JP3122306U - 無線トランシーバシステムを備えたメガネ構造 - Google Patents

無線トランシーバシステムを備えたメガネ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 無線トランシーバシステムを備えたメガネ構造を提供する。
【解決手段】 メガネフレームを含み、該メガネフレームは内部にメガネレンズを嵌合する嵌合部を有し、両自由端上にそれぞれ第一、二メガネツルに可動接続する可動接続部を設けている。該メガネフレーム中央位置には、挿入孔及び該挿入孔と相互に通じる貫通孔を設置し、ネジにより該挿入孔及び該貫通孔を貫通し鼻梁フレームをメガネフレーム上に接続固定する。同時に第一メガネツル上には無線トランシーバシステムを設置し、使用者がメガネを掛けるとイヤホーンは耳穴に装着され、無線信号が伝送されると該無線信号は自動的に切り換えられ、情報は該無線通信技術を通して直接該無線トランシーバシステムに伝送され、使用者は送受話器を持たなくとも相手と通話を行うことができる。
【選択図】 図 1

Description

本考案は、メガネ構造に係り、特に無線トランシーバシステムを備えたメガネ構造に関する。
人類の経済活動が活発になるに連れて、短距離無線通信技術は徐々に重視されるようになって来ている。そのうち、無線トランシーバシステムの使用は、一般の無線通信システム、ブルートゥースシステム、ワイヤレスインターネットシステム、ラジオ、無線通信機器等を含み、低価格、低消費電力に加えて、音声データ伝送も可能であるため注目を集めている。
業界では、通信或いは音声伝送無線技術によりフリーハンドの送受話器形態を開発しており、使用者は耳に装着し使用することができる。無線通信信号が伝送されて来ると、使用者はボタンを押す必要もなく、信号は無線トランシーバシステムを通してフリーハンドの送受話器上に伝送され、使用者は送受話器を手に持つ必要なく通話を行うことができるようになっている。
上記のように無線トランシーバシステムは、フリーハンドの送受話器として製造され、これにより使用者は耳に装着し使用することができる。しかしながら、メガネ或いはサングラスの使用者にとっては、同じ耳の上にメガネのツルの他に、さらにフリーハンド送受話器を装着しなければならないため、耳にとっては重量増という負担になっており、使用及び携帯において極めて不便である。
従来の構造には、以下の欠点があった。
すなわち、従来の耳に装着して使用するフリーハンドの送受話器形態は、メガネ或いはサングラスの使用者にとっては、同じ耳の上にメガネのツルの他にさらにフリーハンド送受話器を装着しなければならないため、重量が掛かり耳への負担になって、使用及び携帯において極めて不便である。
本考案はこれらの事情に鑑みてなされたものであり、上記構造の問題点を解決した無線トランシーバシステムを備えたメガネ構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案の一形態による無線トランシーバシステムを備えたメガネ構造は、メガネフレーム、メガネツル、鼻梁フレーム、メガネレンズ、無線トランシーバシステムを含み、
前記メガネフレーム内に中空状を呈する嵌合部を設け、両自由端上にそれぞれ可動接続部を設け、該メガネフレーム中央位置に挿入孔及び該挿入孔と相互に通じる貫通孔を設けてネジを前記挿入孔及び貫通孔に貫通し、
前記メガネツルを第一メガネツルと第二メガネツルとにより構成し、該第一、二メガネツルの前端にそれぞれ可動接続部と可動接続するピボットを設け、さらに前記第一、二メガネツル末端にそれぞれ凹孔を設け、
前記鼻梁フレームを前記メガネフレームの中央位置に位置する挿入孔中に組合せて、ネジにより該貫通孔を貫通し該鼻梁フレームをメガネフレーム上に接続固定し、
前記メガネレンズ上に背面部を設け、該背面部両端にそれぞれ凸部を設け、該背面部中央にネジ上に嵌接する嵌合孔を設け、
前記無線トランシーバシステムを前記第一或いは第二メガネツル上に配置している。
本考案によれば、無線トランシーバシステムとメガネとを結合させて、無線トランシーバシステムがメガネのツル上に直接装置され、使用上便利であるだけでなく、耳に対する負担がなく、さらにはメガネの流行スタイルを作り上げることができる。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
