JP3122629B2 - 任意視点画像生成装置 - Google Patents

任意視点画像生成装置

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JP3122629B2 JP09191399A JP19139997A JP3122629B2 JP 3122629 B2 JP3122629 B2 JP 3122629B2 JP 09191399 A JP09191399 A JP 09191399A JP 19139997 A JP19139997 A JP 19139997A JP 3122629 B2 JP3122629 B2 JP 3122629B2
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竜己 坂口
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株式会社エイ・ティ・アール知能映像通信研究所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、任意の視点から
見た実空間の画像を生成するための装置に関し、特に、
ステレオ画像に基づいて、実空間の画像を実時間で容易
に生成できる任意視点画像生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、遠隔地間映通信の重要性が増加し
ている。しかし、現存するテレビ会議システムでは、ユ
ーザ間での距離の隔たりを意識させないような画像を提
供することは困難である。
【0003】この問題は、遠隔地間のユーザが一つの実
世界に共存しているように感じる環境を作り出すことで
解決できると考えられる。このためには、任意の視点か
ら見た実空間の視野画像を生成することが必要である。
しかもそうした生成を実時間で行なう必要がある。
【0004】そうした手法の一つに、ステレオ画像から
任意視野画像を生成するものがある。そうした従来の手
法は、ステレオ画像から3次元画像を再構築し、この3
次元画像から任意の視点の画像を生成するものが一般的
である。そのために、ある手法では、3次元再構築問題
を、強カメラキャリブレーションを用いて解決してい
る。また他の手法では、画像間の対応関係を3次元アフ
ィン変換または透視投影変換と仮定して3次元構築問題
を解決している。このようにして3次元座標系で表わさ
れたオブジェクトを新しい画像に投影することで、任意
視点から見た画像を生成する。
【0005】シーンの再投影や新しい視野画像合成のた
めのより直接的なアプローチとしてエピポーラ交差法が
ある。また、最近では、2つの画像が与えられた場合、
いわゆるモーフィングを用いて、2つのカメラの光学中
心を結ぶ線上にある任意の位置からの画像を合成する手
法も提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、3次元構造再
構築をした後に新しい画像を投影する手法では、3次元
構造再構築の過程における画像の測定ミス、またはその
他のあらゆる要因に対して不安定要素があり、得られる
結果もまた不安定となる問題がある。またエピポーラ交
差法を用いた従来の方法では、カメラの強キャリブレー
ションを行なう必要があり、これを正確に行なうことは
困難である。さらに少なくとも3枚の画像間で8点の対
応点が必要であり、これら各点の座標の測定には誤差が
含まれるため、より少ない対応点を用いる場合と比較し
て再投影時により大きな座標誤差を招くという問題点が
ある。また、モーフィングを用いた手法では、ステレオ
マッチングという厄介な問題を避けることができる半
面、任意位置の仮想カメラからの画像合成へと拡張する
ことができない。すなわち、モーフィングを用いた手法
では、2つの実カメラのカメラ中心を結んだ直線上に仮
想カメラがある場合しか利用できないという問題点があ
る。
【0007】それ故に、本発明の目的は、座標誤差が少
なく、空間のどの地点に視点があっても安定して画像を
生成することができる任意視点画像生成装置を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
発明にかかる任意視点画像生成装置は、ステレオ画像を
取得するための画像取得手段と、画像取得手段により取
得されたステレオ画像に基づいて、所定の2次元アフィ
ン座標系の基準ベクトルを作成するための手段と、画像
取得手段により取得されたステレオ画像に基づいて、画
像取得時の視点の相対的位置をキャリブレーションする
