JP3128819U - 配管測定用スタッフ - Google Patents

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Abstract

【課題】配管施工現場において、従来、分度器とメジャーやスケールを用いて行っていた間管の両端の継手管あるいは分岐管の屈曲角度の測定と間管の長さの決定を、一つの器具で、一度に行うことができる配管測定用スタッフを開発する。
【解決手段】主尺の両端部に夫々同一の枢軸により枢設された分度器と枝尺を有し、夫々の枢軸が主尺の長手方向の中心に設けられた溝部を摺動できるように構成され、夫々の枢軸において枝尺と主尺がなす角度及び夫々の枢軸間の距離を同時に測定できるように構成された配管測定用スタッフを提供する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、地中や建築物に配管を施す際に、配管の継手管や分岐管の種類の選択と、継手管や分岐管の間を連結する間管(はかまかん)の長さの測定を同時に行うことができる配管測定用スタッフに関するものであり、さらに詳しくは、次の構成の配管測定用スタッフに関するものである。
<構成1>
1本の主尺を有する配管測定用スタッフにおいて、主尺の1箇所に第1枝尺と第1分度器を第1枢軸にて枢設し且つ第1枢軸を主尺の長手方向に摺動自在に構成し且つ第1枢軸を主尺の任意の位置で固定できる第1固定手段を設け、主尺の他箇所に第2枝尺と第2分度器を第2枢軸にて枢設し且つ第2枢軸を主尺の長手方向に摺動自在に構成し且つ第2枢軸を主尺の任意の位置で固定できる第2固定手段を設けてなることを特徴とする配管測定用スタッフ。
<構成2>
2以上の正の整数nで表される数の主尺を有する配管測定用スタッフにおいて、隣接する主尺どうしが長手方向に相互に摺動自在に構成し且つ隣接する主尺どうしを任意の位置で固定できる主尺固定手段を設け、1番目の主尺に第1枝尺と第1分度器を第1枢軸にて枢設し且つ第1枢軸を1番目の主尺の長手方向に摺動自在に構成し且つ第1枢軸を1番目の主尺の任意の位置で固定できる第1固定手段を設け、n番目の主尺に第2枝尺と第2分度器を第2枢軸にて枢設し且つ第2枢軸をn番目の主尺の長手方向に摺動自在に構成し且つ第2枢軸をn番目の主尺の任意の位置で固定できる第2固定手段を設けてなることを特徴とする配管測定用スタッフ。
<構成3>
主尺の長手方向に沿って溝部が設けられており、第1枝尺の長手方向に沿って溝部が設けられており、第2枝尺の長手方向に沿って溝部が設けられており、第1分度器の中心に中心孔が穿設されており、第2分度器の中心に中心孔が穿設されており、第1枢軸及び第1固定手段が、主尺の溝部と第1枝尺の溝部と第1分度器の中心孔を貫通するボルトとナットであり、第2枢軸及び第2固定手段が、主尺の溝部と第2枝尺の溝部と第2分度器の中心孔を貫通するボルトとナットであることを特徴とする構成1に記載の配管測定用スタッフ。
<構成4>
すべての主尺の長手方向に沿って溝部が設けられており、主尺固定手段が隣接する主尺の夫々の溝部を貫通するボルトとナットであり、第1枝尺の長手方向に沿って溝部が設けられ第1分度器の中心に中心孔が穿設されており、第1枢軸及び第1固定手段が1番目の主尺の溝部と第1枝尺の溝部と第1分度器の中心孔を貫通するボルトとナットであり、第2枝尺の長手方向に沿って溝部が設けられており第2分度器の中心に中心孔が穿設されており、第2枢軸及び第2固定手段がn番目の主尺の溝部と第2枝尺の溝部と第2分度器の中心孔を貫通するボルトとナットであることを特徴とする構成2に記載の配管測定用スタッフ。
<構成5>
第1分度器及び第2分度器が透明な材質からなる全円分度器であることを特徴とする構成1あるいは構成2あるいは構成3あるいは構成4に記載の配管測定用スタッフ。
<構成6>
第1分度器及び第2分度器に付された目盛り数字が、90、60、45、30、22、11、0の7種類のうちの任意の目盛り数字の組み合わせであることを特徴とする構成1あるいは構成2あるいは構成3あるいは構成4あるいは構成5に記載の配管測定用スタッフ。
<構成7>
第1分度器及び第2分度器に付された目盛りが、90、60、45、30、22.5、11.25、0の7種類のうちの任意の目盛り数字の組み合わせであることを特徴とする構成1あるいは構成2あるいは構成3あるいは構成4あるいは構成5に記載の配管測定用スタッフ。
地中や建築物に配管を施す際に、実際の施工に先立って配管の継手管や分岐管の種類の選択と、継手管や分岐管の間を連結する間管(はかまかん)の長さの決定を行う必要がある。例えば図16に示すような配管用の土溝T1が予め堀削されている場合、土溝T1に配管を埋設していく方法を見ると、従来は以下に示す手順で行われてきた。
例えば、図16に示すような敷地LDがあり、ここに、方向Xから入って途中で分岐し、方向Yと方向Zへと抜けるような配管を施す場合を考える。敷地LDには建物BL1、BL2、BL3があり、樹木t、t、……もあるので、それらを避けながら配管埋設用の土溝を掘ると、土溝T1のような形状となる。ここに配管を埋設する場合、間管P1、P3、P5、P7、P9、P11、P13、P14、P16と、継手管P2、P4、P6、P10、P12、P15と、分岐管P8を用いて、図16に示す構成となる。
この場合、実際に配管施工を行う前に、間管P1、P3、P5、P7、P9、P11、P13、P14、P16の長さ及び継手管P2、P4、P6、P10、P12、P15、分岐管P8の種類を決定しなければならない。現場では、施工が一端から順次行われていくため、実際には、一端から順番に間管の長さと継手管、分岐管の種類を決定しながら施工が進められていくこととなる。なお、図16においては、配管の角度が変化したり分岐したりする方向を同一平面状としているが、これは説明の簡略化のためであって、実際の現場にては、配管の角度の変化は水平方向に限らず、垂直方向や斜め方向にも当然行われるものである。
この事情をさらに詳しく説明すれば、以下のとおりである。図17には図16の左下部分の土溝T1を拡大して示している。図17の段階では、X方向からの間管P1が土溝T1に配設された状態である。この後土溝T1に配管を延伸していくためには、土溝T1の屈曲部TC1、TC2に継手管を用い、その間を間管にて連結していく必要があるということがわかる。そして、ここで予想される配管構成は、間管P1に継手管P2を連結し、継手管P2に間管P3を連結し、間管P3に継手管P4を連結し、継手管P4に間管P5を連結するという形態である。
そうすると、次に決めなければならないのは、継手管P2、P4の種類、すなわち、継手管P2、P4に屈曲角度が何度の継手管を用いるかという点、及び継手管P2、P4の間を連結する間管P3の長さである。そして、継手管P2、P4の種類と間管P3の長さが決まれば、継手管P2、P4を用意し、間管P3を所定の長さに切断し、間管P1の端部P1aを適切な長さに切断し、継手管P2の端部P2aを間管P1の端部P1aに連結し、間管P3の端部P3aを継手管P2の端部P2bに連結し、間管P3の端部P3bに継手管P4の端部P4aを連結するという方法で実際の工事は進められる。
