JP3131497U - デジタル台はかり - Google Patents
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Abstract
【課題】 ロードセルへの負荷が少なく、耐久性に優れたデジタル台はかりを提供する。
【解決手段】 測定対象物が置かれる荷重台1と、荷重台1からの荷重を連結部3を介して伝達されるロードセル4と、測定対象物を荷重台1に乗降させる場合にはロードセル4への荷重の伝達を遮断し計量時にはロードセル4への荷重の伝達をすることができるロック式レバー7と、ロードセルからの荷重を表示できるデジタル表示計11を備えたデジタル台はかり。
【選択図】 図1
【解決手段】 測定対象物が置かれる荷重台1と、荷重台1からの荷重を連結部3を介して伝達されるロードセル4と、測定対象物を荷重台1に乗降させる場合にはロードセル4への荷重の伝達を遮断し計量時にはロードセル4への荷重の伝達をすることができるロック式レバー7と、ロードセルからの荷重を表示できるデジタル表示計11を備えたデジタル台はかり。
【選択図】 図1
Description
本考案は、例えば化学製品、食品、肥料などの製造現場において好適に使用されるデジタル台はかりに関するものである。
従来、化学製品、食品、肥料などの製造現場において使用されているデジタル台はかりとしては、非特許文献−1に開示されているような、荷重台の端に支持柱を介してデジタル表示計を有する構成のデジタル台はかりが知られている。
株式会社エー・アンド・デイ「天びん・台はかり・分析機器」パンフレット p19〜25記載の防塵・防水デジタル台はかり(2005年12月発行)
株式会社エー・アンド・デイ「天びん・台はかり・分析機器」パンフレット p19〜25記載の防塵・防水デジタル台はかり(2005年12月発行)
しかしながら、上記非特許文献−1に開示されているようなデジタル台はかりは、荷重台に重量物を乗降させる際に、荷重台に不均一に荷重がかかりやすく、ロードセルの故障や破損が起こることが多かった。特に、硬い容器に充填された重量物、例えば20L缶やドラム缶などの場合は通常10〜250kg程度の荷重があるが、一時的にでも荷重台に斜めに荷重がかかったり、衝撃がかかることがあるため、ロードセルへの負荷には大きなものがあり、ロードセルの故障や破損の問題があった。
本考案の目的は、このような課題を解決するものであり、重量物の重量を計測する場合において、重量物の乗降時にはロードセルへの連結をはずし、計測時にはロードセルへの連結が簡単に行えるため、ロードセルへの負荷が少なく、耐久性に優れたデジタル台はかりを提供することにある。
本考案の目的は、このような課題を解決するものであり、重量物の重量を計測する場合において、重量物の乗降時にはロードセルへの連結をはずし、計測時にはロードセルへの連結が簡単に行えるため、ロードセルへの負荷が少なく、耐久性に優れたデジタル台はかりを提供することにある。
本考案の請求項1に記載のデジタル台はかりは、測定対象物が置かれる荷重台と、荷重台からの荷重を懸架フックを介して伝達されるロードセルと、測定対象物を荷重台に乗降させる場合にはロードセルへの荷重の伝達を遮断し、計量時にはロードセルへの荷重の伝達をすることができるロック式レバーと、ロードセルからの荷重を表示できるデジタル表示計を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載のデジタル台はかりは、荷重の計測値の表示機能として、デジタル表示計のみではなく、さらにサオおよび重り台のついたデジタル台はかりであって、所謂、サオ秤の機能をも有する構成であることを特徴とするデジタル台はかりである。
請求項2に記載のデジタル台はかりは、荷重の計測値の表示機能として、デジタル表示計のみではなく、さらにサオおよび重り台のついたデジタル台はかりであって、所謂、サオ秤の機能をも有する構成であることを特徴とするデジタル台はかりである。
請求項3に記載のデジタル台はかりは、サオおよび重り台によって計量する構成の看貫に、ロードセルおよびデジタル表示計を設けることにより改造して得られることを特徴とするデジタル台はかりである。
本考案のデジタル台はかりは、
(1):重量物の重量を計測する場合において、重量物の乗降時にはロードセルへの連結を外すことができるので、荷重台への斜めの荷重や衝撃があったとしても、ロードセルには負荷がかからず、ロードセルへの負荷が少なく、デジタル台はかりの耐久性に優れている。
(2):重量の読み取り時には、ロック式レバーをロックすることによりロードセルへの連結が簡単に行えるため、容易にデジタル表示値を読みとることができる。
(3):サオおよび重り台を設けた構成の場合は、デジタル表示計だけでなく、サオと重りによる重量表示もできるので、二重チエッックができ、目視ミスの防止につながる。
また、デジタル表示計にさらにプリンターが連結されていると測定値の印字も可能であり、三重チエックができ、さらに測定値の記録保存も可能である。
(4):上記の(3)のデジタル台はかりは、従来から一般的に使用されているサオおよび重り台によって計量する構成の看貫に、ロードセルおよびデジタル表示計を設けることにより比較的容易に改造することができる。
(1):重量物の重量を計測する場合において、重量物の乗降時にはロードセルへの連結を外すことができるので、荷重台への斜めの荷重や衝撃があったとしても、ロードセルには負荷がかからず、ロードセルへの負荷が少なく、デジタル台はかりの耐久性に優れている。
(2):重量の読み取り時には、ロック式レバーをロックすることによりロードセルへの連結が簡単に行えるため、容易にデジタル表示値を読みとることができる。
(3):サオおよび重り台を設けた構成の場合は、デジタル表示計だけでなく、サオと重りによる重量表示もできるので、二重チエッックができ、目視ミスの防止につながる。
また、デジタル表示計にさらにプリンターが連結されていると測定値の印字も可能であり、三重チエックができ、さらに測定値の記録保存も可能である。