ための手段と、キャリブレーションの結果に基づいて、
画像取得手段により取得されたステレオ画像間の点の対
応をとるための手段と、基準ベクトルと対応をとるため
の手段の出力とに基づいて、ステレオ画像の各点の座標
2次元アフィン座標系の座標に変換するための第1の
変換手段と、仮想視点位置データに基づいて、2次元
フィン座標系の座標を、ピンホール投影法を用いて仮想
視点位置での2次元アフィン座標に変換するための第2
の変換手段と、第2の変換手段の出力から、仮想視点位
置における画像を生成するための手段とを含む。
【0009】ステレオ画像から2次元アフィン変換の基
準ベクトルを作成したのち、処理対象となるステレオ画
像を取得したときの視点の相対的位置をキャリブレーシ
ョンする。さらに、ステレオ画像間の点の対応をとり、
既に求められている基準ベクトルを用いて各点の座標を
アフィン変換したのち、ピンホール投影法を用いて仮想
視点位置での2次元アフィン座標に変換する。このよう
にして得られた2次元アフィン座標から、仮想視点位置
における画像を生成する。
【0010】弱キャリブレーションを用いているので、
3次元再構築法と比較してより直接的に画像を再投影で
き、必要な参照点の数も少なく測定誤差も少なくなるの
で、より安定した結果を得ることができる。また、この
処理においては視点の位置が限定されないので、視点が
空間中のどこにあっても画像の生成を行うことができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】
[本願発明の原理]まず、本願発明の任意視点画像生成
装置の原理について説明する。本願発明は、物体認識手
法として文献「D.W. Jacobs:"Space Efficient 3D Mode
l Indexing"(Proceedings of CVPR,pp. 439-444,1992)
」で提案された、非常に単純な原理に基づく。この文
献では、3次元剛体モデルを撮影することによって得ら
れる2次元画像のペアは、高次α−βアフィン空間上の
2本の直線として最適に表現できると述べられている。
また、この手法を採用したとして、カメラの投影モデル
として正射影を仮定することもできるが、その場合に
は、後述するように得られる画像の劣化が見られる。そ
こで本願発明では、再合成された画像の質を維持するた
めに、射影にピンホールカメラ形を採用している。
【0012】発明者は、射影にピンホールカメラを採用
し、ステレオカメラから撮影された2枚の画像間で対応
する点におけるアフィン空間の特性を調べた。こうして
得られた特性を、新しい視野画像の合成等のアプリケー
ションのためにシーン再投影手法として用いている。
【0013】[カメラキャリブレーションモデル]ここ
では、強カメラキャリブレーションと、本願発明で用い
る弱カメラキャリブレーションとについて簡単に解説す
る。
【0014】(1) 強カメラキャリブレーション 図1において強カメラキャリブレーションに基づき空間
中の点Pを画像平面中の点pに投影する場合には、3×
4の変換マトリクスCを計算する必要がある。点Pの同
次座標系での座標が[X Y Z 1]であり、点pの座標が(u,
v)であるならば、以下の式が成立する。 [tu tv 1]'=C[X Y Z 1]' …(1) ここでtはパラメータである。
【0015】変換マトリクスCの全体のスケーリングフ
ァクタは重要でないので、キャリブレーションでは変換
マトリクスCの11個の要素を推定することとなる。す
なわち、少なくとも6個の3次元座標中の点のマッピン
グ情報を知識として、強カメラキャリブレーションパラ
メータを推定することができる。
【0016】図2に示すステレオペアが与えられ、双方
のカメラでの強カメラキャリブレーションパラメータが
既知のものとするならば、第1の画像中のある点(u
1,v1) が第2の画像中の点(u2,v2) に対応する場合に
は、それらの点に対応する点Pの3次元座標を標準的な
三角測量法を使ってキャリブレーションパラメータから
推定することができる。これにより、この点Pを仮想カ
メラの投影行列を使って任意の画像中に再投影すること
ができる。しかし、カメラが適切にキャリブレーション
されていない場合には、キャリブレーション過程におい
て測定誤差を生じ、光学中心C1、C2に対して誤差を
含む光学中心C1’、C2’が設定されることになり、
3次元再構築の際には図2中点線で示す様に点Pの座標
を誤って点P’の座標のように推定してしまう。これは