継手管には予め定められた規格があり、屈曲角度が強いものから順に、90°、60°、45°、30°、22.5°、11.25°の6種類が管径ごとに用意されているが、このうち多用されるのは、90°、45°、22.5°、11.25°の4種類であり、この4種類を用意しておけば、実際の施工には余り不自由は感じない。というのは、土溝T1の横幅は、配管に使われるパイプの3倍以上の幅に掘られるのが普通であるから、土溝T1の内部で多少パイプが斜めになっても、許容範囲に入って施工ができるからである。すなわち、配管工事においては、厳密に計算を行ってぴったりの幅の土溝に正確にパイプを配設していくという方法を採ると余りに時間がかかりすぎて採算がとれなくなるので、土溝をかなり大きめに掘っておいて、その分パイプの配設の自由度を増大させ、部品の種類を減らして迅速に作業を進めるという方法が採られるのが常だからである。
したがって、図17にて、屈曲部TC1、TC2に用いる継手管を90°、45°、22.5°、11.25°の4種類の中から選択し、さらに間管P3の長さLを決定し、間管P1の端部を調節することになるが、このプロセスは、従来、次のような方法にて行われるのが普通であった。すなわち、まず、土溝T1の間管P1が配設されている直線部分T11の略中心を通る中心線c1を割り出し、次に間管P3が配設さるべき直線部分T12の略中心を通る中心線c2を割り出し、さらに、間管P5が配設さるべき斜向部分T13の略中心を通る中心線c3を割り出す。
次に、中心線c1、c2の交差する角度αを測定し、角度αに最も近い角度の継手管を選択する。この場合、角度αは90°に近いので、90°の継手管P2が選択される。なお、継手管P2の管径は、当然最初の間管P1によって決定されてくる。さらに、中心線c2、c3の交差する角度βを測定し、角度βに最も近い角度の継手管を選択する。この場合、角度βは45°に近いので、45°の継手管P4が選択される。
次に、間管P3の長さLを決定しなければならない。すなわち、間管P3は、長い管を長さLにて切断して用いられるものであって、この長さLの決定は、次のように行われる。中心線c1、c2の交点をp1とし、中心線c2、c3の交点をp2とした場合に、交点p1、p2の距離をDとすると、次式が成立する。
D=D1+D2+D3
但し、D1は継手管P2の端部P2bから継手管P4の端部P4aまでの距離であり、D2は継手管P2の種類によって一義的に決定される固有値、D3は継手管P4の種類によって一義的に決定される固有値である。
したがって、継手管P2の端部P2bから継手管P4の端部P4aまでの距離D1は、次式により一義的に決定される。
D1=D−(D2+D3)
ここで、間管P3の長さLと上記距離D1の間には、次の関係が成立する。
D1=L1=L−(L2+L3)
ここで、L1は間管P3が継手管P2、P4間で露出されている部分の長さであり、L2は間管P3の端部P3aが継手管P2の端部P2b内に入り込んでいる部分の長さであり、L3は間管P3の端部P3bが継手管P4の端部P4a内に入り込んでいる部分の長さである。
長さL2は継手管P2の管径と種類によって一義的に決定される固有値であり、長さL3は継手管P4の管径と種類によって一義的に決定される固有値である。すなわち、継手管においては、その管径と屈曲角度の種類によって、間管の端部をどれだけ入り込ませるかが予め定められているので、L2、L3は継手管を選択することにより一義的に決定される。したがって、以上から、間管P3の長さLは、次式により決定される。
L=L1+L2+L3
=D1+L2+L3
=D−(D2+D3)+(L2+L3)……(1)
ここで、距離D2、D3、長さL2、L3は、継手管P2、P4が決定されると一義的に決まる固有値であるから、長さLは、距離Dを測定して上記の計算を行うことにより決定される。
最後に、間管P1の端部P1aの長さを調節する。図17にては、調節が済んだ(切断済みの)状態を表している。この状態にて、間管P1の端部P1aから中心線c2までの距離をD4、継手管P2の端部P2aから中心線c2までの距離をD5、間管P1の端部P1aが継手管P2の端部P2a内に入り込むべき部分の長さをL4とすると、求めるべき数値はD4であり、これに関して次式が成り立つ。
D5=D2(固有値)
L4=L2(固有値)
D4=D5−L4……(2)
したがって、間管P1の端部P1aから中心線c2までの距離D4が、継手管P2の端部P2aから中心線c2までの距離D5から間管P1の端部P1aが継手管P2の端部P2a内に入り込んでいる部分の長さL4を引いた値となるように、間管P1の端部P1aを切断して長さを調節する。なお、間管P1は、このような調節ができるように、目分量で予め長めに配設されているものである。
以上の工程を、従来は、非常に手間のかかる方法で測定し決定していた。すなわち、施工者が現場にて、まず上記角度α、βを分度器をもって測定して継手管P2、P4の種類を決定し、さらにメジャーやスケールで距離Dを測定して間管P3の長さの決定を行っていた。したがって、施工が進む毎に分度器による測定を行い、さらに分度器をメジャーやスケールに持ちかえて測定を行わねばならず、手間がかかり、配管作業の作業効率を低下させる原因となっていた。
ここで、従来技術に関する文献を検討する。下記特許文献1の「管接続部の角度測定治具」は、自在継手管に間管を接続する際に、接続角度を正確にするために用いられるもので、上記に述べてきたような配管工程においては、用いることができないものである。すなわち、上記に述べた配管工程においては、自在継手管は用いられないし、また、下記特許文献1の「管接続部の角度測定治具」では、当然、間管の長さLは決定できない。
また、下記特許文献2の「配管継手用位置決め装置」は、実際の施工現場にては用いることのできないものである。すなわち、下記特許文献2の「配管継手用位置決め装置」は、予め継手管の種類選択が終了した時点から作用が開始されるものであるから、やはり、現場で、分度器での測定を行って継手管の種類を選択するという工程が不可欠となる。さらに、選択された継手管に接続される間管の1端部の位置決めは可能であるが、間管のもう一方の端部の位置決めに関しては関与しえない。ということは、結局間管の全体の長さの算出は従来通りの方法で行わざるをえないということになる。
また、下記特許文献2の「配管継手用位置決め装置」は、レーザーポインタで目標点を照射して継手管の位置決めを行うという複雑な方法を用いるが、このような方法の場合、結局従来の分度器とスケールやメジャーで測定するという方法の方が簡単で迅速な施工が可能であると考えられる。したがって、下記特許文献2の「配管継手用位置決め装置」は、手間と時間を要するという点においても、実際の現場施工には用いることのできないものであるといわざるをえない。
特開平10‐82605号公報 特開2001‐116167号公報
