード線25を2本引き出したもの、2本
のリード線25の間隔を広げたもの、リード線25を3
本備えたもの、リード線25を複数備えたものがある。
【0004】このようなラジアル部品を挿入する電子部
品自動挿入装置の基本構成は、図8に示すように基板ガ
イド34a、34bによって位置決め保持された回路基
板22の下方に上下動するガイドピンロッド12を設
け、このガイドピンロッド12の先端に、リード線ガイ
ドピンガイド28に設けたガイド孔27により位置決め
され回路基板22のリード線挿入孔23を貫通して回路
基板22の上面に突出可能なリード線ガイドピン35を
設けている。
【0005】このリード線ガイドピン35の先端に電子
部品24のリード線25の保持用の凹部36を設けてい
る。又、回路基板22の上方に上下面から漏斗状のガイ
ド孔37を備え、このガイド孔37を2分するように左
右に開閉可能なリード線案内板38を設け、このリード
線案内板38の上方にリード線25を有する電子部品2
4を供給する挿入チャック39を設け、この挿入チャッ
ク39の上方に押し棒26を上下動可能に配置して構成
されている。挿入チャック39によって電子部品24が
リード線25を下側にしてリード線案内板38の上部に
供給されると、ガイドピンロッド12が上昇してリード
線ガイドピン35の先端を回路基板22のリード線挿入
孔23を貫通して、リード線案内板38のガイド孔37
に挿入し、位置決めする。これと同時に挿入チャック3
9が下降し、電子部品24のリード線25の先端をリー
ド線ガイドピン35の先端の凹部36にはめ込み、この
状態で押し棒26が下降して電子部品24の頭部を押さ
えて電子部品24を保持する。
【0006】次に、リード線案内板38が左右に分離さ
れ電子部品24を押し棒26とリード線ガイドピン35
で保持したまま押し棒26とリード線ガイドピン35が
下方へ移動し、このようにして電子部品24のリード線
25を回路基板22のリード線挿入孔23へ挿入してい
た。
【0007】又、図7(c)、(d)に示すように電子
部品の中にはリード線25を3本またはそれ以上有する
ものもある。そこで、そういった電子部品24に対応す
るため、リード線25に対応して図8に示すリード線ガ
イドピン35を1本ずつ独立して回路基板22の上面へ
上昇させて全てのリード線25をリード線ガイドピン3
5で受ける必要がある。
【0008】このような要求を満たすものとして従来使
用されているラジアル部品の自動挿入装置としては特開
昭63−3492号公報に開示されたものがあり、この
ラジアル部品の自動挿入装置の基本的構成を図9に示
す。
【0009】図9において40は上部に円柱部41、下
部に円板部42、この円柱部41と円板部42を角柱状
の連結部43で連結したリード線ガイドブロックであ
り、このリード線ガイドブロック40の円柱部41の周
面の一部には係合溝2が形成され、この係合溝2には一
端を枢支され中間部に取り付けたカムフォロア3に回転
するカム板4を当接させ、このカム板4によって上下動
するレバー5の先端に取り付けたカムフォロア6がはま
りこんでいる。又、上記リード線ガイドブロック40の
円柱部41と円板部42間には連結部43と平行にガイ
ドピン選択シリンダ8が固着されている。
【0010】このガイドピン選択シリンダ8には2個の
ガイドピン選択ロッド11a、11bの下端が組み込ま
れ、このガイドピン選択ロッド11a、11bは円柱部
41の中央に下端を組み込まれた筒状のガイドピンロッ
ド12内に入り込み上方に伸びている。又、ガイドピン
ロッド12及びガイドピンロッド12に固着された回転
止め13には回転板14が摺動自在に係合されており、
回転板14はその外周部で一端に取り付けたカムフォロ
ア16に回転するカム板17を当接させこのカム板17
によって揺動するガイドピン旋回レバー18の一端にロ
ッド15によって連結されている。
【0011】又、上記ガイドピン選択ロッド11a、1
1bの下部には連結部43にガイドされる回転止44
a、44bが固着され、さらに図10に示すようにガイ
ドピン選択ロッド11a、11bの上端は上述のガイド
ピンロッド12の上端近くに位置し、しかも下端に大径
部をもった結合溝45が設けられている。
【0012】上記ガイドピンロッド12の上端にはガイ
ドピンカートリッジ19が結合される。このガイドピン
