JP3124340U - 採便容器 - Google Patents

採便容器 Download PDF

Info

Publication number
JP3124340U
JP3124340U JP2006003204U JP2006003204U JP3124340U JP 3124340 U JP3124340 U JP 3124340U JP 2006003204 U JP2006003204 U JP 2006003204U JP 2006003204 U JP2006003204 U JP 2006003204U JP 3124340 U JP3124340 U JP 3124340U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stool collection
stool
collection container
lid
container according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2006003204U
Other languages
English (en)
Inventor
役男 佐藤
Original Assignee
有限会社佐藤化成工業所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社佐藤化成工業所 filed Critical 有限会社佐藤化成工業所
Priority to JP2006003204U priority Critical patent/JP3124340U/ja
Priority to JP2006003681U priority patent/JP3123502U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3124340U publication Critical patent/JP3124340U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

【課題】 肛門内に直に挿入し廻してから抜き出すことにより採便する採便容器を提供する。
【解決手段】 肛門内に直に挿入し廻してから抜き出す採便棒が蓋体の内側に閉蓋時には容器本体内に収容された状態になるようにして設けられ、採便棒の先端寄り個所の周壁面にはその肛門内への挿入・抜出操作により糞便を収容しうる採便凹部が設けられ、この採便凹部の底壁面、横壁面の両方若しくは一方は粗面にされ、採便凹部の複数個が周方向に等間隔で設けられ、採便凹部の開口の形状が軸方向に長い形にされ、横壁面が深さ方向に向かうに従い縮径されて傾斜面にされていることを特徴とするものであり、熱による減容性にすぐれた樹脂により構成されているものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、肛門内に直に挿入し廻してから抜き出すことにより採便する採便容器に関する。
従前、この種の、肛門内に直に挿入し廻してから抜き出すことにより採便する採便容器(特許文献1参照)は、その採便凹部の壁面が滑らかに構成されていて糞便が充分に付着しない、特に軟便の場合における付着が充分にならないことが生じやすく、再度試みざるを得ない状況になることが比較的多くあった。そのために、採便する医師、看護婦も採便される側の患者も体力的負担および視覚、嗅覚に感じる不快感等苦痛を長い時間強いられることになる。
また、医師、看護婦等の使用者が患者の肛門に挿入して使用する際には、患者の肛門内に挿入し過ぎることにより患者に苦痛を与える場合も少なくなかった。
患者に苦痛を与えることなく、また傷つけることなく、適切に肛門内に挿入して必要量の糞便を採取するためには、医師、看護婦の経験や技能に負うところが大きく、医師等が糞便採取作業に慣れるまでには時間を要するものであった。
したがって、上記のような状況を回避することは、非常に大事であり、待望されていた。
そこで、本考案者は、試行錯誤の結果、有効に回避できる手段を案出し、さらにその他の工夫を施して本考案を提供する。
登録実用新案3046694号公報
本考案は、前記のような問題点を解消できる新規の採便容器を提供することを課題とする。
上記の課題を達成するために、請求項1に係る採便容器は、肛門内に直に挿入し廻してから抜き出す採便棒が蓋体の内側に閉蓋時には容器本体内に収容された状態になるようにして設けられ、採便棒の先端寄り個所の周壁面にはその肛門内への挿入・抜出操作により糞便を収容しうる採便凹部が設けられ、この採便凹部の底壁面、横壁面の両方若しくは一方は粗面にされていることを特徴とする。
