JP3129207U - 連結スツール - Google Patents

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明正 千秋
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Abstract

【課題】左右に任意の数だけ連結でき、連結部が外れにくい椅子を提供する。
【解決手段】座部と、該座部を支える脚部と、該脚部に設けられた係合片および係合孔からなる連結可能な椅子であって、前記係合片が、突起状にn個形成され、nは1以上10以下の整数であり、前記係合孔が、係合片に相補する形状にn個形成され、任意の数の椅子が、左右の椅子の係合片と係合孔を係合させることで、容易かつ強固に連結できる。
【選択図】図4d

Description

本考案は連結スツールに関する。さらに詳しくは、左右に連結できる椅子において、連結の強度および容易性、非使用時の収納性、連結使用時の美感性を高めた連結スツールに関する。
ホール等において、大勢の人を着座させるために、多数の座席を連結することが行なわれている。個別の椅子を連結させることで、座席が整然と配列できる。また、連結せずに個別の椅子としても利用でき、収納も容易となる。従来、椅子を連結する部材は、椅子の付属部品として形成されてきた(たとえば、特許文献1、特許文献2参照)。しかし、このような連結部材は小型の付属部品として形成される。このため、椅子にかかる力が一点に集中してしまい、連結強度が弱く、椅子を連結した後に、連結した状態のままで移動させようとすると、すぐに外れてしまうことがある。また、従来の連結部材を補強のために大型に形成すると、連結部材が目立ち、美感が損なわれる。とくに、木製の椅子の場合では、金属製の椅子とは異なり、金属製または合成樹脂製の連結部材を取り付けると、連結部が目立ち見た目が悪い。
また、椅子を使用しないときには、多数の椅子をコンパクトに収納しておく必要がある。公知の椅子は、折りたたんで収納されたり、特許文献2にあるように重ね合わせて保存される。しかし、このような重ねあわせを行なうと、椅子に傷ができることがある。とくに、椅子が木材など金属以外の素材でできている場合には、椅子の脚同士が擦れて傷ができやすい。
また、座わり心地を良くしたり、外観を良くするために、従来から椅子にクッションが備え付けられる。しかし、長期間の使用によって、シートが破れてしまうことがある。椅子のシートが破れて、中のクッション部材が出てしまうと、座り心地および見た目が悪く、座る人の気分を害する。
特開平8−70949号公報 特開2004−57572号公報
座敷やホール、劇場では、客の数や使用目的に合わせて、使用する椅子の数を変えることがよく行なわれる。このような場合、床に接続された椅子ではなく、持ち運び可能な椅子が使用される。このとき、個別の椅子をバラバラに並べると、椅子の列が整わなかったり、座っている間に椅子の位置がずれてしまう。結果、通路を塞いでしまい、便利が悪いだけでなく、安全上の問題もきたす。また、見た目にも美しくない。
従来から、パイプ椅子などを連結する部材は、広く使用されてきた。しかし、このような連結部材は連結の強度が弱く、椅子同士が離れてしまいやすい。連結強度を補強するために、大型に形成すると、付属部品が目立ち、美感が失われる。特に、木製の椅子では、金属製または合成樹脂製の連結部材は目立ち、見た目の美しさが損なわれる。しかし、従来のような連結部品を木材でつくると、成形の手間がかかる上、壊れてしまいやすい。また、特許文献2では複数個所を連結することが記載されているが、これは連結の手間を考えると煩雑である。
そこで、本考案の課題は、左右に任意の数だけ連結できる椅子において、連結の強度を増すことである。さらに、あたかも連結部が椅子の一部であるかのように見え、見た目の美しさを損なわない椅子を提供することも本考案の目的である。また、m個の椅子が連結された際には、個々の椅子をつなげたのではなく、あたかも最初からm人掛けの椅子として形成されたように見える椅子を提供することも本考案の目的である。加えて、このような椅子が簡易な方法で連結でき、また、容易な収納が、椅子に傷をつけずに行なえるようにし、椅子のシートが破れた際には、交換可能に形成することも本考案の課題である。