上記従来の方法にては、屈曲部TC1、TC2における角度α、βを分度器にて測定して継手管P2、P4の種類を決定し、交点p1、p2間の距離をスケールやメジャーにて測定し、間管P3の長さLを決定し、間管P1の長さ調節を行っていたが(図17参照)、分度器による2箇所の角度の測定とスケールやメジャーによる長さの測定を、一度に、簡単に行える器具を開発することが、本考案が解決しようとする課題である。
本考案は、上記課題を解決するためになされたものであって、下記の解決手段を提供するものである。
<解決手段1>
1本の主尺を有する配管測定用スタッフにおいて、主尺の1箇所に第1枝尺と第1分度器を第1枢軸にて枢設し且つ第1枢軸を主尺の長手方向に摺動自在に構成し且つ第1枢軸を主尺の任意の位置で固定できる第1固定手段を設け、主尺の他箇所に第2枝尺と第2分度器を第2枢軸にて枢設し且つ第2枢軸を主尺の長手方向に摺動自在に構成し且つ第2枢軸を主尺の任意の位置で固定できる第2固定手段を設けてなることを特徴とする配管測定用スタッフ。
<解決手段2>
2以上の正の整数nで表される数の主尺を有する配管測定用スタッフにおいて、隣接する主尺どうしが長手方向に相互に摺動自在に構成し且つ隣接する主尺どうしを任意の位置で固定できる主尺固定手段を設け、1番目の主尺に第1枝尺と第1分度器を第1枢軸にて枢設し且つ第1枢軸を1番目の主尺の長手方向に摺動自在に構成し且つ第1枢軸を1番目の主尺の任意の位置で固定できる第1固定手段を設け、n番目の主尺に第2枝尺と第2分度器を第2枢軸にて枢設し且つ第2枢軸をn番目の主尺の長手方向に摺動自在に構成し且つ第2枢軸をn番目の主尺の任意の位置で固定できる第2固定手段を設けてなることを特徴とする配管測定用スタッフ。
<解決手段3>
主尺の長手方向に沿って溝部が設けられており、第1枝尺の長手方向に沿って溝部が設けられており、第2枝尺の長手方向に沿って溝部が設けられており、第1分度器の中心に中心孔が穿設されており、第2分度器の中心に中心孔が穿設されており、第1枢軸及び第1固定手段が、主尺の溝部と第1枝尺の溝部と第1分度器の中心孔を貫通するボルトとナットであり、第2枢軸及び第2固定手段が、主尺の溝部と第2枝尺の溝部と第2分度器の中心孔を貫通するボルトとナットであることを特徴とする解決手段1に記載の配管測定用スタッフ。
<解決手段4>
すべての主尺の長手方向に沿って溝部が設けられており、主尺固定手段が隣接する主尺の夫々の溝部を貫通するボルトとナットであり、第1枝尺の長手方向に沿って溝部が設けられ第1分度器の中心に中心孔が穿設されており、第1枢軸及び第1固定手段が1番目の主尺の溝部と第1枝尺の溝部と第1分度器の中心孔を貫通するボルトとナットであり、第2枝尺の長手方向に沿って溝部が設けられており第2分度器の中心に中心孔が穿設されており、第2枢軸及び第2固定手段がn番目の主尺の溝部と第2枝尺の溝部と第2分度器の中心孔を貫通するボルトとナットであることを特徴とする解決手段2に記載の配管測定用スタッフ。
<解決手段5>
第1分度器及び第2分度器が透明な材質からなる全円分度器であることを特徴とする解決手段1あるいは解決手段2あるいは解決手段3あるいは解決手段4に記載の配管測定用スタッフ。
<解決手段6>
第1分度器及び第2分度器に付された目盛り数字が、90、60、45、30、22、11、0の7種類のうちの任意の目盛り数字の組み合わせであることを特徴とする解決手段1あるいは解決手段2あるいは解決手段3あるいは解決手段4あるいは解決手段5に記載の配管測定用スタッフ。
<解決手段7>
第1分度器及び第2分度器に付された目盛りが、90、60、45、30、22.5、11.25、0の7種類のうちの任意の目盛り数字の組み合わせであることを特徴とする解決手段1あるいは解決手段2あるいは解決手段3あるいは解決手段4あるいは解決手段5に記載の配管測定用スタッフ。
本考案の、解決手段1あるいは解決手段2の考案によれば、2箇所の屈曲部における間管の交差角度を同時に測定可能であり、さらに同時に間管の長さの決定も行えるため、これまで、2箇所の屈曲部における間管の交差する角度を分度器で測定し、さらに間管の長さの決定をメジャーあるいはスケールによる測定によって行っていた工程を、本考案の解決手段1あるいは解決手段2の考案を現場に当て、第1枝尺の位置と角度、第2枝尺の位置と角度を現場の状況に合わせて調整するだけで、一度にしかも簡単に行うことが可能である。すなわち、本考案の、解決手段1あるいは解決手段2の考案を用いることにより、分度器もメジャーもスケールも不要となり、間管の長さと両端の継手管の種類を同時に決定可能となった。なお、間管の1端部あるいは両端部に継手管ではなく分枝管を用いる場合にも、全く同様の要領にて間管の長さと両端の継手管あるいは分枝管の種類を同時に決定可能である。なおまた、解決手段1の考案は、2箇所の屈曲部間の長さが比較的短い場合例えば1mに満たない場合等に用いられるが、解決手段2の考案は、2箇所の屈曲部間の長さが比較的長い場合、例えば1mを超える場合にも用いることができる。
本考案の解決手段3の考案によれば、主尺の長手方向に沿って溝部が設けられており、第1枝尺の長手方向に沿って溝部が設けられており、第2枝尺の長手方向に沿って溝部が設けられており、第1分度器の中心に中心孔が穿設されており、第2分度器の中心に中心孔が穿設されており、第1枢軸及び第1固定手段が、主尺の溝部と第1枝尺の溝部と第1分度器の中心孔を貫通するボルトとナットであり、第2枢軸及び第2固定手段が、主尺の溝部と第2枝尺の溝部と第2分度器の中心孔を貫通するボルトとナットであるので、主尺に対して第1枝尺と第1分度器を、主尺の任意の位置で簡単に固定でき、さらに任意の角度で簡単に固定できる。また、主尺に対して第2枝尺と第2分度器を、主尺の任意の位置で簡単に固定でき、さらに任意の角度で簡単に固定できる。
本考案の解決手段4の考案によれば、すべての主尺の長手方向に沿って溝部が設けられており、主尺固定手段が隣接する主尺の夫々の溝部を貫通するボルトとナットであるので、隣接する主尺どうしの摺動が円滑に行われ、且つ隣接する主尺どうしを任意の位置で固定することができる。また、第1枝尺の長手方向に沿って溝部が設けられ第1分度器の中心に中心孔が穿設されており、第1枢軸及び第1固定手段が1番目の主尺の溝部と第1枝尺の溝部と第1分度器の中心孔を貫通するボルトとナットであるので、1番目の主尺に対して第1枝尺と第1分度器を、1番目の主尺の任意の位置で簡単に固定でき、さらに任意の角度で簡単に固定できる。さらに、第2枝尺の長手方向に沿って溝部が設けられており第2分度器の中心に中心孔が穿設されており、第2枢軸及び第2固定手段がn番目の主尺の溝部と第2枝尺の溝部と第2分度器の中心孔を貫通するボルトとナットであるので、n番目の主尺に対して第2枝尺と第2分度器を、n番目の主尺の任意の位置で簡単に固定でき、さらに任意の角度で簡単に固定できる。
