JP3134570U - 分割式岩盤浴ベッド - Google Patents

Abstract

【目的】岩盤浴ベッドを衛生的に保てるようにし、設置をより簡単に行うことが出来るようにするために、岩盤浴ベットを分割式にする。
更に、照明器具の利用範囲を広げ、従来よりも多様な視覚的効果を行えるようにする。
【構成】組み立て式のフレーム（Ａ）の上に、枠（Ｂ）を載せ、その中に、断熱材（Ｃ）とヒーター（Ｄ）を置き、岩盤（Ｅ）を載せる。
このような構造にし、岩盤浴ベッドの構成部品を細分化し、現場で組み立て完成させる。
更に、枠（Ｂ）に照明器具を設置する。
【選択図】図１

Description

考案の明細な説明

産業上の利用分野

本考案は、岩盤浴に関するものである。

一般的な岩盤欲の施設は、床に岩盤を敷き詰められており、その上に人が寝ることにより岩盤浴を実施する方法を取っている。
しかし、この方法では、岩盤に雑菌やカビなどが生えることが多く、しかも洗浄も用意ではないので、非常に不衛生である。
また、岩盤を温度管理するためのヒーターを埋め込み、更に岩盤を敷き詰めなければならないため、大掛かりな工事を必要とし莫大な費用がかかった。
そこで、岩盤を敷き詰めるのではなく、岩盤を用いたベッドを設置し、そこに人が寝ることで岩盤浴を実施できるものが考案されたが、確かに岩盤を敷き詰めるものに比べてコストを削減で切るが、目地や岩盤自体に雑菌やカビが生えることがあるし、岩盤を設置したベッドそのものの重量がかさみ、設置や移動が大変だった。
また、岩盤浴をリラックスして行うために照明などを利用し、視覚的効果を使って雰囲気作りをする場合、ほとんどの場合、照明器具で岩盤を直接、または間接的に照らすことによって行うしかなく、特徴的な視覚的効果ができなかった。

発明が解決しようとする課題

本考案が解決しようとする課題は、岩盤浴ベッドを衛生的に保てるようにし、設置をより簡単に行うことが出来るようにすることと、照明器具の利用範囲を広げ、従来よりも多様な視覚的効果を行えるようにすることである。

課題を解決するための手段

組み立て式のフレーム（Ａ）の上に、枠（Ｂ）を載せ、その中に、断熱材（Ｃ）とヒーター（Ｄ）を置き、岩盤（Ｅ）を載せる。
このような構造にし、岩盤浴ベッドの構成部品を細分化し、現場で組み立て完成させる。
更に、枠（Ｂ）に照明器具を設置する。

作用

フレーム（Ａ）は、岩盤（Ｅ）の重量を支えるのに十分な強度のあるもになっている。
その上に枠（Ｂ）を載せることで、突起（Ｇ）がフレーム（Ａ）にはまり込み、しっかりとした土台になる。
枠（Ｂ）の内側に断熱材（Ｃ）とヒーター（Ｄ）を載せ、その上に岩盤を敷き詰める。
枠（Ｂ）には照明器具を設置し、岩盤（Ｅ）の側面や裏側から照らすようにする。

岩盤（Ｅ）は、数枚に分割して敷き詰めることで、実質的な重量を分散できるので、本考案の効果を更に高めることが出来る。
岩盤（Ｅ）の材質を水晶など光が透過するものにして、枠（Ｂ）に照明器具（Ｆ）を設置することで、岩盤を裏面や側面から照らすことができ、視覚的効果を演出することが出来る。
更に、照明器具（Ｆ）を紫外線が照射できるものにすれば、岩盤（Ｅ）や枠（Ｂ）などを殺菌でき衛生的である。

発明の効果

岩盤浴ベッドの構成部品を細分化し、現場で組み立てる方式にすることで、実際に運ぶものの重量や大きさを細分化できるため、現場へ運び込む際の手間が軽減できるばかりでなく、大掛かりな用意も必要としないので、経費も節約でき、経済的である。
更に、岩盤を取り外して洗浄したり、枠を取り外したりして洗浄することが出来るので、雑菌やカビの繁殖を抑えることができ、大変衛生的である。

分割式岩盤浴ベッドの側面図 Ａ． フレーム Ｂ． 枠 Ｃ． 断熱材 Ｄ． ヒーター Ｅ． 岩盤 分割式岩盤浴ベッドの断面図 Ｆ． 照明器具 Ｇ． 枠の位置決めと補強のためにフレームにはまる突起

Claims (2)

1. 岩盤浴を目的とした岩盤を使用するベッドにおいて、フレーム（Ａ）、枠（Ｂ）、断熱材（Ｃ）、ヒーター（Ｄ）、岩盤（Ｅ）で構成された、分解、組み立てが可能な岩盤浴ベッド。
2. 枠（Ｂ）に照明器具を設置し、岩盤（Ｅ）の側面や裏側より岩盤（Ｅ）に光を当てることにより視覚的効果の得られる請求項１の岩盤浴ベッド。

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