図1〜4に示すように、本考案一実施例の無線トランシーバシステムを備えたメガネ構造は、メガネフレーム1と、該メガネフレーム1に可動接続するメガネツル組2と、前記メガネフレーム1に組合わされる鼻梁フレーム3と、前記メガネフレーム1に嵌接されるメガネレンズ4と、前記メガネツル組2上に装置される無線トランシーバシステム5とにより組成される。
前記メガネフレーム1は、撓み性を有するプラスチック材により製造される。該メガネフレーム1は、湾曲弧状を呈している。該メガネフレーム1の内部には、中空状を呈する嵌合部11が設けられている。該嵌合部11は、メガネレンズ4を嵌接するための ものである。また、該メガネフレーム1の両自由端上には、それぞれ可動接続部12を備え、該可動接続部12は縦方向開口121及び横方向開口122を有し、該2個の開口121、122は相互に貫通する十字型可動接続部12を形成している。該縦方向開口121は、斜めに一定の角度を呈するため、前記メガネツル2のピボット23に進入後は前記可動接続部12中に可動接続される。前記メガネフレーム1中央位置には、挿入孔13及び該挿入孔13と相互に貫通する貫通孔14(図4参照)を設け、該挿入孔13及び該貫通孔14により鼻梁フレーム3を組合わせるようになっている。
前記メガネツル2は、第一メガネツル21と第二メガネツル22により構成され、該第二メガネツル21(第一メガネツル21の構造と第二メガネツル22の構造は同一であるため、第二メガネツル22についてのみ説明する)の前端にはピボット23を有し、該ピボット23上には横方向軸部24を設けている。該横方向軸部24の縦方向は、相対称の縦方向軸部25をそれぞれ延伸し、該縦方向軸部25は円柱体でその両側には軸方向平面切断面26を備えている。該軸方向平面切断面26により前記ピボット23は、前記可動接続部12中に順調に進入し可動接続する。さらに前記第二メガネツル22末端には、凹孔27があり、該凹孔27にはイヤホーン53を装置するようになっている。前記第一メガネツル21及び該第二メガネツル22は、前記ピボット23と可動接続部12により組合せ/分解が容易で、入れ換え使用することが可能になっている。
前記鼻梁フレーム3は、前記メガネフレーム1の中央に位置する挿入孔13中に設置され、ネジ15により貫通孔14を貫通してメガネフレーム1上に設置される。同時に、該鼻梁フレーム3は、鼻梁の高さ及び幅を調整することができるようになっている(後述する)。
前記メガネレンズ4は、熱可塑性プラスチック材質で、透明で様々な色のサングラスレンズとすることができる。該メガネレンズ4の背面部41両端には、それぞれ凸部42を設置し、該メガネレンズ4の背面部41が該メガネフレーム1の嵌合部11に嵌接する時、該2個の凸部42は該嵌合部11内部両端に嵌入し、該背面部41中央の嵌合孔43は該ネジ15上に嵌接する。
前記無線トランシーバシステム5は、前記第一或いは第二メガネツル21、22上に配置し、該第一或いは該第二メガネツル21、22と一体に形成する蓋体51を備えている。該蓋体51上には、音量及び電源のオン/オフなどを制御可能な複数のボタン52を設けている。また、該蓋体51の内部には、無線送受信チップ、充電バッテリー、マイク、充電プラグ及び該蓋体51外部に延伸するイヤホーン53を配置することが可能になっている。前記イヤホーン53は、前記第二メガネツル21、22の凹孔27中に配置し、使用者は使用時には該イヤホーン53を直接耳に装着可能で、使用しない時には、該イヤホーン53を該凹孔27中に固定することができる。
さらに、図5に示すように、前記メガネフレーム1の中央位置には、挿入孔13及び該挿入孔13と相互に貫通する貫通孔14を設け、該ネジ15により前記鼻梁フレーム3をメガネフレーム1上に接続固定するようになっている。前記鼻梁フレーム3は、金属サポートフレーム31を有し、該サポートフレーム31の一端には、挿入孔13に挿入する連接片311を設けている。該連接片311上には、ネジ15により貫通される穿孔312を設けている。該サポートフレーム31の反対端には、2本の支柱313、314を延伸し、該支柱313、314にはポリカーボネート樹脂材質により形成される嵌管32をそれぞれ嵌接し、さらにゴム製の鼻パッド33と組み合わせている。該鼻パッド33上には、鼻梁上を跨ぐブリッジ331を設け、該ブリッジ331両端にはそれぞれ鼻クッション332を設けている。該鼻クッション332内には、嵌入孔333を設け、該嵌入孔333は前記嵌管32の支柱313、314を設置可能で、前記サポートフレーム31、嵌管32、鼻パッド33の設計により、使用者は自身の鼻梁の高さ、幅に合わせてサイズを調整することができる。