本考案の解決手段5の考案によれば、第1分度器及び第2分度器が透明な材質からなっているので、第1分度器あるいは第2分度器の下になった部分の主尺や第1枝尺あるいは第2枝尺の目盛りも充分に読み取ることができる。また、第1分度器及び第2分度器が全円分度器であるので、第1枝尺あるいは第2枝尺がいかなる角度に回動しても、その角度を読み取ることが可能である。
本考案の解決手段6あるいは解決手段7の考案によれば、第1分度器及び第2分度器の目盛り数字がそのまま継手管や分枝管の種類を表しているので、継手管や分枝管の種類選択に極めて便利である。なお、解決手段6の発明にては、目盛り数字の小数点を省いて表示しているので、その分目盛り数字を大きな文字で表示可能であり、継手管や分枝管の種類を読み取りやすく間違えることも少ない。
本考案を実施するための、最良の形態を、以下に図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施例1の配管測定用スタッフS1は、本考案の解決手段2、4、5、6に記載されている考案の1実施例であり、実施例2の配管測定用スタッフS2は本考案の解決手段1、3、5、6に記載されている考案の1実施例である。
<実施例1の構成>
図1は本考案の実施例1の配管測定用スタッフS1の正面図であり、図2は右側面図である。図1、図2に見るように、本考案の実施例1の配管測定用スタッフS1は、2本の主尺11、12を有し、主尺11、12は相互に摺動自在に構成されており、且つ、主尺11、12どうしを任意の位置で固定できる主尺固定手段61、62が設けられている。また、実施例1の配管測定用スタッフS1においては、主尺11が正面側、主尺12が背面側に位置するように構成されている。
主尺11には、第1枝尺21と第1分度器51が第1枢軸31にて枢設されており、第1枢軸31は主尺11の長手方向に摺動自在に構成されている。なお、第1枢軸31は、第1固定手段41により主尺11の任意の位置で固定可能である。また、主尺12には、第2枝尺22と第2分度器52が第2枢軸32にて枢設されており、第2枢軸32は主尺12の長手方向に摺動自在に構成されている。なお、第2枢軸32は、第2固定手段42により主尺12の任意の位置で固定可能である。
主尺11の長手方向に沿って溝部11aが、主尺12の長手方向に沿って溝部12aが、夫々設けられており、主尺固定手段61は、溝部11a、12aを貫通するボルトB3とナットN3から構成され、主尺固定手段62は、溝部11a、12aを貫通するボルトB4とナットN4から構成されている。
第1枝尺21の長手方向に沿って溝部21aが設けられ、第1分度器51の中心に中心孔51a(図3、図7参照)が穿設されており、第1枢軸31及び第1固定手段41は、主尺11の溝部11aと第1枝尺21の溝部21aと第1分度器51の中心孔51aを貫通するボルトB1とナットN1として構成されている。
第2枝尺22の長手方向に沿って溝部22aが設けられ、第2分度器52の中心に中心孔52a(図4、図8参照)が穿設されており、第2枢軸32及び第2固定手段42は、主尺12の溝部12aと第2枝尺22の溝部22aと第2分度器52の中心孔52aを貫通するボルトB2とナットN2として構成されている。
図11aに主尺11を、図11bに主尺12を、図11cに第1枝尺21を、図11dに第2枝尺22を示す。主尺11は、その詳細を図12に示すように、厚みがd2の同形の平板である本体11b、11cを、間隔d1だけ離間させて左右に並列させ、本体11b、11cの下端部を角棒状の連結材11dに接着し連結させ、本体11b、11cの上端部を角棒状の連結材11eに接着し連結させて全体を一体としたもので、中央に、長手方向に沿って幅が間隔d1の溝部11aが形成される。なお、主尺11は、アルミ等の軽金属や木材やプラスチックで造ることができる。
また、本体11b、11cの表面には、目盛りsgと目盛り数字sfが表示されており、実施例1の配管測定用スタッフS1にては1cm毎に目盛りsgが表示され、10cm毎に目盛り数字sfが表示されている。目盛り数字sfは下方から上方に向かうほど大となる。主尺11においては、目盛りsgと目盛り数字sfの組み合わせにより、1m5cmまで1cm刻みに測定可能となっている。
主尺12(図11b参照)は主尺11と同様の構成で、厚みがd2の同形の平板である本体12b、12cを、間隔d1だけ離間させて左右に並列させ、本体12b、12cの下端部を角棒状の連結材12dに接着し連結させ、本体12b、12cの上端部を角棒状の連結材12eに接着し連結させて全体を一体としたもので、中央に、長手方向に沿って幅が間隔d1の溝部12aが形成される。また、主尺12の材質に関しては、主尺11と同様である。
主尺12の目盛りsgと目盛り数字sfの表示も主尺11と略同様であるが、主尺11と容易に判別可能なように、目盛り数字sfが90°転回された形で表示されている。主尺11同様、目盛りsgと目盛り数字sfの組み合わせにより、1m5cmまで1cm刻みに測定可能である。主尺11と主尺12を組み合わせることにより、2m以上の長さが測定可能となるが、実際には、主尺11と主尺12が重なる部分が生じるので、測定可能長さは約2mである。
枝尺21は、主尺11と略同様の構成であるが、主尺11の略半分の長さに構成される(図11c参照)。厚みがd2の同形の平板である本体21b、21cを、間隔d1だけ離間させて上下に並列させ、本体21b、21cの右端部を角棒状の連結材21dに接着し連結させ、本体21b、21cの左端部を角棒状の連結材21eに接着し連結させて全体を一体としたもので、中央に、長手方向に沿って幅が間隔d1の溝部21aが形成される。目盛りsgと目盛り数字sfの表示も主尺11と略同様であるが、目盛り数字sfは右端から左端に向かうほど大となる。また、材質に関しても、主尺11と同様である。
枝尺22も、枝尺21と略同様の構成であり、主尺11の略半分の長さに構成される(図11d参照)。厚みがd2の同形の平板である本体22b、22cを、間隔d1だけ離間させて上下に並列させ、本体22b、22cの左端部を角棒状の連結材22dに接着し連結させ、本体22b、22cの右端部を角棒状の連結材22eに接着し連結させて全体を一体としたもので、中央に、長手方向に沿って幅が間隔d1の溝部22aが形成される。目盛りsgと目盛り数字sfの表示も枝尺21と略同様であるが、目盛り数字sfは左端から右端に向かうほど大となる。また、材質に関しても、主尺11と同様である。
図13aには、第1分度器51の詳細を示す。第1分度器51は、円盤状で、中心に中心孔51aが穿設されている。中心孔51aはネジ溝を有せず、図7に見るように、後述の第1枢軸31のボルトB1の軸B1aが挿通可能な直径とされる。また、図15に示す第2分度器52は、以下に詳細に説明する第1分度器51と同一の構成である。
第1分度器51の本体51b(図13a参照)は透明樹脂製の円盤で、表面には放射線状の目盛りpgと目盛り数字pfが表示されている。目盛りpgは、垂直方向を現す表示線pg1、垂直方向から11.25°の傾斜を表す表示線pg2、垂直方向から22.5°の傾斜を表す表示線pg3、垂直方向から45°の傾斜を表す表示線pg4、そして水平方向を表す表示線pg5の5本である。