新しい視点からの画像を生成する際の再投影処理の誤り
をも導く。
【0017】(2)弱カメラキャリブレーション これに対して、本願発明で用いる弱カメラキャリブレー
ションとは、2つのステレオ画像間でのエピポーラ位置
関係を求める手法である。すなわち弱キャリブレーショ
ンとは、画像取得時の視点の相対的位置をキャリブレー
ションすることをいう。図3に示すように、(u1 ,v
1 )が第1の画像中の点pの座標を表すとすると、3×
3の行列Fを用いて、第2の画像中のエピポーラライン
Lを計算することができる。点pに対応した第2の画像
中の点はこのエピポーラライン上に位置する。もし、エ
ピポーララインがl1u2+l2v2+l3=0で表されるなら
ば、その関係は以下の式で表される。 [l1 l2 l3]'=F[u1 v1 1]'… (2) スケーリングファクタまで含めてFを解くためには、2
枚の画像中で8点の対応関係が必要になる。この行列F
を用いて、画像間の点の対応を見つけるためのステレオ
マッチング問題を解くことができる。本手法では、エピ
ポーラライン上に探索範囲を限定した相関マッチングに
よって与えられた画像間の点の対応を得ている。また、
新しい視点からの画像を生成する際にもこの弱カメラキ
ャリブレーションの結果を用いている。
【0018】後に述べるようにこの手法を使って算出し
た点の再投影後の座標値は、参照点の座標値測定時にお
ける誤差に対して、強カメラキャリブレーションに基づ
いた再投影法と比べ、より安定した性能を持っている。
【0019】[アフィン座標の特性]本願発明では、ア
フィン変換を用いて各点の再投影を行なっている。ここ
ではアフィン座標に基づいた再投影の考え方を、平行投
影とピンホール射影との2つの場合に分けて検討する。
本願発明では、このうちピンホール射影の考え方を用い
ている。平行投影の場合、シーン中の点は何処にあって
も良く、カメラの投影法を正射影と仮定する。ピンホー
ル射影の場合、シーン中の点は何処にあっても良く、カ
メラの投影法をピンホール射影と仮定する。
【0020】(1) 平行投影の場合 カメラ投影のモデルを平面への平行投影とそれに続くア
フィン変換とで単純化する手法が既に提案されている。
図4を参照して、点の組(P1 ,P2 ,...Pn )が
あったとして、3つの点P1 、P2 、P3 を通る仮想の
面(基準面)20を考える。点P4 から基準面20に下
ろした垂線の足を点p4'とする。点p4'の(P1
2 ,P3 )を基準としたアフィン座標は(a4
4 )である。同様に、i番目の点から基準面20へ下
ろした垂線の足をpi ’、そしてアフィン座標は
(ai ,bi )とする。更に、d4 とdi とをそれぞ
れ、点P4 ,Pi から基準面20までの距離とする。
【0021】アフィン座標(α4 、β4 )とは、視点か
ら点P4 を見たときに基準面20に投影される点のアフ
ィン座標を示している。この(P1 ,P2 ,P3 )に対
してアフィン座標(α4 、β4 )を持つ点をpb4とす
る。点pb4と点P4 とを結ぶライン24が視線方向とな
る。この線は画像平面22(この面の法線は視線と平
行)と点q4 で交わる。したがって、点q4 は点P4
像となる。同様に(P1 ,P2 ,P3 )をそれぞれ画像
平面22の(q1 ,q2 ,q3 )に投影する。この点
(q1 ,q2 ,q3 )により定まる面を基準に選択した
場合、画像平面22に対して(平行移動、回転、拡大縮
小、などの)アフィン変換を施した場合にも点q4 はア
フィン座標(α4 、β4 )を持つ。
【0022】次に、残った投影点のアフィン座標
(αi ,βi )もこの与えられた視線方向24から(α
4 、β4 )と同様に計算する。pb i を基準面20とP
i を通る視線方向からの平行光線との交点とするなら
ば、qi はその画像平面22への写像となる。同様に、
点pbiと点qi とは、(P1 ,P2 ,P3 )、(q1
2 ,q3 )をそれぞれ基準としたときに、アフィン座
標(αi ,βi )を持つ。
【0023】三角形P4 b44'と三角形Pi
bii ’の三角形の相似を用いるならばその関係式は以
下のように表される。
【0024】
【数1】
【0025】これをアフィン座標で表すと、以下のよう
になる。
【0026】
【数2】
【0027】αだけを考慮すれば、さらに以下のように
表せる。
【0028】
【数3】
【0029】この式中の、ai ,a4 ,di ,d4 は画
像内の全ての点で同一の定数で、これらは与えられた3
次元上の点から生成できる。すなわち、(P1 ,...
