JP3124084U - 容器用エアー抜き構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単であり、エアー抜き構造と増圧構造とを小型化して、小型および大型の容器のいずれにも適用可能であり、且つユーザーが容器内の真空状態を容易に判断できる容器用エアー抜き構造を提供する。
【解決手段】容器(10)の蓋(20)に取付けられる容器用エアー抜き構造において、前記蓋(20)は、その頂部に嵌め穴(22)が一つ設けてあり、前記嵌め穴(22)の外周には通気穴(23)が少なくとも一つ設けてあり、前記蓋(20)の嵌め穴(22)に円柱形状を呈するボタン(30)が嵌め込まれ、前記ボタン(30)の下方には止め縁(31)が設けてあり、前記止め縁(31)が前記蓋(20)の裏面に当接し、前記ボタン(30)の中段には前記通気穴(23)をカバーするダイヤフラム(32)が一つ設けてあることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本考案は、構造が簡単であり、エアー抜き構造と増圧構造とを小型化して、小型の容器に適用可能な容器用エアー抜き構造に関するものである。
まず、図1と図2を参照する。従来の真空貯蔵缶の構造は、主に、上側が開口する缶体1を含み、前記缶体1の頂部には蓋2が設けてあり、前記蓋2は、更に、中空の台座3と、前記台座3に係止された自在蓋4とを含み、前記台座3の中央には前記缶体1と連通するエアー抜き管5が二つ設けてあり、前記二つのエアー抜き管5に一つの引きロッド6が嵌め込まれてある。前記引きロッド6を往復させると、前記缶体1内のエアーが抜き出され、前記缶体1の内部は真空状態となるので、前記缶体1の内部に貯蔵される品物は空気と接触しなくなり、品物の保存期限をより長く延長するができる。また、前記缶体1内の品物を取り出そうとする場合には、前記自在蓋4にある増圧ボタン7を押圧して、外部のエアーを前記缶体1内に進入させる。そうすると、前記蓋2を取り外すことができる。なお、前記缶体1の内部が真空になったかどうかを容易に判断できるように、前記台座3には表示ボタン8が設けてあり、前記引きロッド6により前記缶体1の内部のエアーを抜いている際に、前記缶体1の内部が真空になると、減圧された圧力により前記表示ボタン8が前記蓋4の穴9に沈み、これにより、ユーザーは前記缶体1の内部の真空状態を容易に判断できる。
上記の説明から明らかなように、従来の真空貯蔵缶は、エアー抜き管5と、引きロッド6と、増圧ボタン7と、表示ボタン8とを前記真空貯蔵缶に組付けることが必要であった。
しかしながら、前記真空貯蔵缶の用途としては、例えば、薬収容缶として使用したり、その薬収容缶自体を更に収容させて使用することもあるため、前記真空貯蔵缶の缶体1と蓋2の寸法が小さい場合にも大きい場合にも両方に適用可能な容器用エアー抜き構造が必要であったが、従来の構造では、エアー抜き管5と、引きロッド6と、増圧ボタン7と、表示ボタン8という構成部材が総て前記真空貯蔵缶に組付けられることが必要であったため、真空貯蔵缶の缶体1と蓋2の寸法が小さい場合には適用することができなかった。
そこで、本考案は、前記問題点に鑑みてなされたものであって、構造が簡単であり、エアー抜き構造と増圧構造とを小型化して、小型および大型の容器のいずれにも適用可能であり、且つユーザーが容器内の真空状態を容易に判断できる容器用エアー抜き構造を提供する。
上記目的を達成するためになされた本考案は、容器の蓋に取付けられる容器用エアー抜き構造において、前記蓋は、その頂部に嵌め穴が一つ設けてあり、前記嵌め穴の外周には通気穴が少なくとも一つ設けてあり、前記蓋の嵌め穴に円柱形状を呈するボタンが嵌め込まれ、前記ボタンの下方には止め縁が設けてあり、前記止め縁が前記蓋の裏面に当接し、前記ボタンの中段には前記通気穴をカバーするダイヤフラムが一つ設けてあることを特徴とする容器用エアー抜き構造であることを要旨としている。
また、本考案では、前記蓋の頂部には窪みが一つ凹設してあり、前記嵌め穴が前記窪みに位置することを特徴とする請求項1に記載の容器用エアー抜き構造であることを要旨としている。
また、本考案では、前記ボタンと前記ダイヤフラムとの間には環状溝が凹設してあることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち、いずれか1に記載の容器用エアー抜き構造であることを要旨としている。