カートリッジ19は上下面を有する円筒体よりなり、こ
のガイドピンカートリッジ19には3本のリード線ガイ
ドピン20a〜20cが上下端を上下面に突出するよう
に組み込まれ、このリード線ガイドピン20a〜20c
の上端面には電子部品24のリード線25を受ける凹部
36が形成され、ガイドピンカートリッジ19内に位置
する中間部にはバネ止め用のストッパ鍔46が形成さ
れ、このストッパ鍔46とガイドピンカートリッジ19
の底面との間にリード線ガイドピン20a〜20cを常
に上方に付勢するコイルバネ21がリード線ガイドピン
20a〜20cにそれぞれはめこまれている。
【0013】又、このリード線ガイドピン20b、20
cの下端にはガイドピン選択ロッド11a、11bの結
合溝45にはまりこんで上下方向に結合される係合部4
7が設けられている。
【0014】上記ガイドピンカートリッジ19は、上面
を除く側面から底面にかけてリード線ガイドピン20a
〜20cを組み込むための組込溝48が形成されている
(なお、組込溝48を設けないときは、上面板または底
面板を本体部に圧入結合する構成としてもよいようにな
っている)。
【0015】上記のような構成で、図11に示すように
ガイドピン選択ロッド11aを下方へ移動させるとリー
ド線ガイドピン20bはコイルバネ21を弾縮させて図
12に示すようにリード線ガイドピンガイド28の下面
より下方へ移動する。この状態で図9に示すカム板4に
よってレバー5が上方へ移動するとリード線ガイドブロ
ック40が上方へ移動し、ガイドピンロッド12及びガ
イドピンカートリッジ19も上方へ移動し、このガイド
ピンカートリッジ19の上面に大きく突出しているリー
ド線ガイドピン20a、20cが回路基板22のリード
線挿入孔23を貫通して電子部品供給機構により供給さ
れる電子部品24のリード線25の下端を保持し、押し
棒26とともに挟持した状態で下方へ移動して回路基板
22に電子部品24を挿入する。
【0016】又、図13のようにガイドピン選択ロッド
11bを下方へ移動させれば、リード線ガイドピン20
a、20bで電子部品24のリード線25を保持させる
ことができる。
【0017】又、図9に示すカム板17によりガイドピ
ン旋回レバー18が揺動すると回転板14が旋回し、ガ
イドピンロッド12及びリード線ガイドブロック40も
旋回する。この状態で上記挿入動作を行うと回路基板2
2に電子部品24を旋回させた状態で挿入することがで
きる。
【0018】なお、図14のように回路基板22のリー
ド線挿入孔23が規定のピッチで形成されていない場合
には、リード線ガイドピン20cが上方へ移動した際、
回路基板22の下面に当たり回路基板22の上面に突出
できない状態になるが、リード線ガイドピン20cはコ
イルバネ21が弾縮されて下方へ逃げるように構成され
ている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の電子部品自動挿入装置では、リード線ガイド機構にガ
イドピン選択部を有するため大きなスペースが必要であ
ると同時に重量も重くなるので上下駆動部及び旋回駆動
部の負荷が大きく、また大きな駆動エネルギーを必要と
するため、近年要求されている電子部品の挿入スピード
の高速化を図ることが困難であるという課題があった。
【0020】本発明はこのような従来の電子部品自動挿
入装置における課題を解決し、リード線ガイド機構から
ガイドピン選択部を分離することによりリード線ガイド
機構の小型軽量化を図り、上下駆動部及び旋回駆動部の
負荷を軽減して挿入スピードの高速化を実現することが
可能な電子部品自動挿入装置を提供することを目的とす
るものである。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】この課題を解決するた
めに本発明は、回路基板の下方にリード線ガイド機構を
配置する構成とし、このリード線ガイド機構を、上記
ード線挿入孔を貫通し先端で電子部品のリード線の先端
を保持するリード線ガイドピンを複数本保持したガイド
ピンカートリッジならびにこのガイドピンカートリッジ
を上端に結合しガイドピン上下レバーにより上下方向へ
移動するガイドピンロッドと、上記リード線ガイドピン
上記リード線挿入孔に案内するリード線ガイドピンガ