n)から生成されるすべての可能な像において、α4
とαi とは直線にプロットされ、その傾きは図5の様に
i /d4 となる。この傾きは点Pi が基準面からどれ
だけ離れているかを示す。同様に、β4 、βi もαと同
じ傾きで直線となる。
【0030】(2) ピンホールの場合 ここでは、3次元上の点を平面上に投影するために標準
的なピンホールカメラの座標系を仮定する。その後これ
らの投影した点のアフィン変換を行う。図6を参照し
て、(P1 ,P2 ,P3 ,...,Pn )を3次元上の
点とし、点P1 ,P2 ,P3 を通る仮想平面(基準面)
20を図6の様に定義する。点P4 から基準面に下ろし
た垂線の足をp4'とし、その(P1 ,P2 ,P3 )を基
準としたアフィン座標を(a4 ,b4 )とする。同様に
点pi ’を作成する。(α4 、β4)は視点位置から基
準面20へ投影した点pb4に対して(P1 ,P2
3 )を基準としたアフィン座標である。点pb4と点p
4 とを通る直線の延長上にカメラの光学中心Cがある。
この位置は任意に定めたものである。視線24について
も任意に選んだ。直線P4 b4は点q4 で画像平面22
と交わる。点q4 は点P4の像である。同様に、点
1 ,P2 ,P3 を画像平面22にそれぞれ点q1 ,q
2 ,q3 として写像する。点q4 は、この(q1
2 ,q3 )を基準として、アフィン座標(α4
β4 )を持っている。
【0031】点Pi を画像平面22に投影した点をqi
とする。前述の通り、点Pbiと点q i とはそれぞれ、
(P1 ,P2 ,P3 ),(q1 ,q2 ,q3 )を基準と
した際に共にアフィン座標(αi 、βi )を持つ。ま
た、c’とdc とをそれぞれ、カメラ中心Cから基準面
20に垂直に下ろした点、およびそこからカメラ中心ま
での距離とする。三角形Cpbic'と三角形Pi
bii ’との2つの三角形の近似を用いて、以下の式が
成立する。
【0032】
【数4】
【0033】同様に三角形Cpb4c'と三角形P4 b4
4 ’との近似を用いて、以下の式が成立する。
【0034】
【数5】
【0035】(6)と(7)式とから、次の式(8)が成立す
る。
【0036】
【数6】
【0037】アフィン座標で上記の式を書き直せば、以
下のようになる。
【0038】
【数7】
【0039】αだけを取り出すと、次のようになる。
【0040】
【数8】
【0041】ここで、以下の式が成立する。
【0042】
【数9】
【0043】式(11)中、ai 、a4 、di そしてd4
生成可能なすべての画像に対して同じ値であり、ac
カメラパラメータに依存する。つまり、ac とa4 とが
分かっていれば、与えられた画像に対して簡単にα4'を
計算することができる。すなわち、生成可能なすべての
画像に対して、α4'、αi は傾きdi /d4 の直線上に
プロットされる。この特性を、図7に示した。β空間に
描かれる直線もα空間に描かれる直線と同様の傾きであ
る。
【0044】i番目の点に対応した直線の傾きはその点
から基準面までの距離に正比例している。
【0045】[新しい視野画像の合成と他のアプリケー
ション] 新しい視野画像の生成 このようにして得られたアフィン座標から、新しい視野
画像を生成することが最終的に必要である。ここでも、
平行投影と、ピンホール射影との2種類の考え方がある
が、本願発明ではピンホール射影を採用した。以下、平
行投影を用いた方法と、本願発明のようにピンホール射
影を採用した方法とを順次説明する。
【0046】(1) 平行投影の場合 2つの画像I1 、I2 が与えられたとする。新しい視野
画像の生成のためには、2つの画像の間の点の対応関係
を必要とする。そのため、画像I1 上の点pi 1 に対応
する画像I2 上の点をpi 2 と定義する。αやβ空間で
直線を生成するためには、4つの参照点が必要であるた
め、ここでは画像上で点p1',p2',p 3',p4'を定め
る。簡単にするために、線分P1 2 と線分P1 3
よび線分P1 4 が直角で、かつ|P1 2 |=|P1
3 |=|P1 4 |となるように点p1',p2',
3',p4'を定めた。この構造をあらかじめ実験の前に
2台のカメラで撮影し、その投影後の点p1'、p2'、p
3'、p4'の座標値を記録しておく。画像I1 中の点p4'
と点pi ’とのアフィン座標はそれぞれ、(α4'、
β4')、(αi ' 、βi ' )である。α空間中の直線は
2つの画像に対応した点(α 4'、β4')と、(α4 2、β
i 2 )とを通る。
【0047】ここで点Pi ,P2 ,P3 ,P4 のワール
ド座標を(0,0,0),(0,0,0),(0,1,0),(0,0,1)とそれぞれ
仮定する。これらの点は仮想画像中の点p1 v
