JP3128672U - 電子医療管理装置 - Google Patents

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泉 墨谷
禎 野本
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Abstract

【課題】医師などか電子情報を入力してしまった後に、それらの電子情報に基づいて診察や服薬指導をしたにもかかわらず例えば所見が変わったり服用による副作用がでたような場合、その責任の所在を巡って情報が正しいものであったか否かに付き疑義が生じた場合に、入力された電子情報が正しものであるのか否かを第三者的に確認する。
【解決手段】患者の医療情報を医師や薬剤師が電子情報を入力するための電子情報入力手段と、少なくとも患者の音声情報を入力するため音声情報入力手段と、前記入力された電子情報と音声情報とを記録保持する記録手段と、前記記憶手段に記憶された電子情報を表示する電子情報表示手段と、前記記憶手段に記憶された音声情報を発音する音声情報発音手段と、前記電子情報入力手段、音声情報入力手段、記録手段、電子情報表示手段および音声情報発音手段を制御するための制御装置とを有する。
【選択図】図2

Description

本考案は、病院や診療所等の医療機関を受診した患者に対し、医師によるカルテの作成、看護師による看護日誌の作成、医師の作成した処方箋に基づく調剤薬局での薬剤師による薬剤調剤の際に、各患者の医療情報や看護経過情報、薬歴情報等を予め記憶させておき、これらの情報に基づき、安全チェックや、診療録管理、薬歴管理、服薬指導などを有効に行うための電子医療管理装置に関するものである。
病院や診療所で受診する際、患者は医師より診療を受けると、ある場合では、医師により薬剤を処方されその処方箋に基づいて院内または院外の調剤薬局で薬剤師により薬剤を調剤されるだけでなく服薬指導等を行い患者に対して薬の服用上の注意などを指導する。また入院の診断を受けると、患者は院内で医師からの治療や看護師からの看護を受ける。
ところが、各患者の個人の医療情報に基づいて的確な診療を行ったり、正確に看護記録を残したり、薬歴に基づいて正確な服薬指導を行うためには、各患者の個人情報や薬歴を記録しておき、更には、例えば看護師による看護日誌の作成や薬剤の副作用情報など他の医療情報が必要である。
そこで、前記各種の医療情報等を電子情報化して電子医療管理装置に記憶し、薬剤師などの労力を大幅に軽減する電子的な医療管理システムが、多くが提示されている。(特許文献1,特許文献2,特許文献3参照)
特開平7−80042号公報 特開2000−163498号公報 特開2002−163364号公報
ところが、前記特許文献1や特許文献2、特許文献3等に提示されている電子音声管理システムに用いられる電子医療管理装置は、患者が書面に記載した情報、更には、患者に問診して得た情報を、医師(または薬剤師、看護士)などの第三者が例えばキーボードなどの入力手段を用いて入力することにより電子化したものを記録して、これらをデータベース化して利用するものであった。
そのため、一旦、入力してしまった後に、それらの電子情報に基づいて診察や服薬指導をしたにもかかわらず例えば所見が変わったり服用による副作用がでたような場合、その責任の所在を巡って情報が正しいものであったか否かに付き疑義が生じた場合には、入力された電子情報が正しものであるのか否かを第三者的に確認することができず、責任の所在を明確にすることができない。
特に、従来のキーボードなどの入力手段によれば、代行入力や共同責任者による記録を共有することが可能であり、一旦入力して記録した後にデータを書き換え、追記、消去など改竄することができるため、説明責任・管理責任・結果責任などの自己責任に対する曖昧さを有し、信憑性を担保することができない。尚、これらの事態を生じさせないために、パスワードやIDなど各種のセキュリティ手段の採用も考えられるが、単に装置や操作を複雑化するだけであり、完全なものはない。
また、過失による入力ミス、内容の取り違えによるもの、内容的に過失であっても技術的に過失と認識することが難しい場合もある。
これらの事態を防ぐためには、入力時に使用した問診票や個人情報を記載した書面、更には、服薬指導の内容などを全て書面に記載して契約書のように当事者同士が互いに記載事項を署名などにより認証する手段も考えられるが、手続が煩雑で時間も掛かり、これらの全て長期間にわたり保管しておく必要があり、これを実施するのは極めて困難であって、電子化による医師や薬剤師、看護師などの労力の軽減にはならない。
そこで、本考案が解決しようとする課題は、簡易な手段により、記録されている電子情報の入出力の正確性を確保するとともに、その電子情報の改竄を防止して信頼性を高め、後に疑義や訴訟などのトラブルが生じた場合に責任の所在を明らかにすることができる電子医療管理装置を提供することにある。
前記課題を解決するためになされた本考案は、患者の医療情報を医師などが電子情報を入力するための電子情報入力手段と、少なくとも患者の音声情報を入力するため音声情報入力手段と、前記入力された電子情報と音声情報とを記録保持する記録手段と、前記記憶手段に記憶された電子情報を表示する電子情報表示手段と、前記記憶手段に記憶された音声情報を発音する音声情報発音手段と、前記電子情報入力手段、音声情報入力手段、記録手段、電子情報表示手段および音声情報発音手段を制御するための制御装置とを有することを特徴とする。尚、「医師など」とは、医師、薬剤師、看護師など患者についての医療情報を管理する者をいう。
即ち、個人情報、処方箋情報、服薬指導情報などの必要な医療情報をキーボードのような入力手段により記録された電子情報だけでなく、音声情報入力手段により入力された音声情報として記録しておき、後に、必要がある場合には両者を出力させて比較することにより、電子情報の正当性を確認する。
また、前記音声入力手段に、経時的情報とともに入力されるものを用いることにより記録されている電子情報との照合を素早く行うことができ、音声入力時に情報を予め定めた項目毎に記録させておくことにより、多くの音声情報の中で必要なものを素早く抽出することができる。
更に、音声入力手段に音声識別機能を設置することにより、本人の音声であることが確認される。
本考案の電子医療管理装置によれば、簡易な手段により、記録されている電子情報の入出力の正確性を確保するとともに、その電子情報の改竄を防止して信頼性を高め、後に疑義や訴訟などのトラブルが生じた場合に音声情報により責任の所在を明らかにすることができるものである。
