JP3114771U - 傷・腫れ物保護カバー - Google Patents

Abstract

【課題】 触ると痛む腫れ物等の処置は現在その多くの人達がガーゼ＋絆創膏で処置されてきた。その人達は毎日、服に触れたり夜は寝返りすると布団にさわる等の痛みで生活に支障をきたしている。保護カバーを接着させる事によって、動きが自由になり、生活が快適に過ごせるようにする。
【解決手段】痛みが特にひどいといわれる帯状疱疹等にもその患部の場所によっては使用できる。また、皮膚表面に近い癌が皮膚面に腫れて出て来る時のカバーにも適する。そのほか、術後、表面上は治っているかに思える傷跡が服等が触れる時に痛む時にも適する。別途に短時間のみ使用可と記して、ドーム状の部分を防水にする事によって風呂等の利用時にも使用するものとする。
【選択図】図２

Description

本案は、服が触れたり、その身体の動きで痛む傷・または腫れ物のような症状の場合の処置として、現在は、ガーゼ＋絆創膏のみの傷の手当てと同じ処置であるため、そのような症状を抱えている患者達は、日々が痛みの苦しみの毎日である。本案はそれを保護するカバーとして考え、また日常の動きにも対応できるように肌面に直接固定する形にする。この保護カバーは衛生面を考え、使い捨てとし、毎日交換することとする。

形状は肌に直接触らぬようにドーム型とする。
ドーム内は通気性、埃等が入らぬように、現在防塵マスク等に使用されている素材を使い、これを身体に直接接着させるようにする。その為、日常の動きが自由に対応できるようになる。接着面については、長時間にわたって肌に接着する事となるので、その素材は現在、医療機関で中心静脈などのカテーテル固定用等に使用されている医療用フィルムを使用し固定する。これの利点は透湿性・通気性にすぐれ、水蒸気や酸素の透過を妨げず、皮膚刺激が少ない為、肌が弱い人にも対応できる。接着面とドーム部分とのつながりの部分については直接ドーム部分の先端が肌にあたらぬようにドーム部分の先端はなめらかな曲線を描き肌への刺激を防ぐ。（断面図参照 図２）

以上のように現在までの処置の仕方ではガーゼ＋絆創膏の処置のみで、このような保護カバーが医療用として無い事自体が問題であったのではないかと思われる。

保護カバーを直接身体に貼る事により、ずれる事なく、日常の動きにも対応し、服などが触れる事がなくなる。また、その素材の性質上、肌が弱い人にも対応できる。

上記のような痛みを伴う日常を生活している患者達にとっては毎日が痛みとの闘いであり、ガーゼ＋絆創膏の上から自分の手で服などが当たらぬようにカバーして生活していた人達が、触らなければ痛まず、動きもある程度自由な生活が出来る事となる。

貼り付けた状態を上から見た図 肌面接着部分の断面図

符号の説明

１ ドーム部分（防塵マスクの素材。風呂用は防水にする）
２ 医療用の接着フィルム
３ 台紙（使用時にはがす）
４ 皮膚面

Claims (1)

1. 服が触れるだけで痛む腫れ物、又は術後、傷の表面上は治っているのにかかわらず、触れると痛む傷や場所によっては帯状疱疹等にも、それらを服やその動きでこすりあって痛むものの保護カバー。
   形はドーム型とし、痛む皮膚面と服との間に空間を作り、ドーム型の素材は現在は「防塵マスク」等として市販されている素材でドーム型を作る事により、通気性と埃等が入らぬようにし、皮膚面の接着素材には現在、医療用として「中心静脈」等で固定用に使用されている接着フィルムを使用する事で通気性・防水性に優れて、肌が弱い人でも長時間使用できる保護カバー。

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