JP3126674U - Chuck device - Google Patents
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Abstract
【課題】ランニングコストを低く抑えつつ、傷つけることなくワークを搬送することができ、安全性の面でも優れたチャック装置を提供すること。
【解決手段】ワークWを掴むチャック爪1と、前記チャック爪1の駆動手段であり前記チャック爪1がクランプ状態になると脱調するシンクロナスモータ2とを備えた。
【選択図】図1To provide a chuck device that can transport a workpiece without damaging it while keeping running costs low, and is excellent in safety.
A chuck claw 1 for gripping a workpiece W and a synchronous motor 2 which is a driving means for the chuck claw 1 and which steps out when the chuck claw 1 is in a clamped state.
[Selection] Figure 1
Description
本考案は、例えば工場内に点在配置されている各種工作機械等の加工ステーション間にわたって、例えばエンジン(シリンダブロック)等の工作物などのワークを搬送するワーク搬送装置において用いられるチャック装置に関する。 The present invention relates to a chuck device used in a work transfer device that transfers a work such as a work such as an engine (cylinder block) across processing stations such as various machine tools disposed in a factory.
例えばエンジン等のワークを工場内に点在配置されている各種の加工装置間にわたって搬送するために、従来より種々のワーク搬送装置が用いられている。その一例を図7に示す。 For example, in order to transport a workpiece such as an engine between various processing devices that are scattered in a factory, various workpiece transfer devices have been used. An example is shown in FIG.
この図に示すワーク搬送装置は、直線状または曲線状の走行レール51と、この走行レール51上を移動するローダ部52とを備え、このローダ部52は、搬送対象のワークWを把持するチャック装置53と、このチャック装置53を上下移動させる昇降部54と、走行レール51上を移動するための走行車輪および駆動車輪(図示していない)とを有している。
The workpiece conveying apparatus shown in this figure includes a linear or
上記ワーク搬送装置では、前記ローダ部52は走行レール51上を移動し、この走行レール51に沿って配置された加工機M1と対応する所定位置に停止する。この所定位置に停止したローダ部52は、昇降部54によってチャック装置53を下降させ、チャック装置53から加工機M1へのワークWの移載および/または加工機M1からチャック装置53へのワークWの移載が行われる。そして、上記操作は、ローダ部52が加工機M2,M3に対応する所定位置に順次停止した際にも同様に行われる。
In the workpiece transfer device, the
ところで、上記ワーク搬送装置に用いられるチャック装置53では、図7に示すように、チャック爪55がワークWをクランプする状態(クランプ状態)とクランプしない状態(アンクランプ状態)とに切り換わり、この切り換えには動力としてエアシリンダ56が用いられている。
By the way, in the
そのため、前記クランプ状態を保持するためには、シリンダ56にエアを供給し続けなければならず、動力伝達機構に絶えず駆動力を供給することになるためそれだけランニングコストが上昇し、また、上記クランプ状態でシリンダ56にエアが供給され続けると、必要なクランプ力以上の力がチャック爪55に付与される結果、チャック爪55がワークWの表面等を傷つけてしまうという問題がある。
Therefore, in order to maintain the clamped state, air must be continuously supplied to the
さらに、前記チャック爪55がクランプ状態である場合に、例えば異常の発生等に伴ってワーク搬送装置が非常停止し、シリンダ56へのエアの供給が遮断されてしまうと、チャック爪55が開いてしまいワークWがハンド部53から落下してしまう。そして、ワークWが加工機M上に落下すると加工機Mが壊れライン停止等することが考えられ、作業者の頭上に落下すると重大事故となるおそれがある。
Further, when the
この考案は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、ランニングコストを低く抑えつつ、傷つけることなくワークを搬送することができ、安全性の面でも優れたチャック装置を提供することである。 This invention has been made in consideration of the above-mentioned matters, and its purpose is to provide a chuck device that can transport a workpiece without damaging it while keeping running costs low, and is excellent in terms of safety. It is.
上記目的を達成するために、本考案のチャック装置は、ワークを掴むチャック爪と、前記チャック爪の駆動手段であり前記チャック爪がクランプ状態になると脱調するシンクロナスモータとを備えたことを特徴としている(請求項1)。 In order to achieve the above object, the chuck device of the present invention comprises a chuck claw for gripping a workpiece, and a synchronous motor that is a driving means for the chuck claw and that steps out when the chuck claw is in a clamped state. It is characterized (claim 1).
上記チャック装置において、前記シンクロナスモータの回転部の一方向の回転に伴ってチャック爪が閉じて前記クランプ状態になると共に、回転部の他方向の回転に伴ってチャック爪が開き、前記クランプ状態が解除されるように前記回転部と前記チャック爪とを連結してあることが好ましい(請求項2)。 In the chuck device, the chuck pawl closes in one direction with the rotation of the rotating portion of the synchronous motor and enters the clamp state, and the chuck pawl opens with the rotation in the other direction of the rotating portion, and the clamp state It is preferable that the rotating part and the chuck claw are connected so that the is released.
