JP3132087U - 微霧ノズル - Google Patents
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Abstract
【課題】ロータの取り出しが容易で、分解が容易である微霧ノズルを提供する。
【解決手段】本体10は、軸方向に収容室12が形成され、収容室12の一端に入水口が形成されている。ロックキャップ20は、本体10の一端に接続され、軸方向の内部に通路が形成され、通路の一端面に噴出口26が貫通形成され、噴出口26が通路に通じている。ロータ40は、本体10の収容室12の内部に設けられ、ロッド体部43と、ロッド体部43の一端に形成され、ロックキャップ20の通路に対応した2つのガイド溝46と、ロッド体部43の他の一端にネック部47が延在され、ネック部47の端部にワッシャ48が延在されている。ロックキャップ20が本体10から離れた場合、使用者はロータ40を引き出すと同時に、止水装置30を取り出すことができる。
【選択図】図1
【解決手段】本体10は、軸方向に収容室12が形成され、収容室12の一端に入水口が形成されている。ロックキャップ20は、本体10の一端に接続され、軸方向の内部に通路が形成され、通路の一端面に噴出口26が貫通形成され、噴出口26が通路に通じている。ロータ40は、本体10の収容室12の内部に設けられ、ロッド体部43と、ロッド体部43の一端に形成され、ロックキャップ20の通路に対応した2つのガイド溝46と、ロッド体部43の他の一端にネック部47が延在され、ネック部47の端部にワッシャ48が延在されている。ロックキャップ20が本体10から離れた場合、使用者はロータ40を引き出すと同時に、止水装置30を取り出すことができる。
【選択図】図1
Description
本考案は、分解容易な微霧ノズル(NOZZLE)に関し、特に、所定の管路または容器に組み付けられ、液体がノズルから噴出した際に、霧化を発生させる微霧ノズルに関する。
一般に、微霧ノズルは、主に、軸方向内にロータが設けられた本体と、本体の一端にロックされ、噴出口を有するロックキャップとを備えている。このように、液体が本体の内部を流通し、噴出口から噴射された場合、ロータが回転し、また、噴出口が小口径であるため、液体を微霧の状態にして噴出することができる。しばらく使用すると、不純物や水垢によって微霧ノズルは所定の霧を生成することができなくなるため、洗浄が必要となる。洗浄は、微霧ノズルの各部材を分離させる方法が用いられるが、微霧ノズルの各部材の体積が小さく、また、不純物による各部材への制限によって、各部材は自由に脱出することができなくなる。従って、一般的には、本体を上下に反転させ、揺動または振動により、ロータが本体から脱出され、さらには、工具または補助器具で釣り上げることにより、ロータを取り出す必要があるため、使用者には各部材の分離が極めて容易ではなく、洗浄もそれだけ不便になることがある。
さらに、微霧ノズルが使用されていない時には、液体が漏れる場合がよくある。これは、主に、ロータと入水口との間に良好な密封効果がないため、液体の漏れのないように本体内に適当な漏れ止め装置を設ける必要があるためである。
さらに、微霧ノズルが使用されていない時には、液体が漏れる場合がよくある。これは、主に、ロータと入水口との間に良好な密封効果がないため、液体の漏れのないように本体内に適当な漏れ止め装置を設ける必要があるためである。
そこで、従来技術のように微霧ノズルの各部材の分離が容易ではなく、洗浄の作業が行われにくくなることに鑑み、本考案は、従来技術の欠点を解決するための新規な微霧ノズルの構造を提供することを目的とする。
また、本考案は、ロータの取り出しを容易にするため、分解が容易である微霧ノズルを提供することを目的とする。
さらに、本考案は、液体の漏れのないように漏れ止め装置が設けられている分解が容易である微霧ノズルを提供することを目的とする。
また、本考案は、ロータの取り出しを容易にするため、分解が容易である微霧ノズルを提供することを目的とする。
さらに、本考案は、液体の漏れのないように漏れ止め装置が設けられている分解が容易である微霧ノズルを提供することを目的とする。
上記の目的、効果によれば、本考案は、本体とロックキャップとの組み合わせと、本体の内部に設けられ、突出構造であるワッシャを有するロータとを備える。ロックキャップが本体から離れると、使用者は、ワッシャを把持することにより、ロータを容易に取り出すことができるようになる。