目盛り数字pfは、表示線pg1近傍に表示される数字pf1、表示線pg2近傍に表示される数字pf2、表示線pg3近傍に表示される数字pf3、表示線pg4近傍に表示される数字pf4、表示線pg5近傍に表示される数字pf5の5種である。数字pf1は垂直方向から0°の傾斜を表す「0」、数字pf2は垂直方向から11.25°の傾斜を表す「11」、数字pf3は垂直方向から22.5°の傾斜を表す「22」、数字pf4は垂直方向から45°の傾斜を表す「45」、数字pf5は垂直方向から90°の傾斜を表す「90」である。小数点以下を省いて示しているのは、数字をできるだけ大きく、また読み誤らないように表示するためである。
図3、図7に、第1枢軸31、第1固定手段41の構成を示す。第1枢軸31、第1固定手段41は、ボルトB1とナットN1により構成される。ボルトB1は、図14aに見るように、ネジ山を有する軸B1aが、側面の一部にローレットを有するツマミの形状をした頭部B1bに固着されて構成されている。またナットN1は、図14a、図7に見るように、ボルトB1の頭部B1bと対称形のツマミ部分N1bの正面側にネジ溝が刻切された袋ナットN1aが埋設されて構成されている。
図7に見るように、枝尺21の溝部21aと主尺11の溝部11aには夫々スライダSLが嵌設されている。スライダSLは、図14b、図14cに見るように、表面が滑りやすいように平滑に仕上げられた合成樹脂製の直方体の棒体で、幅は主尺11、12の溝部11a、12aの幅(間隔d1)、及び、第1枝尺21の溝部21aの幅(間隔d1)、第2枝尺22の溝部22aの幅(間隔d1)と同じくd1であり、奥行きは、主尺11、12の厚みd2、第1枝尺21、第2枝尺22の厚みd2と同じくd2であり、1端部に円孔SLaが穿設されている。円孔SLaはネジ溝を有せず、その直径は、第1分度器51の中心孔51a、第2分度器52の中心孔52aの直径と同一で、ボルトB1の軸B1aが挿通可能な直径とされる。なお、図14bに示すスライダSL、図14cに示すスライダSLは全く同一の構成の部材であるが、図14bには長手方向を垂直にした場合で主尺11の溝部11aに嵌設されている状態を示し、図14cには長手方向を水平にした場合で枝尺21の溝部21aに嵌設されている状態を示している。すなわち、図1に示すように、主尺11を垂直にし、枝尺21を水平にした場合の状態を示している。
図3、図7に符号SPで示す部材はスペーサで、主尺11と枝尺21の間に配設され、主尺11と枝尺21を僅かに離間させることにより、主尺11と枝尺21が直接に当接して擦れ合う状態になるのを防止している。スペーサSPは、図13bに見るように表面が滑りやすい平滑な透明合成樹脂製の円盤状の本体SPbの中心に中心孔SPaが穿設されて構成されており、中心孔SPaの直径は、第1分度器51の中心孔51a、第2分度器52の中心孔52aと同一で、ボルトB1の軸B1aが挿通可能な直径とされる。
図3、図7に符号Wで示す部材はワッシャで、主尺11の背面とナットN1のツマミ部分の正面との間に配設され、固定手段41の緩衝材及び緩み止めの作用を果たすものである。すなわち、固定手段41は、ボルトB1とナットN1を緩めることにより枢軸31を摺動可能とし、ボルトB1とナットN1を締結することにより枢軸31を固定するものであるので、ワッシャWは、緩衝材として、固定具合の微妙な調整に重要な役割を果たす。ワッシャWは、図13cに見るように表面が滑りやすい平滑な透明合成樹脂製の円盤状の本体Wbの中心に中心孔Waが穿設されて構成されており、中心孔Waの直径は、第1分度器51の中心孔51a、第2分度器52の中心孔52aと同一で、ボルトB1の軸B1aが挿通可能な直径とされる。
第1枢軸31及び固定手段41は、図3、図7に見るように、ボルトB1の軸B1aが、第1分度器51の中心孔51a、第1枝尺21の溝部21aに嵌設されたスライダSLの円孔SLa、スペーサSPの中心孔SPa、主尺11の溝部11aに嵌設されたスライダSLの円孔SLa、そしてワッシャWの中心孔Waに挿通され、主尺11の背面でワッシャWを介してナットN1の袋ナットN1aのネジ溝に螺入されることにより構成されている。したがって、ボルトB1とナットN1の締結を緩めることにより、第1枢軸31は主尺11の溝部11a及び枝尺21の溝部21aを摺動自在となり、主尺11及び枝尺21及び第1分度器51は相互に回動自在となる。このとき、第1枢軸31の円滑な摺動を、スライダSLが保障する。
第2枢軸32及び固定手段42は、図4、図8、図15に見るように、ボルトB2の軸B2aが、第2分度器52の中心孔52a、第1枝尺22の溝部22aに嵌設されたスライダSLの円孔SLa、スペーサSPの中心孔SPa、主尺12の溝部12aに嵌設されたスライダSLの円孔SLa、そしてワッシャWの中心孔Waに挿通され、主尺12の背面でワッシャWを介してナットN2の袋ナットN2aのネジ溝に螺入されることにより構成されている。したがって、ボルトB2とナットN2の締結を緩めることにより、第1枢軸32は主尺12の溝部12a及び枝尺22の溝部22aを摺動自在となり、主尺12及び枝尺22及び第1分度器52は相互に回動自在となる。このとき、第2枢軸32の円滑な摺動を、スライダSLが保障する。
主尺固定手段61は、図5、図9に見るように、ボルトB3の軸B3aが、主尺11の溝部11aに嵌設されたスライダSLの円孔SLa、スペーサSPの中心孔SPa、主尺12の溝部12aに嵌設されたスライダSLの円孔SLa、そしてワッシャWの中心孔Waに挿通され、主尺12の背面でワッシャWを介してナットN3の袋ナットN3aのネジ溝に螺入されることにより構成されている。また、主尺固定手段62は、図6、図10に見るように、ボルトB4の軸B4aが、主尺11の溝部11aに嵌設されたスライダSLの円孔SLa、スペーサSPの中心孔Sa、主尺12の溝部12aに嵌設されたスライダSLの円孔SLa、そしてワッシャWの中心孔Waに挿通され、主尺12の背面でワッシャWを介してナットN4の袋ナットN4aのネジ溝に螺入されることにより構成されている。
したがって、ボルトB3とナットN3及びボルトB4とナットN4の締結を緩めることにより、主尺11及び主尺12は相互に摺動自在となる。このとき、第1枢軸31の円滑な摺動を、スライダSLが保障する。なお、主尺11と主尺12が主尺固定手段61と62の2箇所にて固定される理由は、主尺11と主尺12の相互の回動を防止するためである。すなわち、主尺11と主尺12は常に中心線すなわち溝部11aと12aを一致させて、全体が1本の主尺として用いられるものであるから、主尺固定手段61と62の2箇所にて固定することにより無駄な相互の回動を防止する。したがって、主尺固定手段61と62は、溝部11aと12aのいずれの場所に配置させても良いが、主尺11と主尺12の相互の回動を防止するという観点からは、主尺固定手段61と62は、ある程度離間させた方が良い。
<実施例1の作用>
