JP3127778U - 長刃かみそり用剃刀刃 - Google Patents
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Abstract
【課題】皮膚面に切り傷を与えることなく、剃り味を向上させた長刃かみそり用剃刀刃を提供する。
【解決手段】剃刀刃1は、小刃先先端縁と隣り合う側端縁5との間には傾斜した縁部を介在させて連設するように切欠き部6、6を設けている。金属テープ7は、表面にフッ素樹脂層を形成し、幅が2mmで肉厚が0.08mmから0.12mmの幅狭な細帯状に形成され、刃体2の正面から小刃先先端縁を這わせ、小刃先先端縁で曲げ加工をして背面に亘り、切欠き部6の内端部を被覆して剃刀刃1に剥離不可能に取り付けている。金属テープ7は、ホルダー10に剃刀刃1を挟着して取り付けた場合に、金属テープ7の長さ方向両端部がホルダー10よりはみ出ないように剃刀刃1に取り付けられている。
【選択図】図1
【解決手段】剃刀刃1は、小刃先先端縁と隣り合う側端縁5との間には傾斜した縁部を介在させて連設するように切欠き部6、6を設けている。金属テープ7は、表面にフッ素樹脂層を形成し、幅が2mmで肉厚が0.08mmから0.12mmの幅狭な細帯状に形成され、刃体2の正面から小刃先先端縁を這わせ、小刃先先端縁で曲げ加工をして背面に亘り、切欠き部6の内端部を被覆して剃刀刃1に剥離不可能に取り付けている。金属テープ7は、ホルダー10に剃刀刃1を挟着して取り付けた場合に、金属テープ7の長さ方向両端部がホルダー10よりはみ出ないように剃刀刃1に取り付けられている。
【選択図】図1
Description
本考案は主として男性の髭剃りに用いる長刃かみそり用剃刀刃に関するものである。
長刃かみそりの原型として、小刀状の日本かみそりが存在する。日本かみそりは、握り柄の長手方向一端に連続して延びる肉厚な刃体を一体的に設け、刃体の刃先を鍛錬により両刃或いは片刃構造に形成し、切刃を砥石で研ぐことにより繰り返し使用するようにしたものである(例えば、非特許文献1参照)。日本かみそりの市販品は、一般的に刃体角が18度程度に形成されており使用者による特別注文品ではないので、必ずしも個々の使用者が100%満足する使いやすさに形成されていない。それゆえ、使用者が購入後にグラインダーで刃先を削除したり、或いは刃先を砥石で研磨して刃先角を所望角度にする等の手を加えて刃先形状及び刃先角を使用者の最も使用し易い所望形状にしていた。
上記日本かみそりは切れ味が極めて良好で、刃先を皮膚面に一回摺接させるのみで、毛の切断面が毛穴内に入り込み皮膚面に顕著に出現せず、仕上がりの極めて美しい深剃りができるという長所があった。しかしながら、日本かみそりは切れ味の超良好性より、使用方法によっては皮膚に切り傷を与える等の危険性を伴い、又、研磨作業による手入れが面倒で重量があるため素人の日常的使用には適さず、専らプロの理髪業者の使用に供されていた。そのため、近年は厚さ0.10mm程度の正背視矩形状薄鈑よりなる刃体を、ホルダー等に装着した使い捨ての安全かみそりが素人用として一般的に用いられている。
上記日本かみそりは切れ味が極めて良好で、刃先を皮膚面に一回摺接させるのみで、毛の切断面が毛穴内に入り込み皮膚面に顕著に出現せず、仕上がりの極めて美しい深剃りができるという長所があった。しかしながら、日本かみそりは切れ味の超良好性より、使用方法によっては皮膚に切り傷を与える等の危険性を伴い、又、研磨作業による手入れが面倒で重量があるため素人の日常的使用には適さず、専らプロの理髪業者の使用に供されていた。そのため、近年は厚さ0.10mm程度の正背視矩形状薄鈑よりなる刃体を、ホルダー等に装着した使い捨ての安全かみそりが素人用として一般的に用いられている。
従来、安全かみそりの剃刀刃には、厚さ0.10mmで一方向に著しく長い正背視矩形状の炭素工具鋼鈑やステンレス刃物鋼鈑を材料とし、刃先を片刃若しくは両刃構造にし、刃先の長手方向両端に切欠き部を設けたものが提案されている(例えば、実用新案文献1又は実用新案文献2参照)。
