JP3134239U - 瓔珞 - Google Patents

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Abstract

【課題】見映えの良い荘厳さを有する瓔珞の提供を目的とする。
【解決手段】仏壇飾り用瓔珞であって、瓔珞は、笠部と、笠部から吊り下げた飾り枠と、当該飾り枠から吊り下げた飾り玉とを備え、笠部は有底の筒状であるとともに外周面に装飾模様を施してあり、笠部の少なくとも内面に金メッキ又は金色着色膜を施し、外周面の装飾模様部に金箔を施したものであることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、仏殿、仏壇飾りに用いる瓔珞に関し、特に瓔珞の装飾構造に係る。
仏殿や仏壇等においては、輪灯や隅灯の周縁部に飾りとして瓔珞を吊り下げている。
この種の瓔珞は笠部の下に、羽根状の4つ枠、3つ枠からなる飾り枠を数珠繋ぎに連節して吊り下げてあり、この飾り枠には、鈴又は風鈴等の形を形成した飾り玉を取り付けてあるのが一般的である。
このような瓔珞はこれまで表面に金箔を貼り、装飾価値を高めていた。
最近では笠部、飾り枠、飾り玉等をABS等の樹脂で成形し、その表面に金箔を箔押しする場合が多い。
例えば瓔珞の低コスト化を目的に特許文献1には瓔珞を透明樹脂で成形し、外部から見える表面のみに金箔を施す技術を開示している。
しかし、この方法では図5に示すように笠部111は、略おわん状の底のある筒状になっているので、凹部の内面112も見る角度によっては外部から見えるので透明体111aのままでは、荘厳さに欠き、高級感がなくなる。
特に笠部外周部113に、意匠上の内外貫通穴模様114を施してある場合には穴の周縁から透明体が見えるのでさらに品位が低下してしまう。
また外周面に有する凹凸模様に金箔を箔押しする作業は熟練技を必要とするだけでなく、凹凸により箔切れをおこしやすく、重ね押しが必要になり透明部を完全に無くするのに多くの金箔を要していた。
実用新案登録第3065946号公報
本考案は、上記背景技術に鑑みて、見映えの良い荘厳さを有する瓔珞の提供を目的とする。
本考案に係る瓔珞は、仏壇飾り用瓔珞であって、瓔珞は、笠部と、笠部から吊り下げた飾り枠と、当該飾り枠から吊り下げた飾り玉とを備え、少なくとも笠部は金メッキ又は金色着色膜で表面装飾してあることを特徴とし、また、笠部は外周面に装飾模様を施してあり、笠部の少なくとも内面に金メッキ又は金色着色膜を施し、外周面の装飾模様部に金箔を施したものでもよい。
さらに、飾り枠又は/及び飾り玉は、金メッキ又は金色着色膜を施してあってもよい。
飾り枠は羽根状であって四方に放射状に広がった4つ枠タイプでも、三方に放射状に広がった3つ枠タイプでもよい。
飾り玉は鈴や風鈴を型採った形状のものが多いが特に限定されない。
本考案に係る瓔珞においては、笠部の内側に金メッキ又は金色着色膜を施したので外表面に金箔を施すだけで高級感がでる。
本考案に係る瓔珞10の実施例を図4に示す。
笠部11から複数の飾り枠20を数珠繋ぎにして吊り下げるとともに、いくつもの数珠繋ぎ状の飾り枠を笠部11から垂下してある。
笠部11及び飾り枠20の形状、大きさ等は図4に示すものに限定されるものでなく、各種形状が採用される。
飾り枠20には飾り玉30が複数取り付けてあり、図3(a)に示すように飾り枠20は2枚の羽根状のピース20a、20bを中央部で差し込み、クロスさせた4つ枠タイプの例となっている。
図3(a)に示した飾り玉30の例は鈴を型採った例を示し、図3(b)は風鈴30aを型採った飾り玉の例である。
図1及び図2に本考案に係る笠部11の例を示す。
図1(a)は平面図、図1(b)は側面図、図2はA−A線断面図である。
笠部11はABS樹脂等の樹脂で成形してある。
笠部11は略おわん状の開口部を有する有底の筒状になっていて、内側の凹部となる内面12は内周面12aと内底面12bから構成され、凹部外側は外周面13と外底面13aとから構成されている。
外周面13は凹凸模様の意匠凹凸模様15と意匠穴14とを有する装飾模様部16を有している。
笠部11の少なくとも内面12(内周面12a及び内底面12b)は金メッキ又は金色着色膜を施してある。
