JP3124760U - チョコレイト等の製造に用いる二重ホース - Google Patents

Abstract

【課題】本考案は、柔軟性のあるホースを用いて、使いやすく、又、取り外し取り付けが簡単であり、掃除及びメンテナンスが容易である二重ホースを提供する。
【解決手段】固定的な二重管でなく、柔軟性のある二重ホースを用い、着脱自在で、掃除をしばしば行うことができ、メンテナンスが今までのものよりずっと楽になった。取付部はホースの両端にあるが、第１接手、第２接手、第３接手の３つの接手により、特に工具を使わず、人の手により簡単にホースが着脱できる。これにより、衛生さと生産性が向上し、コストダウンにもつながるものである。
【選択図】図１

Description

本考案は、チョコレイト等の製造に用いる二重ホースに関する。

チョコレイトを製造工程内で保温しながら移動するには、今まで、ジャケット配管という鉄製等金属性の二重パイプを用いていた。外側に温水を流し、内側の金属管にチョコレイトを流していた。しかし、金属管は取り外して掃除することが容易でなく、金属管同士が交差しぶつかる時は避けるのが大変でどうしようもなかった。
今までの特許は金属管の二重パイプに関するものが殆んど全てで、柔軟性のある二重ホースのものは全くない。 各社のパンフレット等多数あるが、皆金属管の二重パイプに関するものである。

本考案は、金属管の代わりに柔軟性のあるホースを用い、その二重ホースにより、容易に曲ったりまっすぐになったりして、使いやすく、又、取り外し取り付けが簡単なので、掃除が容易である。掃除が容易なので、各製品の品質の向上にも繋がり、金属管の使いづらさを克服する。メンテナンスが大変楽である。

本考案は、柔軟性のある二重ホースの両端に第１接手、第２接手、第３接手による取付部を形成し、手で、着脱自在であるチョコレイト等の製造に用いる二重ホースに関する。

二重ホースは、脱着が容易であり、しばしば掃除でき、柔軟なので、ホースとホースが交差しぶつかっても何ら問題はない。金属管の場合は、２つの管がぶつかった時はしようがない。ホースは自由に屈曲しメンテナンスが楽であり、脱着は手で行え、特別な工具を使わないので、掃除が簡単に行え楽である。管を使っておくと、雑菌が沸くので、この脱着による掃除が容易であることは本考案の有用な効果である。又、金属管は少量、多様な製品には耐えられず、品種の変化に弱いが、それに反し、本二重ホースは、少量、多品種製造に非常に向いているものである。
ジャケット配管という金属性の配管は固定しているので、品種の異なる幾種もの配管で天井は一杯になり、乱雑になり、その生産性の悪さは大変なものであった。

取付部は、溶接用ヘルール１の内側に３つの接手があり、第１接手２は内ホース接手であり、溶接用ヘルール１に接続し、且つ第２接手に接続し、第２接手３は、中間ホース接手であり、横より見てＬ字状をなし、第１接手に接続し、第３接手に接続する。
第３接手４は、一番内側の接手であり、横に行き、縦に行き、横に行くといった断面を持ち、二重ホースの外側のホース５をしっかり保持する。内側のホース６は、第１接手２に喰い込み、第２接手３に押えられ、第１接手２と第２接手３によりしっかり保持される。

図中７は、温水用ソケットであり、温水はここより入り、外側のホース５と内側のホース６の間を流れる。又、第２接手３の内側のホース６が当る部分は、第１接手も内側にあり、強くプレスにより圧着され、圧着部８を形成し、かしめられ、その密着性が高められ、これにより、内側の材料が混ざり合わない。

この接手類が二重ホースの両端に付き、ホースは完成する。又、９はホースバンドであり、二重ホースを保持する。

本考案は、今までになかった、着脱自在を実現し、容易にはずして、掃除が出来るので、その機能性は絶大であり、又、その容易に曲ることが出来る柔軟性により、使い易さは絶大であり、広く、この技術分野で用いられると思う。

ホースの端部の取付け部分を示す断面図である。 ３つの接手の構成を示す断面図である。 使用の状態を示す斜視図である。

符号の説明

１ 溶接用ヘルール
２ 第１接手
３ 第２接手
４ 第３接手
５ 外側のホース
６ 内側のホース
７ 温水用ソケット
８ 圧接部
９ ホースバンド

Claims (1)

1. 柔軟性のある二重ホースの両端に第１接手、第２接手、第３接手による取付部を形成し、手で着脱自在であるチョコレイト等の製造に用いる二重ホース。

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