しかしながら、実用新案文献1又は実用新案文献2記載の安全かみそりの剃刀刃であると、刃先に於ける切欠き部内端部分が小刃先の先端縁と同一直線上に位置し小刃先の先端縁外端部が皮膚面に直接当接するため、剃刀刃を小刃先の先端縁に対して直角方向に滑らす場合は皮膚面に損傷を与えることは無いが、小刃先の先端縁に対して小刃先の先端縁の延長線方向、つまり刃体を横方向に滑らした場合は皮膚面に直線状切傷を負わせる危険性がある。
しかしながら、実用新案文献1又は実用新案文献2記載の安全かみそりの剃刀刃であると、刃先に於ける切欠き部内端部分が小刃先の先端縁と同一直線上に位置し小刃先の先端縁外端部が皮膚面に直接当接するため、剃刀刃を小刃先の先端縁に対して直角方向に滑らす場合は皮膚面に損傷を与えることは無いが、小刃先の先端縁に対して小刃先の先端縁の延長線方向、つまり刃体を横方向に滑らした場合は皮膚面に直線状切傷を負わせる危険性がある。
又、縦方向に長く幅狭な透溝を平鈑の長さ方向に所定間隔を有して多数並設した刃先ガード鈑を、透溝の縦方向中心を剃刀刃の小刃先先端縁に位置させ刃先ガード鈑の縦方向中心を中心として分断される上下面を剃刀刃の正背両面に夫々重合させて曲げ加工し、剃刀刃の刃先側を刃先ガード鈑で挟着し、剃刀刃の小刃先先端縁に切断機能を有する小刃先先端縁と切断機能を有さない刃先ガード鈑とが段差を有して交互に配設されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の剃刀刃であると、切断機能を有さない部分と切断機能を有する部分とが段差を有して交互に設けられているため、横方向への刃体の滑りに対し、小刃先先端縁より突出した刃先ガード鈑のみが皮膚面と当接して横滑りを防止し、皮膚面に切り傷を与えることが無いため、毛の密度が低く柔肌の人、例えば女性や子供の産毛の剃毛には適しているという長所がある。しかしながら、皮膚面への一度の摺接で切断可能な毛量が少なく、又、小刃先先端縁を被覆した刃先ガード鈑が、毛切断の邪魔をして深剃りができない。一般に男性の髭は同じ径の銅線と同等の強度を有し、毛の密度が高く剛毛で深剃りを必要とする男性用の剃刀刃には不適であるという問題点があった。
特許文献1に記載の剃刀刃であると、切断機能を有さない部分と切断機能を有する部分とが段差を有して交互に設けられているため、横方向への刃体の滑りに対し、小刃先先端縁より突出した刃先ガード鈑のみが皮膚面と当接して横滑りを防止し、皮膚面に切り傷を与えることが無いため、毛の密度が低く柔肌の人、例えば女性や子供の産毛の剃毛には適しているという長所がある。しかしながら、皮膚面への一度の摺接で切断可能な毛量が少なく、又、小刃先先端縁を被覆した刃先ガード鈑が、毛切断の邪魔をして深剃りができない。一般に男性の髭は同じ径の銅線と同等の強度を有し、毛の密度が高く剛毛で深剃りを必要とする男性用の剃刀刃には不適であるという問題点があった。
又、複数枚の剃刀刃を階段状にずらして積層し、これら複数枚の剃刀刃を刃先ガード板で巻き付けた安全かみそり用剃刀刃が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
尾上卓生及び矢野宏著「刃物のはなし」財団法人 日本規格協会 2001年5月10日発行
尾上卓生及び矢野宏著「刃物のはなし」財団法人 日本規格協会 2001年5月10日発行
実公昭53−32776号の実用新案公報
実開昭50−126487号公報
特開平8−84871号公報 特開2001−79281号公報
本願考案が解決しようとする課題は、長刃かみそり用剃刀刃が皮膚面に切り傷を与えやすく、切り傷防止のために刃先ガード鈑を取り付けると剃り味が低下する点である。
本願考案のうち請求項1に係る考案は、柄の長手方向一端に連続して延設されたホルダーの内側に、長手方向に著しく長い剃刀刃の刃体峰縁を配設し、剃刀刃の刃先が前記ホルダー下端開口より外方に突出させて剃刀刃を取り付け、前記剃刀刃は小刃先先端縁と隣り合う側端縁との間に切欠き部を夫々有してなる長刃かみそり用剃刀刃において、前記切欠き部内端部から内側へ2mmの領域に、剃刀刃の正面から小刃先先端縁を経て背面に亘り、厚さ0.08mmから0.12mmの耐水性、耐腐食性、耐薬品性、防錆性を有し且つ摩擦係数の小さい物質よりなる層を被着形成してなることを特徴とする。