2 v ,p3 v ,p4 v に3×3の仮想カメラの透視変
換行列をつかって投影される。(α4 v ,β4 v )は点
4 v の(p1 v ,p2 v ,p3 v )を基準としたアフ
ィン座標である。次に、画像I1 中の点pi 1 を仮想画
像に再投影するためには仮想画像中のそのアフィン座標
を点pi 1 に対応するα空間上の直線から計算すればよ
い。直線の方程式がαi =κ0 α4 +κ1 ならば、αi
V =κ0 α4 v +κ1として求めることができる。同様
に、βi V についても計算する。画像中の点p i v の座
標は式(12)を使って求めることができる。
【0048】
【数10】
【0049】ここで画像I1 中の複数の点が仮想画面上
の1点にマッピングされてしまうことに注意しなければ
ならない。この問題は、マッピングするべき点を選択す
る指標としてアフィン空間上の直線の傾きを利用するこ
とで解決できる。傾きの大きい直線上の点は、基準面か
らの距離が離れている、すなわち、仮想カメラが基準面
をのぞき込んでいる形になっているとすれば、仮想画面
との距離がより近いことになる。
【0050】このようにして選択、再投影された画像に
は画素抜けが生じてしまう恐れがある。なぜならこの再
投影処理はすべての画素に画像I1 中の点がマッピング
されることを保証してはいないからである。ここではこ
れらの問題をコンピュータグラフィックスの技法である
Zバッファ、テクスチャマッピングを使って解決した。
【0051】まず図8に示すように、画像I1 を一辺が
1ピクセル長の四角形に分割する。図中のPi 1 のx,
y座標は、それぞれPi v のx,y座標に投影される。
z座標の値はアフィン空間での直線の傾きの逆数とし、
テクスチャは画像I1 のものを使う。この処理を残った
四角形の3点Pi+1 1,Pi+2 1,Pi+3 1 およびグリッド
上のすべての点にも繰り返す。次にこのポリゴンにテク
スチャをマッピングする。この処理によって、新しく生
成された画像を滑らかに補間することができる。
【0052】(2) ピンホールの場合 2つの画像I1 、I2 が与えられたとする。新しい視野
画像の生成のためには、2つの画像の間の点の対応関係
を必要とする。そこで、画像I1 上の点pi 1に対応す
る画像I2 上の点をpi 2 と定義する。αやβ空間で直
線を生成するためには、4つの参照点が必要である。こ
こでは、画像Ij (j=1,2)上で点p1 j
2 j ,p3 j ,p4 j を定める。簡単にするために、
図9に示されるように線分P1 2 と線分P1 3 およ
び線分P1 4 が直角で、かつ|P1 2 |=|P1
3 |=|P1 4 |となるように定めた。この構造をあ
らかじめ実験の前に2台のカメラで撮影し、その投影後
の点p1 j ,p2 j ,p3 j ,p 4 j の座標値を記録し
ておく。画像Ij 中の点p4 j と点pi j とのアフィン
座標はそれぞれ(α4 j , β4 j )、(αi j
βi j )である。α空間中の直線は2つの画像に対応し
た点(α4 1',αi 1 )と(α4 2',αi 2 )とを通る。
【0053】j番目の画像において、式(11)を使ってα
4 j ’を計算するためには、aC jとa4 とを知ってい
る必要がある。選んだ点P1 ,...,P4 ではa4
値は0である。aC j を計算するためには、5番目の制
御点P5 が必要である。便宜上点P5 を線分P1 4
延長上に選び、|P5 1 |=k|P4 1 |と定義し
た(図9)。点P5 のj番目のカメラへの写像は点p5
j であり、そのアフィン座標は(α5 j ,β5 j )であ
る。a5 =0であるから式(10)(11)を用いて、以下の式
を得ることができる。
【0054】
【数11】
【0055】仮想画像を生成するために、点P1
2 ,P3 ,P4 ,P5 のワールド座標をそれぞれ(0,
0,0),(1,0,0),(0,1,0),(0,0,1),(0,0,k) と仮定する。
これらの点は仮想画像に3×4の仮想カメラの透視変換
行列を使ってそれぞれ(p1 v ,...,p5 v )へ投
影される。i番目の点pi 1 の再投影は(p1 v ,p2
v ,p3 v )を基準としたアフィン座標(αi V ,βi
V )を計算することで実現できる。α空間中の直線の方
程式がαi =κ0 α4'+κ1 とすると、(10)(11)式によ
り次のようになる。
【0056】
【数12】
【0057】ここで、α4 v とaC v とはそれぞれ点p
4 v のアフィン座標、および仮想カメラの中心の写像で
ある。同様に、βi V についても計算する。画像中の全
ての点は仮想画面上にこの手法を使って投影することが
できる。新しい画像中に発生する画素抜けや、Z値の問
題は、平行投影の場合で述べた方法で解決する。
