JP3121369U - 竹を模った容器 - Google Patents

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繁則 若泉
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若泉漆器株式会社
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Abstract

【課題】 青竹の外観イメージを強く打ち出し、収納時には積み重ねることが出来る容器の提供。
【解決手段】 樹脂を材料として射出成形し、底部4を有す上側容器部1とその下側に脚部2を設け、上側容器部1と脚部2の間には外周面8から突出した節部3を全周に形成し、そして上側容器部1の上端面6は青竹を斜めに切断した際の切口のように背後を高くすると共に正面側を低くした傾斜面とし、脚部2の下端面9は水平面とし、さらに脚部2が上側容器部1の収容空間5に嵌ることが出来る大きさとしている。
【選択図】 図1

Description

本考案は樹脂製の容器であるがその外観を天然の竹形状に見せ掛けたものであり、収納する際には積み重ねを可能とした容器に関するものである。
竹と日本の文化との関係は古く、正倉院には数多くの竹製品が保管されている。又、鎌倉時代、室町時代には中国から精巧な竹細工が輸入されて珍重されていることも、昔の書籍には記載されている。竹は、箸、籠、笊などに使用され、また、竹筒を利用してお酒の燗や炊飯などもおこなわれ、生活に密着した且つ衛生上安全な材料とし慣れ親しんで来た材料である。そして、建物の一部にも建材として竹が使用されるケースは多い。
近年においては、竹筒を容器として用いている場合も多く、例えば青竹を水羊羹の容器として利用した商品が売り出されている。このように自然の竹をそのまま用いた容器では、形や容積が同じものを大量に揃えるのは難しく、また青竹の場合では色が時間と共に褪せるという問題があるため、自然の竹を容器として用いている商品では、数量限定や期間限定の販売となってしまう。従って、近年では樹脂を材料として射出成形し、竹の形状を模した容器が水羊羹の容器などに使用されている。
竹に見せ掛けるように形状を模ったものには色々ある。例えば、特開2003−2316号に係る「容器」は、一つ一つ個性のある外観を有する天然の竹を模した形状の容器であり、ポリオレフィン系熱可塑性樹脂と微細化した竹との組成物からなる容器の外周を塗装した構造である。
特開2003−2316号に係る「容器」
このように、竹を模った容器には上記のごとき問題がある。本考案が解決しようとする課題はこれら問題点であり、竹としての本来の外観を生かすと共に、収納時には積み重ねることが出来る容器を提供する。
本考案に係る容器は竹を模ったものであり、しかも竹特有の形状を最大限に生かした形態として構成している。そこで、中間部には節部を設けて上側容器部と下側脚部から成っている。そして、上側容器部の上端面は背後を高くすると共に正面側を低くした傾斜面としている。脚部の下端は平坦面をなしてテーブル面やお膳に起立して配置することが出来るように成っている。
そして、脚部の外径は上側容器部の収容空間の内径より小さく成っていて、脚部は上側容器部に嵌って積み重ねることが出来る。中間部位に設けている節部は上側容器部の外周面から突出して形成され、収容空間に嵌った脚部は節部が上側容器部の上端面に当って積み重ねられる。又、上側容器部の内周面には小さな支持片を突出して設け、上側容器部に嵌って脚部が該支持片に載って積み重ねることも出来る。
本考案の竹を模った容器は一般に食器として使用され、上側容器部には色々な食物を入れることが出来る。材質は樹脂製であるが、外観が竹の形状をしているために大半の日本料理に適し、竹の素朴さが料理を一段と引き立たせることに成る。そして、上側容器部の上端は水平面でなく正面側を低く傾斜している為に、斜め切口が竹のイメージを引き立てることが出来る。そして上側容器部に収容した料理は見易く、しかも箸を使って食べ易い。一方、脚部は上側容器部に嵌る寸法と成っているために、収納する場合にはガタ付くことなく積み重ねることが出来る。
図1は本考案に係る竹を模った容器であり、その材質は樹脂を射出成形して造られている。同図の1は上側容器部、2は脚部を示し、上側容器部1と脚部2との間には節部3が形成されている。そして、上記節部3とほぼ同じ位置には上側容器部1の底部4が設けられ、上側容器部1内には食べ物を入れることが出来る器として機能する。
この容器はあくまでも青竹を模った形状であり、外周面8の色彩は緑色と成っていて、上側容器部1の収容空間5の内周面10及び底面11は白色又は白色に近い色彩と成っている。そこで、白色に近い樹脂を用いて上側容器部1及び脚部2、節部3、さらに底部4が成形され、外周面8や節部3だけを緑色に塗装することが出来る。
そして、上側容器部1の上端面6は水平でなく、背後が高くて正面側が低くなるように傾斜し、青竹を斜めに切断した切口と同じ外観を呈している。このように上端開口7が斜めに成っていることで、上側容器部1に入れた食べ物は正面から見ることが可能と成り、箸を入れて食べ易くなることは勿論であるが、容器としての竹のイメージが強く表現される。
ところで、上側容器部1の収容空間5には脚部2がガタ付くことなく嵌るように大きく成っている。上側容器部1の収容空間5の横断面が円形であるならば、その内径は脚部2の外径より僅かに大きく成っている。その為に、脚部2を上側容器部1の収容空間5に嵌めることで、この容器は上方へ積み重ねることが出来る。
図2は本考案の容器を積み重ねた状態を表しているが、脚部2は上側容器部1の収容空間5に嵌り、脚部2の外周面8から外方向へ突出した節部3が上側容器部1の上端に当って積み重ねられている。同図に示す容器の上側容器部1及び脚部2は概略楕円形と成っており、収容空間5に嵌った脚部2がガタ付かないように、適度なクリアランスを残している。
ここで、上側容器部1の上端面6は傾斜しているが、低く成っている正面側にも脚部2は嵌っている。従って、上方に積み重ねられた容器が外れ落ちることはない。図3は上側容器部1の内周面10に小さな支持片12,12・・を3か所に設けた容器である。このように支持片12,12・・を設けることで脚部2が収容空間5に嵌る場合、該支持片12,12・・に載って支えられる。
ところで、本考案の容器は食べ物を入れる食器として使用する場合に限らず、花を生ける花立てとして、又は小物類を入れる容器として利用することは自由である。
本考案に係る竹を模った容器。 本考案の容器を積み重ねた場合。 本考案に係る竹を模った別の容器。
符号の説明
1 上側容器部
2 脚部
3 節部
4 底部
5 収容空間
6 上端面
7 開口
8 外周面
9 下端面
10 内周面
11 底面
12 支持片

























Claims (3)

  1. 青竹を模った容器であって、樹脂を材料として射出成形し、底部を有す上側容器部とその下側に脚部を設け、上側容器部と脚部の間には外周面から突出した節部を全周に形成し、そして上側容器部の上端面は青竹を斜めに切断した際の切口のように背後を高くすると共に正面側を低くした傾斜面とし、脚部の下端面は水平面とし、さらに脚部が上側容器部の収容空間に嵌ることが出来る大きさとしたことを特徴とする竹を模った容器。
  2. 上側容器部、脚部、節部、及び底部を白色に近い樹脂で成形し、外周面を緑色に塗装した請求項1記載の竹を模った容器。
  3. 上記上側容器部の内周面には脚部が載る小さな支持片を突出して設けた請求項1、又は請求項2記載の竹を模った容器。
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