JP3133902U - 通信機能付情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信パケット数及び利用時間を管理することで情報処理装置の使用を制御する通信機能付情報処理装置を提供する。
【解決手段】パケット管理装置3においては、料金投入報告を受けると、その度に、投入された金額に基づいて、対象パケットに関する制限パケット数を算出する。パケットカウンタ36は、外部との通信に伴う対象パケットのパケット数をカウントする。そして、パケットカウンタ36によるカウント数が、制限パケット数に到達した場合には、情報処理装置による外部とのパケット通信を停止させる。また、制限時間算出部25は、投入された金額に対応して、利用制限時間を算出する。タイマ26を用いて時間監視を行い、タイマ26による計時時間が利用制限時間に到達した場合には、利用停止制御部30が、情報処理装置に対する操作部からの操作入力を受付けない状態とさせる。
【選択図】図4

Description

本考案は、通信機能付情報処理装置に係り、より詳しくは、外部との通信を行う情報処理装置を使用する際に、通信パケット数及び利用可能時間を管理することで情報処理装置の使用を制御する通信機能付情報処理装置に関するものである。
従来から、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置が普及している。かかる情報処理装置では、外部との通信機能が標準的に搭載されるようになっている。こうした通信機能付情報処理装置の普及にともない、いわゆるインターネットカフェ等に通信機能付情報処理装置が設置され、料金を支払うことを条件に、不特定多数の人による一般利用が可能な場が増えつつある。
また、通信機能付情報処理装置の設置は、船舶においても進展している。これは、旧来、船舶において通信を行うためには、モールス信号によるしかなかったが、その後インマルサット(INMARSAT)(登録商標)と呼ばれる、静止衛星を利用した移動体通信を提供する国際機関(現在は民間企業が事業部門を承継)が登場し、ほとんどの海上や、陸上の任意の位置からでも、電話やFAXによる通信が可能となったからである。現在では、インマルサット静止衛星を通じて、インマルサット設備とデータ通信端末やインターネットを接続できるようになっている。また、インマルサットの他にも、通信事業者による衛星を利用したデータ通信サービスが提供されてきており、海上においても、陸上と同等のサービスを享受することができるようになっている。そうして、船舶にも衛星通信を受信する装置が搭載されるようになり、インターネット等を使用可能とした情報処理装置が設置されるなどして、利用者の便宜が図られている(非特許文献1参照)。
川口 誠、他3名、"船内LAN・船上マルチメディアシステム"、[online]、平成15年、日本無線技報No.44 2003−10、[平成19年4月26日検索]、インターネット <URL:http://www.jrc.co.jp/jp/company/html/review44/04.html>
上述した通信機能付情報処理装置を一般利用に供した場合には、外部との通信量や利用時間に対応した料金を利用後に精算することが一般に行われている。しかしながら、通信技術の発達により、短時間での外部の通信であっても、非常に大きな通信量となる傾向にある。ましてや、通信機能付情報処理装置を船舶内に設置し、一般利用に供した場合には、乗船者にはたっぷりの自由時間があることが多く、長時間にわたって通信機能付情報処理装置を占有する傾向がある。この結果、利用後の料金精算時において、予期しない多額の料金が、利用者に請求される事態の発生が懸念される。また、一方で、該通信機能付情報処理装置の提供者側から見れば、利用者が精算せずに立ち去ることにより料金を徴収し損ねることを回避せねばならない。
本考案は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、利用者及び提供者にとって利用料金に関する不測の事態が発生することを合理的に防止すると共に、利用者の利便性を低下させることがない通信機能付情報処理装置を提供することを目的とする。
本考案は、外部とのパケットの送受信を管理するパケット管理手段と;前記パケット管理手段を介して外部とのパケット通信を行う機能を有し、表示手段を備え、一般利用に供される情報処理手段と;前記情報処理手段の利用料金の投入を検出する料金検出手段と;を備え、前記パケット管理手段は、前記料金検出手段からの料金投入報告を受ける度に、投入された料金額に基づいて、所定の種類の通信パケットである対象パケットに関する前記情報処理手段が外部と通信可能なパケット数である制限パケット数を算出する制限パケット数算出手段と;前記制限パケット数の算出後における前記情報処理手段による外部との通信に伴う前記対象パケットのパケット数をカウントするパケットカウント手段と;前記パケットカウント手段によるカウント数が前記制限パケット数に到達した場合に、前記情報処理手段による外部とのパケット通信を停止させる通信停止手段と;を備える、ことを特徴とする通信機能付情報処理装置である。
この装置では、パケット管理手段は外部との通信の管理を行うものであり、情報処理手段は当該パケット管理手段と接続されている。当該パケット管理手段においては、料金検出手段からの料金投入報告を受けると、その度に、投入された料金額に基づいて、対象パケットに関する、情報処理手段が外部と通信可能なパケット数である制限パケット数を算出する。