請求項2に係る考案は、柄の長手方向一端に連続して延設されたホルダーの内側に、長手方向に著しく長い剃刀刃の刃体峰縁を配設し、剃刀刃の刃先が前記ホルダー下端開口より外方に突出させて剃刀刃を取り付け、前記剃刀刃は小刃先先端縁と隣り合う側端縁との間に切欠き部を夫々有してなる長刃かみそり用剃刀刃において、前記剃刀刃の両端には、表面に耐水性、耐腐食性、耐薬品性、防錆性を有し且つ摩擦係数の小さい物質よりなる層を表面に被着形成した金属テープを、小刃先先端縁に対して90度の角度を有し、切欠き部内端部を含む小刃先先端縁を被覆すると共に剃刀刃の正背面に亘って剃刀刃に剥離不可能に取り付け、前記金属テープは幅が2mmで、肉厚が0.08mmから0.12mmの幅狭な細帯状に形成されてなることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、耐水性、耐腐食性、耐薬品性、防錆性を有し且つ摩擦係数の小さい物質が、フッ素樹脂であることを特徴とする。
請求項2に係る考案は、柄の長手方向一端に連続して延設されたホルダーの内側に、長手方向に著しく長い剃刀刃の刃体峰縁を配設し、剃刀刃の刃先が前記ホルダー下端開口より外方に突出させて剃刀刃を取り付け、前記剃刀刃は小刃先先端縁と隣り合う側端縁との間に切欠き部を夫々有してなる長刃かみそり用剃刀刃において、前記剃刀刃の両端には、表面に耐水性、耐腐食性、耐薬品性、防錆性を有し且つ摩擦係数の小さい物質よりなる層を表面に被着形成した金属テープを、小刃先先端縁に対して90度の角度を有し、切欠き部内端部を含む小刃先先端縁を被覆すると共に剃刀刃の正背面に亘って剃刀刃に剥離不可能に取り付け、前記金属テープは幅が2mmで、肉厚が0.08mmから0.12mmの幅狭な細帯状に形成されてなることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、耐水性、耐腐食性、耐薬品性、防錆性を有し且つ摩擦係数の小さい物質が、フッ素樹脂であることを特徴とする。
本願考案は、小刃先先端縁の両端を厚さ0.08mmから0.12mmの耐水性、耐腐食性、耐薬品性、防錆性を有し且つ摩擦係数の小さい物質よりなる層で被覆形成しているので、剃刀刃を皮膚面に当接したときに小刃先先端部分が皮膚面より0.08から0.12mm浮き上がり、その後適当な圧力を刃先方向に加えて剃り始めるため、皮膚面に切り傷等の損傷を与えないという効果がある。
又、刃体に小刃先先端縁に90度の角度を有して幅2mmの耐水性、耐腐食性、耐薬品性、防錆性を有し且つ摩擦係数の小さい物質よりなる層を帯状に形成しているので、剃刀刃の滑りが良好になり、小刃先先端縁に対して直角方向に剃刀刃を滑らせるように剃刀刃を案内し、横滑りを防止して皮膚面に切り傷を与えないという効果がある。
又、刃体に小刃先先端縁に90度の角度を有して幅2mmの耐水性、耐腐食性、耐薬品性、防錆性を有し且つ摩擦係数の小さい物質よりなる層を帯状に形成しているので、剃刀刃の滑りが良好になり、小刃先先端縁に対して直角方向に剃刀刃を滑らせるように剃刀刃を案内し、横滑りを防止して皮膚面に切り傷を与えないという効果がある。
図1から図4に示される実施例1の剃刀用替刃について説明する。図1は長刃かみそりの構成を示す分解正面図、図2は剃刀刃に金属テープを取り付ける状態を示す断面説明図、図3は図1のA−A線拡大断面図、図4は剃刀刃をホルダーに取り付けた状態を示す正面図である。
