JP3134624U - モンキーレンチ付きパイプレンチ付き電工ペンチ - Google Patents

Abstract

【課題】電工ペンチの本体にモンキーレンチとパイプレンチをつけた建設用作業工具を提供する。
【解決手段】電工ペンチ１のにぎり部の左末端外側にモンキーレンチ２を取り付け、電工ペンチ１のにぎり部の両内側にパイプレンチ３の部材を取り付け一体化する。これにより、番線や電線などの挟む、捻る、切る、曲げる、引っ張る、締め付け、及び、緩めるなどの本来の電工ペンチの作業を行なうことができるとともに、モンキーレンチのナットとボルトの締める、緩めるなどの働き、パイプレンチのパイプや蓋などの掴み、締める、緩める働きを兼ねそろえることができる。モンキーレンチの内側と電工ペンチの右にぎり部に電工ペンチの開き防止金具を、また、モンキーレンチと電工ペンチの左にぎり部の接する箇所付近に落下防止用ストラップ穴を設ける。
【選択図】図１

Description

本考案は、複数の機能を備えた作業工具であり、具体的には、モンキーレンチとパイプレンチを取り付けた電工ペンチに関するものである。

電気工事用作業工具は、一つの工具で一工程の作業をするようになっているものが多いが、現実の作業現場では、複数の作業を連続して行なう場合も多い。そのため、複数の機能を一つの工具としてまとめた多機能工具も開発されており、これらは作業者の携帯に便利なだけでなく、例えば、高所作業での工具の落下事故の減少にも有効である。

本考案の課題は、安全性に優れ、一連の高所における作業で、作業の流れがスムーズに流れる、モンキーレンチとパイプレンチを一体化した電工ペンチを提供することにある。

課題を解決しようとする手段

本考案で、請求項１に記載された考案は、電工ペンチにモンキーレンチとパイプレンチを一体化することにより、強固な締め付けなどが可能になったモンキーレンチとパイプレンチを取り付けた電工ペンチである。

考案の効果

本考案の、モンキーレンチとパイプレンチとを取り付けた電工ペンチは、従来の工具に比べて、作業員が安全に携帯ができ、特に、力点が片方に固まっているので、持ち換える等の必要がないので片手で、電線を切る、パイプを締め付けるなどの一連の作業に無駄な動きがなく、便利である。

本考察においては、モンキーレンチ部を力点側に付ける事により、作業の効率をよくし作業の流れがスムーズに流れ、また、挟む、捻る、切る、曲げる、引っ張るなどの作業により、より確実な締め付けが可能となる。一方、請求項３に記載された考察は、作用点に開き防止金具を付ける事により、手を挟む等の心配がなくなり、モンキーレンチ部による強固な締め付け作業がより効率的になる。

図１は、本考察のモンキーレンチ付きパイプレンチ付き電工ペンチの図面であり、ペンチのにぎり部の左末端外側にモンキーレンチの部材が、パイプレンチ部材はペンチのにぎり部両内側に付き、それには、ペンチの開き防止のための金具と、落下防止工具用ストラップの穴がモンキーレンチの部材にある。

電気工事や、土木、建築建設現場などでの番線、針金、ボルトナット、パイプなどの挟む、捻る、切る、曲げる、引っ張る、締め付け、及び、緩めの作業に適します。

本考案の、モンキーレンチ付きパイプレンチ付き電工ペンチの実施例を示す正面図である。 本考案の、モンキーレンチ付きパイプレンチ付き電工ペンチのにぎり部の両内側のパイプレンチのパイプの締め付け、及び、緩めの作業の実施案を示す正面図である。 図１における、開き防止金具のＡ−Ａの断面図である。

符号の説明

１ 電工ペンチ
２ モンキーレンチ
３ パイプレンチ
４ 開き防止金具
５ 落下防止用ストラップ穴

Claims (3)

1. 挟む、捻る、切る、曲げる、引っ張るなどの多くの作業が可能な電工ペンチにおいて、電工ペンチのにぎり部の末端外側にモンキーレンチの部材を、また、電工ペンチのにぎり部の両内側にパイプレンチの部材を一体化することにより、非常に便利なモンキーレンチ付きパイプレンチ付き電工ペンチ。
2. 電工ペンチのにぎり部の末端外側にモンキーレンチの部材を取り付けることにより、モンキーレンチの重量配分により、電工ペンチのにぎり部の開閉を、常に軽くスムースに行なうことができ、電工ペンチおよびパイプレンチの働きを連続して行なうことができ、疲れにくく快適に作業が出来るモンキーレンチ付きパイプレンチ付き電工ペンチ。
3. 電工ペンチの柄の開き防止金具を付けることによって、モンキーレンチよる強固な締め付け、緩めたりする作業が手を挟む等の心配もなくより安全に、より効率よく作業が出来る請求項１の記載のモンキーレンチ付きパイプレンチ付き電工ペンチ。

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