JP3118411U - 暗所作業照明器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型軽量で部品交換等のメンテナンス性が良いとともに照明性能と省エネルギー性を向上させた暗所作業照明器を提供する。
【解決手段】 垂直姿勢の保持管15に水平方向の放射状に複数個配置した口金ソケット17と、上記各口金ソケットに口金19Aをねじ込んで取り付け安定器19Bを内蔵させた渦巻型又は電球型の蛍光灯19と、上記蛍光灯を閉塞すべく保持管の上下に固着させた半透明のカバー体20,21と、上記カバー体に備えた電源用コネクター12と、で構成されている。
【選択図】図2

Description

本考案は暗所作業照明器に係り、特に、省エネルギーでありながら所定の照明性能を備え小型軽量でメンテナンス性を良くしたものに関する。
従来から、照明施設の無い暗所(工場建物内・トンネル内・夜間の道路工事現場)等での作業場所を照明する移動式の暗所作業照明器が提供されている。その暗所作業照明器には、白熱電球や棒状の蛍光灯を使用して一方向に強く照明する型式やリング形状の蛍光灯管を複数本積み重ねた全方向を均等に照明する型式が提供されている。
以下、その具体例を説明する。まず、白熱電球又は棒状蛍光灯を使用した一方向に強く照明する照明器具は、支持輪を装着された台板に数m長さに及ぶ支柱を起立させ、この支柱の上部に照明灯(蛍光灯)を装着するほか、台板と同体箇所に台板の移動を規制するための係止具を設けたものである(例えば、特許文献1参照。)。
また、リング形状の蛍光灯管を複数本積み重ねた全方向を均等に照明する型式の照明器具は、光源にドーナツ型蛍光灯4灯を使用し、すりガラス調カバーで光の拡散と均質化を図り、更に、キャスター付可変高さのスタンドを採用して作業面に最適な光源位置を確保したものである(例えば、特許文献2参照。)。
実用新案登録第3085971号公報 実用新案登録第3085597号公報
上記白熱電球又は棒状蛍光灯管を使用した一方向に強く照明する照明器具では、作業箇所の特定方向への強い照明が効率良く行えるものの、作業現場の全体を明るくできないから、光の当たる箇所と当たらない箇所の照度の明暗が強く、かえって作業性を低下させるという問題がある。
更に、上記ドーナツ型蛍光灯4灯を使用した照明器具は、作業現場の全方向への明るい照明が可能であるものの、上下に積層した各ドーナツ型蛍光灯の中心位置に配置した筒体カバー内に各ドーナツ型蛍光灯の安定器が組み込まれている。このため、点灯しなくなった中側に配置させた蛍光灯管の交換には、外側の蛍光灯管を外さないと交換できず交換作業に手間取る。これにも増して、筒体カバー内の安定器が故障して交換しなければならない時、全ての蛍光灯管や筒体カバーの取り外し分解作業を伴い、非常に交換作業効率(メンテナンス性)を悪くしている。更に、各安定器やドーナツ型蛍光灯は比較的に重量が有って重たい上に発光能率も悪いから、照明器具の上部重量を重くして安定感を損なうし、全方向の明るい照度が得られ難い。そして、支持輪や係止具を装着させた台板も重量が有って重たく、頻繁に移動を余儀無くされる照明器具の移動性・携帯性や製造コストも悪くしているという問題がある。
本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、小型軽量で部品交換等のメンテナンス性が良いとともに照明性能と省エネルギー性を向上させた暗所作業照明器を提供することにある。
上記目的を達成するべく本考案の請求項1による暗所作業照明器は、支持体により垂直方向に支持された保持管と、上記保持管に対して水平方向で且つ放射状に複数配置された口金ソケットと、上記各口金ソケットに口金をねじ込んで取り付けられ安定器が内蔵された渦巻型又は電球型をなす蛍光灯と、上記蛍光灯を被うように配置され保持管の上端部及び下端部に固着された半透明のカバー体と、上記カバー体に設けられた電源用コネクターと、を具備したことを特徴とするものである。