これらの図において、剃刀刃1は、刃体2が厚さ約0.10mm程度の肉薄な防錆性を有する鋼板を材料とし、正背面形状が横方向に著しく長い略矩形状に形成され、長手方向の対向端縁のうち一方の端縁は峰縁3に他方の端縁は両刃の刃先4に形成され、峰縁3と小刃先先端縁は互いに平行な位置関係となるようにしている。尚、刃先4は片刃であってもよい。剃刀刃1の小刃先先端縁と隣り合う側端縁5との間には、正背視が円弧状若しくは傾斜した縁部を介在させて連設するように切欠き部6、6を設けている。剃刀刃1に用いる肉薄な鋼板は、剃刀刃に使用する公知の材料の何れであっても良く、例えば炭素鋼、高炭素ステンレス鋼、ステンレス鋼、若しくはこれらの材料のうちの何れか1よりなる剃刀刃の刃先にプラチナやフッ素樹脂等でコーティングしたもの、スパッタリングによりチタン膜を形成したもの、スパッタリングにより小刃先先端を削除したもの等の全てが本願考案に包含される。
金属テープ7は、耐水性、防錆性及び耐薬品性を有する金属を材料とし、幅が2mmで厚さが0.12mm未満の幅狭な細帯状に形成された金属テープ本体8の表面全体に、耐水性、耐腐食性、耐薬品性、防錆性を有し且つ摩擦係数の小さい物質よりなる層9を均一な層厚に剥離不可能に被覆形成して成るものである。耐水性、耐腐食性、耐薬品性、防錆性を有し且つ摩擦係数の小さい物質よりなる層9は、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂やシリコーン樹脂等を使用することが好適である。金属テープ7は、金属テープ本体8と、耐水性、耐腐食性、耐薬品性、防錆性を有し且つ摩擦係数の小さい物質よりなる層9とを併せた肉厚が、0.08mmから0.12mmに形成されている必要がある。金属テープ7は、刃体2の正面から小刃先先端縁を這わせ、図2に示すように小刃先先端縁で曲げ加工をして背面に亘り、切欠き部6の内端部を被覆して剃刀刃1に剥離不可能に取り付けている。又、金属テープ7は、ホルダー10に剃刀刃1を挟着して取り付けた場合に、金属テープ7の長さ方向両端部がホルダー10よりはみ出ないように剃刀刃1に取り付けられている。金属テープ7は、金属テープ7の裏面を刃先4及び刃体2に一体的に合接せしめて刃先4及び刃体2から剥離不可能に取り付けている。剃刀刃1は、峰縁3がホルダー10内に配設されるようにホルダー10で挟着固定されている。
実施例1の長刃かみそり用剃刀刃は、表面に耐水性、耐腐食性、耐薬品性、防錆性を有し且つ摩擦係数の小さい物質よりなる層9を形成した金属テープ7を刃体2の正面から小刃先先端縁を這わせ、小刃先先端縁で曲げ加工をして背面に亘り、切欠き部6の内端部を被覆して剃刀刃1に剥離不可能に取り付けているので、小刃先先端縁のうち両端幅2mmの範囲が金属テープ7の厚みの0.08mmから0.12mm分の段差を有して上方に位置しているため、皮膚面にかみそりを当てた場合、先ず最初に金属テープ7が皮膚面に当接し、皮膚に切り傷等の損傷を与えにくい。又、髭剃りの際に、最も切り傷を皮膚面に与えるのは小刃先先端縁の両端部、つまり、小刃先先端縁と側端縁との境の角部や切欠き部6の内端部であるが、この部分が金属テープ7で被覆されているので、小刃先先端縁の角部で皮膚面に切り傷を与えることが無く安全性が高い。
又、金属テープ7は刃先4及び刃体2の正背面に亘って剥離不可能に取り付けられているので、刃先4及び刃体2の表面から0.08mmから0.12mm外方へ金属テープ7が突出し、剃刀刃1を小刃先先端縁に対して直角方向に皮膚面上を摺動するように案内する作用をなす。
又、金属テープ7は刃先4及び刃体2の正背面に亘って剥離不可能に取り付けられているので、刃先4及び刃体2の表面から0.08mmから0.12mm外方へ金属テープ7が突出し、剃刀刃1を小刃先先端縁に対して直角方向に皮膚面上を摺動するように案内する作用をなす。
図6に示される実施例2について説明する。剃刀刃1の刃先4の両端には切欠き部6、6を設け、切欠き部6、6の内端から内側方へ2mmの範囲に於いて正面から小刃先先端縁を経て背面に亘り、耐水性、耐腐食性、耐薬品性、防錆性を有し且つ摩擦係数の小さい物質よりなる層9を被着形成している。具体的には、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂やシリコーン樹脂を、小刃先先端縁の切欠き部6、6の内端部を覆って、該内端部から内側方へ2mmの範囲に、小刃先先端縁に対して90度の角度を有して刃先4及び刃体2の正背面に縦長な帯状にコーティング膜を被着形成している。膜厚は、0.08mmから0.12mmであることを必要とする。