本考案は、かかる目的を達成するために、次のような構成を採用したものである。
本考案の第1の態様は、座部と該座部を支える脚部と該脚部に設けられた係合片および係合孔からなる椅子であり、係合片が、突起状にn個形成され、nは1以上10以下の整数であり、係合孔が、係合片に相補する形状にn個形成され、nは1以上10以下の整数であり、任意の数の椅子が、左右の椅子の係合片と係合孔を係合させることで、容易かつ強固に連結でき、一つずつの椅子が、個別の椅子としても利用できることを特徴とする。これは、ホールや座敷の大きさ、使用法に合わせて椅子の並びを自由に変化させることができ、かつ、連結して並べた椅子が外れてしまうことがないので、好ましい。係合片および係合孔は、一つずつであってもよいが、連結部にかかる力が分散され、連結部がはずれにくくかつ壊れにくいので、2つ以上であることが好ましい。
また、前記椅子において、前記脚部が、脚と脚を前後方向に支保する1組の第一脚部結合体を有し、一方の第一脚部結合体の下面に、前記係合片が鉛直下向きに形成され、該係合片と係合する前記係合孔が、他方の第一脚部結合体に設けられた側面盤に、くぼみまたは開通孔状に形成された連結可能な椅子であり、該椅子がm個連結された際に、連結部が第一脚部結合体の下に隠れ、m個の椅子がつなぎあわされているのではなく、m人掛けの椅子として製造されたように見えることが、見た目の美しさの上から特に好ましい。また、この特徴は、連結部材の製造が容易であり、椅子の連結作業が簡単にでき、連結した椅子がはずれにくいので好ましい。また、連結部材を大型に形成しても、椅子と連結部材の見た目の一体感が失われないので、連結部材を大型に形成することが可能であり、見た目の美しさを損なわずに連結の強度を増すのに好ましい。
また、係合片が、柱状または錐状であり、前記係合孔の外壁縁が、係合片と相似の形状に形成されることを特徴とする。これは、連結部材が容易に形成でき、連結が簡単に行なえるので好ましい。また、柱または錐の幅を大きくすることで、連結部材は壊れにくくなり、柱または錐の高さを高くすることで、連結部が外れにくくなる。
また、前記係合片および係合孔が、それぞれ2個ずつ設けられることを特徴とする。前述したように、係合片および係合孔は複数個であることが好ましいが、連結の強度、椅子の製造の簡便さおよび連結作業の容易性を考慮すると、係合片および係合孔は2個であることがとりわけ好ましい。係合片および係合孔が2個使用されることで、連結部にかかる力が連結部の一点に集中することを防ぎ、強度が増す。かつ、直線上に2点が配置されることで、椅子が連結部を中心に回転してしまうことがない。
また、係合片のあいだの距離が、第一脚部結合体の下面の長手方向幅の半分以上の長さであることを特徴とする。このように係合片を形成することで、第一脚部結合体全体が、椅子の連結部材として働く。これにより、連結部材が椅子の付属部品としてではなく、椅子の一部として一体に機能するので、強度面がます。加えて、見た目にも、連結部材が椅子の一部として見えるので美しい。
さらに、係合片のあいだの距離は、6〜15cm程度であることが好ましい。これは人の手の人差し指から小指の幅程度の間隔であり、持ち運びしやすく、強度も強い。なお、こども用の椅子であれば、椅子にかかる力も弱く、使用者の手も小さいので、これより小型につくることができる。
また、前記係合片が、直径0.8〜4cmの円柱であることを特徴とする。通常の連結部材より大きいため、椅子の係合片が壊れない充分な強度を有するとともに、目視が容易であるため、係合作業を容易に行なうことができる。また、椅子の縁の下端に設けるには、大きすぎても不都合であるため、係合片の直径は0.8〜4cmであることが好ましい。実用上はとりわけ係合片の直径は、1〜2cmであることが特に好ましい。
また、下端において脚を左右方向に支保する第三脚部結合体を有し、該第三脚部結合体の底面が平面として形成され、椅子にかかる重量が該平面上に均等に分散されることを特徴とする。これは、椅子の重量が一点にかかって畳を傷つけることを防ぐため、好ましい。
また、上下に重ね合わせて収容可能であり、重ね合わせた際に、脚に傷がつくことを防止するパッドが脚に設けられていることを特徴とする。これは、使用しない椅子をコンパクトにかつ脚に傷をつけずに収納することができるので、好ましい。