また、請求項2による暗所作業照明器は、請求項1記載の暗所作業照明器において、上記支持体は保持管の下端部に接続された支持棒と、支持棒をその下部で直立保持する三脚とからなることを特徴とするものである。
また、請求項3による暗所作業照明器は、請求項1記載の暗所作業照明器において、上記支持体は保持管の上端部に接続された螺子部材と、上記螺子部材に取り付けられたシャコ万力とからなることを特徴とするものである。
また、請求項4による暗所作業照明器具は、請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の暗所作業照明器において、上側の半球カバー体の上には防滴半球カバー体が取り付けられていることを特徴とするものである。
また、請求項5による暗所作業照明器具は、請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の暗所作業照明器において、保持管の上端部と下端部とを上下に繋ぐことにより2つ以上の暗所作業照明器を連結する連結管と、2つ以上の暗所作業照明器の電源用コネクターとの接続を可能とする接続用コネクターと、を備えたことを特徴とするものである。
本考案の暗所作業照明器は、垂直姿勢に支持された保持管に複数の口金ソケットが水平方向に放射状に配置されている。この口金ソケットには、安定器を内蔵させた渦巻型又は電球型の蛍光灯がその口金をねじ込んで取り付けられる。そして、上記蛍光灯を半透明のカバー体で保持管の上下に固着して閉塞したものである。これにより、安定器を内蔵させた渦巻型又は電球型の蛍光灯は、小型軽量で全面方向への照明が可能で且つ明るく、作業能率が高められるとともに、消費電力も少なく省エネルギーである。
更に、上記蛍光灯の寿命が切れた時には、蛍光灯の交換は蛍光灯の口金を逆転させて口金ソケットから口金を簡単に取り外すだけでできるとともに、新しい蛍光灯の取り付けも容易である。また、蛍光灯に内蔵させた安定器が切断等で故障した時は、蛍光灯の取り外し・取り付けだけで行える。つまり、各蛍光灯は保持管に水平方向の放射状に拡げられているから、他の蛍光灯との干渉も無く簡単な交換作業で済みメンテナンス性が良い。
また、上記支持体を、保持管の下端部に支持棒を接続するとともに、上記支持棒を直立保持する三脚に連結したものとすることで、暗所作業照明器を三脚で安定した自由位置に設置でき、暗所照明が安定して確実に行える。
また、上記支持体を、保持管の上端部に接続する螺子部材を備えたシャコ万力とすることで、横梁等家屋内の適宜な吊下げ体にシャコ万力のC型湾曲部を引っ掛け締結用ボルトを吊下げ体に安定して確実に締め付け固定することができる。
また、上側の半球カバー体の上に防滴半球カバー体を取り付けた場合には、屋外で雨天の時やトンネル内で水滴か滴下するような時に水滴が半球カバーに直接滴下することを防止することができ、防滴性に優れた暗所作業照明器具とすることができる。
また、2つ以上の暗所作業照明器を併設すべく2つ以上の保持管の上端部と下端部とを上下に繋ぐ連結管と、上記二つ以上の保持管の上下カバー体に設けられた電源用コネクターとの接続を可能とする接続用コネクターと、を備えたものとすることで、2つ以上の暗所作業照明器が一本の電源コードにより容易に繋がれ、より明るい照明を容易に実現することができる。
以下、図1乃至図4を参照して本考案の第1の実施の形態を説明する。図1は暗所作業照明器具の外観斜視図、図2は照明器の外観斜視図、図3は内部構成を示す縦断面図、図4は平断面図である。本考案の暗所作業照明器具100の全体構成は図1に示すようなものである。まず、支持体1があり、このものは折畳み式の三脚3とその中心位置に設けられた支持棒5を備えている。この支持棒5は2段階で伸縮可能であり、締結具7により高さ調節可能に垂直姿勢に保持されている。上記支持棒5の上端座部5Aに照明器10の下端座部15Aが取り付けられている。上記照明器10の下端に設けた電源コネクター12には、100ボルト電源コード11が接続具13により着脱可能に繋がれている。尚、上記支持棒5は伸縮しないものであっても良い。