以下に、実施例1の配管測定用スタッフS1の作用を、図面を参照しながら詳細に説明する。図18、図19に見るように、実施例1の配管測定用スタッフS1を土溝T1に載置する。この際、まず主尺11の溝部11aと主尺12の溝部12aを土溝T1の直線部分T12の中心線c2に一致させ、次に第1枢軸31を主尺11の最下端(目盛り0)に摺動させ、枝尺21を回動させて、枝尺21の溝部21aを土溝T1の直線部分T11の中心線c1に一致させる。そうすると、枢軸31は中心線c1と中心線c2の交点p1に一致するので、ここで固定手段41により枢軸31を固定する。この際、第1分度器51の表示線pg1(0°)は溝部11aに一致させておく。
次に、図18、図20に見るように、枢軸32を主尺12の溝部12a内で摺動させ、さらに枝尺22を回動させて、枝尺22の溝部22aを土溝T1の斜向部分T13の中心線c3に一致させる。こうすることにより枢軸32は中心線c2と中心線c3の交点p2に一致するので、ここで固定手段42により枢軸32を固定する。この際、第2分度器52の表示線pg1(0°)は溝部12aに一致させておく。なお、主尺11と主尺12は、適宜摺動させて、主尺固定手段61、62により固定する。
ここで、主尺11に対する枝尺21の角度αを第1分度器51により読み取ると、図18、図19に見るように90°であることがわかる。これにより、土溝T1の屈曲部TC1に用いられる継手管P2の種類は90°のものであることがわかる。なお、図19にては、数字pf5(90°)が表す表示線pg5が第1枝尺21の溝部21aにピタリと一致した状態を示してあるが、実際の現場では、多少ズレた状態の場合も当然あり得る。この場合には、溝部21aの最も近傍にくる表示線pgn(n=2〜5の整数)を読み取って、継手管P2の種類とする。
次に、主尺12に対する枝尺22の角度βを第2分度器52により読み取ると、図18、図20に見るように45°であることがわかる。これにより、土溝T1の屈曲部TC2に用いられる継手管P4の種類は45°のものであることがわかる。なお、図20にては、数字pf4(45°)が表す表示線pg4が第2枝尺22の溝部22aにピタリと一致した状態を示してあるが、実際の現場では、多少ズレた状態の場合も当然あり得る。この場合には、溝部22aの最も近傍にくる表示線pgn(n=2〜5の整数)を読み取って、継手管P4の種類とする。
次に、主尺11の長さLS1に主尺12が示す枢軸32の目盛りsg(図20参照)が示す長さLS2(図18参照)をプラスして、枢軸31から枢軸32までの長さLSを求める。この長さLSは、枢軸31が交点p1に一致し、枢軸32が交点p2に一致するところから、交点p1と交点p2の距離Dに等しいことが明らかである。また、継手管P2、P4の種類も既に判明しているところから、継手管P2の固有値である距離D2と長さL2、及び継手管P4の固有値である距離D3と長さL3も明らかであるので、前記数式(1)から間管P3の長さLが算出される。
さらに、継手管P2の固有値である距離D5と長さL4も明らかであるところから、前記数式(2)から間管P1の端部P1aの切断箇所が明らかとなる。したがって、これにより、適合する継手管P2、P4を用意し、さらに間管P3を所定の長さ(L)に切断し、間管P1の端部P1aを適切に切断すれば、配管施工の準備は全て整ったことになる。
実施例1の配管測定用スタッフS1を実際の施工現場に適用して実施してみたところ、従来の分度器とスケールあるいはメジャーを用いて測定する方法と比較して、1箇所当たり3〜5分の時間短縮が可能であることが判明した。施工箇所の多い現場では、全体の施工箇所は数十箇所にものぼるので、1現場当たり数時間の時間短縮の効果があげられ、実施例1の配管測定用スタッフS1が実際の現場において、きわめて有効なものであることが明らかとなった。
また、時間的短縮に加えて、実施例1の配管測定用スタッフS1においては、作業員が一人で角度と長さの両方を一度に測定できるという点も大きなメリットであることが判明した。すなわち、従来の分度器とスケールあるいはメジャーを用いる方法では、助手の補助がないと余分な時間がかかる結果となる。しかるに、実施例1の配管測定用スタッフS1においては、作業員が一人で、上記の効率を上げることができ、しかも未熟練者においても、分度器とスケールあるいはメジャーを用いる方法における熟練者と同等の効果を、より短時間で挙げることができた。
また、図21に見るように、分岐管P24が必要な現場においても、上記と同様の要領にて、従来の方法に比較するとはるかに効率良く作業を進めることができる。以下、図21に示す現場における実施例1の配管測定用スタッフS1の作用を説明する。
T2は土溝であり、直線部分T21、屈曲部TC3、直線部分T22、分岐部TB1、直線部分T23、斜向部分T24から構成され、X´方向から間管P21が既に配設されている。このような形態の土溝T2に配管を施す場合、継手管P22、間管P23、分岐管P24、間管P25、間管P26の使用が想定される。なお、P21aは間管p21の端部、P22a、P22bは継手管P22の端部、P23a、P23bは間管P23の端部、P24a、P24bは分岐管P24の端部、P25aは間管P25の端部である。また、c4は直線部分T21の略中心線、c5は直線部分T22、T23の略中心線、c6は斜向部分T24の略中心線、p3は中心線c4と中心線c5の交点、p4は中心線c5と中心線c6の交点である。
従来の方法では、まず、中心線c4と中心線c5の交差する角度γを分度器にて測定して継手管P22の種類を決定し、次に、中心線c5と中心線c6の交差する角度δを分度器にて測定して分岐管P24の種類を決定し、さらに、交点p3と交点p4の距離D´を測定し、次式により間管P23の長さL´を決定していた。
L´=D1´+L2´+L3´
=D´−(D´2+D´3)+(L´2+L´3)……(3)
しかるに、実施例1の配管測定用スタッフS1を用いる方法では、次のように作業が進められる。まず、図22に見るように、実施例1の配管測定用スタッフS1を土溝T2に載置する。この際、まず主尺11の溝部11aと主尺12の溝部12aを土溝T2の直線部T22の中心線c5に一致させ、次に第1枢軸31を主尺11の最下端(目盛り0)に摺動させ、枝尺21を回動させて、枝尺21の溝部21aを土溝T2の直線部分T21の中心線c4に一致させる。そうすると、枢軸31は中心線c4と中心線c5の交点p3に一致するので、ここで固定手段41により枢軸31を固定する。この際、第1分度器51の表示線pg1(0°)は溝部11aに一致させておく。
次に、枢軸32を主尺12の溝部12a内に摺動させ、さらに枝尺22を回動させて、枝尺22の溝部22aを土溝T2の斜向部T24の中心線c6に一致させる。こうすることにより枢軸32は中心線c5と中心線c6の交点p4に一致するので、ここで固定手段42により枢軸32を固定する。この際、第2分度器52の表示線pg1(0°)は溝部12aに一致させておく。なお、主尺11と主尺12は、適宜摺動させて、主尺固定手段61、62により固定する。