また、座部が脚部と着脱自在に設けられ、座部のシートが着脱可能であることを特徴とする。これは、長期間の使用によって座部のシートが破れても、シートを交換できるので好ましい。
また、前記側面盤が、椅子の持ち運びのための指掛け部を有することを特徴とする。これは、広いホールや座敷などで椅子を持ち運ぶ際、作業が楽になるので、好ましい。
本考案によれば、連結部を椅子との一体感を失わずに大型化できるため、連結の強度を増すとともに、美感を保つことができる。また、係合片および係合孔の形状を複雑化することなく連結部の強度を増すことができるので、簡単な製造ができることも有利である。また、椅子を連結させる作業も簡便に行なえる。特に木製の椅子が最適に連結されることを可能とする。さらに、椅子を使用しないときには、場所をとらずに収納できる。しかも、重ねて収納しても椅子の脚を傷つけることがない。座部の着脱が自在であるので、シート部が汚れたり、破れたりした際には、簡単に交換ができる。また、指掛け部が設けられ、椅子を楽に持つことができる。
本考案の実施の形態にかかわる連結可能な椅子(以下、単に「椅子」という)を、添付図面を参照しつつ、以下に詳細に説明する。
本考案の椅子の一つの実施形態は、図1に示す形状である。椅子1は、座部2、該座部2をささえる脚部3からなる。脚部は、脚Lと、脚Lを前後方向に支える第一脚部結合体C1と、脚Lを上端において左右方向に支える第二脚部結合体C2と、脚Lを下端において左右方向に支える第三脚部結合体C3からなる。さらに、一方の第一脚部結合体C1の下面に係合片4が設けられている。他方の第一脚部結合体C1には、側面盤Bが設けられ、該側面盤には、係合孔5が設けられている。係合孔5の外壁縁は、係合片4と相似形である。脚部3および側面盤Bが、すべて木製であることがとりわけ好ましいが、プラスチック、金属などを使用することも可能である。
図2は第一脚部結合体C1および係合片4の拡大図である。係合片4は、第一脚部結合体C1の下面に鉛直下向きの円柱状に形成される。係合片は間隔をあけて2個設けられる。係合片のあいだの距離は、6〜15cm程度である。これは人の手の人差し指から小指までの幅より少し狭いか広いぐらいの距離である。この距離は、椅子1を持ち上げるときに、第一脚部結合体C1に手がかかりやすい距離である。椅子の逆側面側で、側面盤Bの下面にある指掛け部H(図3(a)、(b)参照)に手をかけ、両手で持ちあげると非常に椅子1が持ち運びやすい。係合片のあいだの距離は、使用者が子どもである場合、手の小ささ、椅子にかかる体重の割合から考慮して、これよりも小型に製作することが考えられる。
係合片の数は1つでもよいが、係合片が1つの場合、係合片を中心に椅子が回転したり、係合片に過度の力がかかり、壊れやすくなるので、複数であることが好ましい。また、係合片の数が多いと、作成が煩雑になるので、2個または3個であることが好ましい。とりわけ、製作が簡便で連結作業も容易であるため、係合片は2個であることが好ましい。係合片4が円柱であることが、成形と連結作業が容易となるので好ましいが、円柱以外にも、多角柱の形状、十字の形状であってもよい。また、柱状ではなく、円錐または多角錐の形に形成することも可能である。
図3(a)は、図2とは逆側の第一脚部結合体C1と、該第一脚部結合体C1に設けられた側面盤Bおよび側面盤Bに設けられた係合孔5の拡大図である。係合孔の間には、指掛け部Hが設けられており、楽に椅子を持ち運びできる。また、椅子を持ちやすいので、連結作業もやり易くなる。
図3(b)は、側面盤Bの断面図である。図のように側面盤Bを貫通するように係合孔5を設けることが、作りやすく好ましいが、底のある凹状に作ることも可能である。
係合片4と係合孔5は図4(a)に示すように、上から係合片4を係合孔5に挿入して係合される。係合孔の外壁面が、係合片4の側面より少し大きい円柱状であり、係合片4の形に沿うため、係合孔5と係合片4がずれずに、椅子1が安定して連結される。強度の点から、係合片が直径0.8cm以上であることが望ましい。第一脚部結合体C1の板幅および係合片の強度を考慮して、係合片の直径は1〜2cm程度であることがとりわけ好ましい。