上記照明器10の構成を詳しく説明すると、まず、図3に示すように、支持棒5の上端座部5Aに保持管15の下端座部15Aを複数のボルトB1で着脱可能に取り付けている。上記構成を詳しく説明すると、支持棒5の上端座部5Aの周囲に複数の孔A1が開けられている。上記孔A1に対面する保持管15の下端座部15Aにも複数の孔A2が開けられていて、半透明の半球カバー体20の中心部に開けた通孔20Cの外周に開けた孔A3と合わせ、各々をボルトB1で締結して取り付けられている。上記保持管15の中腹部15Bには、口金ソケット17が水平方向の放射状に複数個(本実施の形態では、60度間隔で6個)設けられている。各口金ソケット17には、渦巻型又は電球型の蛍光灯19をその口金19Aをねじ込んで取り付けられている。上記蛍光灯19は、小型の安定器19Bをコンパクトに内蔵させたもので、一般の電球のような感覚で使用される。
上記蛍光灯19を閉塞すべく保持管15の上下に設けた上端座部15Cと下端座部15Aに、半透明の半球カバー体20,21をその中心部でビスB1により固着するとともに、半球カバー体20,21の外周縁20A,21Aを重ね合わせた状態で複数のビスB2で固着している。上記保持管15の上端座部15Cと、上側の半透明の半球カバー体21との取付構成は、図3に示すように、上記保持管15の上端座部15Cに複数の孔A4が開けられ、半透明の半球カバー体21の中心部に開けた通孔21Cの外周に開けた孔A5とを合わせ、更に閉塞円板25の孔A6とを各々合わせた状態で、ボルトB1により締結して取り付けている。上記下側の半球カバー体20内には電源コネクタ−12を備え、上側の半球カバー体21内には接続コネクター22を備えていて、各々が保持管15内で口金ソケット17を中継して接続されている。しかして、電源コネクター12に、電源コード11が接続具13で繋がれると、各蛍光灯19に電圧が供給される。上記接続コネクター22は、次の照明器10の電源コネクター12にコードで繋がれて電圧を供給する。勿論、1つだけの照明器10の使用では上記接続コネクター22は不要である。
上記渦巻型又は電球型の蛍光灯19としては、松下電器社製の渦巻型「パルック(登録商標)ボールスパイラル(D25形)と電球型「パルック(登録商標)ボールスパイラル(A25形)が好適に使用できる。D25形は、パルック色・外径50mm/長さ121mm・質量75g・消費電力22W・全光束1460lm・定格寿命8000hである。また、A25形は、パルック色・外径60mm/長さ137mm・質量112g・消費電力22W・全光束1460lm・定格寿命6000hである。尚、上記渦巻型又は電球型の蛍光灯10は、上記具体例に限定されない。他の型式でも良いし、他のメーカー製のものであっても良い。
以上の構成を基にその作用を説明する。本考案の暗所作業照明器100は、保持管15に水平方向に放射状に複数個配置した口金ソケット17に、安定器19Bを内蔵させた渦巻型又は電球型の蛍光灯19の口金19Aをねじ込んで取り付け、上記蛍光灯を半透明のカバー体20,21で保持管15の上下に固着閉塞したものである。これにより、安定器を内蔵させた渦巻型又は電球型の蛍光灯19が小型軽量で全面方向への照明性能も明るくなって作業能率が高められるとともに消費電力も省エネルギーとなる。
図10を参照して新旧照明器具の照度測定比較を行った結果を説明する。測定条件は、光源から1000mm離れた位置に照度計を配置して行った。旧照明器は、WSL−2000とWSL−1800を使用し、本考案照明器は、D25形を使用した。照度は、旧照明器が1050LuXと500LuXに対して本考案照明器は950LuXとなり、出力は、旧照明器が160W,120Wに対して本考案照明器は132Wとなり、光量は、旧照明器が13280ルーメンと8640ルーメンに対して本考案照明器は8760ルーメンとなった。この結果から、本考案照明器は、小型軽量で全面方向への照明性能を充分確保でき、しかも消費電力も少なく省エネルギーであることが確認された。