ここで、主尺11に対する枝尺21の角度γを第1分度器51により読み取ると、図22に見るように90°であることがわかる。これにより、土溝T2の屈曲部TC3に用いられる継手管P22の種類は90°のものであることがわかる。なお、図22にては、数字pf5(90°)が表す表示線pg5が第1枝尺21の溝部21aにピタリと一致した状態を示してあるが、実際の現場では、多少ズレた状態の場合も当然あり得る。この場合には、溝部21aの最も近傍にくる表示線pgn(n=2〜5の整数)を読み取って、継手管P22の種類とする。
次に、主尺12に対する枝尺22の角度δを第2分度器52により読み取ると、図22に見るように45°であることがわかる。これにより、土溝T2の分岐部TB1に用いられる分岐管P24の種類は45°のものであることがわかる。なお、図22にては、数字pf4(45°)が表す表示線pg4が第2枝尺22の溝部22aにピタリと一致した状態を示してあるが、実際の現場では、多少ズレた状態の場合も当然あり得る。この場合には、溝部22aの最も近傍にくる表示線pgn(n=2〜5の整数)を読み取って、継手管P24の種類とする。
次に、主尺11の長さLS´1に主尺12が示す枢軸32の目盛りsgが示す長さLS´2をプラスして、枢軸31から枢軸32までの距離LS´を求める。この距離LS´は、枢軸31が交点p3に一致し、枢軸32が交点p4に一致するところから、交点p3と交点p4の距離D´に等しいことが明らかである。また、継手管P22、分岐管P24の種類も既に判明しているところから、継手管P22の固有値である距離D´2と長さL´2、及び分岐管P24の固有値である距離D´3と長さL´3も明らかであるので、前期数式(3)から間管P23の長さL´が算出される。
さらに、継手管P22の固有値である距離D´5と長さL´4も明らかであるところから、次の数式(4)から間管P21の端部P21aの切断箇所が明らかとなる。
D´4=D´5−L´4……(4)
したがって、これにより、適合する継手管P22、分岐管P24を用意し、さらに間管P23を所定の長さ(L´)に切断し、間管P21の端部P21aを適切に切断すれば、配管施工の準備は全て整ったことになる。
<実施例2の構成>
図23は本考案の実施例2の配管測定用スタッフS2の正面図であり、図24は右側面図である。実施例2の配管測定用スタッフS2は、実施例1の配管測定用スタッフS1において、主尺の1本を省いた構成であり、主尺100、第1枝尺201、第2枝尺202、第1枢軸301、第2枢軸302、第1固定手段401、第2固定手段402、第1分度器501、第2分度器502から構成されている。
主尺100は実施例1の主尺11と同様の構成であり、第1枝尺201は実施例1の第1枝尺21と同様の構成であり、第2枝尺202は実施例1の第2枝尺22と同様の構成であり、第1枢軸301は実施例1の第1枢軸31と同様の構成であり、第2枢軸302は実施例1の第2枢軸32と同様の構成であり、第1固定手段401は実施例1の第1固定手段41と同様の構成であり、第2固定手段402は実施例1の第2固定手段42と同様の構成であり、第1分度器501は実施例1の第1分度器51と同様の構成であり、第2分度器502は実施例1の第2分度器52と同様の構成である。
<実施例2の作用>
実施例2の配管測定用スタッフS2は、図17において、交点p1、p2間の距離Dが1m5cmより短い場合に用いることができる。あるいは、図21において、交点p3、p4間の距離D´が1m5cmより短い場合に用いることができる。むろん、これらの場合にても、実施例1の配管測定用スタッフS1を、主尺11と主尺12を完全に重なる形態にて固定して用いることができるが、実施例2の配管測定用スタッフS2は、主尺を1本省いているので実施例1の配管測定用スタッフS1に比べて軽量で取り扱いが簡易であるから、短い間管が数多く用いられる現場にては重宝する。
一般的に実施例1の配管測定用スタッフS1と実施例2の配管測定用スタッフS2を1本ずつ揃えておけば、略いかなる現場にも対応可能で、非常に効率良く作業を進めることができる。なお、間管の長さが2mを越える場合には、主尺の数を3本以上に増やした配管測定用スタッフ(図示せず)を作ることにより対応可能となる。
本発明の実施例1の配管測定用スタッフの正面図である。 本発明の実施例1の配管測定用スタッフの右側面図である。 図1のA−A線拡大断面図である。 図1のB−B線拡大断面図である。 図1のC−C線拡大断面図である。 図1のD−D線拡大断面図である。 図3の要部拡大図である。 図4の要部拡大図である。 図5の要部拡大図である。 図6の要部拡大図である。 (a)本発明の実施例1の配管測定用スタッフの1本の主尺の構成を説明するための斜視図である。 (b)本発明の実施例1の配管測定用スタッフのもう1本の主尺の構成を説明するための斜視図である。 (c)本発明の実施例1の配管測定用スタッフの第1枝尺の構成を説明するための斜視図である。 (d)本発明の実施例1の配管測定用スタッフの第2枝尺の構成を説明するための斜視図である。 図11aの一部を省略した拡大斜視図である。 (a)本発明の実施例1の配管測定用スタッフの第1分度器の構成を説明するための斜視図である。 (b)本発明の実施例1の配管測定用スタッフのスペーサの構成を説明するための斜視図である。 (c)本発明の実施例1の配管測定用スタッフのワッシャの構成を説明するための斜視図である。 (a)本発明の実施例1の配管測定用スタッフの枢軸の1本を構成するボルトとナットの組み付け構成を説明するための斜視図である。 (b)本発明の実施例1の配管測定用スタッフのスライダの構成を説明するための斜視図である。 (c)本発明の実施例1の配管測定用スタッフのスライダの構成を説明するための斜視図である。 本発明の実施例1の配管測定用スタッフの固定手段の1箇所の組み付け構成を説明するための斜視図である。 ある敷地に配管工事を施工する方法の一例を示すための説明図である。 本発明の実施例1の配管測定用スタッフの作用を説明するための説明図である。 本発明の実施例1の配管測定用スタッフの作用を説明するための説明図である。 図18の要部拡大図である。 図18の要部拡大図である。 本発明の実施例1の配管測定用スタッフの別の作用を説明するための説明図である。 本発明の実施例1の配管測定用スタッフの別の作用を説明するための説明図である。 本発明の実施例2の配管測定用スタッフの正面図である。 本発明の実施例2の配管測定用スタッフの右側面図である。
符号の説明
100 主尺
11 主尺
11a 溝部
11b 本体
11c 本体
11d 連結材
11e 連結材
12 主尺
12a 溝部
12b 本体
12c 本体
12d 連結材
12e 連結材
201 第1枝尺
202 第2枝尺
21 第1枝尺
21a 溝部
21b 本体
21c 本体
21d 連結材
21e 連結材
22 第2枝尺
22a 溝部
22b 本体
22c 本体
22d 連結材
22e 連結材
31 第1枢軸
301 第1枢軸
32 第2枢軸