ここでいう、料金の投入の概念には、もちろん文字通り硬貨等の現金の投入が含まれるが、その他にも、プリペイドカードによる料金の投入、ICカードのような非接触型通信が可能な媒体による料金の投入等も含まれる。つまり、現実の金銭であっても、金銭と等価である仮想的な金銭であってもよい。
次に、パケットカウント手段は、制限パケット数の算出後における情報処理手段による外部との通信に伴う対象パケットのパケット数をカウントする。そして、当該パケットカウント手段によるカウント数が、算出された制限パケット数に到達した場合には、情報処理手段による外部とのパケット通信を停止させる。
このため、本考案における通信機能付情報処理装置によれば、通信可能なパケット数である制限パケット数を算出し、これに基づいて利用者による通信を制限することができるので、利用者が、自由意志で予め投入した料金金額に見合った情報処理手段の使用を行うように管理することができる。したがって、利用者の利便性を低下させることなく、利用者にとって利用料金に関する不測の事態が発生することを合理的に防止することができる。
また、本考案の通信機能付情報処理装置では、前記対象パケットは、前記情報処理手段から外部への送信パケット、及び、前記情報処理手段への外部からの受信パケットの少なくとも一方である、とすることができる。
この場合には、通信を制限する対象のパケットである対象パケットとして設定されるのは、外部への送信パケット、外部からの受信パケット、又はその合計のいずれかである。通信事業者の提供するサービスや課金体系は様々であるため、このように管理するパケットの種類を選べるようにすることにより、契約しているサービスに柔軟に対応した通信管理が可能となる。
また、本考案の通信機能付情報処理装置では、前記情報処理手段は、前記料金検出手段からの料金投入報告を受ける度に、投入された料金額に対応する、利用制限時間を算出する利用制限時間算出手段と;前記利用制限時間の算出後における利用時間を計時する計時手段と;前記計時手段による計時時間が前記利用制限時間に到達した場合に、前記一般利用を停止させる利用停止手段と;を更に備える、とすることができる。
この場合には、まず、利用制限時間算出手段は、投入された金額に対応して、利用制限時間を算出する。そして、計時手段を用いて時間監視を行い、当該計時手段による計時時間が利用制限時間に到達した場合には、利用停止手段が、情報処理手段の一般利用を停止させる。したがって、投入金額に応じてパケット数だけではなく利用制限時間を設定することで、通信を行わない状態でも、なお利用者が情報処理手段を占有するような事態を排除することができ、情報処理手段という限られた資源の利用の機会の均等化を図ることができる。
ここで。前記利用停止手段は、前記一般利用のための操作入力を受け付けない状態とさせる、とすることができる。
また、本考案の通信機能付情報処理装置では、前記情報処理手段は、前記パケットカウント手段によるカウント数の増加に連動させて前記利用制限時間を減少させるとともに、前記利用時間の増加に連動させて前記制限パケット数を減少させる利用制限補正手段を更に備える、とすることができる。
この場合は、利用制限補正手段は、パケットカウント手段によるカウント数が増加すればするほど、利用可能な時間を減少させ、また、利用した時間が増加すればするほど、制限パケット数を減少させる。したがって、通信量と時間とを連動させて情報処理手段の使用を制限するため、非常に合理的な態様で、情報処理手段の使用を管理することができる。
また、本考案の通信機能付情報処理装置では、前記情報処理手段は、前記計時手段による計時結果及び前記利用制限時間に基づいて、前記一般利用が可能な残時間、及び、利用開始からの時間の少なくとも一方を前記表示手段に表示させる利用可能時間表示制御手段を更に備える、とすることができる。この場合には、利用者は現在の利用状況を時間の表示として視認することができるので、自身の行いたい処理によって金銭の追加投入を行ったり、作業に優先順位をつけたりといった行動をする指針とすることができ、利用者の便宜が図られる。
また、本考案の通信機能付情報処理装置では、前記情報処理手段は、前記計時手段による計時結果に基づいて、前記一般利用が可能な残時間が所定時間未満となったと判断された場合に、その旨を前記表示手段に表示させる利用時間警告手段を更に備える、とすることができる。この場合には、利用者は現在の利用状況を、警告を出力するに適当な時間である所定時間未満となった、という一つの目安として視認することができるので、自身の行いたい処理によって金銭の追加投入を行ったり、作業に優先順位をつけたりといった行動をする指針とすることができ、利用者の便宜が図られる。
また、本考案の通信機能付情報処理装置では、前記情報処理手段は、前記パケットカウント手段から取得した現在カウント値に基づいて、前記現在カウント値、及び、前記制限パケット数と前記現在カウント値との差の少なくとも一方を前記表示手段に表示させるカウント表示制御手段を更に備える、とすることができる。この場合には、利用者は現在の利用状況をパケット数のカウント値の表示として視認することができるので、自身の行いたい処理によって金銭の追加投入を行ったり、作業に優先順位をつけたりといった行動をする指針とすることができ、利用者の便宜が図られる。