上記渦巻型又は電球型の蛍光灯19の寿命が切れた時には、蛍光灯の交換は蛍光灯19の口金19Aを逆転させて口金ソケット17から口金を簡単に取り外せるし、新しい蛍光灯の取り付けも同様に容易にできる。また、蛍光灯に内蔵させた安定器19Bが切断等で故障した時も、蛍光灯の取り外し・取り付けだけで行えるし、各蛍光灯は保持管に水平方向の放射状に拡げられているから、他の蛍光灯との干渉もなく極めて簡単に交換ができメンテナンス性が良い。
次に、図5及び図6を参照して本考案の第2の実施の形態を説明する。この第2の実施の形態の場合は、雨天時等に使用する時の防滴性に優れた暗所作業照明器具200としたものである。その照明器10´は、上側の半球カバー体21の上部から外周側部を覆う防滴半球カバー体23を、複数箇所で各スペーサSを介在させて取付ビスB3で固着したものである。上記半球カバー体21と防滴半球カバー体23との間には、適度の空間が設けられている。
上記構成を詳しく説明すると、まず、保持管15の上端座部15Cに複数の孔A4が開けられ、半透明の半球カバー体21の中心部に開けた通孔21Cの外周に開けた孔A5を合わせ、更に閉塞円板25の孔A6を各々合わせた状態で、ボルトB1を通して締結して取り付けられている。また、上記閉塞円板25の中心位置にスペーサSを介在させ、このスペーサSの上部に防滴半球カバー体23を被せ、スペーサ内を通した取付ビスB3の下端が上端座部15C中心部のナット15Dに螺着されている。上記半球カバー体21の外周と防滴半球カバー体23の外周との取付構成も、同様な取付となっている。その他の構成は上記第1の実施の形態の場合と同じであるので同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。本実施の形態の暗所作業照明器具200によると、屋外で雨天の時やトンネル内で水が滴下するような時に水滴が半球カバーに直接滴下することを防止することができ、防滴性に優れた暗所作業照明器具とすることができる。
更に、第3の実施の形態となる暗所作業照明器具300の照明器10”を、図7により説明する。この暗所作業照明器具300は、上記保持管15の中腹15Bの上下位置に二段重ね以上の口金ソケット17を配置し、これに多数の蛍光灯19(図示では、12個)が口金19Aをねじ込んで取り付けたものである。その他の構成は、暗所作業照明器具100と同一につき説明を省略する。
更に、図7に示す本考案の暗所作業照明器具300は、保持管15の中腹上下位置に二段重ね以上の口金ソケット17を配置し、これに多数の蛍光灯19が口金19Aをねじ込んで取り付けられるから、非常に明るい照度が全面方向に均等に得られ、暗所での作業をより一層確実に行える。また、図8に示す本考案の暗所作業照明器具400は、上記二つの暗所作業照明器10を連結管16の両端で上下二段に連結させたもので、上記二つの保持管10の上下カバー体20,21に備える電源コネクター12,接続コネクター22をコードCで繋ぐことにより実行される。これにより、非常に明るい照度が全面方向に均等に得られ、暗所での作業をより一層確実に行える。
更に、保持管15の下端部15Aは伸縮支持体3に繋がれて最適な高さに直立保持されるとともに、三脚1で安定した自由位置に任意・適宜に設置させられ暗所照明が確実に行える。
