JP3134271U - 情報管理デバイス - Google Patents

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茂 小島
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Abstract

【課題】RFIDタグを用いた情報管理デバイスにおいて、金属部分に用いても良好な信号送受信が行えると共に長期間の使用に耐えられるようにする。
【解決手段】金属パイプ1にその外側から嵌め込んで固定するための切欠部2_2を有する円筒形の弾性体である1次樹脂成形品2と、1次樹脂成形品2の外周面に2次樹脂成形品4で封止されたRFIDタグ3と、を備える。円筒形の1次樹脂成形品2の内周面には溝2_1が設けられている。また、一方の面に金属板と接触する溝を有し、該金属板に固定するための固定部を有する弾性体と、該弾性体の他方の面上に封止されたRFIDタグとで構成することもできる。
【選択図】図1

Description

本考案は、情報管理デバイスに関し、特に流通分野等においてRFIDタグを用いて情報の管理を行う情報管理デバイスに関するものである。
製品・部品・商品等の物流分野では、工場、倉庫、店内等での物流品の移動には金属製の移動体である、所謂「カゴ車」等が使用されている。このカゴ車等は所有者が使用するだけでなく、物流品の納入業者等、様々な人達が利用するため、放置又は盗難による紛失が起こり易い。
この場合、所有者は管理手法を持っていないと、その実態が把握できないのが実情であり、カゴ車等の紛失に伴う損害が発生している。
一方、近年では直接的なコストだけでなく、上記のようなカゴ車等の紛失に伴う間接的なコストまでの見直しを図り、競争力を高めて生き残りを目指す企業が増えて来ており、この場合にRFIDタグを利用した管理手法が主流になりつつある。
しかしながら、カゴ車等においては、RFIDタグは、把手などの金属部分に取り付けられることから、この金属部分でRFIDタグの送受信波が反射されてしまい、外部のリーダ/ライターとの送受信が良好に行えない場合があった。
また、これを防止するために高価な電波吸収体を併用するなど、コスト面でも問題があった。
さらに、カゴ車等は、保管場所が軒下などの野外が多いことや、水圧を伴った洗浄など使用環境の苛酷さから、既存の取付方法(シールタイプ)ではRFIDタグがカゴ車等から剥離してしまい、長期間の管理手法には耐えられないという課題があった。
従って、本考案は、RFIDタグを用いた情報管理デバイスにおいて、金属部分に用いても良好な信号送受信が行えると共に長期間の使用に耐えられるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、本考案に係る情報管理デバイスは、金属パイプにその外側から嵌め込んで固定するための切欠部を有する円筒形の弾性体と、該弾性体の外周面に封止されたRFIDタグと、を備えたことを特徴とする。
すなわち、本考案では、RFIDタグが外周面に封止された弾性体を、その切欠部を手で開きながら金属パイプに対してその外側から嵌め込んで固定する。
この場合、円筒形の弾性体が一定の厚さを持っていることに伴い、RFIDタグは金属パイプに対する送受信波の反射の影響を受けずに済み、高価な電波吸収体を用いるなどの方法を採らずに済む。
また、RFIDタグを弾性体の外周面に、例えば樹脂で封止することにより、使用環境が劣悪な所にあっても剥離することなく長期間の使用に耐え得ることになる。
さらに、上記の弾性体を、内周面に溝を有する樹脂成形品とすれば、金属パイプに対する把持力をより強力なものとすることができ、且つ溝を成形した分だけ弾性体の樹脂使用量を減らすことが可能となる。
また、上記の弾性体は、該金属パイプの直径に合わせて締め付けるためのインシュロック用ベルトを装着させるための溝を外周面に有することができる。
さらに、本考案では、金属板と接触する一方の面に溝を有し、溝と他方面との間にRFIDタグを埋め込んだ本体と、該金属板に該本体を固定するための固定部とを備えた情報管理デバイスも提供される。
この情報管理デバイスの場合には、金属パイプの代わりに平坦な金属板に対応するため、その本体にRFIDタグを埋め込み、このRFIDタグを埋め込んだ面と反対の面に溝を設け、この溝と金属板とを接触するようにした後、固定部で本体と金属板とを固定するようにしたものである。
このように、平らな金属板に対しても電波反射の影響を受けずに且つ長期間の使用に耐え得る情報管理デバイスが提供できることになる。
本考案により以下の効果が得られる。
(1)弾性体の厚みを調整することにより、該厚みとRFIDタグとリーダ/ライター間の通信距離との最適な組み合わせを選択することができる。
(2)弾性体に溝を設けることにより、金属部分に対する嵌合度(グリップ力)又は固着度を高めることができる。
(3)現場での装着が容易であり、且つ柔軟性を有し、作業性の大幅なアップが図れる。
(4)封止するタグの形状選択の幅が広い。
実施例[1]:図1〜図4
図1は、本考案に係る情報管理デバイスの実施例[1]を断面図で示したものである。この情報管理デバイス100において、2は円筒形の1次樹脂成形品であり、その内周面には溝2_1が設けられており、且つ図示のような切欠部2_2が設けてある。この1次樹脂成形品2の外周面にはRFIDタグ3が2次樹脂成形品4で封止されている。このRFIDタグ3は、プラスチックフィルム5の上にICチップ3_1及びアンテナ部3_2を設置したものである。
このような情報管理デバイス100の使用例が図2に示されている。
すなわち、図1に示した情報管理デバイス100は、上述したカゴ車等の把手部分に用いられる金属パイプ1に装着された状態が図2(1)に示されている。そして、図示の線A−Aで切断したときの断面図が同図(2)に示されており、この断面図と図1の断面図とを比較すると分かるように、金属パイプ1に対して弾性体である1次樹脂成形品2が嵌め込まれている。