【0058】[装置の構成]図10に、本願発明を実施
するための装置の構成を示す。図10を参照して、この
装置は、RS232C端子40、42および映像出力端
子44を有するコンピュータ30と、それぞれRS23
2C端子40および42においてコンピュータ30に接
続された、シーンまたは物体38を撮影するためのデジ
タルカメラ32および34と、映像出力端子44におい
てコンピュータ30に接続されたモニタ36とを含む。
コンピュータ30は、周知の構成を備えており、内部で
任意視点画像生成のためのプログラムを実行することに
より、任意視点画像生成装置として機能する。なお、デ
ジタルカメラとして本例では2つのデジタルカメラを使
用しているが、ステレオ画像を撮影できるカメラであれ
ばどの様なものでもよく、また1つのカメラを用い、カ
メラ視点を移動させることでステレオ画像を撮影するも
のでもよい。なお、本例ではデジタルカメラを用いてい
るが、通常のビデオカメラを用いてもよい。その場合、
コンピュータ30は、映像入力端子を有し、ビデオ画像
をデジタル化する能力を有する必要がある。
【0059】図11に、このコンピュータ30が実行す
る任意視点画像生成プログラムの処理の流れをブロック
図形式で示す。図11を参照して、まず制御点の撮影と
して、画像セットAの撮影を行なう(50)。この画像
セットAから、アフィン座標の基準ベクトルを作成する
(58)。次に、シーンの撮影として、画像セットBの
撮影を行なう。この画像セットBを使用して、カメラの
弱キャリブレーションを行なう(60)。
【0060】さらに、任意視点画像を生成するためのシ
ーンの撮影を行なう。この時の画像セットを画像セット
Cとする。前述の画像セットBは、画像セットCと同一
のものであってもよい。画像セットCに対し、処理60
の結果を用いたステレオマッチングにより画像間の対応
を得る(62)。さらに、このように対応が得られた画
像に対して処理58で得られたアフィン座標の基準ベク
トルを用いてアフィン座標への変換を行なう(64)。
【0061】予め、仮想カメラの光学中心位置などを定
めた仮想カメラパラメータ56をメモリ等に記憶してお
き、処理64で得られたアフィン座標に対し、仮想カメ
ラ位置でのアフィン座標計算を行なう(66)。こうし
て得られた仮想カメラ位置でのアフィン座標をカメラビ
ューに変換し(68)、仮想カメラ位置を視点とする画
像を生成する。仮想カメラパラメータ56を任意に変化
させることにより、任意位置での画像をリアルタイムで
生成することができる。
【0062】[誤差に対する性能の実験的な比較]本願
発明による任意視点画像生成装置の効果を以下に示す。
まず、アフィン座標に基づく再投影アルゴリズムが3次
元再構築手法と比較してより安定していることを実験的
に検証する。このため、図12に示すようなチェック模
様の箱を含んだシーン(ステレオ画像)を考え、カメラ
のキャリブレーションのために箱から6点を選んだ。手
動で点の対応を取り、その点の3次元座標を計算し、新
しい画像へと投影した。そのカメラマトリクスは任意に
定めた。定めた6つの参照点それぞれのx座標値の測定
誤差が−1から1の間に均一に分布していると仮定し、
再投影後の点の座標値の分布をシミュレートした。
【0063】5点の参照点をアフィン座標を基にした再
投影アルゴリズムのために選択し、測定誤差には同一の
性質を仮定し、再投影点の座標値に与える影響を調べ
た。3つの異なった点を任意の画像の組から選び、3次
元再構築手法と、アフィン座標を基にした手法との比較
結果を考察する。この3点(i)(ii)(iii)に対して、x,
y座標のヒストグラムを、3次元再構築手法(a)、ア
フィン再投影(b)それぞれについてプロットしたもの
を図13〜図18に示す。図13、図15、図17はx
座標についてのもの、図14、図16、図18がy座標
についてのものである。図13および図14が点(i) に
ついて、図15および図16が点(ii)について、図17
および図18が点(iii) についてのものである。図中、
3次元再構築手法によるものには「a」を、アフィン座
標変換を基にした本願発明の手法によるものには「b」
をそれぞれ付してある。
【0064】アフィン座標を元にした再投影法のx座標
のヒストグラムは、3点共に明確に鋭いピークを持って
おり、かつ分散も3次元再構築手法に比べて非常に小さ
いことが分かる。一方で、y座標については、点(i)(i
i)において3次元再構築手法の方により鋭いピークが表
れている。しかしこの場合でもヒストグラムを検討する
と、3次元再構築法ではアフィン座標を基にした手法に
比べて分散が大きいことが分かる。投影点の正確なx,
y座標という一つの根拠が欠如しているため、二つの手
法の正確さをどのように評価するかが問題となるが、手