イド上記ガイドピンカートリッジの下方に配置され
上記リード線ガイドピンの全てまたは1本を除く全て
の下端に結合するガイドピン選択ロッドで構成すると共
上記ガイドピン選択ロッドと係合しリード線ガイド
ピンの上昇を選択的にかつ強制的に阻止するガイドピン
選択部を上記リード線ガイド機構から分離して配置する
構成としたものである。
【0022】この本発明によれば、電子部品自動挿入装
置においてリード線ガイド機構からガイドピン選択部を
分離することによりリード線ガイド機構の小型軽量化を
図り、上下駆動部及び旋回駆動部の負荷の大幅な軽減を
実現することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、位置決めして保持される電子部品のリード線を挿入
するリード線挿入孔を形成した回路基板上に上記電子部
品を所定の位置にリード線を下側にして供給する電子部
品の供給機構を設け、上記回路基板の下方にリード線ガ
イド機構を配置する構成とし、このリード線ガイド機構
を、上記リード線挿入孔を貫通し先端で電子部品のリー
ド線の先端を保持するリード線ガイドピンを複数本保持
したガイドピンカートリッジならびにこのガイドピンカ
ートリッジを上端に結合しガイドピン上下レバーにより
上下方向へ移動するガイドピンロッドと、上記リード線
ガイドピンを上記リード線挿入孔に案内するリード線ガ
イドピンガイド上記ガイドピンカートリッジの下方
配置されて上記リード線ガイドピンの全てまたは1本
を除く全ての下端に結合するガイドピン選択ロッドで構
成すると共に上記ガイドピン選択ロッドと係合しリー
ド線ガイドピンの上昇を選択的にかつ強制的に阻止する
ガイドピン選択部を上記リード線ガイド機構から分離し
て配置する構成としたものであり、リード線ガイド機構
からガイドピン選択部を分離することによりリード線ガ
イド機構の小型軽量化を図り、上下駆動部及び旋回駆動
部の負荷を大幅に軽減し挿入スピードの高速化を実現で
きるという作用を有する。
【0024】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、上下動するリード線ガイドピンの先端部
の最下端へ移動した位置が少なくともリード線ガイドピ
ンガイドの下面より上方であるものとしたものであり、
リード線ガイドピンが下降時にリード線ガイドピンガイ
ドに設けたガイド孔から外れ、次にリード線ガイドピン
が上昇した時にガイドされない、或はリード線ガイドピ
ンガイドに設けるガイド孔が異物等の詰まりにより、リ
ード線ガイドピンが上昇を妨げられるという現象を解消
し、常にリード線ガイドピンを安定して上下動させるこ
とができるという作用を有する。
【0025】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載の発明において、両端にそれぞれのロッドを連結
すると共に、ほぼ中央部に支点を設けたガイドピン旋回
レバーを設け、上記ロッドの一方をガイドピンロッドの
外周部に摺動自在に装着された回転止め部材に連結する
と共に、他方のロッドをガイドピン選択部の外周部に連
結することにより、ガイドピン選択ロッドとガイドピン
選択部を連動して旋回する構成としたものであり、旋回
時のガイドピン選択ロッドのねじれを解消し、ガイドピ
ン選択ロッドの耐久性を向上するとともに、ガイドピン
選択ロッドのねじれによる影響でリード線ガイドピンの
上下動が不安定になるのを防ぐことができるという作用
を有する。
【0026】以下、本発明の実施の形態について図1か
ら図6を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は同実施の形態による電子部品自
動挿入装置を示す。
【0027】なお、図1に示す同装置は、基本的には図
9に示した従来の同装置と同じ構成であるので、同一構
成部分には同一番号を付して詳細な説明を省略し、異な
る部分についてのみ説明するものとする。
【0028】図1において1は円柱状のカムフォロア受
けであり、このカムフォロア受け1の周面の一部には係
合溝2が形成され、この係合溝2には一端を枢支され中
間部に取り付けたカムフォロア3に回転するカム板4を
当接させ、このカム板4によって上下動するレバー5の
先端に取り付けたカムフォロア6がはまりこんでいる。
7はリード線ガイドブロックであり、このリード線ガイ