302 第2枢軸
41 第1固定手段
401 第1固定手段
42 第2固定手段
402 第2固定手段
51 第1分度器
501 第1分度器
502 第2分度器
51a 中心孔
51b 本体
52 第2分度器
52a 中心孔
61 主尺固定手段
62 主尺固定手段
B1 ボルト
B1a 軸
B1b 頭部
B2 ボルト
B2a 軸
B2b 頭部
B3 ボルト
B3a 軸
B3b 頭部
B4 ボルト
B4a 軸
B4b 頭部
BL1 建物
BL2 建物
BL3 建物
D 距離
D´ 距離
D1 距離
D´1 距離
D2 距離
D´2 距離
D3 距離
D´3 距離
D4 距離
D´4 距離
D5 距離
D´5 距離
L 長さ
L´ 長さ
L1 長さ
L´1 長さ
L2 長さ
L´2 長さ
L3 長さ
L´3 長さ
L4 長さ
L´4 長さ
LD 敷地
LS 長さ
LS´ 長さ
LS1 長さ
LS´1 長さ
LS2 長さ
LS´2 長さ
N1 ナット
N1a 袋ナット
N1b ツマミ部分
N2 ナット
N2a 袋ナット
N2b ツマミ部分
N3 ナット
N3a 袋ナット
N3b ツマミ部分
N4 ナット
N4a 袋ナット
N4b ツマミ部分
P1 間管
P1a 端部
P2 継手管
P2a 端部
P2b 端部
P3 間管
P3a 端部
P3b 端部
P4 継手管
P4a 端部
P5 間管
P6 継手管
P7 間管
P8 分岐管
P9 間管
P10 継手管
P11 間管
P12 継手管
P13 間管
P14 間管
P15 継手管
P16 間管
P21 間管
P21a 端部
P22 継手管
P22a 端部
P22b 端部
P23 間管
P23a 端部
P23b 端部
P24 分岐管
P24a 端部
P24b 端部
P25 間管
P25a 端部
P26 間管
SP スペーサ
SPa 中心孔
SPb 本体
S1 配管測定用スタッフ
S2 配管測定用スタッフ
SL スライダ
SLa 円孔
T1 土溝
T11 直線部分
T12 直線部分
T13 斜向部分
T2 土溝
T21 直線部分
T22 直線部分
T23 直線部分
T24 斜向部分
TB1 分岐部
TC1 屈曲部
TC2 屈曲部
TC3 屈曲部
W ワッシャ
Wa 中心孔
Wb 本体
X 方向
X´ 方向
Y 方向
Z 方向
c1 中心線
c2 中心線
c3 中心線
c4 中心線
c5 中心線
c6 中心線
d1 間隔
d2 厚み
p1 交点
p2 交点
p3 交点
p4 交点
pf 目盛り数字
pf1 数字
pf2 数字
pf3 数字
pf4 数字
pf5 数字
pg 目盛り
pg1 表示線
pg2 表示線
pg3 表示線
pg4 表示線
pg5 表示線
sf 目盛り数字
sg 目盛り
t 樹木
α 角度
β 角度
γ 角度
δ 角度



























Claims (7)

  1. 1本の主尺を有する配管測定用スタッフにおいて、主尺の1箇所に第1枝尺と第1分度器を第1枢軸にて枢設し且つ第1枢軸を主尺の長手方向に摺動自在に構成し且つ第1枢軸を主尺の任意の位置で固定できる第1固定手段を設け、主尺の他箇所に第2枝尺と第2分度器を第2枢軸にて枢設し且つ第2枢軸を主尺の長手方向に摺動自在に構成し且つ第2枢軸を主尺の任意の位置で固定できる第2固定手段を設けてなることを特徴とする配管測定用スタッフ。
  2. 2以上の正の整数nで表される数の主尺を有する配管測定用スタッフにおいて、隣接する主尺どうしが長手方向に相互に摺動自在に構成し且つ隣接する主尺どうしを任意の位置で固定できる主尺固定手段を設け、1番目の主尺に第1枝尺と第1分度器を第1枢軸にて枢設し且つ第1枢軸を1番目の主尺の長手方向に摺動自在に構成し且つ第1枢軸を1番目の主尺の任意の位置で固定できる第1固定手段を設け、n番目の主尺に第2枝尺と第2分度器を第2枢軸にて枢設し且つ第2枢軸をn番目の主尺の長手方向に摺動自在に構成し且つ第2枢軸をn番目の主尺の任意の位置で固定できる第2固定手段を設けてなることを特徴とする配管測定用スタッフ。
  3. 主尺の長手方向に沿って溝部が設けられており、第1枝尺の長手方向に沿って溝部が設けられており、第2枝尺の長手方向に沿って溝部が設けられており、第1分度器の中心に中心孔が穿設されており、第2分度器の中心に中心孔が穿設されており、第1枢軸及び第1固定手段が、主尺の溝部と第1枝尺の溝部と第1分度器の中心孔を貫通するボルトとナットであり、第2枢軸及び第2固定手段が、主尺の溝部と第2枝尺の溝部と第2分度器の中心孔を貫通するボルトとナットであることを特徴とする請求項1に記載の配管測定用スタッフ。
  4. すべての主尺の長手方向に沿って溝部が設けられており、主尺固定手段が隣接する主尺の夫々の溝部を貫通するボルトとナットであり、第1枝尺の長手方向に沿って溝部が設けられ第1分度器の中心に中心孔が穿設されており、第1枢軸及び第1固定手段が1番目の主尺の溝部と第1枝尺の溝部と第1分度器の中心孔を貫通するボルトとナットであり、第2枝尺の長手方向に沿って溝部が設けられており第2分度器の中心に中心孔が穿設されており、第2枢軸及び第2固定手段がn番目の主尺の溝部と第2枝尺の溝部と第2分度器の中心孔を貫通するボルトとナットであることを特徴とする請求項2に記載の配管測定用スタッフ。
  5. 第1分度器及び第2分度器が透明な材質からなる全円分度器であることを特徴とする請求項1あるいは請求項2あるいは請求項3あるいは請求項4に記載の配管測定用スタッフ。
  6. 第1分度器及び第2分度器に付された目盛り数字が、90、60、45、30、22、11、0の7種類のうちの任意の目盛り数字の組み合わせであることを特徴とする請求項1あるいは請求項2あるいは請求項3あるいは請求項4あるいは請求項5に記載の配管測定用スタッフ。
  7. 第1分度器及び第2分度器に付された目盛りが、90、60、45、30、22.5、11.25、0の7種類のうちの任意の目盛り数字の組み合わせであることを特徴とする請求項1あるいは請求項2あるいは請求項3あるいは請求項4あるいは請求項5に記載の配管測定用スタッフ。








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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08184472A (ja) * 1994-11-02 1996-07-16 Nippondenso Co Ltd 計器用指針
JP2012163498A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Chugoku Electric Power Co Inc:The 離隔距離測定装置
CN109883284A (zh) * 2019-04-03 2019-06-14 湖南铁路科技职业技术学院 一种基于快速、精确测量高铁接触网的测量尺

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