また、本考案では、前記ボタンの中心には通気穴が開設してあり、前記ダイヤフラムの上にはキャップ形状を呈する真空表示具がカバーしてあり、前記真空表示具の頂部と、前記ボタンの頂部との間には一定の隙間を有し、前記隙間により前記真空表示具の頂部が降下可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち、いずれか1に記載の容器用エアー抜き構造であることを要旨としている。
また、本考案では、前記容器は、複数の小型の容器を収容可能な大型の容器であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち、いずれか1に記載の容器用エアー抜き構造であることを要旨としている。
また、本考案では、前記大型の容器の何れか一つの内壁面には吊り部が少なくとも一つ設けてあり、前記小型の容器のエアー抜き筒が前記吊り部に係止されることを特徴とする請求項5に記載の容器用エアー抜き構造であることを要旨としている。
本考案に係る容器用エアー抜き構造によれば、次のような効果がある。
(イ)構造が簡単であり、容器10にある蓋20のエアー抜き構造と増圧構造とが小型化され、小型および大型の容器に適用可能である。
(ロ)真空表示具35により、ユーザーは容器10内の真空状態を容易に判断できる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、図3と図4を参照する。本考案の容器用エアー抜き構造は、容器10の蓋20に取付けられるものであり、前記蓋20は、その頂部に窪み21が凹設してあり、前記窪み21の中央には外部と外部を連通するための嵌め穴22が一つ設けてあり、前記嵌め穴22の外周には通気穴23が複数に設けてある。
円柱形状を呈するボタン30が上から下へ前記蓋20の嵌め穴22に嵌め込まれ、前記ボタン30の底部には直径が前記ボタン30よりも大きい止め縁31が設けてあり、前記ボタン30の中段には前記通気穴23をカバーするダイヤフラム32が一つ設けてあり、前記ボタン30と前記ダイヤフラム32との間には環状溝33が凹設してある。
本考案の組合方法は、前記ボタン30を前記蓋20の嵌め穴22に押し込み、前記ボタン30の底部にある止め縁31により、前記ボタン30が前記蓋の裏面に当接して位置決めされる。また、本考案の使用方法は、図5(A)に示すように、前記窪み21にエアー抜き筒40をカバーしてエアーを抜き、このとき、前記ダイヤフラム32が上方向へ引き上げられ、容器10内のエアーが前記窪み21の各通気穴23から大気へ抜かれ、また、容器10が真空になったときに、前記エアー抜き筒40を取り外して、前記ボタン30にあるダイヤフラム32が減圧された圧力によって前記各通気穴23に緊密に貼り付いて閉塞されるため、容器10内の真空状態が保持され、前記容器10内に貯蔵される品物の保存期限をより長く延長することができる。
また、図5(B)に示すように、前記容器10内に貯蔵された品物を取り出そうとする場合には、前記ボタン30を手で押圧し、前記ボタン30と前記ダイヤフラム32との間では環状溝33が凹設してあることにより、前記ダイヤフラム32は、容易に上方向へ上げられ、前記窪み21にある各通気穴23から離脱されるので、外部の空気が容器10に進入することができ、前記蓋20を開けることができるようになる。
また、図6(A)に示すのは、本考案の第2の実施の形態であって、主に、前記ボタン30のダイヤフラム32にフレキシブル素材で作製された真空表示具35を追加し、前記真空表示具35は、下側が開口したキャップ形状を呈し、前記ボタン30のダイヤフラム32をカバーし、前記真空表示具35の頂部と、前記ボタン30の頂部との間には一定の隙間を有し、前記隙間により前記真空表示具35の頂部が降下可能であり、また、前記ボタン30には上下に貫通した通気穴34が開設してある。
このような構造により、容器10の内部が真空になると、図6(B)に示すように、減圧された圧力によりフレキシブル素材で作製された前記真空表示具35の頂部が下に沈み、これにより、ユーザーは前記容器10の内部の真空状態を容易に判断できる。