また、本考案の通信機能付情報処理装置では、前記情報処理手段は、前記パケットカウント手段によるカウント数及び前記制限パケット数に基づいて、前記一般利用において通信可能な残パケット数が所定数未満となったと判断された場合に、その旨を前記表示手段に表示させるパケット数警告手段を更に備える、とすることができる。この場合には、利用者は現在の利用状況を、警告を出力するに適当な利用パケット数である、パケット数が所定数未満となった、という一つの目安として視認することができるので、自身の行いたい処理によって金銭の追加投入を行ったり、作業に優先順位をつけたりといった行動をする指針とすることができ、利用者の便宜が図られる。
また、本考案の通信機能付情報処理装置では、前記情報処理手段は、前記一般利用がなされているか否かを定期的に判定し、否定的な判定結果が得られた場合には、所定の初期状態に設定する初期化手段を更に備える、とすることができる。この場合は、初期化手段は、情報処理手段が一般利用されているか否かを定期的に判定する。利用されている最中に初期化されては不都合だからである。そして、利用されていない旨の判定結果が得られた場合には、所定の初期状態に設定する。これは、前利用者による、情報処理手段上の設定、ダウンロードしたゲーム、インターネットの履歴、特定のウェブページへのログイン、といった各種の使用形跡をクリアするためである。これによって、新たな利用者に通常の初期状態で、情報処理手段を利用に供することができる。
また、本考案の通信機能付情報処理装置では、船舶内に設置される、とすることができる。
以上説明したように、本考案の通信機能付情報処理装置によれば、利用者の利便性を低下させることなく、利用者にとって利用料金に関する不測の事態が発生することを合理的に防止することができる、という効果を奏する。
以下、本考案の実施形態を、図1〜図12を参照しつつ説明する。なお、これらの図においては、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[構成]
図1には、本考案の一実施形態の通信機能付情報処理装置100の構成が概略的に示されている。なお、本考案の通信機能付情報処理装置は、船舶上に設置されているものとする。当該通信機能付情報処理装置は、課金装置1(料金検出手段)、情報処理装置2(情報処理手段)、及びパケット管理装置3(パケット管理手段)を備えている。パケット管理装置3は、船舶上に設置されている、データ通信を提供するための衛星からデータを受信する装置である船外通信装置50と、通信を行うようになっている。課金装置1及びパケット管理装置3は、情報処理装置2に接続されている。
課金装置1の内部構造は、図2に示されている。この図2に示されるとおり、課金装置1は、投入部10、コインセンサ11、通知部12を備えている。課金装置1は、情報処理装置2を使用するために必要な金銭を投入するためのものである。また、ここでは投入する金銭は硬貨となっている。当該硬貨が投入部10から投入されると、コインセンサ11が適切な硬貨が投入されたか否か、及びその硬貨の種類を検出し、その結果を通知部12に通知する。投入可能な最小単位の硬貨が少なくとも投入されたことが検出されたことが通知された場合には、通知部12は、投入金額を情報処理装置2に通知する。
次に、情報処理装置2の構成について説明する。情報処理装置2は、図3に示されるとおり、制御部20、表示部21(表示手段)、操作部22を備えている。
情報処理装置2の制御部20の内部構成は、図4に示されている。制御部20は、料金投入報告受信部23と、利用状況監視部24(初期化手段)と、制限時間算出部25(利用制限時間算出手段)と、タイマ26(計時手段)と、利用状況表示部27(利用可能時間表示制御手段、カウント表示制御手段)と、警告表示部28(利用時間警告手段、パケット数警告手段)と、パケット数確認部29と、利用停止制御部30(利用停止手段)とを備えている。
料金投入報告受信部23は、課金装置1の通知部12より、金銭の投入とその金額が通知されると、これを受信し、その内容を利用状況監視部24に通知する。
利用状況監視部24は、定期的に情報処理装置2が利用者に利用されているか否かを監視し、当該状況を把握している。ここで、利用状況監視部24は、金銭の投入に伴い情報処理装置2が新たに利用を開始されたのか、それとも以前から利用されており金銭の投入は追加投入に該当するのか、のいずれであるかを判定し、当該判定結果を、投入された金額と共に、制限時間算出部25及びパケット管理装置3における後述する利用状況受信部34に通知する。さらに、新規利用開始であった場合は、その旨を利用停止制御部30に通知する。また、利用状況監視部24は、情報処理装置2の利用状況により、利用がされていないことを検知した場合には、情報処理装置2を所定の初期状態に設定する。この場合の初期状態は予め定められており、前の利用者の使用の痕跡は残らない。
制限時間算出部25は、利用状況監視部24より通知された金額に基づいて、所定の算出方法により、その金額に対応する利用制限時間を算出する。その後、制限時間算出部25は、情報処理装置2が新規に利用を開始された場合にはタイマをリセットした上で当該利用制限時間をタイマにセットし、継続利用である場合には当該利用制限時間をタイマ26の現在値に累積するようにセットする。
タイマ26には、現在の残時間が設定されており、当該タイマ26は、当該残時間を、クロック発生器(図示せず)からのクロック信号をカウント処理することで減じてゆく。さらに、タイマ26は、現在の残時間を、利用状況表示部27、警告表示部28、及び利用停止制御部30に随時通知する。
利用状況表示部27は、タイマ26から現在の残時間の通知を随時受け、また、パケット数確認部29から現在の残パケット数の通知を随時受信する。利用状況表示部27では、このようにして通知された残時間及び残パケット数を、表示部21に出力させる。