請求項1、2に係る本考案では、ランニングコストを低く抑えつつ、傷つけることなくワークを搬送することができ、安全性の面でも優れたチャック装置が得られる。すなわち、請求項1、2に係る考案では、設定トルク以上の力がかかると脱調して軸が停止するという特徴を有するシンクロナスモータをチャック爪の動力として用いたことにより、前記クランプ状態となったチャック爪にそれ以上駆動力を供給しなくてもワークのクランプを維持できるため、それだけランニングコストを下げ省エネを図ることができる。
According to the first and second aspects of the present invention, it is possible to convey a workpiece without damaging it while keeping running costs low, and a chuck device that is excellent in terms of safety can be obtained. That is, in the devices according to
また、クランプ状態のチャック爪にクランプに必要な力のみが供給され不必要にそれよりも大きな力が供給され続けるということがないので、クランプしたワークをチャック爪が傷つけるということがなく、ワークの良好な搬送を実現することができる。 In addition, since only the force necessary for clamping is supplied to the clamped chuck claw and a force larger than that is not continuously applied unnecessarily, the clamp claw is not damaged by the chuck claw, Good conveyance can be realized.
さらに、チャック爪が上記クランプ状態となったときに、メカロック機能が発揮されるようなリジッド構造(チャック爪がその状態で動かなくなる構造)を有しているので、ワークをチャック爪がクランプしたときにシンクロナスモータの電源を遮断することができるうえ、何かのトラブルや異常等により例えばチャック装置を搭載したワーク搬送装置が非常停止され、シンクロナスモータの電源が遮断されたとしても、上記メカロック機能の発揮によりチャック爪は開くことがなく、ワークが落下してしまい重大な事故や深刻な人災が生じるということもなく、安全性の面で向上を図ることができる。 In addition, when the chuck claw is clamped, it has a rigid structure that allows the mechanical lock function to be exerted (the chuck claw stops moving in that state). In addition, the mechanical lock can be turned off even if the work transfer device equipped with the chuck device is stopped due to some trouble or abnormality and the power supply to the synchronous motor is cut off. The chuck pawls do not open due to the function, and the work can be dropped and no serious accidents or serious man-made disasters can occur, and safety can be improved.
図1は、本考案の一実施の形態に係るチャック装置を搭載したワーク搬送装置の要部の構成を概略的に示す説明図、図2は、前記ワーク搬送装置の要部の構成を概略的に示す部分透視側面図、図3(A)および(B)は、図2に示すワーク搬送装置を図2の左側および右側からみた場合のワーク搬送装置の要部の構成を概略的に示す説明図、図4は、前記ワーク搬送装置の作動を概略的に示す説明図、図5および図6は、アンクランプ状態およびクランプ状態のワーク搬送装置の構成を概略的に示す説明図である。 FIG. 1 is an explanatory view schematically showing the configuration of a main part of a work transfer device equipped with a chuck device according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a schematic view of the configuration of the main part of the work transfer device. FIGS. 3A and 3B are schematic perspective views of the main part of the work transfer apparatus when the work transfer apparatus shown in FIG. 2 is viewed from the left and right sides of FIG. FIGS. 4 and 4 are explanatory views schematically showing the operation of the workpiece transfer device, and FIGS. 5 and 6 are explanatory views schematically showing the configuration of the workpiece transfer device in an unclamped state and a clamped state.