また、図7に示すのは本考案の使用状態を示す斜視図であって、一つの大型の容器10を含み、前記大型の容器10の内部には複数の小型の容器10a(例えば薬収容缶など)を収容可能であり、前記大型の容器10の内壁面の開口近傍には吊り部11が二つ設けてあり、前記小型の容器10aのエアー抜き筒40aが前記吊り部11に係止される。実際の使用方法は、真空にエアー抜きした小型の容器10aを前記大型の容器10の内部に入れて、前記エアー抜き筒40により前記大型の容器10を真空にエアー抜き、これにより、前記小型の容器10a内に貯蔵した品物の保存期限をより長く延長するができる。また、前記大型の容器10内のエアーを直接に抜くので、前記大型の容器10の内部に入れられた前記小型の容器10aの内部のエアーも抜かれ、これにより、前記大型の容器10と、前記小型の容器10aとは総て真空状態になる。
このように、本考案が、特定の例を参照して説明されたが、それらの例は、説明のためだけのものであり、本考案を限定するものではなく、この分野に通常の知識を有する者には、本考案の精神および範囲を逸脱することなく、ここで開示された実施例に変更、追加、または、削除を施してもよいことがわかる。
従来の真空貯蔵缶の構造を示す分解斜視図である。 従来の真空貯蔵缶の構造を示す部分拡大図である。 本考案の第1の実施の形態を示す分解斜視図である。 本考案の第1の実施の形態を示す断面図である。 (A)は、本考案の第2の実施の形態における減圧動作を示す断面図、(B)は、本考案の第2の実施の形態における増圧動作を示す断面図である。 (A)は、本考案の第2の実施の形態を示す断面図、(B)は、本考案の第2の実施の形態における真空になった状態を示す断面図である。 本考案の使用状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 缶体
2 蓋
3 台座
4 自在蓋
5 エアー抜き管
6 引きロッド
7 増圧ボタン
8 表示ボタン
9 穴
10 容器
10a 容器
11 吊り部
20 蓋
21 窪み
22 嵌め穴
23 通気穴
30 ボタン
31 止め縁
32 ダイヤフラム
33 環状溝
34 通気穴
35 真空表示具
40a エアー抜き筒

Claims (6)

  1. 容器(10)の蓋(20)に取付けられる容器用エアー抜き構造において、
    前記蓋(20)は、その頂部に嵌め穴(22)が一つ設けてあり、前記嵌め穴(22)の外周には通気穴(23)が少なくとも一つ設けてあり、
    前記蓋(20)の嵌め穴(22)に円柱形状を呈するボタン(30)が嵌め込まれ、前記ボタン(30)の下方には止め縁(31)が設けてあり、前記止め縁(31)が前記蓋(20)の裏面に当接し、前記ボタン(30)の中段には前記通気穴(23)をカバーするダイヤフラム(32)が一つ設けてあること
    を特徴とする容器用エアー抜き構造。
  2. 前記蓋(20)の頂部には窪み(21)が一つ凹設してあり、前記嵌め穴(22)が前記窪み(21)に位置することを特徴とする請求項1に記載の容器用エアー抜き構造。
  3. 前記ボタン(30)と前記ダイヤフラム(32)との間には環状溝(33)が凹設してあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の容器用エアー抜き構造。
  4. 前記ボタン(30)の中心には通気穴(34)が開設してあり、前記ダイヤフラム(32)の上にはキャップ形状を呈する真空表示具(35)がカバーしてあり、前記真空表示具(35)の頂部と、前記ボタン(30)の頂部との間には一定の隙間を有し、前記隙間により前記真空表示具(35)の頂部が降下可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち、いずれか1に記載の容器用エアー抜き構造。
  5. 前記容器(10)は、複数の小型の容器(10a)を収容可能な大型の容器であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち、いずれか1に記載の容器用エアー抜き構造。
  6. 前記大型の容器(10)の何れか一つの内壁面には吊り部(11)が少なくとも一つ設けてあり、前記小型の容器(10a)のエアー抜き筒(40a)が前記吊り部(11)に係止されることを特徴とする請求項5に記載の容器用エアー抜き構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021526110A (ja) * 2019-05-02 2021-09-30 ネオフラム インコーポレーテッドNeoflam Inc. 容器蓋に結合する密閉パッキン

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