JP3117111U - 水彩パレット洗浄ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】絵筆や水彩パレットを損傷することなく、汚れを充分に洗浄する水彩パレット洗浄ブラシの提供。
【解決手段】二つ折り可能な水彩パレットの表板20の内側面には、仕切27と側壁25とにより構成された洗浄ブラシ収容部28が設けられており、水彩パレットを洗浄するのに適した硬質な刷毛36を備えた洗浄ブラシ30が収容されている。これにより、水彩パレットとともに常に洗浄ブラシ30も保管・携行することができる。洗浄ブラシ30の刷毛36が植え込まれた部分を覆う刷毛台部34はシリコンゴム製であるから、水彩パレットを洗浄するときに水彩パレットの表面に傷を付けることがない。
【選択図】図1

Description

本考案は、水彩画を描く際に使用する水彩パレットを洗浄するための洗浄ブラシに関し、特に学校で学童・生徒が使用した後の洗浄に便利な水彩パレット洗浄ブラシに関する。
水彩画を描く際に、水彩パレットが使われる。我が国では通常、小中高等学校の図工や美術の授業において水彩画を学ばされるので、ほとんどの人は過去に一度は水彩パレットを使用したことがあるはずなので、以下簡単に水彩パレットについて説明する。水彩パレットは一般にプラスチック製で、2枚の板を蝶番で連結した二つ折り可能な方形の板状であって、二つ折りの内側面に複数の仕切が設けられて複数の区画が構成されている。小さな区画に各色の水彩絵の具をチューブから出し、大きめの区画内で混合して所望の色を作るなどして使用する。使用後は絵の具を洗い流すが、洗浄方法として一般的なのは、水彩パレットを水道水に曝しつつ、絵筆を束にして手に持って水彩パレットを刷毛部分でこする、というものである。これにより水彩パレットと絵筆とを同時に洗浄しようとしている。しかしながら絵筆は刷毛が柔軟すぎて特に区画の隅から絵の具が落ちにくく、強くこすると絵筆から刷毛が抜けるなど絵筆を傷め、また絵筆の刷毛が植え込んである刷毛台部分が金属製であるために水彩パレットが傷ついてしまっていた。また、絵筆は絵を描くものであって、パレットを洗浄するものではない。絵筆の使用目的というものも明確にすることにある。古来より日本の書の文化は筆の文化と言っても過言ではない。そういう意味でも道具の大切さを学ぶ上で、絵筆でパレットを洗浄することは望ましくない。
よって本考案の目的は、絵筆や水彩パレットを損傷することなく、汚れを十分に洗浄することのできる水彩パレット洗浄ブラシを提供することにある。
上記目的を達成するために本考案は、水彩パレットを洗浄するための洗浄ブラシであって、水彩パレットに設けられた洗浄ブラシ収容部に収容可能であり、かつ表面が柔軟な刷毛台部とを備えて水彩パレット洗浄ブラシを構成した。
本考案に係る水彩パレット洗浄ブラシにおいては、水彩パレットには洗浄ブラシ収容部が設けられており、水彩パレット洗浄ブラシを収容しておくことにより、水彩パレットを洗浄する場合には専用の洗浄ブラシが手元にあるので、これを利用して水彩パレットを洗浄することができる。これにより、絵筆で水彩パレットを洗浄して絵筆や水彩パレットを損傷することもなく、水彩パレットの汚れを落とすことができる。また刷毛台部の表面が柔軟なので水彩用絵筆の金属製の刷毛台部に比較して水彩パレットを損傷することがない。
刷毛台部は、好ましくはシリコンゴム製である。洗浄ブラシは、、例えば筆型、羽子板型、ロール型等どのような形状でもよいが、好ましくは水彩パレットが嵩張らず大きなスペースを占めることのない筆型である。洗浄ブラシを筆型形状とした場合、刷毛台部はシリコンゴム製のリング状とすることができる。刷毛の材質はナイロン、豚毛、シュロ、パームからなる群から選ばれる少なくとも通常の水彩用絵筆よりも硬質のものとすれば、水彩用絵筆で洗浄するよりも高い洗浄効果を得られ、より好ましい。
以上のように、本考案に係る水彩パレット洗浄ブラシによると、絵筆や水彩パレットを損傷することなく、汚れを十分に洗浄することができる。