警告表示部28は、タイマ26から現在の残時間の通知を随時受け、また、パケット数確認部29から現在の残パケット数の通知を随時受信する。警告表示部28では、このようにして通知された残時間及び残パケット数の夫々について、所定時間未満又は所定パケット数未満となったか否かを比較して判定し、判定の結果が肯定的なものであった場合には、その旨を警告として表示部21に出力させる。
パケット数確認部29は、パケット管理装置3の後述するパケットカウンタ36から、現在の残パケット数が変更される都度通知を受けるが、パケット数確認部29の方では、当該値を、利用状況表示部27、警告表示部28、及び利用停止制御部30に変更の発生とは関連なく随時通知する。
利用停止制御部30は、利用状況監視部24から新規利用開始の旨が通知された場合には、情報処理装置2を、操作部22からの操作が可能な状態とする。タイマ26から通知された値がゼロであった場合には、情報処理装置2について、操作部22からの操作が不可能な状態とする。また、パケット数確認部29から通知された値がゼロであった場合には、これ以上通信はできない旨の表示を表示部21に出力させるが、情報処理装置2自体の利用は停止させない。
次に、パケット管理装置3の構成について説明する。パケット管理装置3は、図5に示されるように、制御部31と、送受信部33とを備えている。送受信部33は、船外通信装置50を介して外部との通信を行い、通信停止制御部37(後述)より、通信を停止すべき旨の指令を受けた場合には、これを停止する。
制御部31の内部構成は、図6に示されている。制御部31は、利用状況受信部34と、制限パケット数算出部35(制限パケット数算出手段)と、パケットカウンタ36(パケットカウント手段)と、通信停止制御部37(通信停止手段)とを備えている。
利用状況受信部34は、情報処理装置2の利用状況監視部24から、情報処理装置2が新規に利用を開始されたのか又は継続利用であるのか、及び投入された金額について通知を受信する。そして、その内容を制限パケット数算出部35に通知する。
制限パケット数算出部35は、通知された金額に基づいて、所定の算出方法により、その金額に対応する利用制限パケット数を算出する。その後、制限パケット数算出部35は、情報処理装置2が新規に利用を開始された場合にはパケットカウンタ36に格納されている変数である残パケット数をリセットした上で当該利用制限パケット数をセットし、継続利用である場合には当該利用制限パケット数をパケットカウンタ36の残パケット数に累積するようにセットする。なお、本実施形態では、制限対象パケットを、送信パケット数及び受信パケット(送受信パケット)としている。
パケットカウンタ36は、送受信部33から、送受信が行われる度に、やり取りされたパケット数の通知を受ける。パケットカウンタ36は、その内部にある記憶領域に残パケット数を保持しており、当該通知を受ける都度、自身が保持する残パケット数の値について減算を行う。そして、残パケット数の値がゼロとなった場合には、その旨を通信停止制御部37に通知する。
通信停止制御部37は、パケットカウンタ36から、残パケット数の値がゼロとなったことを通知された場合には、送受信部33に、通信を停止すべき指令を発行する。
[動作]
次に、以上のように構成された通信機能付情報処理装置について、図7〜図12を主に参照して説明する。
まず、課金装置1の投入部10に硬貨が投入されると、図7のステップS10において、コインセンサ11が硬貨の投入を検知することで処理が開始する。次に、処理はステップS11へ進む。
ステップS11においては、通知部12が、コインセンサ11より通知された硬貨の種類と枚数に基づいて、投入された金額を算出する。次に、ステップS12において、通知部12は、当該算出された金額を、情報処理装置2に対し通知する。
すると、図8のステップS20において、情報処理装置2の料金投入報告受信部23が、通知部12より硬貨投入があった旨及びその金額の情報を受信する。次に、ステップS21において、利用状況監視部24が、情報処理装置2自体が今現在利用されていない状態であるか否かを検出し、判定する。当該判定の結果が肯定的なものであった場合は、処理はステップS22へ進む。
ステップS22においては、利用状況監視部24が、制限時間算出部25に対し、投入された金額及び、新規利用である旨を通知する。次に、ステップS23において、制限時間算出部25が、通知された金額と予め定められた計算式に基づいて、利用可能時間を利用制限時間として算出する。そして、処理はステップS24へ進む。
ステップS24においては、新規利用であるので、制限時間算出部25が、タイマ26の値を初期化する。引き続き、ステップS25において、制限時間算出部25が、算出された利用制限時間を、タイマ26の値としてセットする。そして、ステップS26において、情報処理装置2を利用可能な状態とする。
一方、ステップS21における判定の結果が否定的なものであった場合には、処理はステップS27へ進む。
ステップS27においては、利用状況監視部24が、制限時間算出部25に対し、投入された金額及び、継続利用である旨を通知する。次に、ステップS28において、制限時間算出部25が、通知された金額と予め定められた計算式に基づいて、利用可能時間を算出した後、継続利用であることを考慮して、当該利用可能時間にタイマ26の現在値を加算したものを利用制限時間として算出する。そして、ステップS29において、制限時間算出部25が、算出された利用制限時間をタイマ26にセットする。以上を以って、図8における利用制限時間設定の処理が終了する。