したがって、蓋体をツマミとして利用して、採便棒を肛門内に直に挿入し廻してから抜き出すことにより採便凹部内に糞便を収容し採取できる。この場合、当該採便凹部の底壁面、横壁面の両方若しくは一方は粗面にされているので、当該粗面の凹凸により採便凹部の壁面と糞便との接触面積が増量されるから糞便が付着しやすくなり、結果として、採便凹部内には効率よく糞便の収容ができる。
請求項2に係る採便容器は、採便凹部の複数個が周方向に一定の間隔で設けられていることを特徴とするので、請求項1に係る採便容器の効果に加え、より効率よく糞便の収容ができる。
請求項3に係る採便容器は、採便凹部の開口の形状が軸方向に長い形にされ、横壁面が深さ方向に向かうに従って縮径されて傾斜面にされていることを特徴とするので、請求項1又は2に係る採便容器の効果に加え、採便凹部内には効率よく糞便の誘導ができ、少ない採便棒の廻し操作で採便凹部内には能率よく糞便の収容ができ、採便作業の時短ができる。
請求項4に係る採便容器は、前記粗面は、多数個の突起、多数個の凹み、多数本の突条、多数本の凹条のうちの一つ若しくは二つ以上の組み合わせにより形成されていることを特徴とするので、請求項1〜3いずれか一つの請求項記載の採便容器と同様の効果を得ることができる。
請求項5に係る採便容器は、採便棒の周壁面には肛門への挿入可能な深さを示す目印が設けられたことを特徴とするので、請求項1〜4いずれか一つの請求項記載の採便容器の効果に加え、患者に苦痛を与えることなく、また傷つけることなく、適切に肛門内に挿入して必要量の糞便を採取する作業を失敗することなく効率よくできるのみならず医師、看護婦等が糞便採取作業に慣れるまでの時間を短縮できる。
請求項6に係る採便容器は、請求項1〜5いずれか一つの請求項記載の採便容器であって、容器本体、蓋体、採便棒のうちの1つ以上がポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等の加熱による減容率が高い樹脂により成形されているので、その用済み後には、オートクレーブ殺菌(高温高圧殺菌)等により、その体積をほぼ半分〜3分の1の嵩張らない状態にすることが可能になるから、廃棄品の軽量化、廃棄の容易化、焼却の容易化、廃棄焼却のための経費節減ができる。
請求項7に係る採便容器は、請求項1〜6いずれか一つの請求項記載の採便容器であって、容器本体が生理食塩水等の滅菌剤入りにされていることを特徴とするので、この生理食塩水等の滅菌剤入り採便容器によれば、先ず蓋体を外し、当該蓋体をツマミとして利用して採便棒を肛門内に直に挿入し廻してから抜き出すことにより採便凹部内に糞便を収容し採取できる。この場合、蓋体を外す前の生理食塩水等滅菌剤入り採便容器内では肛門内挿入用の採便棒が完全に滅菌されているから極めて安全に採便できる。
請求項8に係る採便容器は、請求項1〜7いずれか一つの請求項記載の採便容器であって、容器本体がアルカリペプトン等の前増菌用培地入りにされていることを特徴とするので、上記の生理食塩水等滅菌剤入り採便容器から外した滅菌済み状態の採便棒を使用する必要がある検疫所等におけるコレラ菌検査、腸炎ビブリオ検査等の検査作業(以下、特定検査作業という)、具体的には理食塩水等滅菌剤入り採便容器から外した滅菌済み状態の採便棒をそのまま肛門に挿入して採便することで糞便(検体)付き蓋体を得ると共にアルカリペプトン等の前増菌用培地入り採便容器の蓋体を外してからその代わりに上記の糞便付き蓋体を嵌め閉めて着け替え、そのまま中の前増菌用培地により所定の培養を行うというような特定検査作業に好適に使用しうる形態すなわち、生理食塩水等の滅菌剤入り採便容器とアルカリペプトン等の前増菌用培地入り採便容器とをワンセットにした形態で提供することが可能になるから、結果として特定検査作業に好適な使い勝手のよい製品を容易に提供できるメリットがある。
請求項9に係る採便容器は、請求項1〜8いずれか一つの請求項記載の採便容器であって、閉蓋時に容器本体の開口縁面に圧接して密封機能を果たすパッキンが蓋体の内面に固定されていることを特徴とするので、採便後の容器内から菌や液が漏出することを防止できる。
請求項10に係る採便容器は、請求項9記載の採便容器であって、パッキンが間口の狭い凹溝に嵌着されていることを特徴とするので、採便後の容器内から菌や液が漏出することをより確実に防止できる。
本考案に係る採便容器によれば、採便凹部内には効率よく糞便の収容ができ、採便作業の時短ができる。しかも、医師、看護婦等が適切に肛門内に挿入して必要量の糞便を採取する作業を失敗することなく能率よくできるのみならず医師、看護婦等が糞便採取作業に慣れるまでの時間を短縮できる。さらに用済み後にはオートクレーブ殺菌(高温高圧殺菌)等により、その体積を嵩張らない減容状態にすることができ、廃棄品の軽量化、廃棄の容易化、焼却の容易化、廃棄焼却のための経費節減ができる。また、滅菌された採便棒により常に安全に採便することができる。特定検査作業に好適な使い勝手のよい製品を容易に提供できると共に採便後の培養中容器内から菌や液が漏出することを防止でき、安全性の確保に好適のものである。
