JP3121266U - マグネット付きソケット - Google Patents

Abstract

【課題】ボルトナット等を取り込むレンチにおいて、ソケット口とボルト頭の受けが合わない時でもソケットとボルト頭を確実に合致させるソケットレンチを提供する。
【解決手段】ソケットレンチの受け口近くにマグネットＭを埋設することによりボルト頭の長さやボルト頭が変形しているにもかかわらずボルト頭の受けの甘さを解消する。
【選択図】図１

Description

ソケットレンチＡにおいて、ソケット受口（２）近くにマグネットＭを設けたマグネット付きソケット。

工具としてのソケットレンチにはサイズや大きさによって各種があり広く利用されているが、この中でもボルト等の受けを良くするためにボルト受け穴にマグネットを用いているソケットレンチもある。
特開２００２−１０３４２号公報

市販されているマグネット付きのソケットレンチは図３のＭ’で示すようにソケットの受け穴の正面（底）に設けてあるため、ボルト頭が短いものや、ボルト頭が変形したものなどには、マグネットとボルト頭が離れて受けが悪い欠点が見られる。

考案者はこの点に鑑み、種々試作研究を重ねた結果、ソケットレンチＡの受け穴の受口（２）近くにマグネットを設けることによってボルト頭の短いボルトやボルト先端が変形してしまったボルトであってもボルト頭の側面から確実にとらえることが出来る。

上述のように本考案はソケットレンチＡのソケットの受け口（２）近くにマグネットＭを埋設することによって、ボルトを確実にとらえられるため、作業に不安なく能率のよい作業が期待できる。

添付図面により本考案の実施のための最良の形態を説明すると、図１は本考案のソケットレンチＡのソケット部（１）の全体を示す斜視図であり、ボルト受け口（２）の近くに棒状のマグネットＭを埋設する。

図示されるようにソケット（１）のボルト受け口（２）の近くに棒状マグネットＭを埋設するもので、棒状マグネットＭが受け口（２）の近くにあって、しかもボルト（図示していない）を側面から磁着固定するためソケット（１）がボルトを確実にとらえることが出来る。

このため、ボルト頭の短いものでも又ボルト頭がつぶれて少し変形しているボルトでも側面で磁着するためボルトとの間に遊びがなく、作業が確実にスムーズに行える。

本考案のマグネット付きソケットは、特に新しく作ることなく、既製のソケット（１）の受け口（２）近くに穿孔して棒状マグネットＭを埋設するのみで足りるため安価での製作が可能である。

全体を表わす斜視図 受け口の正面図 断面図

符号の説明

１ ソケット
２ ボルト受け口
Ｍ 棒状マグネット

Claims (1)

1. ソケットレンチＡにおいて、ソケット（１）の受け口（２）近くにマグネットＭを埋設したことを特徴としたマグネット付きソケット。
   

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