JP3123631U - 隠し絵や隠し文字の削り出し機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 隠し絵や隠し文字を削り出す際に出る削りくずは、手や服に付着し易くいったん付くと払ってもなかなか落ちにくく嫌なものである。そこで、削りくずの除去装置の付いた、隠し絵や隠し文字の削り出し機を提供したい。
【解決手段】 小型電気掃除機1の先にビニール管5をつなぎ、その先にヘッド7と一体化したにぎり6をつなぎ、にぎりを鉛筆の様にもってヘッドで隠し絵や隠し文字の上をこすり、ヘッドの突起部分の先端につけた刃11で隠し絵や隠し文字を削り出し、同時にヘッドの溝12から削りくずを吸引し除去できる様にした。
【選択図】図1

Description

本考案は、隠し絵や隠し文字を削って映し出す機械に関するものである。
過日、宝くじ売り場に立ち寄ったら、売り場で働いている知人から「スクラッチ(その場で隠し絵や隠し文字を削って映し出して賞金を決定させる宝くじ)の削りくずは本当に困るわ、手や服に着くと洗ってもはたいてもなかなか落ちないし、毒性はないと聞いているがそれも心配。」という。確かに自分でスクラッチをやってみると手には着くし財布には着くで、払ってもなかなか落ちにくいことが分かる。言われてみれば先日寿司屋でもコンビニでも、サービス券として景品の当たる削りくじをいただき削ったが、食を扱っている所などでは相当に困っているに違いない。
自動化や機械化の進んだ我が国では、このスクラッチとは場面の違いがあるとしても、大型の機械での削りと削りくずの同時処理という様なことは行われているに違いない。しかし隠し絵や隠し文字の削り出しの分野では、恐らく日本の最先端を走っていると思われる宝くじのスクラッチがこの現状である。ということはいまだに隠し絵や隠し文字を削り出しなから、その場で削りくずを除去してしまう様な、コンパクトな隠し絵や隠し文字の削り出し機は開発されていないのではないかと思う。
そこで、隠し絵や隠し文字を削って映し出す際に問題になる、手や服に付着して払ってもなかなか落ちないということや不衛生感に陥るということに着目して、隠し絵や隠し文字の削り出しの際に発生する削りくずの除去方法を本考案の解決したい課題とした。
この課題を解決していくには、削り出しで出た削りくずは飛散する前に除去する必要があるので、削り出しを直接行っているヘッド7に解決の鍵があると考えた。
削りくずを除去するには吹き飛ばすか、吸い取るか、何かに付着させるかなどいくつかの方法が考えられるが、吹き飛ばしたのでは背景技術の0002の項でも触れたが真の課題の解決に結びつかず、何かに付着させて除去するには付着させる物体の処理の問題が生じてくるので、ここは吸い取りによる除去を選択した。そこで、小型電気掃除機1の先にビニール管5を接続しその先端に工夫した特殊なヘッド7を着ければ解決するのではないかと考えて以下の様な手段を講じてみた。
まず市販の小型電気掃除機1を利用して、その掃除機の先に付いている蛇腹ホース2に、連結器8を付け、その連結器に細いビニール管5を取り付け、その先ににぎり6の部分を取り付けて削りくずの除去に必要な吸引力が有るかどうか確認した。その結果吸引する力は十分に得られることが分かった。
削り出しについては、コインやプラスチックや金属等々いろいろな材質で、また削り出す刃の形も換えながら実験を試みたが、材質が異なっても比較的良く削れるし爪でも削れるのでほとんど問題はなかった。そこで、次に削りくずを取り除く役割を果すヘッド7を、にぎり6の先端を加工してにぎりと一体化となる様に作った。(一体化のメリットについてはこの後の0013の項に記す。)なお、にぎり6はビニール管につながっている単に細いパイプであり、ヘッドで隠し絵や隠し文字を削り出す際に、鉛筆の様につかんで使用するだけの部分である。
ヘッドのつくりは本課題を解決する上での最重要な点で、請求項の2にもなってい部分である。ここであらためて説明を加えれば、中空のパイプであるにぎり6の一端をパイプの切断面と垂直になる様に加工して何本かの溝12を作り、突起した部分10と溝の部分が交互になる様にして、突起した部分の先端には削る刃11を付け、その刃で隠し絵や隠し文字を削り出し、その際に出る削りくずは溝を吸い込み口として吸引し除去するつくりとした。ちなみにパイプの外径は13〜15mm前後、肉厚は2〜3mm前後が適当である。