また、音声入力手段を有することから、医師や薬剤師、看護師などで殊に仕事の都合上キーボードによる入力が困難な状況にある場合、或いは高齢者や弱視者、身体障がい者のように文書の記載が困難な場合には音声入力手段を用いて電子情報を含めて入力することもできる。
更に、過失による入力ミスや内容の取り違えによるもの、内容的に過失であっても技術的に過失と認識することが難しい場合においても、音声情報を電子医療情報に付しそれらを突合することにより、医療過誤等を未然に防ぐことができる。
更にまた、音声情報入力手段を有することから、医師や薬剤師、看護師と患者とのアナログ的な対話も電子化することができ、膨大な情報の中から適切な資料を探し出す手間を軽減することができるばかりでなく、音声医療情報の共有や音声医療情報を含んだ医療情報の統合が可能となる。
以下に図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。
図1及び図2は本考案である電子医療管理装置1を薬歴管理に用いた場合を示すものであり、基本的に従来周知のパーソナルコンピュータ11を使用することが可能であり、コンピュータ11内の制御装置2には、通常のキーボードやマウスからなる電子情報入力手段31とマイクなどの音声情報入力手段32からなる情報入力手段3、前記キーボードからなる電子情報入力手段31から入力された電子情報を記録できる電子情報記憶手段41と前記音声情報入力装置により入力された音声情報を記録できる音声情報記憶手段42からなる例えばハードディスクである記憶手段4とを有している。
また、制御装置2には前記憶手段4に記憶された情報を選択的に抽出するとともに抽出された情報を表示する液晶やCRT等の電子情報表示部5およびスピーカなどの発音する音声情報出力手段6、プリンタ7が接続されている。
特に、本実施の形態では、前記音声情報入力手段32には音声識別機能8が設置されている。
以上の構成を有する本実施の形態は、病院または診療所を受診して医師から処方箋を処方された患者は処方箋を提出する。処方箋を渡された薬剤師は、処方箋の内容を例えば前記キーボードである電子情報入力手段31を用いて電子情報記憶手段41に記録する。
そして、特に患者が初めて調剤薬局に来局したときには、氏名、住所、年齢、連絡先、現在に至る病歴や薬剤または食品に関するアレルギーの有無、現在使用している薬剤の種類や用法などの服薬指導に必要な個人情報を記録しなければならないが、本実施の形態では、例えば薬剤師と患者が対話形式で問答するようにし、その質問や答えが前記音声情報入力手段32を介して音声情報記憶手段42に記憶させる。
このとき、前記電子情報を電子情報表示部5に表示させたり、プリンタ7で印刷したりして活用できるように通常の電子情報として記憶手段41にも記憶させておく必要があり、キーボードである電子情報入力手段31を用いる。
また、音声入力に際しては、記憶させておく項目毎に記憶手段4の記憶部分を区分けしておき、例えばこれをキーボードである電子情報入力手段31のファンクションキーなどに連動させておき、例えばF1キーを押して音声情報を入力したときには個人情報、F2キーを押して音声情報を入力したときには服薬指導情報というようにしておくと、後に特定の情報を出力する際に抽出が簡単で迅速にすることができる。
更に、本実施の形態では、音声情報入力手段32には音声識別機能8が設置されている。従って、一度声紋を登録しておくことにより、人の識別ができ、或いは、後に出力させた時に、それを誰がしゃべっているかを容易且つ確実に認別することができる。
更にまた、本実施の形態では、電子情報および音声情報は、経時的情報、即ち、記録された年、月日、時、分が患者名と共にリアルタイムで記録される。
尚、音声情報による入力は、その後も電子情報の代わりに或いは一緒に続けて行い、その後も継続して行われる服薬指導などに関する情報に付いても音声情報を蓄積していく。
以上の本考案である電子医療管理装置1では、通常は、電子情報記憶手段41に記録されている電子情報を用いて服薬指導を行っていくが、電子情報について疑義がある場合などには、前記音声情報記憶手段42に記録した音声情報を選択抽出してスピーカなどの発音する音声情報出力手段6により再生して電子情報の内容と比較して信憑性を証明する。
このとき、本実施の形態では、前記音声情報記憶手段42を記憶させる項目毎に区切ってあるので、経時的情報と相俟って、必要な情報を簡単且つ迅速に確認することができるとともに患者自身がそのように答えたのか否かが明確に判断でき、責任の所在も明らかにすることができる。
また、前記本考案の形態においては処方箋についての電子医療管理装置について一例を挙げたが、例えば医師が患者の診療内容を記載するカルテの場合には医師と患者との診療中の対話やカルテに記載する情報を、また、看護師による患者の看護日誌の作成の際には看護師と患者との看護中の対話や看護日誌に記載する情報を、音声入力手段32を介して音声情報として記憶手段42に記憶させることができる。
また、殊に、医師や看護士のようにベッドサイドなどでキーボードによる電子情報入力が困難な場合には、ベッドサイドなど入力しやすい箇所に手電子情報入力手段を設けるか、或いは、無線式の音声情報入力装置を用いるか、または、前記記憶手段として用いるパーソナルコンピュータ11とは別体で後に前記パーソナルコンピュータ11にそのままの情報を音声および電子情報として入力可能な、例えば携帯情報端末(PDA)のような別体の機器にいったん入力して記憶させておいてもよい(図示せず)。
以上のように、本実施の形態によれば、簡易な手段により、記録されている電子情報の入出力の正確性を確保するとともに、その電子情報の改竄を防止して信頼性を高め、後に疑義や訴訟などのトラブルが生じた場合に責任の所在を明らかにすることができるものである。
また、音声情報入力手段を有することから、変換手段を介して音声情報をそのまま電子情報に変換させることも可能であり、薬剤師などが身障者やでキーボードによる入力が困難な場合、或いは高齢者や弱視者、身体障がい者のように文書の記載が困難な場合には音声入力手段を用いて電子情報をも入力することもできる。
本考案の実施の形態を示す概要図。 本考案の実施の形態を示すブロック概要図。
符号の説明
1 電子医療管理装置、2 制御装置、4 記憶手段、6 音声情報出力手段、8 音声識別機能、11 パーソナルコンピュータ、31 電子情報入力手段、32 音声情報入力手段