さらに、本体の入水口とロータとの間に止水装置が設けられ、該止水装置は、入水口に当接されているボール弁と、一端がボール弁に接続され、他の一端がワッシャの表面に突設された凸バックルに接続されているばねとを備えている。このように、ロックキャップが本体から離れた場合、使用者は、ロータを引き出すと同時に、止水装置を取り出すことができるようになる。
以下、本考案に記載の目的、効果および構造態様に基づいて、図面を参照しながら好ましい実施形態を詳しく説明する。
図1を参照して、本考案の第1実施例による微霧ノズルは、本体10、ロックキャップ20、止水装置30およびロータ40を備えている。本体10は、軸方向に収容室12が設けられ、収容室12の内壁面に内ねじ14が設けられている。ロックキャップ20は、一端に突出したねじ柱22が設けられ、ねじ柱22の表面に外ねじ24が設けられている。また、ロックキャップ20の上に貫通された噴出口26が開設されている。止水装置30は、ボール弁32とばね34とを備えている。ロータ40は、長柱状のロッド体部43を備え、ロッド体部43が第1の端41および第2の端42を有し、環状斜面44がロータ40の表面に形成され、かつ第1の端41に近接している。第1の端41の端面からロータ40の軸方向に沿って互いに対向するガイド溝46が2つ設けられ、第2の端42にネック部47が延在形成され、ワッシャ48がネック部47の端部に接続されている。また、ワッシャ48の一側にはさらに凸バックル49が設けられている。
図1を参照して、本考案の第1実施例による微霧ノズルは、本体10、ロックキャップ20、止水装置30およびロータ40を備えている。本体10は、軸方向に収容室12が設けられ、収容室12の内壁面に内ねじ14が設けられている。ロックキャップ20は、一端に突出したねじ柱22が設けられ、ねじ柱22の表面に外ねじ24が設けられている。また、ロックキャップ20の上に貫通された噴出口26が開設されている。止水装置30は、ボール弁32とばね34とを備えている。ロータ40は、長柱状のロッド体部43を備え、ロッド体部43が第1の端41および第2の端42を有し、環状斜面44がロータ40の表面に形成され、かつ第1の端41に近接している。第1の端41の端面からロータ40の軸方向に沿って互いに対向するガイド溝46が2つ設けられ、第2の端42にネック部47が延在形成され、ワッシャ48がネック部47の端部に接続されている。また、ワッシャ48の一側にはさらに凸バックル49が設けられている。
図2を参照して、ロックキャップ20は、軸方向に通路25が形成され、噴出口26が通路25の一端に形成されている。止水装置30は、本体10の収容室12内に設けられ、ボール弁32は入水口16に当接されている。ロックキャップ20は、ねじ柱22の外ねじ24により収容室12の内ねじ14に螺合されている。ロータ40は、本体10とロックキャップ20との間に設けられている。より詳しくは、ロータ40の一端に設けられたワッシャ48がばね34に対応し、かつ凸バックル49がばね34に連結されている。また、ロータ40のガイド溝46が噴出口26に対応している。また、ロータ40とロックキャップ20との間に隙間90が形成され、液体が入水口16から流入してボール弁32を押し開いて、隙間90を流通してロータ40の回転運動に応じて噴出口26から噴出された際に霧の状態となる。
図9を参照して、ロックキャップ20が本体10から離れ、ロータ40がロックキャップ20から離れた場合、使用者は、ロータ40を容易に把持することができるとともに、ロータ40を取り出すことができる。従って、本実施例によれば、使用者は各部材の分離が容易になり、各部材の洗浄が便利になるため、微霧ノズルの機能を回復することができるようになる。
図3及び図4を参照して、本考案の第2実施例による微霧ノズルにおいては、ロックキャップ20の上にプラグ孔62が開設され、プラグ孔62内にプラグ64が設けられ、プラグ64に噴出口66が開設されている。ロックキャップ20は、ねじ柱22の外ねじ24と本体10の内ねじ14により螺合され、止水装置30及びロータ40はロックキャップ20及び本体10内に設けられている。ボール弁32のボール弁ネック36がばね34の一端に接続され、ロータ40の凸バックル49がばね34の他の一端に接続されているため、ロックキャップ20が本体10から離れた場合、使用者はロータ40を容易に把持することができると同時に、ロータ40、ばね34及びボール弁32を取り出すことができるようになる。