(4):上記の(3)のデジタル台はかりは、従来から一般的に使用されているサオおよび重り台によって計量する構成の看貫に、ロードセルおよびデジタル表示計を設けることにより比較的容易に改造することができる。
以下において、本考案の一実施の形態を、図1〜図2を用いて具体的に説明する。
図1は、重量物の乗降時の状態を示す斜視図であり、1は荷重台、2は荷重台からロードセルへの懸架フック、3は荷重台からロードセルへの連結部、4はロードセル、5はロードセルからサオへの懸架フック、6はレバーの支点、7はレバー、8はレバーロック、9はサオ、10は重り台、11はデジタル表示計、12はデジタル表示計の電源である。
図1は重量物の乗降時であるのでレバー7はレバーロック8を外した状態であり、
荷重台からロードセルへの連結部3は外れており、荷重台1にかかる荷重はロードセル3には伝達されていない。従って、重量物が斜めになって荷重が地面と荷重台の両方にかかっていたとしても、また、その状態から重量物が荷重台に押し上げられたとしても、また、荷重台に衝撃がかかったとしても、その間にロードセルに荷重がかかることはないので、ロードセルが破損することがない。
図1は重量物の乗降時であるのでレバー7はレバーロック8を外した状態であり、
荷重台からロードセルへの連結部3は外れており、荷重台1にかかる荷重はロードセル3には伝達されていない。従って、重量物が斜めになって荷重が地面と荷重台の両方にかかっていたとしても、また、その状態から重量物が荷重台に押し上げられたとしても、また、荷重台に衝撃がかかったとしても、その間にロードセルに荷重がかかることはないので、ロードセルが破損することがない。
図2は、重量物の重量計測時のデジタル台はかりの状態を示す斜視図であり、重量測定対象物13が荷重台に置かれており、レバー7はレバーロック8によってロックされており、荷重台からロードセルへの連結部3は連結されて電気信号によりデジタル表示計に測定値が表示され、一方で、サオ9に伝達された荷重は重り台10に重りを乗せることとサオのスライド重りでバランスをとることによりマニュアルで荷重を知ることができる。
このように、デジタル表示とサオ秤表示の両方で重量を確認できることは二人の作業者による二重チエック、または一人の作業者による測定値の再確認が可能になり、計量値のミスの防止ができる。
また、デジタル表示計にさらにプリンターが連結されていると測定値の印字も可能であり、三重チエックができ、さらに測定値の記録保存も可能である。
このように、デジタル表示とサオ秤表示の両方で重量を確認できることは二人の作業者による二重チエック、または一人の作業者による測定値の再確認が可能になり、計量値のミスの防止ができる。
また、デジタル表示計にさらにプリンターが連結されていると測定値の印字も可能であり、三重チエックができ、さらに測定値の記録保存も可能である。
なお、図1に例示したデジタル台はかりは、従来から一般的に使用されているサオおよび重り台によって計量する構成の看貫の円筒状の柱の内部にロードセルを設け、サオの支持部分にデジタル表示計を設けることなどにより比較的容易に、かつ安価に改造して得ることもできる。
1 荷重台
2 荷重台からロードセルへの懸架フック
3 荷重台からロードセルへの連結部
4 ロードセル
5 ロードセルからサオへの懸架フック
6 レバーの支点
7 レバー
8 レバーロック
9 サオ
10 重り台
11 デジタル表示計
12 電源
13 荷重測定対象物
2 荷重台からロードセルへの懸架フック
3 荷重台からロードセルへの連結部
4 ロードセル
5 ロードセルからサオへの懸架フック
6 レバーの支点
7 レバー
8 レバーロック
9 サオ
10 重り台
11 デジタル表示計
12 電源
13 荷重測定対象物
Claims (3)
- 測定対象物が置かれる荷重台と、荷重台からの荷重を懸架フックを介して伝達されるロードセルと、測定対象物を荷重台に乗降させる場合にはロードセルへの荷重の伝達を遮断し、計量時にはロードセルへの荷重の伝達をすることができるロック式レバーと、ロードセルからの荷重を表示できるデジタル表示計を備えたデジタル台はかり。
- ロードセルからの荷重を測定できるサオおよび重り台のついた実用新案登録請求の範囲第1項記載のデジタル台はかり。
- サオおよび重り台によって計量する構成の看貫に、ロードセルおよびデジタル表示計を設けることにより改造されて得られる実用新案登録請求の範囲第2項記載のデジタル台はかり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007001098U JP3131497U (ja) | 2007-02-22 | 2007-02-22 | デジタル台はかり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007001098U JP3131497U (ja) | 2007-02-22 | 2007-02-22 | デジタル台はかり |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3131497U true JP3131497U (ja) | 2007-05-10 |
Family
ID=43282275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007001098U Expired - Fee Related JP3131497U (ja) | 2007-02-22 | 2007-02-22 | デジタル台はかり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3131497U (ja) |
-
2007
- 2007-02-22 JP JP2007001098U patent/JP3131497U/ja not_active Expired - Fee Related
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