図4(a)に示した手順で椅子同士を連結すると、第一脚部結合体C1の下面と側面盤Bが隙間なく合わさり、連結部は見えなくなる。図4(b)は、3つの椅子が連結された状態の上方斜視図であり、図4(c)は、3つの椅子が連結された状態の側面図、図4(d)は、3つの椅子が連結された状態を横方向から見た斜視図である。連結部は外から見えず、椅子同士があたかも最初から3人掛けの椅子であったかのような形状に連結される。なお、一番端側の側面盤Bは、係合されずに突出したままであるが、たとえば木材の場合、第一脚部結合体C1と側面盤Bを同じ部材かつ同じ色で製造すれば、椅子としての一体感は失われず、見た目の美しさは損なわれない。また、側面盤Bを下側に折りたたみ可能にすることもできる。また、側面盤Bを有しない椅子を作成し、端側に連結させることも可能である。
図に示されるように、第一脚部結合体C1の幅全体にわたって椅子の連結を行なうので、椅子が安定して固定される。また、係合片4が大きいので壊れにくく、係合片4を係合孔5に挿しこみやすい。また、側面盤Bも厚みがあるので、壊れにくい。しかも、連結部が見えない。連結された後は、図4(b)、(d)に示すように、このようなデザインの椅子として最初から製造されたような外観となる。
次に図5(a)および(b)に示すように、座部2は脚部3から着脱自在である。脚Lの上端は、図1(a)に示すように、左右方向に第二脚部結合体C2に支えられており、該第二脚部結合体C2上に座部2がかぶさるように置かれ、図5(b)に示すように、ネジNで第二脚部結合体C2に固定される。図5(c)は椅子1を下面から見た平面図であり、座部が4本のネジNで第二脚部結合体C2に固定されている。
座部は、図5(a)に示すように、シート部Sとクッション部Mからなる。クッション部Mの下面は板で形成され、その上にクッションまたはマットが置かれている。また、クッション部Mを覆うようにシート部Sが形成されている。座部2の取り外しが可能であるため、シート部Sが破れたり汚れたりしても簡単に交換できる。また、シート部Sはフォーマルな場でも使用できるように、高級感をもった素材で作ることができる。
図6(a)は、椅子1の側面図の一つである。1本の脚Lにつき2個のパッドPが設けられている。本考案の実施の形態の1つである椅子1は、図6(b)のように積み重ねることが可能である。これは、椅子を使用しないときに、狭い場所でも収納しておくことができるので好ましい。また、パッドPが設けられているため、脚同士が擦れて傷がつくのを防ぐことができる。
なお、本考案の実施の形態は、考案を実施するための最良の形態に記載された実施の形態に限定されるものではない。脚部は木製であることが、外観および感触の点から温かみがあり、適度な重量であるため、持ち運びにも重すぎず、また、軽すぎないため椅子が安定するので好ましい。しかし、金属製、合成樹脂製とすることも可能である。
このような椅子は、金属製の事務用パイプ椅子を使うよりも、木製の椅子を使うことが好ましい場、とりわけ畳の座敷などで重宝する。とくにお寺などでは、正座ができない人のために椅子を用意することが多いが、このような場では、事務用椅子は趣がない。本考案の椅子は、趣があるだけでなく、重さを支える面が第三脚部結合体C3の下面全体であり、重さを支える面が広いため、圧力が分散され、畳の上で使用しても畳を傷めない。
本考案の椅子の一実施の形態である。(a)(b)はそれぞれ椅子を逆側からみた斜視図である。 図1の係合片を有する側の第一脚部結合体の拡大図である。 図1の係合孔を有する側の第一脚部結合体の拡大図である。 本考案の椅子の実施の形態に示した係合片と係合孔を連結させている図である。 本考案の実施の形態に示した椅子を3つ連結させた形態における上方斜視図である。 本考案の実施の形態に示した椅子を3つ連結させた形態における側面図である。 本考案の実施の形態に示した椅子を3つ連結させた形態における斜視図である。 椅子の座部の取り付けの方法を示す一部破断断面図である。 椅子の座部の固定方法を示す一部破断断面図である。 椅子の座部を下からみた平面図である。 本考案の実施の形態に示した椅子の側面図である。 本考案の実施の形態に示した椅子を積み重ねた状態の図である。
符号の説明
1 椅子
2 座部
3 脚部
4 係合片
5 係合孔
B 側面盤