図1〜図8は、本考案の実施の形態に係る採便容器を上記特定検査作業に適用できるようにした採便用具1を示すものであり、図1は滅菌専用採便容器を示す正面側から見た拡大部位付きの断面図であり、図2は同じく側面側から見た断面図であり、図3は図2AーA線に沿う個所の切断拡大図であり、図4は採便済みの状態すなわち培養中の上体を示す正面側から見た拡大図付きの断面図であり、図5は本考案の実施の形態を示す全体の正面図であり、図6は図5B−B線に沿う断面図であり、図7は図5C−C線に沿う断面図であり、図8は図5D−D線に沿う断面図である。
この採便容具1は、有底筒状の第一容器本体2および当該第一容器本体2の開口に螺合により着脱自在にされた白色のツマミ兼用第一蓋体3ならびに当該ツマミ兼用第一蓋体3の内面に基端が着脱不能に固定され先端寄り個所に採便凹部4が設けられた採便棒5より構成されると共に上記第一容器本体2内に生理食塩水6が収容された滅菌専用採便容器7と、有底筒状の第二容器本体8および当該第二容器本体8の開口に螺合により着脱自在にされた黄色の第二蓋体9より構成されると共に上記第二容器本体8内にアルカリペプトン水10が収容された培養専用採便容器11と、境界部12により区画された一対の収容部13a、13bを有する開閉ファスナー14付きの透明合成樹脂袋15と、により構成されており、当該合成樹脂袋15の一方の収容部13aには上記滅菌専用採便容器7が封入しされ他方の収容部13bには上記培養専用採便容器11が封入されて上記特定検査作業に適用できるように構成されている。白、黄の色分は、誤認使用の防止等に有効である。
上記の特定検査作業に適用できるように構成された採便用具1は、合成樹脂袋15から滅菌専用採便容器7および培養専用採便容器11を取り出し、当該取り出した滅菌専用採便容器7のツマミ兼用第一蓋体3を外しこれを使用してその採便凹部4に糞便(検体)を付着させたのち当該糞便付きツマミ兼用第一蓋体3を上記取り出した培養専用採便容器11の第二蓋体9と付け替えて糞便付着状態の採便凹部4をアルカリペプトン水10に浸漬させ、当該アルカリペプトン水10により培養(前増菌培養)するようにされている。
そして、用済みの上記生理食塩水6入り滅菌専用採便容器7は、第二蓋体9により閉蓋した状態にして廃棄する。この場合、生理食塩水6を捨ててから閉蓋することが望ましい。また、合成樹脂袋15は、廃棄するか、検体付きツマミ兼用第一蓋体3で閉蓋された培養専用採便容器11を検疫所等へ移動する際に保護袋として使用することができる。この場合、滅菌専用採便容器7を収納に使用していた部分を巻き付けることが可能であるから大きな保護力を得ることができ、検疫所までの移動には有効である。採便凹部4は、定量を採取できるようにしてある。アルカリペプトン等の前増菌用培地を寒天等による直接培養(本培地)にして実施してもよく、本考案に含むものである。
なお、第一容器本体2の開口に対するツマミ兼用第一蓋体3の着脱部17と第二容器本体8の開口に対するツマミ兼用第二蓋体9の着脱部18は、液漏れを起すことがない同じ規格の雄ネジ19a、19bおよび雌ネジ20a、20bにより構成されている。
また、ツマミ兼用第一蓋体2およびツマミ兼用第二蓋体9の内側には、第一容器本体2および第二容器本体8の開口縁面に圧接して密封機能を果たすパッキン21が設けられている。当該パッキン21は突条22により狭い間口にされた凹溝23に抜出不能に嵌着されている。
また、採便凹部4の底壁面4aおよび横壁面4bは、粗面25にしてあり、採取機能/接触機能を効果的に達成できるようにしてある。したがって、採便凹部4の壁面は、その表面積が粗面25により増大され且つ引掛り力が強くされて糞便26の付着力が顕著に高められる。このような粗面25は、例えば、多数個の突起、多数個の凹み、多数本の突条、多数本の凹条のうちの一つ若しくは二つ以上の組み合わせにより形成されていることが望ましく、本考案はこれを構成要件としてあるものである。
さらに、上記採便棒5の周壁面には、肛門に挿入した場合に肛門内を傷つけることなく、また被験者に苦痛を与えることなく使用しうるように、挿入に最適な深さを示す目印としての線5aが設けられている。この目印の線5aは、上記採便棒5の周面全域に形成されている。この線5aは、本実施の形態にあっては、採便棒5の周面に突条を一体に設けることにより形成されているが、例えば、浅い溝を刻設することにより形成してもよく、又は人には有害ではない塗料で描き設ける等して形成してもよい。