次に、図9に従って、利用制限パケット数の設定の流れを説明する。なお、図8のステップS21において、利用状況監視部24が、情報処理装置2自体が今現在利用されていない状態であるか否かを検出するが、利用状況監視部24は、その結果及び投入金額の情報を、制限時間算出部25に通知するのと同じタイミングで利用状況受信部34に通知するようになっている。
当該情報を利用状況受信部34が受信することで、図9のステップS30において、利用制限パケット数の設定の処理が開始する。そして、処理はステップS31へ進む。
ステップS31においては、利用状況受信部34が、新規利用が通知されたのか否かを判定する。判定の結果が肯定的なものであった場合には、処理はステップS32へ進む。
ステップS32においては、制限パケット数算出部35が、通知された投入金額の情報及び予め定められた計算式に基づいて利用可能パケット数を利用制限パケット数として算出する。続けて、ステップS33において、新規利用であることを考慮して、パケットカウンタ36の記憶領域に格納されている残パケット数を初期化する。次に処理はステップS34へ進む。
ステップS34においては、制限パケット数算出部35が、当該残パケット数として、算出された利用制限パケット数をセットする。そして、ステップS35において、通信停止制御部37が、送受信部33に働きかけて、通信を可能とする。
一方、ステップS31へ戻り、判定の結果が否定的なものであった場合には、処理はステップS36へ進む。ステップS36においては、制限パケット数算出部35が、通知された投入金額の情報及び予め定められた計算式に基づいて利用可能パケット数を算出した後、継続利用であることを考慮して、当該利用可能パケット数に残パケット数の現在地を加算したものを利用制限パケット数として算出する。そして、処理はステップS37へ進む。
ステップS37においては、制限パケット数算出部35が、算出された利用制限パケット数を新たな残パケット数として、パケットカウンタ36の記憶領域に格納する。
次に、図10に従って、残パケット数による通信管理を説明する。情報処理装置2が利用可能となり通信を行うにあたり、ステップS40において、送受信部33を介してパケットの送受信が発生すると、図10の処理が開始する。次に、処理はステップS41へ進む。
ステップS41においては、パケットカウンタ36が、送受信されたパケット数をカウントする。次に、ステップS42において、残パケット数から、カウントした送受信されたパケット数を減算する。次に、ステップS43において、パケットカウンタ36により、算出された残パケット数がゼロとなったか否かが判定される。判定の結果が肯定的なものであった場合には、処理はステップS44へ進む。
ステップS44においては、パケットカウンタ36が、通信停止制御部37に、船外通信装置50との通信を停止する旨の指令を発行する。続いて、ステップS45において、これを受けた通信停止制御部37は、送受信部33を制御し、船外通信装置50との通信を停止させる。
一方、ステップS43における判定の結果が否定的なものであった場合には、処理はステップS46へ進む。ステップS46においては、算出された残パケット数を再度パケットカウンタ36の記憶領域に格納する。これを以って、図10における処理が終了する。
次に、図11に従って、残時間による利用者に対するインターフェースについて説明する。タイマ26からは、随時タイマの現在値が発信されており、ステップS50において、当該発信がなされたことで、図11の処理が開始する。そして、処理はステップS51へ進む。
ステップS51においては、利用停止制御部30が、発信されたタイマ値がゼロであったか否かを判定する。判定の結果が肯定的なものであった場合は、処理はステップS52へ進む。
ステップS52においては、利用停止制御部30が、情報処理装置2を操作不可能な状態とする。つまり、これによって情報処理装置2は、操作部22からの操作入力を受け付けない状態となる。なお、この際に、残パケット数がゼロに到っていなかったとしても、情報処理装置2は同様の状態となる。そして、処理は終了する。
他方、ステップS51における判定の結果が否定的なものであった場合には、処理はステップS53へ進む。ステップS53においては、警告表示部28が、受信したタイマ値が所定時間未満であるか否かを判定する。当該判定の結果が肯定的なものであれば、処理はステップS54へ進む。
ステップS54においては、警告表示部28が、情報処理装置2の表示部21に、利用残時間が少なくなってきたことを警告する表示を出力する。利用者が気づかないうちに時間切れとなり作業が中途半端になってしまったり、利用者が硬貨を追加投入することで使用を延長する機会を逃したりしないようにするためである。そして、処理は終了する。
他方、ステップS53における判定の結果が否定的なものであった場合には、処理はステップS55へ進む。ステップS55においては、利用状況表示部27が、受信したタイマ値により、利用残時間を表示する。利用者の使用の目安とし、利用者の便宜を図るためである。そして、図11の処理は終了する。
次に、図12に従って、残パケット数による利用者に対するインターフェースについて説明する。パケット数確認部29からは、随時残パケット数の現在値が発信されており、ステップS60において、当該発信がなされたことで、図12の処理が開始する。そして、処理はステップS61へ進む。
ステップS61においては、利用停止制御部30が、発信された残パケット数がゼロであったか否かを判定する。判定の結果が肯定的なものであった場合は、処理はステップS62へ進む。