実施例2は、小刃先先端縁、刃先4及び刃体2に、所定領域にのみ樹脂等をコーティングし乾燥する作業のみで剃刀刃1を製造できるので、製造効率の向上を図り得るという効果がある。
本願考案の剃刀刃は長刃かみそり用のみではなく、T型かみそりの剃刀刃にも利用可能である。T型かみそりの剃刀刃の両端角部を含む内側方への所定範囲に層厚が0.08mmから0.12mmのフッ素樹脂等よりなる被膜を被着形成すると、従来のT型かみそりのホルダーに必要であった剃刀刃両端を覆う部分が不要となり、T型かみそりの軽量化及び低コスト化を図り得る。
1 剃刀刃
2 刃体
3 峰縁
4 刃先
5 側端縁
6 切欠き部
7 金属テープ
9 耐水性、耐腐食性、耐薬品性、防錆性を有し且つ摩擦係数の小さい物質よりなる層
10 ホルダー
2 刃体
3 峰縁
4 刃先
5 側端縁
6 切欠き部
7 金属テープ
9 耐水性、耐腐食性、耐薬品性、防錆性を有し且つ摩擦係数の小さい物質よりなる層
10 ホルダー
Claims (3)
- 柄の長手方向一端に連続して延設されたホルダーの内側に、長手方向に著しく長い剃刀刃の刃体峰縁を配設し、剃刀刃の刃先が前記ホルダー下端開口より外方に突出させて剃刀刃を取り付け、前記剃刀刃は小刃先先端縁と隣り合う側端縁との間に切欠き部を夫々有してなる長刃かみそり用剃刀刃において、
前記切欠き部内端部から内側へ2mmの領域に、剃刀刃の正面から小刃先先端縁を経て背面に亘り、厚さ0.08から0.12mmの耐水性、耐腐食性、耐薬品性、防錆性を有し且つ摩擦係数の小さい物質よりなる層を被着形成してなることを特徴とする長刃かみそり用剃刀刃。 - 柄の長手方向一端に連続して延設されたホルダーの内側に、長手方向に著しく長い剃刀刃の刃体峰縁を配設し、剃刀刃の刃先が前記ホルダー下端開口より外方に突出させて剃刀刃を取り付け、前記剃刀刃は小刃先先端縁と隣り合う側端縁との間に切欠き部を夫々有してなる長刃かみそり用剃刀刃において、
前記剃刀刃の両端には、表面に耐水性、耐腐食性、耐薬品性、防錆性を有し且つ摩擦係数の小さい物質よりなる層を表面に被着形成した金属テープを、小刃先先端縁に対して90度の角度を有し、切欠き部内端部を含む小刃先先端縁を被覆すると共に剃刀刃の正背面に亘って剃刀刃に剥離不可能に取り付け、前記金属テープは幅が2mmで、肉厚が0.08から0.12mmの幅狭な細帯状に形成されてなることを特徴とする長刃かみそり用剃刀刃。 - 上記耐水性、耐腐食性、耐薬品性、防錆性を有し且つ摩擦係数の小さい物質が、フッ素樹脂であることを特徴とする請求項1又は2に記載の長刃かみそり用剃刀刃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006008395U JP3127778U (ja) | 2006-09-14 | 2006-09-14 | 長刃かみそり用剃刀刃 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006008395U JP3127778U (ja) | 2006-09-14 | 2006-09-14 | 長刃かみそり用剃刀刃 |
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JP3127778U true JP3127778U (ja) | 2006-12-14 |
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Family Applications (1)
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2006
- 2006-09-14 JP JP2006008395U patent/JP3127778U/ja not_active Expired - Fee Related
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