ドブロック7にはガイドピン選択シリンダ8が固着され
ている。このガイドピン選択シリンダ8には2個のガイ
ドピン選択用ピストン9a、9bが組み込まれ、このガ
イドピン選択用ピストン9a、9bの上端にはリード線
ガイドブロック7にガイドされる回転止め10a、10
bが固着されており、ガイドピン選択ロッド11a、1
1bの下端と摺動自在に係合されている。
【0029】このガイドピン選択ロッド11a、11b
はカムフォロア受け1の中央に下端を組み込まれた筒状
のガイドピンロッド12内に入り込み上方に伸びてい
る。又、ガイドピンロッド12及びガイドピンロッド1
2に固着された回転止め13には回転板14が摺動自在
に係合されており、さらに一端に取り付けたカムフォロ
ア16に回転するカム板17を当接させ、このカム板1
7によって揺動するガイドピン旋回レバー18の一端に
連結されたロッド15の他端が上記回転板14の外周部
に連結されている。
【0030】上記のような構成で、図2に示すようにガ
イドピン選択シリンダ8によってガイドピン選択用ピス
トン9aを下方へ移動させるとガイドピン選択ロッド1
1aは回転止め10aによって上方への移動を強制的に
阻止される。この状態で図1に示すカム板4によりレバ
ー5が上方へ移動するとカムフォロア受け1が上方へ移
動し、ガイドピンロッド12及びガイドピンカートリッ
ジ19も上方へ移動し、回転止め10aによって上方へ
の移動を強制的に阻止されたガイドピン選択ロッド11
aに係合されたリード線ガイドピン20bがコイルバネ
21を弾縮させ、ガイドピンカートリッジ19の上面に
大きく突出しているリード線ガイドピン20a、20c
が回路基板22のリード線挿入孔23を貫通して電子部
品供給機構により供給される電子部品24のリード線2
5の下端を保持し、押し棒26とともに挟持した状態で
下方へ移動して回路基板22に電子部品24を挿入す
る。
【0031】又、図1に示すカム板17によりガイドピ
ン旋回レバー18が揺動すると回転板14が旋回し、回
転止め13及びガイドピンロッド12も旋回する。これ
によりガイドピン選択ロッド11a、11bの上部は弾
性によりねじれをともなって旋回し、この状態で上記挿
入動作を行うと回路基板22に電子部品24を旋回させ
た状態で挿入することができる。
【0032】又、図3に示すようにガイドピン選択シリ
ンダ8によりガイドピン選択用ピストン9bを下方へ移
動させれば、リード線ガイドピン20a、20bで電子
部品24のリード線25を保持させることができる。
【0033】このように本実施の形態による電子部品自
動挿入装置は、リード線ガイド機構からガイドピン選択
部を分離することによりリード線ガイド機構の小型軽量
化を図り、上下駆動部及び旋回駆動部の負荷を大幅に軽
減し、挿入スピードの高速化を実現することができるも
のである。
【0034】(実施の形態2)図4は同実施の形態によ
る電子部品自動挿入装置の概要を示した要部断面図であ
り、図4に示す同装置は、基本的には図12に示した従
来の同装置と同じ構成であるので、同一構成部分には同
一番号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分のみ説
明するものとする。
【0035】図4において8はガイドピン選択シリンダ
であり、このガイドピン選択シリンダ8には2個のガイ
ドピン選択用ピストン9a、9bが組み込まれ、このガ
イドピン選択用ピストン9a、9bの上端には回転止め
10a、10bが固着されており、ガイドピン選択ロッ
ド11a、11bの下端と摺動自在に係合されている。
このガイドピン選択ロッド11a、11bはカムフォロ
ア受け1の中央に下端を組み込まれた筒状のガイドピン
ロッド12内に入り込み上方に伸びている。又、回路基
板22の下面には逆漏斗状のガイド孔27を設けたリー
ド線ガイドピンガイド28を配置してリード線ガイドピ
ン20a〜20cを案内している。
【0036】上記のような構成で、ガイドピン選択シリ
ンダ8によってガイドピン選択用ピストン9aを下方へ
移動させるとガイドピン選択ロッド11aは回転止め1
0aによって上方への移動を強制的に阻止される。この
状態でガイドピンロッド12が上方へ移動すると回転止
め10aによって上方への移動を強制的に阻止されたガ