また、採便凹部4の開口の形状は、図では軸方向に長い略長円状の形にされ、横壁面4bが深さ方向に向かうに従い縮径されることにより傾斜面にされているが、この採便凹部4は、上記採便作業の場合に糞便を効率よく収容できるものであればよいものであり、他の形状等構成で実施することは可能である。
また、第一容器本体2および第二容器本体8は、透明ないしは半透明な材料から構成されることが好ましい。より具体的には、樹脂(例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ポリオレフィン樹脂)等の有機材料を用いて形成することができる。特に加熱による減容率が高い樹脂を使用することが望ましく、上記の廃棄品の軽量化、廃棄の容易化、焼却の容易化、廃棄焼却のための経費節減に有効である。
また、ツマミ兼用第一蓋体3および第二蓋体9並びに採便棒5を構成する材料は、容器を構成する材料と同じものにより構成することができる。第一容器本体2および第二容器本体8の破損の可能性を低くして、しかも当該第一容器本体2および第二容器本体8との密着性を高める点から、容器より軟らかい材料で構成されていることが好ましい。より具体的には、第一容器本体2および第二容器本体8がPET、PEN、PP等の硬質樹脂から構成されている場合、第一蓋体3および第二蓋体9は、ポリオレフィン等の軟質プラスチックないしは軟質樹脂(弾性体ないしエラストマーを包含する趣旨で用いる)から構成することができるし、好ましい場合もある。第一蓋体3および第一蓋体9は、上記では第一容器本体2および第二容器本体8にネジ式で留める形式にしてあるが、バヨネット式若しくは他の液漏れしない形式で留めるものであってもよい。
なお、使用直前までは(少なくともその内部は)実質的に無菌状態であることが好ましい。無菌状態にする際には、公知の物理的手段(例えば、紫外線、γ線等の電磁波照射による滅菌)、および/又は化学的手段(例えば、エチレンキサイド等のガスによる滅菌)が特に制限なく使用可能である。このように第一容器本体2の内部を上記の物理的手段もしくは化学的手段により完全無菌の状態にすることで足りるのであれば、滅菌専用採便容器7内に生理食塩水6等滅菌剤を封入せずに実施することができる。この実施は本考案に含むものとする。また、本考案の採便用具は、製造後に、上記の物理的手段もしくは化学的手段により無菌状態にして提供することができる。
また、本考案において培地は、所望の検出対象菌(例えば、腸炎ビブリオ、食中毒菌、耐性菌など)の培養が可能である限り、種類、組成等は特に制限されず、公知の液状培地、寒天培地、乾燥培地、粉末培地等あるいはその改良培地を使用でき、さらには適宜改変して使用しやすいようにしたものも使用できる。
本考案において採便棒5の先端寄り部分に設けた採便凹部4は、直接に菌(糞便)を採取し、採取した後は第二容器本体8内に他の汚染を受けること無く収容可能であり、且つ菌培養時には培地と実質的に十分接触して当該採取した菌の培養に好適な条件を提供する機能を有する粗面25を備えた部分である。このような採取機能および接触機能が実質的に達成される限り、その構造は限定されず如何なる構造であることもできる。また、先端に採便凹部4を設けた採便棒5の材質、長さ、形状等は、特に制限されない。
上記では滅菌専用採便容器7と培養専用採便容器11とをセットにした採便用具1について主に説明してあるが、滅菌専用採便容器7を採便のみの用途に使用しうる単独の状態で提供することができる。この場合、生理食塩水入り、γ線照射等の滅菌済み形態で提供することが望ましい。使用直前に殺菌処理を施して使用する形式で提供することも可能である。
この単独形式の滅菌専用採便容器7は、第一蓋体3を外し採便棒5を利用して糞便を採取し、当該糞便を他の適当な容器に移して速やかに検査に廻す等の検便に使用できる。容器に移し後にはオートクレーブ殺菌(高温高圧殺菌)等により殺菌して廃棄される。
滅菌専用採便容器を示す正面側から見た拡大部付きの断面図である。 同じく側面側から見た断面図である。 図2AーA線に沿う切断拡大図である。 採便済みの状態を示す正面側から見た断面図である。 本考案の実施の形態を示す全体の正面図である。 図5B−B線に沿う断面図である。 図5C−C線に沿う断面図である。 図5D−D線に沿う断面図である。
符号の説明
1 採便容具
2 第一容器本体
3 第一蓋体
4 採便凹部
4a 底壁面
4b 横壁面
5 採便棒
5a 目印線
6 生理食塩水
7 滅菌専用採便容器
8 第二容器本体
9 第二蓋体
10 アルカリペプトン水
11 培養専用採便容器
12 境界部
13a、13b 収容部
14 開閉ファスナー
15 合成樹脂袋
17 着脱部
18 着脱部
19a,19b 雄ネジ
20a,20b 雌ネジ
21 パッキン
22 突条
23 凹溝
25 粗面
26 糞便