金メッキ又は金色着色膜は少なくとも内面12に施してあればよく、メッキ処理あるいは蒸着及び塗装方法等によっては外周面13や外底面13aに施してあってもよい。
また、外周面13や外底面13aにも金メッキ又は金色着色膜を施した場合には後述する金箔の箔押しを省くことも可能である。
外周面13には意匠凹凸模様15に沿って金箔を箔押ししてあり、金箔により荘厳さがあり高級感と高い品位が確保されている。
これにより笠部11は少なくとも内面12に金メッキ又は金色着色膜を施してあるので外周面13及び外底面13aに金箔を施すことで、どの角度から見ても金色に見え、従来のように内面や意匠穴を通して透明樹脂が一部見えるといった不具合が無くなり、さらには内面に金箔を箔押しするのに比較して金箔使用量が少なくとも内面部分の枚数が減るので低コストになる。
また、外底面13aは飾り枠20や飾り玉30等により見え難い部位なので外底面13aの金箔押しを省略し、金メッキや金色着色膜にしてもよい。
金メッキは電気メッキ、溶融メッキ及び蒸着メッキでもよく、金色着色膜は素材がABS樹脂等の場合に下地にアルミナ蒸着をし、その上に金色塗装をしてもよい。
これらの金色方法は金箔に比較して安価である。
金メッキや金色着色膜は意匠穴14の縁部や笠部11の開口縁部への付き廻り性がよいので、例えば外周面にも下地処理として金メッキや金色着色膜を施してあると、この外周面13の装飾模様部16に金箔を箔押しする際に仮に重ね合わせが一部不完全であっても、その不完全部分の下地に金メッキ等が施してあるので、見映えにおいてなんら問題が生じない。
図3(a)、(b)に示した飾り枠20や飾り玉30、30aは笠部11に比較して小物であり、金箔の箔押しで対応してもよいが形状が複雑な場合には金メッキや金色着色膜処理で対応するのがよい。
特に形状が複雑な場合には金箔の重ね押しが多くなるので原価低減の効果が大きい。
図6及び図7には隅瓔珞の例を示し、図6に示した瓔珞10aは蓮傘タイプの笠部11aとなっていて、図7に示した瓔珞10bは丸傘タイプの笠部11bになっている。
このような形状の笠部にあっては、外面の装飾部の形状が複雑であり、金箔を箔押しする際に箔切れをおこしやすい。
そこで笠部全体を金メッキや金色着色をすると安価にできる。
笠部素材が透明樹脂である場合に、内面に金メッキや金色着色を施すと、表面の金箔の箔切れが目立たなくなり、金箔の使用量の低減を図ることもできる。
本考案に係る瓔珞の笠部の例を示す。(a)は平面図で(b)は側面図である。 A−A線断面図を示す。 飾り枠及び飾り玉の例を示す。 本考案に係る瓔珞の例を示す。 従来の瓔珞の笠部を示す。 本考案を適用した蓮傘タイプの瓔珞の例を示す。 本考案を適用した丸傘タイプの瓔珞の例を示す。
符号の説明
10 瓔珞
11 笠部
12 内面
12a 内周面
12b 内底面
13 外周面
13a 外底面
14 意匠穴
15 意匠凹凸模様
16 装飾模様部
20 飾り枠
30 飾り玉

Claims (3)

  1. 仏壇飾り用瓔珞であって、
    瓔珞は、笠部と、笠部から吊り下げた飾り枠と、当該飾り枠から吊り下げた飾り玉とを備え、
    少なくとも笠部は金メッキ又は金色着色膜で表面装飾してあることを特徴とする瓔珞。
  2. 仏壇飾り用瓔珞であって、
    瓔珞は、笠部と、笠部から吊り下げた飾り枠と、当該飾り枠から吊り下げた飾り玉とを備え、
    笠部は外周面に装飾模様を施してあり、笠部の少なくとも内面に金メッキ又は金色着色膜を施し、外周面の装飾模様部に金箔を施したものであることを特徴とする瓔珞。
  3. 飾り枠又は/及び飾り玉は、金メッキ又は金色着色膜を施してあることを特徴とする請求項1又は2記載の瓔珞。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108289533A (zh) * 2015-11-06 2018-07-17 G01网络有限责任公司 用于模块化珠宝的元件以及包括该元件的模块化珠宝

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