ステップS62においては、利用停止制御部30が、これ以上通信はできない旨の表示を出力させる。つまり、情報処理装置2は、送受信部33を介しての船外通信装置50との通信は受け付けない状態となる。なお、この際に、残利用時間がゼロに到っていなかった場合には、情報処理装置2はまだ継続して使用可能である。そして、図12の処理は終了する。
他方、ステップS61における判定の結果が否定的なものであった場合には、処理はステップS63へ進む。ステップS63においては、警告表示部28が、受信した残パケット数が所定パケット数未満であるか否かを判定する。当該判定の結果が肯定的なものであれば、処理はステップS64へ進む。
ステップS64においては、警告表示部28が、情報処理装置2の表示部21に、残パケット数が少なくなってきたことを警告する表示を出力する。利用者が気づかないうちに時間切れとなり作業が中途半端になってしまったり、利用者が硬貨を追加投入することで使用を延長する機会を逃したりしないようにするためである。そして、図12の処理は終了する。
他方、ステップS63における判定の結果が否定的なものであった場合には、処理はステップS65へ進む。ステップS55においては、利用状況表示部27が、受信した残パケット数により、利用可能残パケット数を表示する。利用者の使用の目安とし、利用者の便宜を図るためである。そして、図12の処理は終了する。
以上説明したように、この通信機能付情報処理装置100では、パケット管理装置3は送受信部33を介して外部との通信を行い、情報処理装置2は当該パケット管理装置3と接続されている。当該パケット管理装置3においては、課金装置1からの料金投入報告を受けると、その度に、投入された金額に基づいて、対象パケットに関する、情報処理装置2が外部と通信可能なパケット数である制限パケット数を算出する。
次に、パケットカウンタ36は、制限パケット数の算出後における情報処理装置2による外部との通信に伴う対象パケットのパケット数をカウントする。そして、当該パケットカウンタ36によるカウント数が、算出された制限パケット数に到達した場合には、情報処理装置2による外部とのパケット通信を停止させる。
したがって、利用者の利便性を低下させることなく、通信機能付情報処理装置100の利用に伴って発生する外部との通信に対する料金に関して、利用者にとって不測の事態が発生することを合理的に防止することができる。
また、制限時間算出部25が、投入された金額に対応して、利用制限時間を算出し、タイマ26を用いて時間監視を行う。そして、タイマ26による計時時間が利用制限時間に到達した場合には、利用停止制御部30が、情報処理装置2に対する操作部22からの操作入力を受付けない状態とさせる。このため、通信機能付情報処理装置100の利用離間に対応して発生する料金に関して、利用者にとって不測の事態が発生することを合理的に防止することができるとともに、特定の利用者による通信機能付情報処理装置100の長時間にわたる占有利用を排除することができ、通信機能付情報処理装置100という限られた資源の利用の機会の均等化を図ることができる。
また、情報処理装置2は、タイマ26による計時結果及び利用制限時間に基づいて、一般利用が可能な残時間を表示部21に表示させる利用状況表示部27を更に備えている。このため、利用者は現在の利用状況を時間の表示として視認することができるので、自身の行いたい処理によって金銭の追加投入を行ったり、作業に優先順位をつけたりといった行動をする指針とすることができ、利用者の利便性を向上させることができる。
また、情報処理装置2は、タイマ26による計時結果に基づいて、一般利用が可能な残時間が所定時間未満となったと判断された場合に、その旨を表示部21に表示させる警告表示部28を更に備えている。このため、利用者は現在の利用状況を、警告を出力するに適当な時間である所定時間未満となった、という一つの目安として視認することができるので、自身の行いたい処理によって金銭の追加投入を行ったり、作業に優先順位をつけたりといった行動をする指針とすることができ、利用者の利便性を向上させることができる。
また、情報処理装置2は、カウント利用状況表示部27により、パケットカウンタ36から取得した現在カウント値に基づいて、制限パケット数と現在カウント値との差を表示部21に表示させる。このため、利用者は現在の利用状況をパケット数のカウント値の表示として視認することができるので、自身の行いたい処理によって金銭の追加投入を行ったり、作業に優先順位をつけたりといった行動をする指針とすることができ、利用者の利便性を向上させることができる。
また、情報処理装置2は、警告表示部28により、パケットカウンタ36によるカウント数及び制限パケット数に基づいて、一般利用において通信可能な残パケット数が所定数未満となったと判断された場合に、その旨を表示部21に表示させる。このため、利用者は現在の利用状況を、警告を出力するに適当な利用パケット数である、パケット数が所定数未満となった、という一つの目安として視認することができるので、自身の行いたい処理によって金銭の追加投入を行ったり、作業に優先順位をつけたりといった行動をする指針とすることができ、利用者の利便性を向上させることができる。
また、情報処理装置2は、一般利用がなされているか否かを定期的に判定し、否定的な判定結果が得られた場合には、所定の初期状態に設定する利用状況監視部24を更に備えている。このため、前利用者による、情報処理手段上の設定、ダウンロードしたゲーム、インターネットの履歴、特定のウェブページへのログイン、といった各種の使用形跡を自動的にクリアすることができ、新たな利用者に通常の初期状態で、通信機能付情報処理装置100を利用に供することができる。