C1 第一脚部結合体
C2 第二脚部結合体
C3 第三脚部結合体
H 指掛け部
L 脚
M クッション部
N ネジ
P パッド
S シート

Claims (12)

  1. 座部と
    該座部を支える脚部と
    該脚部に設けられた係合片および係合孔からなる連結可能な椅子であって、
    前記係合片が、突起状にn個形成され、nは1以上10以下の整数であり、
    前記係合孔が、係合片に相補する形状にn個形成され、nは1以上10以下の整数であり、
    任意の数の椅子が、左右の椅子の係合片と係合孔を係合させることで、容易かつ強固に連結でき、
    一つずつの椅子が、個別の椅子としても利用できる
    ことを特徴とする連結可能な椅子。
  2. 座部と
    該座部を支える脚部と
    該脚部に設けられた係合片および係合孔からなる連結可能な木製の椅子であって、
    前記係合片が、突起状にn個形成され、nは1以上10以下の整数であり、
    前記係合孔が、係合片に相補する形状にn個形成され、nは1以上10以下の整数であり、
    任意の数の椅子が、左右の椅子の係合片と係合孔を係合させることで、容易かつ強固に連結でき、
    一つずつの椅子が、個別の椅子としても利用できる
    ことを特徴とする連結可能な椅子。
  3. 前記脚部が、脚と脚を前後方向に支保する1組の第一脚部結合体を有し、
    一方の第一脚部結合体の下面に、前記係合片が鉛直下向きに形成され、
    該係合片と係合する前記係合孔が、他方の第一脚部結合体に設けられた側面盤に、くぼみまたは開通孔状に形成され、
    前記椅子がm個連結された際に、連結部が第一脚部結合体の下に隠れ、m個の椅子がつなぎあわされているのではなく、m人掛けの椅子として製造されたように見えることを特徴とする請求項1または2記載の椅子。
  4. 前記係合片が、柱状または錐状であり、
    前記係合孔の外壁縁が、係合片と相似の形状に形成される
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の椅子。
  5. 前記係合片および係合孔が、それぞれ2個ずつ設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の椅子。
  6. 前記係合片のあいだの距離が、第一脚部結合体下面の長手方向幅の半分以上の長さであり、
    前記係合片および係合孔が係合して椅子同士が連結すると、前記第一脚部結合体および側面盤の全体が、椅子の連結部材として機能することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の椅子。
  7. 前記係合片のあいだの距離が、6〜15cmであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の椅子。
  8. 前記係合片が、直径0.8〜4cmの円柱であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の椅子。
  9. 前記脚が、下端において該脚を左右方向に支保する第三脚部結合体を有し、
    前記第三脚部結合体の底面が平面として形成され、椅子にかかる重量が該平面上に均等に分散されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の椅子。
  10. 前記椅子が、上下に重ね合わせて収容可能であり、
    前記脚部が、重ね合わせた際に、脚に傷がつくことを防止するパッドを有する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の椅子。
  11. 前記座部が脚部と着脱自在に設けられ、座部のシートが着脱可能であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の椅子。
  12. 前記側面盤が、椅子の持ち運びのための指掛け部を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の椅子。
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