JP3131167U - つたい滝 - Google Patents
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Abstract
【課題】癒しの効果がある流下方法を見い出し、癒しの空間の創造が可能なつたい滝を提供する。
【解決手段】上記の課題を解決する手段としては、貯留池から循環装置を介して上部に汲み上げ、減勢装置により減勢された水（温水を含む）を流下させる人工滝において、越流部を曲率半径が５０ｍｍ〜１５０ｍｍの円弧とする堰頂と、堰頂における接近流速を一様にするために設けられる堰頂と接する上流側に水平に対して４゜〜８゜の逆勾配部と堰頂の下流側には堰頂と接して設けられる鉛直に対して１０゜〜１７゜の俯角を持つ壁面とから構成し、少なくとも俯角面部の材質は水が有するの付着の性質を利用するため、付着量が多くなる濡れ性が優れたものを使用する。
【選択図】図２
【解決手段】上記の課題を解決する手段としては、貯留池から循環装置を介して上部に汲み上げ、減勢装置により減勢された水（温水を含む）を流下させる人工滝において、越流部を曲率半径が５０ｍｍ〜１５０ｍｍの円弧とする堰頂と、堰頂における接近流速を一様にするために設けられる堰頂と接する上流側に水平に対して４゜〜８゜の逆勾配部と堰頂の下流側には堰頂と接して設けられる鉛直に対して１０゜〜１７゜の俯角を持つ壁面とから構成し、少なくとも俯角面部の材質は水が有するの付着の性質を利用するため、付着量が多くなる濡れ性が優れたものを使用する。
【選択図】図２
Description
本考案は、水（以下温水を含む）が有する付着の性質を利用して流下させる人工滝、特につたい滝に関する。
従来の人工滝は、その流下方法において壁面をつたって流下させるものとそうでないものの大別して２種類があったが、癒し効果に着目したものはなかった。
科学技術の急減な進歩により、とりまく社会環境の著しい変化に対応するため、癒しが重要視されており、癒しの空間を創造する設備の誕生が望まれている。
類似の特許文献としては、特開２００５−２５４５２２，特開平５−２３７４２５があるが、癒し効果について言及した記述はない。
特開２００５−２５４５２２
特開平５−２３７４２５
科学技術の急減な進歩により、とりまく社会環境の著しい変化に対応するため、癒しが重要視されており、癒しの空間を創造する設備の誕生が望まれている。
類似の特許文献としては、特開２００５−２５４５２２，特開平５−２３７４２５があるが、癒し効果について言及した記述はない。
本考案は、以上のような現状に鑑みなされたものであり、癒しの効果がある流下方法を見い出し、癒しの空間の創造が可能となり、前述の欠点を解決しようとするものである。
上記の課題を解決する手段としては、貯留池から循環装置を介して滝上部に汲み上げ、減勢装置により減勢された水を流下させる人工滝において、越流部を曲率半径が５０ｍｍ〜１５０ｍｍの円弧とする堰頂と、堰頂における接近流速を一様にするために設けられる堰頂と接する上流側に水平に対して４゜〜８゜の逆勾配部と堰頂の下流側には堰頂と接して設けられる鉛直に対して１０゜〜１７゜の俯角を持つ壁面とから構成し、少なくとも俯角面部の材質は、水が有する付着の性質を利用するため、付着量が多くなる濡れ性が優れたものを使用する。
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されているような効果を奏する。
流水の流れが上流側逆勾配部（２）により制動状態となるため、一様な流速となって越流し、俯角面に沿って流下することにより、癒しの空間を創造する。
清涼感溢れ、すがすがしい空間を創造でき、景観に適合できる。
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
滝は、上部、中間部、下部から構成される。
上部は、堰頂（３）の曲率半径（４）が５０ｍｍ〜１５０ｍｍの円弧とし、堰頂の上流側に堰頂と接して設ける水平部（１）に対して４゜〜８゜の上流側逆勾配部（２）、堰頂の下流側に堰頂と接して設ける鉛直に対して１０゜〜１７゜の俯角を持つ壁面とする俯角面部（５）、水を安全に流下させるための側壁（６）及び循環水が堰頂での接近流速を抑制するための減勢装置（９）から構成される。
中間部は、上部と下部を接続する連結壁（７）、流下した水を上部へ循環させるため装置（８）から構成される。
下部は、上部から流下した水を一時的に貯留する池から構成される。
材質は、濡れ性および経年変化を考慮し、少なくとも俯角面部は鉄、ステンレス、セラミックス、アクリル、アルミニュウム、プラスチック、大理石、御影石等とする。
本考案は、人の集まる場所で癒しを必要とする施設、具体的には、宿泊施設（旅館，ホテル等）、飲食施設（レストラン，割烹等）、保養施設（公園，病院，老人ホ−ム，遊園地，ゴルフ場，レジャ−ランド等）、その他施設（駅等）に設置される人工滝として利用できる。前述の滝の設置方式は移動式でも固定式でも構わない。
以下、考案を実施するための最良形態を、図面により詳細に説明する。
滝の平面図である。
滝の縦断面図である。
滝の正面図である。
滝の越流部縦断面詳細図である。
１：上流側水平部
２：上流側逆勾配部
３：堰頂
４：曲率半径
５：俯角面部
６：側壁
７：連結壁
８：循環装置
９：減勢装置
10：越流部
２：上流側逆勾配部
３：堰頂
４：曲率半径
５：俯角面部
６：側壁
７：連結壁
８：循環装置
９：減勢装置
10：越流部
Claims (1)
- 貯留池から循環装置を介して滝上部に汲み上げ、減勢装置により減勢された水を流下させる人工滝において、越流部を円弧とする堰頂と、堰頂における接近流速を一様にするために設けられる堰頂と接する上流側に設ける水平に対して４゜〜８゜の逆勾配部と、堰頂の下流側には堰頂と接して設けられる鉛直に対して１０゜〜１７゜の俯角を持つ俯角面部とから構成し、少なくとも俯角面部の材質は水が有する付着の性質を利用するため、付着量が多くなる濡れ性が優れたものを使用し、癒しの効果を有することを特徴とするつたい滝。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006009639U JP3131167U (ja) | 2006-11-28 | 2006-11-28 | つたい滝 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006009639U JP3131167U (ja) | 2006-11-28 | 2006-11-28 | つたい滝 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3131167U true JP3131167U (ja) | 2007-04-26 |
Family
ID=43281971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006009639U Expired - Fee Related JP3131167U (ja) | 2006-11-28 | 2006-11-28 | つたい滝 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3131167U (ja) |
-
2006
- 2006-11-28 JP JP2006009639U patent/JP3131167U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070306 |
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| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070322 |
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