以下、図面を参照しつつ本考案に係る水彩パレット洗浄ブラシの最良の形態について詳細に説明する。なお、以下の説明は考案をより深く理解するためのものであって、実用新案登録請求の範囲を限定するためのものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本考案に係る水彩パレット洗浄ブラシの第1の実施の形態であって、水彩パレットの二つ折りを開いた状態を示す平面図であり、図2は図1のII−II断面図である。
各図において、水彩パレットは表板20と裏板10の2枚を図1視左右の蝶番102、202、104、204で連結することにより相互に重畳した状態から図示のような開いた状態とすることができる。水彩パレットは重畳した状態で保管・運搬され、使用時には図示のように相互に面一になる位置まで開かれる。重畳した状態は、図1視上下縁に備えられた保持具12、22により維持される。
表板20及び裏板10の内側面、すなわち重畳時に相互に対向する各面には、複数の仕切24、14が突設されており、表板20、裏板10の側壁25、15とともに、絵の具を収容する凹部となる複数の区画26、16を構成している。裏板10には親指を通して水彩パレットを支持するための支持穴13が設けられており、表板20には水彩パレットを折り畳んだときに支持穴13に重畳する位置に円形の通気穴29が設けられている。これにより空気は表板20及び裏板10の外側面の間を通り抜けることができる。通気穴29の周縁はリング状に上方に突出している。
表板20の内側面の右端部には、洗浄ブラシ収容部28が設けられている。洗浄ブラシ収容部28は、他の仕切24よりもやや高い仕切27と側壁25とにより形成された凹部であり、そのサイズは洗浄ブラシ30の長さ及び太さに相応している。すなわち洗浄ブラシ収容部28の長さは洗浄ブラシ30の長さとほぼ同一であり、洗浄ブラシ収容部28の幅は洗浄ブラシ30の最も太い部分の直径よりも僅かに小さく、洗浄ブラシ収容部28の高さは洗浄ブラシ30の最も太い部分の半径よりも大きい。洗浄ブラシ収容部28は支持穴13及び通気穴29に隣接して設けられており、これにより使用後の洗浄ブラシ30が濡れたまま洗浄ブラシ収容部28に収容されたとしても、空気が外部から豊富に供給されて洗浄ブラシ30が乾燥され、カビや腐敗を防止することができる。
図3は洗浄ブラシ30を図1、2よりも拡大して示す正面図である。洗浄ブラシ30は木製の円筒状の柄部32と、柄部32の図3視左端の外周面に嵌め込まれたシリコンゴム製のリング状の刷毛台部34と、柄部32の図3視左端面から左方に突出した硬めの豚毛製の刷毛36とからなる。
図3に示されるようにシリコンゴム製の刷毛台部34が洗浄ブラシ30の最も太い部分になり、一方洗浄ブラシ収容部28の幅は刷毛台部34の直径よりも僅かに小さい。このため洗浄ブラシ30を洗浄ブラシ収容部28に押し込むと、刷毛台部34が仕切27と側壁25との間に歪んで入り込み、刷毛台部34の弾性により洗浄ブラシ30は洗浄ブラシ収容部28中に保持される。
従って、水彩パレットとともに常に洗浄ブラシ30を保管・携行することができる。このような水彩パレットを使用した後は、洗浄ブラシ収容部28から洗浄ブラシ30を取り外して水彩パレットを洗浄する。このとき、洗浄ブラシ30の刷毛36が植え込まれた部分を覆う刷毛台部34はシリコンゴム製であるから、水彩パレットの表面を傷つけることがない。また洗浄ブラシ30の硬質の刷毛36により、絵の具を十分に洗い落とすことができる。
(第2の実施の形態)
図4は本考案に係る水彩パレット洗浄ブラシの収容される水彩パレットの第2の実施の形態を示す斜視図である。
図4において、洗浄ブラシ30は水彩パレット50の側縁部に脱着可能に嵌着されている支持具40の筒状半割体42、42に収容される。支持具40は、折り畳んだ状態の水彩パレット50の表面52と裏面54とを挟持する一対の挟持板44、46と、一対の挟持板42、44の側縁同士を相互に接続する接続板48とからなり、断面がコの字状である。接続板48の高さ、すなわち一対の挟持板42、44の側縁の間の距離は水彩パレット50の表面52と裏面54との間の厚さとほぼ同一だが、挟持板42、44の接続板48により接続されていない側縁の間の距離はより短く形成されており、これにより水彩パレット50を堅固に挟持することができる。