更に、図8に示す本考案の暗所作業照明器具400のように、上記二つの暗所作業照明器10を上下二段に連結させても良い。その構成は、各保持管15を連結管(ブラケット)16の両端とボルトB1により上端座部15Cと下端座部15Bとを上下に繋いだものである。その詳細構成は、図9に示すように、連結管(ブラケット)16の下端座部16Aと上端座部16Bには、その周囲に複数の孔A4,A5が開けられている。上記下端座部16Aと上端座部16Bに対面する保持管15の下端座部15Aと上端座部15Cにも複数の孔A6,A7が開けられていて、半透明の半球カバー体20,21の中心部に開けた通孔20C,21Cの外周に開けた孔A3,A5とを合わせ、各々にボルトB1を通して着脱可能に取付けたものである。そして、上記二つの保持管15の上下カバー体20,21に備える電源コネクター12,接続コネクター22をコードCで繋ぐことにより実行される。その他の構成は、暗所作業照明器具100と同一につき説明を省略する。
次に、本考案の暗所作業照明器具100,200,300,400の使用例をスタンド型と吊り下げ型で説明する。図11に示すスタンド型では、二段スタイル「a」と防滴スタイル「b」と2灯以上を連結したスタイル「c」とがある。また、図12に示す吊り下げ型では、支持体1の変更例として、照明器10における保持管15の上端座部15Cにシャコ万力40を取り付け、このシャコ万力を天井の横吊棒30に引っ掛けて吊り下げている。その使用例として、標準スタイル「a」と二段スタイル「b」と防滴スタイル「c」と2灯以上を連結したスタイル「d」とがある。勿論、上記以外の使用例が考えられるのは勿論である。
上記暗所作業照明器に対するシャコ万力40の取り付け構成の詳細を図13に示す。まず、支持体1の構成であるが、上記保持管15の上端部15Cにシャコ万力(Cクランプ)40の下端に連結した螺子部材Boである螺子棒41で保持管15の上端部15Cの中心に設けた螺子に螺通し、ロックナットRNで固着している。尚、カバー体21の中心孔21Cが蓋板27を介してボルトB1で上端部15Cに固着されている。上記シャコ万力40のC型湾曲部43の上部に締結用ボルト(締付けねじ棒)45を螺合している。これで水平支持棒30に締め付けて固定される。この構成により、建物天井の水平梁(水平支持棒)30に吊り下げての設置が容易に行える。
本考案の暗所作業照明器具100,200,300,400における実施の形態によると、下記の効果を奏することができる。まず、各蛍光灯は保持管に水平方向の放射状に拡げて配置されているから、安定器を内蔵した蛍光灯の寿命が切れた時や安定器が故障した時は、その蛍光灯を逆転させて口金ソケットから口金を簡単に取り外せ、新しい蛍光灯との交換が容易にできる。即ち、他の蛍光灯との干渉も無く極めて簡単な交換作業で済み容易にメンテナンスできる。また、蛍光灯は小型・軽量化され、更に、全面方向への照度も均一で明るく作業能率が高められ消費電力も省エネルギー化できる。
また、本考案の暗所作業照明器は、保持管の下端部を支持体に繋がれて直立保持され、三脚で安定した自由位置に適宜に設置できるから、暗所照明が確実にできる。更に、本考案の暗所作業照明器具は、二つの保持管の上端部と下端部とを連結管(ブラケット)の上下に繋ぎ、上記二つの保持管の上下カバー体に備えた電源用コネクタ−と接続用コネクタとを接続することで、二つの暗所作業照明器が一本の電源コードにより容易に繋げ、迅速に点灯できる。そして、非常に明るい照度が全面方向に均等にでき、暗所での作業をより一層確実にできる。
更に、暗所作業照明器にシャコ万力を接続すれば、上記シャコ万力のC型湾曲部を建物天井の水平梁等の吊下げ体に引っ掛け締結用ボルトにより容易に締め付け固定できる。更に、二つまたは二つ以上の暗所作業照明器を水平梁等の吊下げ体に引っ掛けた時は、各暗所作業照明器の電源用コネクタ−と接続用コネクタ−とを電源コードで容易に繋げば良く、複数の暗所作業照明器を迅速に点灯できる。しかして、非常に明るい照度が全面方向に均等にでき、暗所での作業をより一層確実にできる。また、上側の半球カバー体の上に防滴半球カバー体を取り付ければ、屋外で雨天の時やトンネル内で水が滴下するような時に水滴が半球カバーに直接滴下することを防止することができ、防滴性に優れた暗所作業照明器具とすることができる。また、暗所作業照明器を二組以上設置しても、各暗所作業照明器を電源用コネクタ−と接続用コネクタ−とで接続でき、二組以上設置した暗所作業照明器が一本の電源コードで容易に繋げ、複数の暗所作業照明器を迅速に点灯できる。