次に、図6、7に示すように、前記メガネレンズ4とメガネフレーム1を嵌接するとき、該メガネレンズ4の背面部41をメガネフレーム1の嵌合部11に嵌接後、メガネレンズ4の背面部41中央の嵌合孔43はネジ15上に嵌接される。こうして、前記メガネレンズ4は、前記メガネフレーム1上に安定的に嵌接される。使用者が前記メガネレンズ4を交換する必要があるときには、前記メガネレンズ4を引き動かし、嵌合孔43をネジ15から離れさせれば、該メガネレンズ4を取り外すことができ、異なる色のメガネレンズ4に交換し使用することができる。
続いて、図8〜12に示すように、前記メガネフレーム1とメガネツル組2を組み立てるとき、前記第二メガネツル22をメガネフレーム1内側に寄せ、該メガネフレーム1の可動接続部12と、斜めを向く第二メガネツル22のピボット23とをメガネフレーム1の可動接続部12中に斜めに挿入する。この時、前記ピボット23の横方向軸部24及び縦方向軸部25と横方向開口122及び縦方向開口121は、可動接続状態を呈し、さらに第二メガネツル22を外側へと動かした後、第二メガネツル22とメガネフレーム1とは一緒に可動接続され、使用者はメガネフレーム1及びメガネツル組2を鼻粱及び耳に装着することができる。
さらに、図13〜15に示すように、本実施例の無線トランシーバシステムを備えたメガネを使用するときに、使用者が近視、遠視或いは老眼であるなら、前記鼻梁フレーム3のサポートフレーム31上に光学フレーム面6を配置する。前記光学フレーム面6中の梁柱前端には、2個の突起61、62を設け、該2個の突起61、62内にはそれぞれ嵌槽63、64を設けている。該嵌槽63、64は、光学フレーム面6を鼻梁フレーム3のサポートフレーム31上に挟持して設置し、近視、遠視或いは老眼の使用者は無線トランシーバシステム5を備えたメガネを掛けた後、理想的な視力を発揮することができる。
図16に示すように、使用者が無線トランシーバシステム5を備えたメガネを掛けた後は、第一メガネツル21上の無線トランシーバシステム5は延伸しイヤホーン53は耳穴に入り、使用者の無線通信信号が伝送されて来たときには、無線信号は無線トランシーバシステム5上に伝送され、使用者は無線トランシーバシステム5のイヤホーン53と内蔵するマイクを通して会話をすることができ、フリーハンド送受話器の方式で携帯電話を使用可能とする。
さらに、図17に示すように、本実施例の第一メガネツル21上の無線トランシーバシステム5を使用しないときには、ピボット23及び可動接続部12の組合せを解除し、第一メガネツル21を取外し、第二メガネツル22と同一のメガネツルを配置することができる。こうして元々第一メガネツル21が可動接続されていた位置において可動接続し、先程まで無線トランシーバシステムであったメガネは、一般のメガネ或いはサングラスとして使用することができる。
本考案一実施例の無線トランシーバシステムを備えたメガネ構造の分解斜視図である。 図1の組合せ斜視図である。 図1のメガネフレームとメガネツル可動接続構造の局部拡大斜視図である。 図1のメガネレンズとメガネフレーム組合せの拡大斜視図である。 図1の鼻梁フレームとメガネフレームの分解斜視図である。 一実施例のメガネレンズとメガネフレームの組合せ断面説明図である。 一実施例のメガネレンズとメガネフレームの組合せ断面説明図である。 一実施例のメガネフレームとメガネツル組の可動接続動作説図である。 一実施例のメガネフレームとメガネツル組の可動接続動作説図である。 一実施例のメガネフレームとメガネツル組の可動接続動作説図である。 一実施例のメガネフレームとメガネツル組の可動接続動作説図である。 一実施例のメガネフレームとメガネツル組の可動接続動作説図である。 本考案第一実施例の斜視図である。 図13の局部分解斜視図である。 図14の組合せ説明図である。 一実施例の使用状態を示す説明図である。 第二実施例の斜視図である。
符号の説明
1 メガネフレーム
11 嵌合部
12 可動接続部
121 縦方向開口
122 横方向開口
13 挿入孔
14 貫通孔
15 ネジ
2 メガネツル
21 第一メガネツル
22 第二メガネツル
23 ピボット
24 横方向軸部
25 縦方向軸部
26 軸方向平面切断面
