JP3138301U - 名刺 - Google Patents

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Abstract

【課題】受け取った者に強い印象を与えて忘れにくいものにするとともに、名刺を通じて相手に好印象を与えることが可能であり、更に製造コストを抑えることが可能な名刺を提供する。
【解決手段】名刺1における会社名、氏名住所等の表示部分3以外の余白部分に、葉、草、花等の自然物からなる装飾物4を糊により貼着してなることを特徴としており、これにより、単に氏名、勤務先、身分、住所、電話番号等の文字のみを記載した名刺と異なり、相手方に強い印象を与えて忘れにくいものにすることができるとともに、例えば季節に合わせた葉や花等を貼着することで、名刺を通じて相手に好印象を与えることも可能であり、更に、透明フィルム等でカバーした場合と異なり、透明フィルムが不要であるとともに透明フィルムでカバーする手間が少なく、製造コストを抑えることもできる。
【選択図】図1

Description

本考案は名刺に係り、より詳しくは、会社名、氏名住所等の表示部分以外の余白部分に、葉、草、花等の自然物からなる装飾物を貼着し、これにより、名刺を通じて相手に好印象を与えることを可能にした名刺に関する。
周知のように、名刺は、自己紹介の場において交換することで専ら自身の氏名等を明らかにするために用いられているため、これを受け取った者に強い印象を与えて忘れにくいものにすることが望ましい。また、名刺は初対面の者同士が相互に交換するものであるから、名刺を通じて相手に好印象を与えることができるようなものにすることも望ましい。
しかしながら、従来の名刺は、氏名、勤務先、身分、住所、電話番号等の文字が記されているのみであることが一般的であり、そのため、相手に与える印象が薄く、相手の注意を引きつけ、また会話の糸口となる材料を提供することが難しく、また華やかさに欠け、これが印象を薄くする要因の一つにもなっている。
この点、近年になり、顔写真を表示したり、素材を紙以外のものにしたり、又は全体を着色した名刺が提供されており、これによれば、ある程度は相手方にインパクトを与えることも可能であるが、このような加工を施した場合には、コストが高くなってしまうという問題点が指摘できる。特に近年は、ビジネスマンにとどまらず、主婦や学生等、広く名刺が利用されているところ、この主婦、学生等にとっては名刺作成のための費用は大きな負担になる。
また、近年、名刺の片面に押花を重ね合わせるとともに、その花を透明フィルムでカバーした名刺も提案されているが、このような名刺では、透明フィルムでカバーする手間が大きく、それにより製造コストが高くなってしまうために、一般向けではない。
実開平6−57669号公報 実開平6−34978号公報 実開平1−115766号公報
そこで、本考案は、受け取った者に強い印象を与えて忘れにくいものにするとともに、名刺を通じて相手に好印象を与えることが可能であり、更に製造コストを抑えることが可能な名刺を提供することを課題としている。
本考案の名刺は、名刺における会社名、氏名住所等の表示部分以外の余白部分に、葉、草、花等の自然物からなる装飾物を貼着してなることを特徴としている。
本考案の名刺では、名刺における会社名、氏名住所等の表示部分以外の余白部分に葉、草、花等の装飾物を貼着しているために、単に氏名、勤務先、身分、住所、電話番号等の文字のみを記載した名刺と異なり、相手方に強い印象を与えて忘れにくいものにすることができる。
また、葉、草、花等の装飾物を貼着しているために、例えば季節に合わせた花等を貼着することで、名刺を通じて相手に好印象を与えることも可能であるとともに、透明フィルム等でカバーした場合と異なりコストを抑えることも可能で極めて実用的である。
本考案の名刺では、所定の箇所に会社名、氏名住所等を印刷した名刺本体を有しており、この名刺本体における前記会社名、氏名住所等の表示部分以外の余白部分には、葉、草、花等の自然物からなる装飾物を貼着している。
ここで、前記葉、草、花等の装飾物の貼着は糊で行なうとよく、これにより、透明フィルム等でカバーした場合と異なり、透明フィルムが不要であるとともに透明フィルムでカバーする手間が少なく、製造コストを抑えることもできる。
本考案の名刺の実施例について図面を参照して説明すると、図1は、本実施例の名刺の表面を示した図であり、図において1が本実施例の名刺である。
また、図において2は名刺本体であり、本実施例においてこの名刺本体2は紙製としており、一般的な名刺に使用されている紙と同様に、少し厚めの素材を用いて略長方形状としている。
そして、この名刺本体2には、左側上方部分を残して、上段から、肩書き、氏名(振り仮名)、住所等の、自身を紹介するための紹介事項3が印字されており、これにより、従来から存在する一般的な名刺として完成している。
次に、図において4は装飾物であり、本実施例においてこの装飾物としては、葉としている。即ち、本実施例の名刺では、前記名刺本体2において、肩書き、氏名(振り仮名)、住所等の紹介事項3を印字した箇所以外の余白部分に、具体的には左上方の余白部分に、装飾物としての葉4を貼着している。
そして、本実施例においては、前記葉4を、糊により名刺本体2に貼着している。即ち、葉4の裏面に糊を塗布した後にこの葉4を名刺本体2に貼着し、あるいは、名刺本体2における葉4を貼着する部分に予め糊を塗布し、その後にその糊を塗布した部分に葉4を重ね合わせて貼着している。
このように、本実施例の名刺1では、名刺本体2における会社名、氏名住所等の表示部分3以外の余白部分に葉4を貼着しているため、これにより、相手方に強い印象を与えて忘れにくいものにすることができる。
そしてこのとき、季節に合わせて、例えば秋には紅葉を貼着することで、名刺を通じて相手に好印象を与えることも可能である。
また、本実施例では、糊により葉4を貼着しているために、透明フィルムでカバーする場合と異なり、手間がかからないとともにフィルム等も不要のために製造コストを抑えることも可能である。
なお、前述の説明では葉4を貼着した場合を説明したが、本考案の名刺では必ずしも葉を貼着する場合には限定されず、名刺に貼着可能な大きさの自然物であればいずれでもよく、例えば、図2及び図3に示すように、装飾物として花、木を貼着してもよい。そして、この場合でも、例えば季節に合わせた花を貼着することで、名刺を通じて相手に好印象を与えることが可能である。
本考案の名刺では、名刺における会社名、氏名住所等の表示部分以外の余白部分に葉、草、花等の装飾物を貼着し、これにより、相手方に強い印象を与えて忘れにくいものにしているため、自己紹介等に用いるカード等の全般に適用可能である。
本考案の名刺の実施例を説明するための図である。 本考案の名刺の実施例の他の構成を説明するための図である。 本考案の名刺の実施例の他の構成を説明するための図である。
符号の説明
1 名刺
2 名刺本体
3 紹介事項
4 装飾物(葉、花、木)

Claims (2)

  1. 名刺における会社名、氏名住所等の表示部分以外の余白部分に、葉、草、花等の自然物からなる装飾物(4)を貼着したことを特徴とする名刺。
  2. 前記装飾物(4)を糊により貼着したことを特徴とする請求項1に記載の名刺。
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