本考案は、その対象物を暗所における作業照明器具としての使用例で説明したが、様々な用途の照明器具への適用が可能である。例えば、各種イベント等での臨時用の照明器具等としても適用できる。
本考案の第1の実施の形態を示す図で暗所作業照明器具の外観斜視図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で照明器の外観斜視図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で照明器の縦断面図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で照明器の平断面図である。 本考案の第2の実施の形態を示す図で照明器の縦断面図である。 本考案の第2の実施の形態を示す図で照明器の平断面図である。 本考案の第3の実施の形態を示す図で照明器の平断面図である。 本考案の第4の実施の形態を示す図で照明器の縦断面図である。 本考案の第4の実施の形態を示す図で照明器の要部断面図である。 本考案の照明器と旧照明器具との照度測定比較図である。 本考案の第1〜4の実施の形態を示す図でスタンド型の使用例図である。 本考案の第1〜4の実施の形態を示す図で吊り下げ型の使用例図である。 本考案の照明器を吊り下げ型とした詳細図である。
符号の説明
1 支持体
3 折畳み式の三脚
5 伸縮支持体
5A 上端座部
7 締結具
10,10´ 照明器
10” 照明器
11 電源コード
12 電源コネクター
13 接続具
15 保持管
15A 下端座部
15B 中腹部
15C 上端座部
16 連結管
16A 下端座部
16B 上端座部
17 口金ソケット
19 蛍光灯
19A 口金
19B 安定器
20,21 半球カバー体
20A,21A 外周縁
20C,21C 通孔
22 接続コネクター
23 防滴半球カバー体
25 閉塞円板
30 水平支持棒
40 シャコ万力
41 螺子部材(螺子棒)
43 C型湾曲部
45 締結用ボルト
100 暗所作業照明器具
200 暗所作業照明器具
300 暗所作業照明器具
400 暗所作業照明器具
A1〜A6 孔
B ボルト
B1 ボルト
B2 ボルト
Bo 螺子部材(ボルト)

Claims (5)

  1. 支持体により垂直方向に支持された保持管と、上記保持管に対して水平方向で且つ放射状に複数配置された口金ソケットと、上記各口金ソケットに口金をねじ込んで取り付けられ安定器が内蔵された渦巻型又は電球型をなす蛍光灯と、上記蛍光灯を被うように配置され保持管の上端部及び下端部に固着された半透明のカバー体と、上記カバー体に設けられた電源用コネクターと、を具備したことを特徴とする暗所作業照明器。
  2. 上記支持体は保持管の下端部に接続された支持棒と、支持棒をその下部で直立保持する三脚とからなることを特徴とする請求項1記載の暗所作業照明器具。
  3. 上記支持体は保持管の上端部に接続された螺子部材と、上記螺子部材に取り付けられたシャコ万力とからなることを特徴とする請求項1記載の暗所作業照明器。
  4. 上側の半球カバー体の上には防滴半球カバー体が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の暗所作業照明器。
  5. 保持管の上端部と下端部とを上下に繋ぐことにより2つ以上の暗所作業照明器を連結する連結管と、2つ以上の暗所作業照明器の電源用コネクターとの接続を可能とする接続用コネクターと、を具備したことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の暗所作業照明器。
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