JP3124915U

JP3124915U - 携帯電話用保護ケース

Info

Publication number: JP3124915U
Application number: JP2006004884U
Authority: JP
Inventors: 世陽 ▲せん▼
Original assignee: 世陽 ▲せん▼
Priority date: 2006-06-21
Filing date: 2006-06-21
Publication date: 2006-08-31
Anticipated expiration: 2016-06-21

Abstract

【課題】セラミック製ケースの破損しやすい欠点に鑑み、補強層を付加した携帯電話用保護ケースを提供する。
【解決手段】セラミック製の本体１０及び補強層１２を含む携帯電話用保護ケースであって、セラミック製ケースが外力に耐えられるよう該ケースの強度を増すために、補強層をケースの裏側に貼り付け、セラミック製の破損しやすい欠点を補い、実用性を高めるものである。
【選択図】図１

Description

本考案は、特にケースの裏側に補強層を貼り付けることによりケースの強度を増し、外力を加えても、破損しにくい携帯電話用保護ケースに関する。

現在、多くのユーザーは、その便利性と機動性により、携帯電話を生活の必需品と見なし、ほぼ1人1台持っている時代となった。このような携帯電話は、機能を更新或いは拡充するなど、流行やユーザーの好みに合わせて、外観的にも新しい製品が絶えず販売されているのが現状である。

従来の携帯電話のケースは、殆どプラスティックや金属で作られ、様々な形状や色彩の携帯電話をユーザーに提供している。しかしながら、プラスティックで作られたケースは、材料の硬度が低いため、使用する際にケースに傷がつき易く、長期間使用すると、見た目も汚くなる。同じく金属材料のケースは、表面に塗装が施されているため、使用していくうちに塗装が剥げてくるのが欠点である。

携帯電話のケースの材料としてセラミックを使用すると、使用時にできる傷を防ぐことはできるが、携帯電話のケースとして薄く仕上げた場合には、外力が加わった際に破損し易く、実用的ではないため、セラミック製の材料が携帯電話のケースに用いられていないのが実情である。

本考案は上述した点に鑑みてなされたもので、セラミックを材料として使用時に傷が生じることがなく、しかも外力が加わっても破損し難くした携帯電話用保護ケースを提供することを目的とする。

すなわち、本考案の主な目的は、携帯電話を保護する補強層付きセラミック製のケース及び、ケースの強度を増すために該ケースの裏側貼り付けた補強層を備えたケースを提供することにある。このようにすればセラミック製のケースに例え外力が加えられたとしても、簡単に破損する欠点を補い、製品の実用性を高める。

前記目的を達成するため本考案の一態様による携帯電話用保護ケースは、強度を有する補強層付きセラミック製ケース内に補強層を配設し、この補強層の一例としては、金属の材質を使用して、接着剤を用いてケースの裏側に貼り付けられる。また、前記補強層の上部に嵌合部を設けて、携帯電話本体と嵌まるようにしてある。上述の嵌合部としての形状、材料は、穴や弾性フックなどであり、本考案の範囲を制限するものではない。

本考案の携帯電話用保護ケースの中にある補強層の他の例としては、ケースの裏側に合わせて射出成型したプラスティックの材質を使用することもできる。この補強層には、嵌合部を設け、携帯電話本体と嵌まるようにする。上述の嵌合部に用いる形状、材料は穴や弾性フックなどであり、本考案の範囲を制限するものではない。

本考案の携帯電話用保護ケースは、セラミックを材料として使用時に傷が生じることがなく、しかも外力が加わっても破損し難く、実用的である。

以下、図面を参照して考案の実施例を説明する。

第1〜第3図に示すように、本考案の実施例の携帯電話用保護ケースは、セラミックケース(11)及び補強層(12)を含む携帯電話を保護する補強層付きセラミックケースである。前記補強層(12)は、セラミックケース(11)の裏側に貼り付け、セラミックケース(11)の強度を増すようになっている。そのため、前記セラミックケース(11)は、外力が加わっても、ケース(11)が破損することがなく、製品の実用性を高めている。