7のヘッドの部分の形はおおむね図3と図5の見取り図の様な立体になるが、この立体の突起している部分10の先端が、隠し絵や隠し文字を削り出す刃11に当たる部分である。刃の形は四角形b、三角形c、円d、四角すいの上部を切断した立体の形e、円すいの上部を切断した立体の形f及びgの様な日本瓦の切断面の形や球形等々いろいろな形が可能であり、その形が平面の場合でも立体の場合でも大きさは縦、横、高さあるいは直径が2〜3mmという小さな形である。そして削り出すときは、にぎり6の部分を鉛筆を持つ様ににぎって、隠し絵や隠し文字の上をそれぞれの形の刃の平面、あるいはそれぞれの刃の形をつくっている辺やかどを使って削り出し、削りくずは溝12から吸引し除去する様にした。
溝12は削りくずを吸引し除去する働きの他に、ヘッドへ紙や布やビニール袋など、隠し絵や隠し文字の削りくず以外の物体が吸いつくのを防ぐ働きもしてくれており、この働きは削り出しや削りくずを吸引し除去していく上で、必要で欠くことのできない働きである。
そこに生まれたのが、削りくずの除去装置のついた、隠し絵や隠し文字の削り出し機である。この削り出し機はほぼ完全に削り出しと削りくずの除去を行うことができ、削りくずが飛散したり手や服について困るといった問題が解消できた。またコンパクトな上に強力な掃除機としての機能も備えもっているので、事務用品としての利用や一般家庭での利用など他目的のニーズにも応えられる考案となった。
考案の実施するための最良の形態
削りくずを吸引する掃除機はコンパクトで強弱に切り換えられる装置がついているものがよい。吸引力が強弱に切り換えられれば、連結器8に設けられている吸引力の調節孔9はいらないし、途中で二股や三叉に分けて使用するにも好都合である。また、にぎり6とヘッド7が一体化していると構造がシンプルになり使い易いし、強度も保てるし、製作し易い等メリットが多い。
にぎり6(ヘッド7を含む)のパイプの材質は鉄でもよいが、やや重いし硬すぎる。アルミは柔らかいので、削り落とす際に隠し絵や隠し文字の下地を傷をつけないのでよりベターといえる。他にはやや硬質のプラスチックも材質として適している。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。1は小型電気掃除機だが吸引力の関係で電池を電源とするものより、交流電気を電源とするものの方が望ましい。
また、この隠し絵や隠し文字の削り出し機はコンパクトで軽量なので、肩に掛けて持ち運びができてとても便利。更にスイッチ3も頻繁に利用する宝くじ売り場などでは6のにぎりの部分の収納をペン立ての様に上から差し込む形にし、使用しない時はにぎり6を上から差し込んでおき、使う時に引き抜くとスイッチ3が自動でONになるようにするなどの設定をしておくと、いっそう使い易い。
本考案の概要を示す全体図である。 本考案のにぎりの部分拡大図である。 本考案のヘッドの見取り図である。 本考案の刃の形である。 本考案のヘッドの見取り図である。
符号の説明
1 小型電気掃除機
2 蛇腹ホース
3 スイッチ
4 プラグ
5 ビニール管
6 にぎり
7 ヘッド
8 連結器
9 吸引力の調節孔
10 突起部分
11 刃
12 溝
a 省略記号
b 四角形
c 三角形
d 円
e 四角すいの切断立体
f 円すいの切断立体
g 日本瓦の切断面の形

Claims (2)

  1. 小型電気掃除機(1)と隠し絵や隠し文字を削り出す請求項2記載のヘッド(7)を組み合わせて、隠し絵や隠し文字を削り出すと同時に削り取ったくずごみを吸引し除去できる様にした、削りくずの除去装置付き隠し絵や隠し文字の削り出し機。
  2. 中空でパイプ状になっているにぎり(6)の一端を切断し、切断した面と垂直になる様に中空のにぎりに等間隔に何本か溝(12)を掘り、突起した部分(10)と溝(12)の部分が交互になる様に加工して、突起した部分(10)の先端に付けた刃(11)で、隠し絵や隠し文字を削り出し、削り出しの際にでた削りくずは溝(12)で吸引し除去できる様にした、請求項1記載の隠し絵や隠し文字の削り出し機に使うヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5240639B1 (ja) * 2012-08-23 2013-07-17 哲夫 村山 異物吸引装置
US11266282B2 (en) 2016-10-25 2022-03-08 Mitsubishi Electric Corporation Suction tool and electric vacuum cleaner

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