イドピン選択ロッド11aに係合されたリード線ガイド
ピン20bの先端部の最下端へ移動した位置をリード線
ガイドピンガイド28の下面より上方に保持した状態で
コイルバネ21を弾縮させるように構成している。
【0037】そして、ガイドピンカートリッジ19の上
面に大きく突出しているリード線ガイドピン20a、2
0cが回路基板22のリード線挿入孔23を貫通して電
子部品供給機構により供給される電子部品24のリード
線25の下端を保持し、押し棒26とともに挟持した状
態で下方へ移動して回路基板22に電子部品24を挿入
するようにしたものである。
【0038】このような構成とすることにより、リード
線ガイドピンが下降時にリード線ガイドピンガイドに設
けたガイド孔から外れ、次にリード線ガイドピンが上昇
した時にガイドされない、或はリード線ガイドピンガイ
ドに設けたガイド孔が異物等の詰まりにより、リード線
ガイドピンが上昇を妨げられるという現象を解消し、常
にリード線ガイドピンを安定して上下動させることがで
きるという効果が得られるものである。
【0039】(実施の形態3)図5は同実施の形態によ
る電子部品自動挿入装置の構成を示した要部斜視図であ
り、この図5に示す同装置は、基本的には図9に示した
従来の同装置と同じ構成であるので、同一構成部分には
同一番号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分のみ
説明するものとする。
【0040】図5において14は回転板であり、この回
転板14はガイドピンロッド12及びガイドピンロッド
12に固着された回転止め13に摺動自在に係合されて
おり、さらにほぼ中央部を枢支され一端に取り付けたカ
ムフォロア16に回転するカム板17を当接させ、この
カム板17によって揺動するガイドピン旋回レバー29
の上端に連結されたロッド15の他端が上記回転板14
の外周部に連結されている。又、ガイドピン選択部30
はブラケット31によって上下端を回転自在に保持され
ており、ガイドピン選択部30の底面には回転板32が
固着されており、この回転板32は図6に示すように上
記回転板14と回転中心を挟んで反対側の外周部でロッ
ド33によってガイドピン旋回レバー29の下端に連結
されている。
【0041】上記のような構成で、図5に示すカム板1
7によりガイドピン旋回レバー29が揺動すると、回転
板14及び回転板32が連動して同一方向に旋回し、ガ
イドピンロッド12及びガイドピン選択部30も連動し
て同一方向に旋回する。これによりガイドピン選択ロッ
ド11a、11bはねじれをともなうことなく旋回し、
この状態で前述の挿入動作を行うと回路基板22に電子
部品24を旋回させた状態で挿入することができる。
【0042】このような構成とすることにより、旋回時
のガイドピン選択ロッドのねじれを解消して耐久性を向
上させると共に、ガイドピン選択ロッドのねじれによる
影響でリード線ガイドピンの上下動が不安定になるのを
防ぐことができるという効果が得られるものである。
【0043】なお、以上の説明では、3本のリード線ガ
イドピン20a〜20cに対して2本のガイドピン選択
ロッド11a、11bを設けたものについて述べたが、
リード線ガイドピンはさらに多数にすることもでき、ま
たガイドピン選択ロッドは各リード線ガイドピン全てに
対応する本数分を設けてもよく、またリード線ガイドピ
ンとガイドピン選択ロッドとの結合は図10に示す結合
溝45を用いる他に、ねじ結合としてもよいことは言う
までもない。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明の電子部品自動挿入
装置は、リード線ガイド機構からガイドピン選択部を分
離した構成とすることにより、ガイドピンロッドの上下
及び旋回時の上下駆動部及び旋回駆動部の負荷を軽減す
ることが可能となり、従って電子部品の挿入スピードの
高速化に大いに有効であり、ひいては生産性の大幅な向
上を実現することができる工業的価値の極めて大なるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における電子部品自動挿
入装置の構成を示す要部斜視図
【図2】同実施の形態における電子部品自動挿入装置の
動作を示す要部断面図
【図3】同実施の形態における電子部品自動挿入装置の