法の正確さをピークの高さと対応するヒストグラムの広
がりで判定するとすれば、本願発明の直接的再投影手法
によって、3次元再構築による手法に比べてより安定し
た結果が得られ、より正確であると言うことができる。
【0065】[アプリケーション]アフィン座標を用い
たシーン再投影の手法を検証するために、図10に示す
構成のコンピュータに接続されたデジタルカメラで、あ
るシーンの3枚の画像を撮影した。その画像を図19〜
図22に示す。(画像(c)と(d)とは同じもの)こ
れまでの説明では、3枚目の画像は常に仮想画像だった
が、3番目の画像が実画像の場合にも本願発明の手法は
利用できる。
【0066】図19を参照して、画像上のチェック状の
ブロックから、3枚の画像中の対応点5点を選び出し、
「x」でマークした。また、7つの対応点を最初の二つ
の画像から選び出し、図19および図20に黒いドット
で示した。図21および図22はそれぞれピンホールモ
デル、平行投影モデルによりこれらの点が3枚目の画像
にどのように投影されるかを示した図である。図21に
示すピンホールモデルの方が図22に示す平行投影モデ
ルに比べて「x」点のずれが少なく、良い再投影結果を
示していることが分かる。
【0067】次に、図23に示すような2枚のステレオ
画像を基に新しい視野画像の合成を行う。新しい視野画
像の生成結果を図24および図25に示した。図24
は、左側の実カメラより更に左にある仮想カメラから生
成した画像を示す。図25は極端に左上にある仮想カメ
ラから生成した画像を示す。特にこのような例では前に
挙げた例に比べて、点の対応誤差が明白に再投影結果に
反映されてしまう。これは主に入力画像の質の悪さによ
るステレオマッチングの誤りに起因しているが、入力画
像の質を上げることにより改善される。この新しい視野
画像の生成アルゴリズムはコンピュータにおいてほぼリ
アルタイムに実行することができる。
【0068】[まとめ]以上のように本発明により、新
しい視野画像の生成のアプリケーションのための、ステ
レオ画像におけるアフィン座標の特徴を使った統一的な
考え方を使用した方法を実現することができる。シーン
再投影のための計算は(14)式に示されているとおり、非
常に単純であることが特徴である。このため、新しい視
野画像の合成は、グラフィックスコンピュータを使うこ
とによってほぼリアルタイムに実現できる。また本手法
は、標準的なアプローチに比較して、5点という少ない
対応点数で実現可能であり、ステレオマッチング時の誤
差の再投影画像への影響を最小限に抑えることができ
る。
【0069】本手法を動的なシーンに適用することも可
能と考えられる。その場合の最大の問題点は、フレーム
レートでのステレオマッチングである。本発明を動的な
シーンに適用するためには、標準的なステレオマッチン
グのアルゴリズムより効率的な手法と組み合わせること
が必要である。
【0070】[本手法と他の直接的な手法との比較]既
に述べたように、再投影手法の一つであるエピポーララ
イン交差法は強カメラキャリブレーションまたは3枚の
画像(2枚は実画像、1枚は新しい画像)中の8つの対
応点が必要である。強カメラキャリブレーションパラメ
ータを正確に推定することは困難であり、これは再投影
時の誤差に通じる。また3枚の画像中の8つの参照点座
標に含まれる測定誤差は、5点の参照点が必要なアフィ
ン座標に基づいた方法と比較して、再投影時のより大き
な座標誤差を導く。また、シーンの再投影は「希薄な」
画像を生成するだけである。本願発明のようにアフィン
座標を基にした方法では、アフィン空間中の直線の傾き
をそれに対応する平面との距離の指標として使い、「穴
埋め」が行える。エピポーラライン交差アルゴリズムで
は、再投影した点に対応する深さ(画像平面に対するz
値)は明示的には計算されず、ゆえに新しい視野の生成
へ拡張することは困難である。
【0071】既にのべたように、モーフィング手法は、
厄介なステレオマッチング問題を避けることができる反
面、2つの実カメラのカメラ中心を結んだ直線上に仮想
カメラがある場合にしか利用できない。これに対し本願
発明の手法では、まず点の対応問題を解く必要がある
が、仮想カメラは空間中の何処にあっても良いという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 強カメラキャリブレーションを説明するため
の図である。
【図2】 3次元再構築法の原理を説明するための図で
ある。
【図3】 エピポーララインを説明するための図であ
る。
【図4】 平行投影の場合のアフィン変換の原理を説明
するための図である。
【図5】 平行投影の場合のα4 とαi との関係を示す
図である。
【図6】 ピンホール射影系のアフィン座標を説明する
ための図である。