Claims (10)

  1. 肛門内に直に挿入し廻してから抜き出す採便棒が蓋体の内側に閉蓋時には容器本体内に収容された状態になるようにして設けられ、採便棒の先端寄り個所の周壁面にはその肛門内への挿入・抜出操作により糞便を収容しうる採便凹部が設けられ、この採便凹部の底壁面、横壁面の両方若しくは一方は粗面にされていることを特徴とする採便容器。
  2. 請求項1記載の採便容器であって、採便凹部の複数個が周方向に一定間隔で設けられていることを特徴とする採便容器。
  3. 請求項1又は2記載の採便容器であって、採便凹部の開口の形状が軸方向に長い形にされ、横壁面が深さ方向に向かうに従い縮径されて傾斜面にされていることを特徴とする採便容器。
  4. 請求項1〜3いずれか一つの請求項記載の採便容器であって、前記粗面は、多数個の突起、多数個の凹み、多数本の突条、多数本の凹条のうちの一つ若しくは二つ以上の組み合わせにより形成されていることを特徴とする採便容器。
  5. 請求項1〜4いずれか一つの請求項記載の採便容器であって、採便棒の周壁面には肛門への挿入可能な深さを示す目印が設けられていることを特徴とする採便容器。
  6. 請求項1〜5いずれか一つの請求項記載の採便容器であって、容器本体、蓋体、採便棒のうちの1つ以上がポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等の加熱による減容率が高い樹脂により成形されていることを特徴とする採便容器。
  7. 請求項1〜6いずれか一つの請求項記載の採便容器であって、容器本体が生理食塩水等の滅菌剤入りにされていることを特徴とする採便容器。
  8. 請求項1〜7いずれか一つの請求項記載の採便容器であって、容器本体がアルカリペプトン等の前増菌用培地入りにされていることを特徴とする採便容器。
  9. 請求項1〜8いずれか一つの請求項記載の採便容器であって、閉蓋時に容器本体の開口縁面に圧接して密封機能を果たすパッキンが蓋体の内面に固定されていることを特徴とする採便容器。
  10. 請求項9記載の採便容器であって、パッキンが間口の狭い凹溝に嵌着されていることを特徴とする採便容器。
JP2006003204U 2006-03-16 2006-03-16 採便容器 Expired - Lifetime JP3124340U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006003204U JP3124340U (ja) 2006-03-16 2006-03-16 採便容器
JP2006003681U JP3123502U (ja) 2006-03-16 2006-04-14 採便容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006003204U JP3124340U (ja) 2006-03-16 2006-03-16 採便容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3124340U true JP3124340U (ja) 2006-08-17