筒状半割体42は接続板48に側面部において固着されており、筒状の側面の一部を軸線方向に沿って切り欠いた形状である。筒状半割体42の直径は、洗浄ブラシ30の軸の直径よりもやや小さく、よって洗浄ブラシ30の軸が中に差し込まれたときに、弾性により洗浄ブラシ30の軸を把持することができる。
第2の実施の形態によると、洗浄ブラシ30は外部に露出しているので刷毛部分に含まれる水分が乾きやすく、カビが発生したり腐ったりすることがない。また水彩パレット50の側縁に取り付けるためにあまり嵩張ることがない。また容易に脱着可能であるため、水彩パレット50の使用中など必要な場合には支持具40を取り外すことができる。さらに、水彩パレット50の蝶番が設けられている側縁に対向する側縁を支持具40により挟持することにより、水彩パレット50が折り畳まれた状態から意に反して開くことを抑制することができる。
(第3の実施の形態)
図5は、本考案に係る水彩パレット洗浄ブラシの収容される水彩パレットの第3の実施の形態を示す平面図である。
図5において、水彩パレット60の表面には洗浄ブラシ30を収容するための洗浄ブラシ収容部62が設けられている。洗浄ブラシ収容部62は水彩パレット60の表面に設けられた凹部であり、そのサイズは洗浄ブラシ30の長さ及び太さに相応している。すなわち洗浄ブラシ収容部62の長さは洗浄ブラシ30の長さとほぼ同一であり、洗浄ブラシ収容部62の幅は洗浄ブラシ30の最も太い部分である刷毛台部34の直径よりも僅かに小さく、洗浄ブラシ収容部62の深さは洗浄ブラシ30の直径にほぼ等しい。
このような水彩パレット60によると、洗浄ブラシ30は水彩パレット50を嵩張らせることなく洗浄ブラシ収容部62に収容され、また外部に突出していないので脱落しにくい。
以上本考案の実施の形態について説明したが、本考案は上記実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内において適宜変形可能であることはいうまでもない。
図1は、本考案に係る水彩パレット洗浄ブラシが収容される水彩パレットの第1の実施の形態の開いた状態を示す平面図である。 図2は、図1のII−II断面図である。 図3は、図1、2に示した水彩パレットの洗浄ブラシ収容部に収容可能な本発明に係る水彩パレット洗浄ブラシを示す拡大正面図である。 図4は、本発明に係る水彩パレット洗浄ブラシが収容される水彩パレットの第2の実施の形態を示す斜視図である。 図5は、本発明に係る水彩パレット洗浄ブラシが収容される水彩パレットの第3の実施の形態を示す平面図である。
符号の説明
10 裏板
102、104 蝶番
12 保持具
13 支持穴
14 仕切
15 側壁
16 区画
20 表板
202、204 蝶番
22 保持具
24 仕切
25 側壁
26 区画
27 仕切
28 洗浄ブラシ収容部
29 通気穴
30 洗浄ブラシ
32 柄部
34 刷毛台部
36 刷毛

Claims (4)

  1. 水彩パレットを洗浄するための洗浄ブラシであって、水彩パレットに設けられた洗浄ブラシ収容部に収容可能であり、かつ表面が柔軟な刷毛台部とを備えたことを特徴とする水彩パレット洗浄ブラシ。
  2. 前記刷毛台部がシリコンゴム製である請求項1に記載の水彩パレット洗浄ブラシ。
  3. 筆型形状であって、刷毛台部がシリコンゴム製のリング状である請求項2に記載の水彩パレット洗浄ブラシ。
  4. 刷毛の材質はナイロン、豚毛、シュロ、パームからなる群から選ばれる少なくとも通常の水彩用絵筆よりも硬質のものである請求項1ないし3のいずれかに記載の水彩パレット洗浄ブラシ。
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