図5および図6を参照して、本考案の第3実施例による微霧ノズルにおいて、本体10は、一端に凸柱18が設けられ、かつ表面に外ねじ19が設けられている。ロックキャップ20の内壁面に内ねじ28が設けられている。止水装置30は本体10の収容室12内に設けられ、ロックキャップ20は内ねじ28及び本体10の凸柱18の外ねじ19によって螺合されている。ロータ40は、ロックキャップ20及び本体10内に設けられ、かつ凸バックル49はばね34に連結されている。ボール弁32のボール弁ネック36がばね34の一端に接続され、ロータ40の凸バックル49がばね34の他の一端に接続されているため、ロックキャップ20が本体10から離れた場合、使用者はロータ40を容易に把持することができると同時に、ロータ40、ばね34及びボール弁32を取り出すことができる。
図7及び図8を参照して、本考案の第4実施例による微霧ノズルにおいては、ロックキャップ20の内壁面に内ねじ28が設けられ、外表面にプラグ孔62が開設され、プラグ孔62内にプラグ64が設けられ、プラグ64に噴出口66が開設されている。ロックキャップ20は、内ねじ28と本体10の凸柱18の表面の外ねじ19により螺合されている。止水装置30及びロータ40は、ロックキャップ20及び本体10内に設けられている。ボール弁32のボール弁ネック36がばね34の一端に接続され、ロータ40の凸バックル49がばね34の他の一端に接続されているため、ロックキャップ20が本体10から離れた場合、使用者はロータ40を容易に把持することができると同時に、ロータ40、ばね34及びボール弁32を取り出すことができる。
上述のように、本実施例によれば、ロータ40は突出の凸バックル49を有し、ばね34を本体10の内部から取り出すことができるため、微霧ノズルの各部材の分離に寄与している。また、本実施例においては、ロックキャップ20と本体10とが内ねじと外ねじとにより螺合され、ロックキャップ20にはさらにプラグ64が配設されてよいため、多様な構造変化を有し、製品の製造にはより多くの選択がある。
図10は、本考案の第5実施例による微霧ノズルにおいて、ロータ40が本体10とロックキャップ20との組み合わせの内部に設けられている様子を示しており、ロータ40の一端にワッシャ48が形成されている。
図11を参照して、ロックキャップ20が本体10から離れ、ロックキャップ20が上下に反転した場合、ロータ40の一端のワッシャ48がロックキャップ20に露出するようになるため、使用者はワッシャ48を容易に把持することができるとともに、ロータ40を取り出すことができるようになる。
図11を参照して、ロックキャップ20が本体10から離れ、ロックキャップ20が上下に反転した場合、ロータ40の一端のワッシャ48がロックキャップ20に露出するようになるため、使用者はワッシャ48を容易に把持することができるとともに、ロータ40を取り出すことができるようになる。
図12を参照して、本考案の第6実施例による微霧ノズルにおいて、ロックキャップ20は一端面にプラグ孔62が開設され、プラグ64に噴出口66が開設され、プラグ64がプラグ孔62に設けられているように構成されている。
図13を参照して、本考案の第7実施例による微霧ノズルにおいて、ロータ40のワッシャ48の表面には凸バックル49が突設されている。ロックキャップ20が本体10から離れ、ロックキャップ20が上下に反転した場合、ワッシャ48及び凸バックル49がロックキャップ20の一端に露出するようになるため、使用者は凸バックル49またはワッシャ48を把持することにより、ロータ40を容易に取り出すことができるようになる。
図13を参照して、本考案の第7実施例による微霧ノズルにおいて、ロータ40のワッシャ48の表面には凸バックル49が突設されている。ロックキャップ20が本体10から離れ、ロックキャップ20が上下に反転した場合、ワッシャ48及び凸バックル49がロックキャップ20の一端に露出するようになるため、使用者は凸バックル49またはワッシャ48を把持することにより、ロータ40を容易に取り出すことができるようになる。
10:本体、12:収容室、14:内ねじ、16:入水口、18:凸柱、19:外ねじ、20:ロックキャップ、22:ねじ柱、24:外ねじ、25:通路、26:噴出口、28:内ねじ、30:止水装置、32:ボール弁、34:ばね、36:ボール弁ネック、40:ロータ、41:第1の端、42:第2の端、43:ロッド体部、44:環状斜面、46:ガイド溝、47:ネック部、48:ワッシャ、49:凸バックル、62:プラグ孔、64:プラグ、66:噴出口