Family

ID=43473499

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006003204U Expired - Lifetime JP3124340U (ja) 2006-03-16 2006-03-16 採便容器
JP2006003681U Expired - Fee Related JP3123502U (ja) 2006-03-16 2006-04-14 採便容器

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006003681U Expired - Fee Related JP3123502U (ja) 2006-03-16 2006-04-14 採便容器

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP3124340U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5619338B2 (ja) * 2007-03-19 2014-11-05 株式会社日研生物医学研究所 環境微生物拭き取り検査用具
CN117825109B (zh) * 2024-03-06 2024-05-17 辽宁嘉泽建设工程有限公司 一种河道综合治理用的水体取样装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3123502U (ja) 2006-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3890954A (en) Method of and apparatus for collecting cultures
CN106236569A (zh) 一种自消毒针灸针
JP2009502241A (ja) 病院および実験室環境用壁内廃棄物容器
JP3124340U (ja) 採便容器
CN102232851A (zh) 微生物采样增菌培养管
CN215206022U (zh) 一种棉签自动抽出蘸取装置
CN203954061U (zh) 一种医用托盘
CN201098124Y (zh) 一次性采血护理包
CN207666897U (zh) 一种体温表浸泡盒
CN207640445U (zh) 一种标本袋
CN206822846U (zh) 针灸针容纳装置
CN207912709U (zh) 大便取样收集装置
CN208591307U (zh) 一种便携式针灸针回收器皿
CN2766830Y (zh) 一种可容纳消毒棉签的瓶子
CN220158278U (zh) 一种医用超声耦合剂使用过程中防污染装置
CN216036610U (zh) 一种废弃针头回收桶
CN204618683U (zh) 一种产科用简易尿液收集装置
CN211463678U (zh) 一种医用窥阴器快速润滑装置
CN204815188U (zh) 一种注射器套
CN212788722U (zh) 一种医用可消毒多功能锐器盒
CN209122457U (zh) 一种用于血糖检测的置物盒
CN213047706U (zh) 一种用于消毒正压接头的酒精方头棉签
CN202477735U (zh) 一次性使用内窥镜活检包
CN201295293Y (zh) 医用棉签盒
CN210044663U (zh) 一种女性清洁自家导尿管套装

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100726

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110726

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120726

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130726

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term