[実施形態の変形]
本考案は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
例えば、上記の実施形態では、制限する対象パケットは、情報処理装置2から外部への送受信パケットの総量であるとした。しかし、送信パケット、及び、情報処理装置2への外部からの受信パケットのいずれかを対象パケットとしてもよい。通信事業者の提供するサービスや課金体系は様々であるため、このように管理するパケットの種類を選べるようにすることにより、契約しているサービスに柔軟に対応した通信管理が可能となる。
また、上記の実施形態では、パケット数管理とタイマによる利用時間管理を別立てで行うこととした。しかし、情報処理装置2は、通信パケット数の増加に連動させて利用制限時間を減少させるとともに、利用時間の増加に連動させて制限パケット数を減少させる利用制限補正部を更に備えるようにすることもできる。こうすることで、利用者による利用の態様にかかわらず、資源に実際的な利用度の観点から、合理的に通信機能付情報処理装置の利用を管理することができる。
また、上記の実施形態では、利用残時間を表示部21に表示させるとした。しかし、利用残時間の代わりに利用開始からの時間を表示させてもよいし、その両方を表示させてもよい。
また、上記の実施形態では、残パケット数を表示部21に表示させるとした。しかし、残パケット数の代わりに利用開始からのパケット数を表示させてもよいし、その両方を表示させてもよい。
また、上記の実施形態では、利用制限時間に達した場合には、情報処理装置2に対する操作部22からの操作入力を受付けない状態とさせるようにしたが、他の方法で利用不可状態に設定することもできる。例えば、通信機能付情報処理装置自体をパワーオフしてしまうこともできるし、表示を初期画面に戻しかつ操作不能とすることもでき、あるいはそのときの画面のまま停止させてしまうこともできる。
また、上記の実施形態では、パケットカウンタ36が、制限パケット数から送受信されたパケット数を随時減算していく方法をとった。しかし、送受信されたパケット数を累積させていき、制限パケット数に達した場合に通信を停止させるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、情報処理装置2内のタイマを用いて制限時間の監視を行ったが、当該タイマは課金装置1内に設置したタイマを用いてもよく、パケット管理装置3内に設置したタイマを用いてもよい。あるいは、利用の制限時間を監視し制御するためのメインのタイマは課金装置1内に設置したものを用い、情報処理装置2内のタイマは警告や通信の遮断等の通知を表示させるためにのみ使用する、などとしてもよい。
また、上記の実施形態では、課金装置1を独立の装置としたが、パケット管理装置3に当該課金装置1の機能を持たせてもよい。
また、上記の実施形態では、利用状況監視部24は、料金投入報告受信部23からの通知により金銭の投入がされた旨を受信する一方で、定期的に情報処理装置2が利用されているか否かを監視しており、これらの状況に基づき新規利用開始であるか継続利用であるかを判断する、とした。これに対し、課金装置1内にタイマを設置し、課金装置1内に設けた機能部に残時間を参照させることで、新規利用開始であるか継続利用であるかを判断してもよい。
また、上記の実施形態では、課金装置1において、硬貨の金額を検知し、情報処理装置2に通知するものとした。しかし、投入する硬貨の種類を予め決めておき、投入されたことを通知する信号のみを送るとしてもよい。また、この場合には、上記の課金装置1にタイマを設置し、課金装置1において残時間を管理する構成を更に適用するとともに、開始信号及び継続信号の2種の信号を適宜課金装置1から情報処理装置2へ送るようにすることもできる。
また、上記の実施形態では、課金装置1には硬貨が投入されるものとなっていたが、「課題を解決するための手段」にも記載したように、プリペイドカードや電子マネーを使用できるICカードのような、金銭と等価である精算手段を用いてもよい。また、硬貨とこれらのような精算手段とのいずれをも使用できるようにしてもよい。
また、本考案の通信機能付情報処理装置100は、船舶内に設置されるとしたが、地上において一般利用に供される場所に設置してもよい。
以上説明したように、本考案の通信機能付情報処理装置は、不特定多数の人に対して、料金の支払いを条件として一般利用に供される通信機能付情報処理装置に適用することができる。
本考案の通信機能付情報処理装置100の外観構成を概略的に示す図である。 本考案の通信機能付情報処理装置100を構成する課金装置1の内部構造を示すブロック図である。 本考案の通信機能付情報処理装置100を構成する情報処理装置2の構造を示すブロック図である。 図3の情報処理装置2の制御部における内部構成を示すブロック図である。 本考案の通信機能付情報処理装置100を構成するパケット管理装置3の構造を示すブロック図である。 図5のパケット管理装置3の制御部における内部構成を示すブロック図である。 図2における課金装置1の動作を示すフローチャートである。 図4における装置の利用制限時間の設定動作を示すフローチャートである。 図5における装置の利用制限パケット数の設定動作を示すフローチャートである。 図5における装置の、パケット数管理の動作を示すフローチャートである。 図4における装置の残時間による表示動作を示すフローチャートである。 図4における装置の残パケット数による表示動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…課金装置、2…情報処理装置、3…パケット管理装置、10…投入部、11…コインセンサ、12…通知部、20…制御部、21…表示部、22…操作部、23…料金投入報告受信部、24…利用状況監視部、25…制限時間算出部、26…タイマ、27…利用状況表示部、28…警告表示部、29…パケット数確認部、30…利用停止制御部、31…制御部、33…送受信部、34…利用状況受信部、35…制限パケット数算出部、36…パケットカウンタ、37…通信停止制御部、50…船外通信装置、100…通信機能付情報処理装置。