Claims (5)

  1. 患者の医療情報を医師などが電子情報を入力するための電子情報入力手段と、少なくとも患者の音声情報を入力するため音声情報入力手段と、前記入力された電子情報と音声情報とを記録保持する記録手段と、前記記憶手段に記憶された電子情報を表示する電子情報表示手段と、前記記憶手段に記憶された音声情報を発音する音声情報発音手段と、前記電子情報入力手段、音声情報入力手段、記録手段、電子情報表示手段および音声情報発音手段を制御するための制御装置とを有することを特徴とする電子医療管理装置。
  2. 前記記憶手段が、前記電子情報入力手段と音声情報入力手段によりそれぞれ入力された電子情報と音声情報とを経時的情報とともに記録する請求項1記載の電子医療管理装置。
  3. 前記記憶手段が、前記電子情報入力手段と音声情報入力手段によりそれぞれ入力された電子情報と音声情報とを予め定めた項目ごとに記録する請求項1記載の電子医療管理装置。
  4. 音声情報入力手段に音声識別機能が設置されている請求項1,2または3記載の電子医療管理装置。
  5. 前記音声情報入力手段が、入力した音声情報を一時的に記憶可能で且つ後に前記入力された電子情報に合わせて前記記憶手段に複写可能である別体の機器であある請求項1,2,3または4記載の電子医療管理装置。
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