このとき、1次樹脂成形品2に設けた溝2_1が金属パイプ1に対して滑らないようにその嵌合度(グリップ力)を高めている。また、切欠部2_2は、金属パイプ1に対して弾性体である1次樹脂成形品2を開いて嵌め込むために設けてある。
また、同図(1)に示すインシュロック用溝6は、金属パイプ1の直径が基準径よりも小さいか或いは大きい場合に、インシュロック用ベルトを用いてこの情報管理デバイス100を金属パイプ1に締め付けるために1次樹脂成形品2の外周面に設けたものである。これは、金属パイプ1の直径の変化に対応するものである。
製造工程:図3及び図4
図1及び図2に示した本考案に係る情報管理デバイスの製造工程が図3(その1)及び図4(その2)に示されている。
まず、図3(1)に示すように、軸7を有するスプライン金属棒8を用意し、これを金型(図示せず)にセットし、低温低圧法で樹脂成形を行うことにより、同図(2)に示すように、スプライン金属棒8の周囲に1次樹脂成形品2が形成される。なお、このとき、図示のように切欠部2_2も同時に金型により形成される。そして、さらに、インシュロック用ベルトを装着するための溝6を1次樹脂成形品2の両端近くに成形する。
次に、同図(3)に示すように、プラスチックフィルム5の上にICチップ3_1とアンテナ部3_2から構成されるRFIDタグ3を載置し、これを1次樹脂成形品2に対して貼り付ける。この場合、プラスチックフィルム5は、2つのインシュロック用溝6の内側に納まる大きさを有する。
そして、図4(1)に示すように、再度金型にセットし、2次樹脂成形品4によってRFIDタグ3を載置したプラスチックフィルム5を封止する。
その後、スプライン金属棒8を抜き取ることにより、同図(2)に示すような情報管理デバイス100が得られることになる。
ここで、図1において示した1次樹脂成形品2の厚みdの意義について以下に説明する。
下記の表1は、1次樹脂成形品2の厚みdを調整することにより、RFIDタグ3と、外部のリーダ/ライター(図示せず)間の通信距離が調整可能になることを示した実験結果である。
すなわち、金属パイプ1の表面からRFIDタグ3までの厚さが“3mm”以下の場合には、リーダ/ライターとの通信距離は50cm以下であるが、“4mm”以下の場合には260cmに伸び(210cmの増加)、このように、1次樹脂成形品2の厚さdが4mm以上になると、順次、通信距離は大幅に改善され、その通信距離がコントロールできることが分かる。これは、電波吸収体の使用などより効果があり且つ安価である。
Figure 0003134271
実施例[2]:図5
図5は、本考案に係る情報管理デバイスの実施例[2]を断面図で示したものである。この実施例では、平面的な弾性体の1次樹脂成形品2aの一方の面に溝2_1を設け、他方の面上にプラスチックフィルム5の上にICチップ3_1とアンテナ部3_2から成るRFIDタグ3を貼り付けると共に2次樹脂成形品4aで封止したものである。そして、溝2_1によって形成された凸部が金属板9と当接するようになっており、且つ、1次樹脂成形品2aに設けた固定部2_3により、ボルト10及びナット11を用いて1次樹脂成形品2aを金属板9に固定している。
この実施例[2]においても、金属板9の表面とICチップ3_1の高さdを調整することにより、上記の実施例[1]における表1と同様な結果が得られる。
なお、本考案は、上記実施例によって限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。
本考案に係る情報管理デバイスの実施例[1]を示した断面図である。 図1に示した情報管理デバイスの使用例を示した図である。 本考案に係る情報管理デバイスの製造工程(その1)を示した斜視図である。 本考案に係る情報管理デバイスの製造工程(その2)を示した斜視図である。 本考案に係る情報管理デバイスの実施例[2]を示した断面図である。
符号の説明
1 金属パイプ
2 1次樹脂成形品
2_1 溝
2_2 切欠部
2_3 固定部
2a 樹脂本体
3 RFIDタグ
3_1 ICチップ
3_2 アンテナ部
4 2次樹脂形成品
5 プラスチックフィルム
6 インシュロック用溝
7 軸
8 スプライン金属棒
9 金属板
10 ボルト
11 ナット
100 情報管理デバイス
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (5)

  1. 金属パイプにその外側から嵌め込んで固定するための切欠部を有する円筒形の弾性体と、
    該弾性体の外周面に封止されたRFIDタグと、
    を備えたことを特徴とする情報管理デバイス。
  2. 請求項1において、
    該RFIDタグが、該弾性体の外周面に樹脂で封止されていることを特徴とした情報管理デバイス。
  3. 請求項1又は2において、
    該弾性体が、その内周面に溝を有する樹脂成形品であることを特徴とした情報管理デバイス。
  4. 請求項1又は3において、
    該弾性体が、該金属パイプの直径に合わせて締め付けるためのインシュロック用ベルトを装着させるための溝を外周面に有することを特徴とした情報管理デバイス。
  5. 一方の面に金属板と接触する溝を有し、該金属板に固定するための固定部を有する弾性体と、
    該弾性体の他方の面上に封止されたRFIDタグと、
    を備えたことを特徴とする情報管理デバイス。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012502334A (ja) * 2008-09-10 2012-01-26 スマートラック アイピー ビー.ヴィー. トランスポンダ装置
JP2015072628A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 株式会社プロビデント Rfidタグ
JP2018106575A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 サトーホールディングス株式会社 Icタグ保持具

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