この実施形態のワーク搬送装置は、図7に示すワーク搬送装置と比べて、チャック装置の構成(チャック爪55の構成およびその動力)が異なるのみであり、他の構成は同様である。従って、以下には、この実施形態のチャック装置のチャック爪1と、このチャック爪1の駆動手段であり前記チャック爪1がクランプ状態になると脱調するシンクロナスモータ(同期モータ、低推力モータ)2とについて述べる。
The workpiece transfer apparatus of this embodiment is different from the workpiece transfer apparatus shown in FIG. 7 only in the configuration of the chuck device (the configuration of the
前記チャック爪1は図1に示すように二つ設けられており、各チャック爪1は、図5に示すようにワークWを掴んでいないアンクランプ状態と、図6に示すワークWを掴むクランプ状態とに切り換わるように構成されている。
Two
一方、チャック装置本体Cに格納された前記シンクロナスモータ2は、図1、図2、図4〜図6に示すように、軸Xを中心に回転する回転部3に突設された二つの突出部4を有し、各突出部4にはベアリング5(図2参照)を介して連結体6が連結されている。そして、各連結体6は、チャック爪1の二つのアーム7の後端部8に連結されており、各アーム7は、軸Yを中心に回動するように構成されている。すなわち、前記シンクロナスモータ2の回転部3の一方向(図1において反時計まわり方向)の回転に伴ってチャック爪1が閉じて前記クランプ状態になると共に、回転部3の他方向(図1において時計まわり方向)の回転に伴ってチャック爪1が開き、前記クランプ状態が解除されるように前記回転部3と前記チャック爪1とを連結してある。
On the other hand, the
上記の構成からなるチャック装置では、ワークWを掴んでいないアンクランプ状態では、図5に示すように、チャック爪1を構成する二つのアーム7の先端部9が互いに離れた状態となっている。
In the chuck device having the above configuration, in the unclamped state where the workpiece W is not gripped, as shown in FIG. 5, the
そして、シンクロナスモータ2の駆動により回転部3が一方向(図1において反時計まわり方向)に回転すると、回転部3の突出部4に連結体6を介して後端部8が連結された各アーム7が互いに離れる方向に移動し、これに伴って各アーム7は軸Yを中心に回動して各アーム7の先端部9は互いに近づき、図6に示すように、チャック爪1を構成する二つのアーム7の先端部9によりワークWを把持可能なクランプ状態となる。
When the rotating
その後、さらに回転部3が一方向に回転しようとしても、各アーム7はそれ以上回動せず、シンクロナスモータ2に設定トルクよりも大きなトルクがかかることになり、この場合、シンクロナスモータ2は脱調(同期外れ)し、チャック爪1はクランプ状態で停止することになる。そして、本実施形態では、クランプ状態のチャック爪1がリジッド構造(その状態から動かない構造)になるように構成してあるので、上記のように脱調したチャック爪1に対していわばメカロック機能が作用し、シンクロナスモータ2による駆動力の供給が遮断されてもチャック爪1は開くことがなく、クランプ状態のチャック爪1によって保持されたワークWが落下することは確実に防止される。
Thereafter, even if the rotating
逆に、チャック装置が図6に示すクランプ状態であるときに、シンクロナスモータ2の駆動により回転部3を他方向(図1において時計まわり方向)に回転させると、回転部3の突出部4に連結体6を介して後端部8が連結された各アーム7が互いに近づく方向に移動し、これに伴って各アーム7は軸Yを中心に回動して各アーム7の先端部9は互いに遠ざかり、図5に示すように、前記クランプ状態が解除されることになる。
On the other hand, when the
その後、さらに回転部3が他方向に回転しようとしても、各アーム7はそれ以上回動せず、シンクロナスモータ2に設定トルクよりも大きなトルクがかかることになり、この場合、シンクロナスモータ2は脱調(同期外れ)し、チャック爪1はアンクランプ状態で停止することになる。
Thereafter, even if the
上記の構成からなるチャック装置では、設定トルク以上の力がかかると脱調して軸が停止するという特徴を有するシンクロナスモータ2をチャック爪1の動力として用いたことにより、前記クランプ状態となったチャック爪1にそれ以上駆動力を供給しなくてもワークWのクランプを維持できるため、それだけランニングコストを下げることができるというメリットがある。
In the chuck device having the above-described configuration, the
また、クランプ状態のチャック爪1にクランプに必要な力のみが供給され不必要にそれよりも大きな力が供給され続けるということがないので、クランプしたワークWをチャック爪1が傷つけるということがなく、ワークWの良好な搬送を実現することができる。
In addition, since only the force necessary for clamping is not supplied to the clamped
さらに、チャック爪1が上記クランプ状態となったときに、メカロック機能が発揮されるようなリジッド構造(チャック爪1がその状態で動かなくなる構造)を採用してあることから、ワークWをチャック爪1がクランプしたときにシンクロナスモータ2の電源を遮断することができるうえ、何かのトラブルや異常等によりワーク搬送装置を非常停止し、シンクロナスモータ2の電源が遮断されたとしても、上記メカロック機能の発揮によりチャック爪1は開くことがなく、ワークWが落下してしまい重大な事故や深刻な人災が生じるということもなく、安全性の面で向上を図ることができる。
Further, since the rigid structure (structure in which the
なお、上記実施の形態では、チャック爪1を構成する二つのアーム7のそれぞれの後端部8を回転部3に連結体6を介して連結してあるが、連結体6を介さずに直接連結してもよく、また、アーム7のいずれか一方のみを回転部3に連結してもよい。
In the above embodiment, the
また、チャック爪1を二つ設けているが、これに限らず、チャック爪1は一つのみでも三つ以上であってもよい。
Further, although two
1 チャック爪
2 シンクロナスモータ
W ワーク
1
Claims (2)
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