Claims (9)
- 軸方向に収容室が形成され、収容室の一端に入水口が形成されている本体と、
本体の一端に接続され、軸方向の内部に通路が形成され、通路の一端面に噴出口が貫通形成され、噴出口が通路に通じるロックキャップと、
本体の収容室の内部に設けられ、ロッド体部と、ロッド体部の一端に形成され、ロックキャップの通路に対応した2つのガイド溝と、ロッド体部の他の一端にネック部が延在され、ネック部の端部にワッシャが延在され、ロッド体部の外径よりワッシャの外径が大きく、本体の入水口に対応したロータと、
を備えることを特徴とする微霧ノズル。 - ロックキャップにはねじ柱が設けられ、表面に外ねじを有し、本体の収容室の壁面に内ねじが設けられ、ねじ柱の外ねじが収容室の内ねじに螺合されていることを特徴とする請求項1記載の微霧ノズル。
- ロックキャップの内壁面に内ねじが設けられ、本体には凸柱が設けられ、表面に外ねじを有し、凸柱の外ねじがロックキャップの内ねじに螺合されていることを特徴とする請求項1記載の微霧ノズル。
- ロックキャップにプラグ孔が設けられ、プラグ孔にプラグが設けられ、プラグに噴出口が開設されていることを特徴とする請求項1または請求項3のいずれかに記載の微霧ノズル。
- 軸方向に収容室が形成され、収容室の一端に入水口が形成されている本体と、
本体の一端に接続され、軸方向の内部に通路が形成され、通路の一端に噴出口が貫通形成され、噴出口が通路に通じるロックキャップと、
本体の収容室の内部に設けられ、ロッド体部と、ロッド体部の一端面に形成され、ロックキャップの通路に対応した2つのガイド溝と、ロッド体部の他の一端にネック部が延在され、ネック部の端部にワッシャが延在され、ロッド体部の外径よりワッシャの外径が大きく、本体の入水口に対応したロータと、
本体の収容室内に設けられ、ボール弁とばねとの組み合わせを含み、ばねの一端がワッシャの表面に当接され、他の一端がボール弁に接続され、ボール弁の一端が本体の入水口に当接されている止水装置と、
を備えることを特徴とする微霧ノズル。 - ロックキャップにはねじ柱が設けられ、表面に外ねじを有し、本体の収容室の壁面に内ねじが設けられ、ねじ柱の外ねじが収容室の内ねじに螺合されていることを特徴とする請求項5記載の微霧ノズル。
- ロックキャップの内壁面に内ねじが設けられ、本体には凸柱が設けられ、表面に外ねじを有し、凸柱の外ねじがロックキャップの内ねじに螺合されていることを特徴とする請求項5記載の微霧ノズル。
- ロックキャップにプラグ孔が設けられ、プラグ孔にプラグが設けられ、プラグに噴出口が開設されていることを特徴とする請求項5または請求項7のいずれかに記載の微霧ノズル。
- ワッシャの表面に止水装置のばねに接続される凸バックルが突設されていることを特徴とする請求項5記載の微霧ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007001675U JP3132087U (ja) | 2007-03-14 | 2007-03-14 | 微霧ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007001675U JP3132087U (ja) | 2007-03-14 | 2007-03-14 | 微霧ノズル |
Publications (1)
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JP (1) | JP3132087U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009284768A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Kanariya:Kk | ノズル装置、噴霧装置及び畜舎の温度及び湿度制御システム |
-
2007
- 2007-03-14 JP JP2007001675U patent/JP3132087U/ja not_active Expired - Fee Related
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