本考案の携帯電話用保護ケースは、携帯電話の全体をカバーするもの、或いは携帯電話の一部をカバーするものの何れでも良く、本考案では何らの制限はしていない。

前記セラミックケース(11)は、酸化ジルコニウムなど、精密なセラミック材料で作られているが、本考案では使用するセラミック成型原料を制限していない。

本考案の携帯電話用護ケースには、補強層(12)があり、この補強層(12)の一例としては金属プレートを用いてプレス成型して作られている。或いは非金属材料例えば、プラチックで成型し、該補強層(12)を接着剤(13)にてセラミックケース(11)の裏側に固着し、且つ該補強層(12)の上には嵌合部(121)が設けてあり、携帯電話本体(10)の対応する箇所と嵌設するようになっている。上述の嵌合部(12)は、穴、弾性のフックなど種々の形状、材料が用いられ、本考案ではその形状、材料を制限しないものとする。

第4図に示す携帯電話用保護ケースの中にある補強層(12b)の材料は、プラスティックである。成型したセラミックケース(11)を射出型に置き、射出の方法を用いて前記セラミックケース(11)の裏側に補強層(12b)を形成する。且つ、前記補強層(12b)には、嵌合部(121b)を設け、携帯電話本体(10)の対応する箇所と嵌設する。上述の嵌合部(121b)は、穴、弾性のフックなどで、何れでもよく、本考案では制限しないものとする。

本実施例の携帯電話用護ケースは、携帯電話外部の露出面をセラミックケース(11)で構成している。このセラミックケース(11)は、堅固且つ傷つきにくく、色あせない特性があるため、携帯電話の外観を綺麗に保ち、多彩な色彩変化を見せることができる。前記セラミックケース(11)の裏側にしっかりと補強層(12或いは12b)を貼り付けることで、該セラミックケース(11)が使用上更に堅固にでき、外力によって簡単には破損し難くなる。

本考案の携帯電話用保護ケースは、下記の構造と長所を備えている。

補強層(12)がしっかりとセラミックケース(11)の裏側に貼り付けられているため、大幅にセラミックケース(11)の強度を増すことができる。そのため、セラミックケース(11)に外力が加わった時に破損するのを免れることができ、製品の実用性を高めている。

本考案は、携帯電話全体を覆うケース、或いは携帯電話の一部覆うケースのいずれにも構成できる。本考案の形状や構造を、本考案の思想と異ならない範疇で応用をしても良く、本考案では何らの制限をしないものとする。

本考案の一実施例を示す立体分解図である。図1を組み立てた後の立体図である。図2の3-3方向の断面図である。本考案における別の実施例を示す断面図である。

符号の説明

10 携帯電話の本体
11 セラミックケース
12 補強層
12b 補強層
121 嵌合部
121b 嵌合部
13 接着剤

Claims

携帯電話の全体又は一部を覆って保護するケースをセラミックにて形成し、このケースの内側に補強層を貼り付けてセラミックケースを補強したことを特徴とする携帯電話用保護ケース。
前記補強層は、接着剤を用いて、前記セラミックケースの裏側に貼り付けることを特徴とする請求項1記載の携帯電話用保護ケース。
前記補強層は、金属材料にて形成したことを特徴とする請求項１に記載の携帯電話用保護ケース。
前記補強層は、プラスチックにて形成したことを特徴とする請求項１に記載の携帯電話用保護ケース。
前記補強層は、射出の方法を用いて、前記セラミックケースの裏側に一重の補強層を形成することを特徴とする請求項4記載の携帯電話用保護ケース。
前記補強層は嵌合部を有し、携帯電話の本体と嵌合することを特徴とする請求項1記載の携帯電話用保護ケース。
前記嵌合部は、穴であることを特徴とする請求項6記載の携帯電話用保護ケース。
前記嵌合部は、弾性フック部品であることを特徴とする請求項6記載の携帯電話を保護する補強層付きセラミックケース。