【図7】 ピンホール射影の場合のα4 ' とαi との関
係を示す図である。
【図8】 画素抜けを防止するための処理の原理を説明
するための図である。
【図9】 本願発明における5つの参照点の配置を示す
図である。
【図10】 本願発明の実施の形態の任意視点画像生成
装置の構成を示す図である。
【図11】 本願発明の実施の形態の任意視点画像生成
装置において行なわれる処理の流れをブロック図形式で
示す図である。
【図12】 本願発明の実施の形態の装置の効果を検証
するための実験に用いたステレオ画像を示す図である。
【図13】 第1の点に対する、3次元再構築手法と本
願発明による手法との効果の違いを、x座標のヒストグ
ラム形式で示す図である。
【図14】 第1の点に対する、3次元再構築手法と本
願発明による手法との効果の違いを、y座標のヒストグ
ラム形式で示す図である。
【図15】 第2の点に対する、3次元再構築手法と本
願発明による手法との効果の違いを、x座標のヒストグ
ラム形式で示す図である。
【図16】 第2の点に対する、3次元再構築手法と本
願発明による手法との効果の違いを、y座標のヒストグ
ラム形式で示す図である。
【図17】 第3の点に対する、3次元再構築手法と本
願発明による手法との効果の違いを、x座標のヒストグ
ラム形式で示す図である。
【図18】 第3の点に対する、3次元再構築手法と本
願発明による手法との効果の違いを、y座標のヒストグ
ラム形式で示す図である。
【図19】 本願発明によるシーン再投影の効果を検証
するための実験に用いられた画像を示す図である。
【図20】 本願発明によるシーン再投影の効果を検証
するための実験に用いられた他の画像を示す図である。
【図21】 本願発明によるシーン再投影の効果を検証
するための実験に用いられたさらに他の画像と、ピンホ
ールモデルによる投影結果とを示す図である。
【図22】 本願発明によるシーン再投影の効果を検証
するための実験に用いられたさらに他の画像と、平行投
影モデルによる投影結果とを示す図である。
【図23】 本願発明によるシーン再投影の効果を検証
するための他の実験に用いられた画像を示す図である。
【図24】 本願発明によるシーン再投影の効果を検証
するための実験における、ピンホールモデルによる投影
結果を示す図である。
【図25】 本願発明によるシーン再投影の効果を検証
するための実験における、極端に左上のカメラ位置から
のピンホールモデルによる投影結果を示す図である。
【符号の説明】
20 基準面 22 画像平面 24 視線方向 30 コンピュータ 32、34 デジタルカメラ 36 モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大谷 淳 京都府相楽郡精華町大字乾谷小字三平谷 5番地 株式会社エイ・ティ・アール知 能映像通信研究所内 (56)参考文献 特開 平7−296185(JP,A) 特開 平7−294215(JP,A) 佐藤清秀、北原格、大田友一,”多眼 ステレオ法を用いた運動視差の再現可能 な3次元画像表示”,3D映像,1995 年,VOL.9,NO.4,p.26−31 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 G06T 7/00 - 7/60 G06T 15/00 G06T 17/00 - 17/50 G01B 11/00 - 11/30 H04N 13/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステレオ画像を取得するための画像取得
    手段と、 前記画像取得手段により取得されたステレオ画像に基づ
    いて、所定の2次元アフィン座標系の基準ベクトルを作
    成するための手段と、 前記画像取得手段により取得されたステレオ画像に基づ
    いて、画像取得時の視点の相対的位置をキャリブレーシ
    ョンするための手段と、 前記キャリブレーションの結果に基づいて、前記画像取
    得手段により取得されたステレオ画像間の点の対応をと
    るための手段と、 前記基準ベクトルと前記対応をとるための手段の出力と
    に基づいて、前記ステレオ画像の各点の座標を前記所定
    2次元アフィン座標系の座標に変換するための第1の
    変換手段と、 仮想視点位置データに基づいて、前記2次元アフィン座
    標系の座標を、ピンホール投影法を用いて仮想視点位置
    での2次元アフィン座標に変換するための第2の変換手
    段と、 前記第2の変換手段の出力から、前記仮想視点位置にお
    ける画像を生成するための手段とを含む、任意視点画像
    生成装置。
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