動作を示す要部断面図
【図4】本発明の実施の形態2における電子部品自動挿
入装置の動作を示す要部断面図
【図5】本発明の実施の形態3における電子部品自動挿
入装置の構成を示す要部斜視図
【図6】(a)同実施の形態における電子部品自動挿入
装置の動作を示す要部断面図 (b)同図のA−A矢視図 (c)同図のB−B矢視図
【図7】自動挿入されるラジアル電子部品の正面図
【図8】従来の電子部品自動挿入装置の基本構成を示す
要部断面図
【図9】従来の電子部品自動挿入装置の構成を示す要部
斜視図
【図10】従来の電子部品自動挿入装置のガイドピンカ
ートリッジの構成を示す一部切欠断面斜視図
【図11】従来の電子部品自動挿入装置の動作を示す要
部断面図
【図12】従来の電子部品自動挿入装置の動作を示す要
部断面図
【図13】従来の電子部品自動挿入装置の動作を示す要
部断面図
【図14】従来の電子部品自動挿入装置の動作を示す要
部断面図
【符号の説明】
1 カムフォロア受け 2 係合溝 3、6、16 カムフォロア 4、17 カム板 5 レバー 7 リード線ガイドブロック 8 ガイドピン選択シリンダ 9a、9b ガイドピン選択用ピストン 10a、10b 回転止め 11a、11b ガイドピン選択ロッド 12 ガイドピンロッド 13 回転止め 14、32 回転板 15 ロッド 18 ガイドピン旋回レバー 19 ガイドピンカートリッジ 20a、20b、20c リード線ガイドピン 21 コイルバネ 22 回路基板 23 リード線挿入孔 24 電子部品 25 リード線 26 押し棒 27 ガイド孔 28 リード線ガイドピンガイド 29 ガイドピン旋回レバー 30 ガイドピン選択部 31 ブラケット 33 ロッド
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−3492(JP,A) 特開 昭56−114393(JP,A) 特開 昭59−227198(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 3/30 H05K 13/00 - 13/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置決めして保持される電子部品のリー
    ド線を挿入するリード線挿入孔を形成した回路基板上に
    上記電子部品を所定の位置にリード線を下側にして供給
    する電子部品の供給機構を設け、上記回路基板の下方に
    リード線ガイド機構を配置する構成とし、このリード線
    ガイド機構を、上記リード線挿入孔を貫通し先端で電子
    部品のリード線の先端を保持するリード線ガイドピンを
    複数本保持したガイドピンカートリッジならびにこのガ
    イドピンカートリッジを上端に結合しガイドピン上下レ
    バーにより上下方向へ移動するガイドピンロッドと、
    記リード線ガイドピンを上記リード線挿入孔に案内する
    リード線ガイドピンガイド上記ガイドピンカートリ
    ッジの下方に配置されて上記リード線ガイドピンの全て
    または1本を除く全ての下端に結合するガイドピン選択
    ロッドで構成すると共に上記ガイドピン選択ロッドと
    係合しリード線ガイドピンの上昇を選択的にかつ強制的
    に阻止するガイドピン選択部を上記リード線ガイド機構
    から分離して配置する構成とした電子部品自動挿入装
    置。
  2. 【請求項2】 上下動するリード線ガイドピンの先端部
    の最下端へ移動した位置が少なくともリード線ガイドピ
    ンガイドの下面より上方であるものとした請求項1記載
    の電子部品自動挿入装置。
  3. 【請求項3】 両端にそれぞれのロッドを連結すると共
    に、ほぼ中央部に支点を設けたガイドピン旋回レバーを
    設け、上記ロッドの一方をガイドピンロッドの外周部に
    摺動自在に装着された回転止め部材に連結すると共に、
    他方のロッドをガイドピン選択部の外周部に連結するこ
    とにより、ガイドピン選択ロッドとガイドピン選択部を
    連動して旋回する構成とした請求項1または2記載の電
    子部品自動挿入装置。
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