JP3131518U - プラスチックカップを使用しないチャンネルクリーナーカートリッジホルダー - Google Patents

Abstract

【課題】チャンネルクリーナーカートリッジを水平に安定して、繰り返し使用可能なカートリッジホルダーを提供する。
【解決手段】チャンネルクリーナーカートリッジのツバ部底辺を水平基準とし、外径をカートリッジホルダー内径に嵌合装着し、繰り返し脱着使用する。
【選択図】図１

Description

本考案は金属又はプラスチックからなるチャンネルクリーナーカートリッジホルダーに関する。

内視鏡を検査・治療等に用いた後、吸引・鉗子チャンネル内に付着した血液や粘液の汚れをあらかじめ洗浄しておくことがその後の洗浄を有効に行うためにも効果的である。
チャンネル内の予備洗浄には従来ブラシが使用されていた。ブラシに代り極細多孔質繊維構造体からなる吸引球状ブラシを３ケ収納したチャンネルクリーナーカートリッジが販売使用され始めた。

しかしながら、プラスチックカップは不安定で使いづらく、カートリッジを水平に装着するのが困難であり、単回使用であるため、使用後は医療ゴミが発生する欠点があった。

本考案は、専用プラスチックカップを使用せず、チャンネルクリーナーカートリッジのツバ部底辺を基準にして、水平にツバ部外径とカートリッジホルダー内径とを洗浄液の浮力に負けない程度に嵌合装着し、繰り返し脱着使用できるカートリッジホルダーを考案し、これにより上記課題を解決するものである。

専用プラスチックカップは不安定で使いづらく、カートリッジを水平に装着するのが困難であり、単回使用であるため、使用後は医療ゴミが発生する欠点があったが、本考案を使用することにより、上記問題はすべて解消する。
複数カートリッジホルダーを具備したカートリッジホルダーキットの場合、連続してチャンネル洗浄作業が可能である。

（イ） チャンネルクリーナーカートリッジを嵌合装着できる円形カートリッジホルダーは、金属またはプラスチックからなる。（図１）
（ロ） ベースプレートは、防銹及び洗浄液中に自重沈下の必要があるためステンレス板とする。
（ハ） ベースプレートにカートリッジホルダーを結合すべき穴を付加、また、下部四隅に支柱、上部中心に取っ手がカシメられている。（図２）

（イ） カートリッジホルダーにカートリッジを嵌合装着する。
（ロ） カートリッジホルダーキットをポット内に入れる。
（ハ） 洗浄液を適量ポットに注ぐ。
（ニ） 内視鏡先端を球状ブラシが収納されているカートリッジ円錐部に押し当て、内視鏡の吸引ボタンを押し、３ケの球状ブラシを洗浄液と共に数秒間隔で吸引しチャンネル内を洗浄する。

本考案に係るカートリッジホルダー断面図である。 本考案に係るカートリッジホルダーキット図である。

符号の説明

１… カートリッジホルダー
２… チャンネルクリーナーカートリッジ
３… 球状ブラシ
４… ベースプレート
５… 支柱
６… 取っ手

Claims (2)

1. チャンネルクリーナーカートリッジのツバ部底辺を基準にして、水平に外径とカートリッジホルダー内径とを嵌合装着し、繰り返し脱着使用可能な金属またはプラスチックからなるカートリッジホルダー。
2. 下部に複数個の支柱・上部に取っ手を具備した円型または角型ベースプレートに上記カートリッジホルダーを単数または複数個結合したカートリッジホルダーキット。

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