27 凹孔
3 鼻梁フレーム
31 金属サポートフレーム
311 連接片
312 穿孔
313、314 支柱
33 鼻パッド
331 ブリッジ
332 鼻クッション
333 嵌入孔
32 嵌管
4 メガネレンズ
41 背面部
42 凸部
43 嵌合孔
5 無線トランシーバシステム
51 蓋体
52 ボタン
53 イヤホーン
6 光学フレーム面
61、62 突起
63、64 嵌槽

Claims (10)

  1. メガネフレーム、メガネツル、鼻梁フレーム、メガネレンズ、無線トランシーバシステムを含み、
    前記メガネフレーム内に中空状を呈する嵌合部を設け、両自由端上にそれぞれ可動接続部を設け、該メガネフレーム中央位置に挿入孔及び該挿入孔と相互に通じる貫通孔を設けてネジを前記挿入孔及び貫通孔に貫通し、
    前記メガネツルを第一メガネツルと第二メガネツルとにより構成し、該第一、二メガネツルの前端にそれぞれ可動接続部と可動接続するピボットを設け、さらに前記第一、二メガネツル末端にそれぞれ凹孔を設け、
    前記鼻梁フレームを前記メガネフレームの中央位置に位置する挿入孔中に組合せて、ネジにより該貫通孔を貫通し該鼻梁フレームをメガネフレーム上に接続固定し、
    前記メガネレンズ上に背面部を設け、該背面部両端にそれぞれ凸部を設け、該背面部中央にネジ上に嵌接する嵌合孔を設け、
    前記無線トランシーバシステムを前記第一或いは第二メガネツル上に配置する
    ことを特徴とする無線トランシーバシステムを備えたメガネ構造。
  2. 前記メガネフレームは、湾曲弧状を呈することを特徴とする請求項1記載の無線トランシーバシステムを備えたメガネ構造。
  3. 前記可動接続部は、縦方向開口及び横方向開口を有し、2個の開口は相互に貫通する十字型可動接続部を形成することを特徴とする請求項1記載の無線トランシーバシステムを備えたメガネ構造。
  4. 前記ピボット上には、横方向軸部を有し、該横方向軸部の縦方向は相対称の縦方向軸部をそれぞれ延伸し、該縦方向軸部は円柱体両側に軸方向平面切断面を有することを特徴とする請求項1記載の無線トランシーバシステムを備えたメガネ構造。
  5. 前記鼻梁フレームは、金属サポートフレームを有し、該サポートフレームの一端には挿入孔に挿入する連接片を設け、該連接片上にネジにより貫通する穿孔を有し、前記サポートフレーム反対端に2本の支柱を延伸し、該支柱にポリカーボネート樹脂材質により形成した嵌管をそれぞれ嵌接し、さらにゴム製の鼻パッドを組み立て、該鼻パッド上に鼻梁上を跨ぐブリッジを設け、該ブリッジ両端にそれぞれ鼻クッションを設け、該鼻クッション内に嵌入孔を形成し、該嵌入孔は前記嵌管を嵌合する支柱を組立て可能であることを特徴とする請求項1記載の無線トランシーバシステムを備えたメガネ構造。
  6. 前記メガネレンズは、熱可塑性プラスチック材質で透明度の異なる色彩のサングラスレンズとすることもできることを特徴とする請求項1記載の無線トランシーバシステムを備えたメガネ構造。
  7. 前記無線トランシーバシステムは、前記第一或いは第二メガネツルと一体に形成する蓋体を有し、該蓋体上に音量及び電源のオン/オフを制御可能な複数のボタンを設け、内部に送受信チップ、充電バッテリー、マイク、充電プラグ及び前記蓋体外部に延伸するイヤホーンを配置し、該イヤホーンをメガネツルの凹孔中に配置可能であることを特徴とする請求項1記載の無線トランシーバシステムを備えたメガネ構造。
  8. 前記鼻粱フレームのサポートフレーム上には、光学フレーム面を配置し、該光学フレーム面の中梁前端に2本の突起を設け、該2本の突起内にそれぞれ嵌槽を設け、該嵌槽は前記光学フレーム面を鼻梁フレームのサポートフレーム上に挟持設置することを特徴とする請求項1記載の無線トランシーバシステムを備えたメガネ構造。
  9. 前記第一メガネツル上の無線トランシーバシステムは、使用しないときには、前記ピボット及び可動接続部により第一メガネツルを取外し、第二メガネツルと同一のメガネツルに交換して使用可能であることを特徴とする請求項1記載の無線トランシーバシステムを備えたメガネ構造。
  10. 前記第一、二メガネツルは、前記ピボット及び可動接続部により交換使用が可能であることを特徴とする請求項1記載の無線トランシーバシステムを備えたメガネ構造。
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