Claims (11)

  1. 外部とのパケットの送受信を管理するパケット管理手段と;
    前記パケット管理手段を介して外部とのパケット通信を行う機能を有し、表示手段を備え、一般利用に供される情報処理手段と;
    前記情報処理手段の利用料金の投入を検出する料金検出手段と;を備え、
    前記パケット管理手段は、
    前記料金検出手段からの料金投入報告を受ける度に、投入された料金額に基づいて、所定の種類の通信パケットである対象パケットに関する前記情報処理手段が外部と通信可能なパケット数である制限パケット数を算出する制限パケット数算出手段と;
    前記制限パケット数の算出後における前記情報処理手段による外部との通信に伴う前記対象パケットのパケット数をカウントするパケットカウント手段と;
    前記パケットカウント手段によるカウント数が前記制限パケット数に到達した場合に、前記情報処理手段による外部とのパケット通信を停止させる通信停止手段と;を備える、
    ことを特徴とする通信機能付情報処理装置。
  2. 前記対象パケットは、前記情報処理手段から外部への送信パケット、及び、前記情報処理手段への外部からの受信パケットの少なくとも一方である、ことを特徴とする請求項1に記載の通信機能付情報処理装置。
  3. 前記情報処理手段は、
    前記料金検出手段からの料金投入報告を受ける度に、投入された料金額に対応する、利用制限時間を算出する利用制限時間算出手段と;
    前記利用制限時間の算出後における利用時間を計時する計時手段と;
    前記計時手段による計時時間が前記利用制限時間に到達した場合に、前記一般利用を停止させる利用停止手段と;
    を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信機能付情報処理装置。
  4. 前記利用停止手段は、前記一般利用のための操作入力を受け付けない状態とさせる、ことを特徴とする請求項3に記載の通信機能付情報処理装置。
  5. 前記情報処理手段は、前記パケットカウント手段によるカウント数の増加に連動させて前記利用制限時間を減少させるとともに、前記利用時間の増加に連動させて前記制限パケット数を減少させる利用制限補正手段を更に備える、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の通信機能付情報処理装置。
  6. 前記情報処理手段は、前記計時手段による計時結果及び前記利用制限時間に基づいて、前記一般利用が可能な残時間、及び、利用開始からの時間の少なくとも一方を前記表示手段に表示させる利用可能時間表示制御手段を更に備える、ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載の通信機能付情報処理装置。
  7. 前記情報処理手段は、前記計時手段による計時結果に基づいて、前記一般利用が可能な残時間が所定時間未満となったと判断された場合に、その旨を前記表示手段に表示させる利用時間警告手段を更に備える、ことを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載の通信機能付情報処理装置。
  8. 前記情報処理手段は、前記パケットカウント手段から取得した現在カウント値に基づいて、前記現在カウント値、及び、前記制限パケット数と前記現在カウント値との差の少なくとも一方を前記表示手段に表示させるカウント表示制御手段を更に備える、ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の通信機能付情報処理装置。
  9. 前記情報処理手段は、前記パケットカウント手段によるカウント数及び前記制限パケット数に基づいて、前記一般利用において通信可能な残パケット数が所定数未満となったと判断された場合に、その旨を前記表示手段に表示させるパケット数警告手段を更に備える、ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の通信機能付情報処理装置。
  10. 前記情報処理手段は、前記一般利用がなされているか否かを定期的に判定し、否定的な判定結果が得られた場合には、所定の初期状態に設定する初期化手段を更に備える、ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の通信機能付情報処理装置。
  11. 船舶内に設置される、ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の通信機能付情報処理装置。
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