JP3114499U - 看板装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】広告内容が昼夜切り替え、多くの使用希望者が安い費用で効率よく昼夜の広告を利用できるようにする。
【解決手段】屋外に設けられる広告用看板装置であって、互いに重ねられて平行な基板と面板からなり、基板の表面には一様に複数の電子式の発光素子を配置し、これら発光素子に通電する制御装置を設ける。面板の面には文字や絵を描くとともに複数の発光素子に対応する位置に貫通穴を形成し、基板に面板を固定する。昼間には面板表面に描かれた文字や絵の静態広告とし、夜間には制御装置により所定位置にある発光素子に通電して発光させ、これら発光素子の光が貫通穴を通して外方に放射して別の広告として表現させる。
【選択図】図1
【解決手段】屋外に設けられる広告用看板装置であって、互いに重ねられて平行な基板と面板からなり、基板の表面には一様に複数の電子式の発光素子を配置し、これら発光素子に通電する制御装置を設ける。面板の面には文字や絵を描くとともに複数の発光素子に対応する位置に貫通穴を形成し、基板に面板を固定する。昼間には面板表面に描かれた文字や絵の静態広告とし、夜間には制御装置により所定位置にある発光素子に通電して発光させ、これら発光素子の光が貫通穴を通して外方に放射して別の広告として表現させる。
【選択図】図1
Description
この考案は、電子表示装置を利用した看板装置に関し、特に、昼夜で表示を変更することができる看板装置に関する。
現在、大型建造物や主要道路の信号地点や交差点付近には、各種大型の広告用電子式及 び色彩画による描き看板が設けられている。
現在使用されている電子看板では、大型基板の正面に、複数の発光素子(LED)が配設されている。各発光素子の位置は定義されており、PCなどの制御回路の制御を受けて導通されて発光し、これにより必要な文字及び又は絵を表示させている。しかし、このような電子看板の発光素子3は、昼間の太陽光下では電子看板の発光素子の発射する光線が陽光に消され、表示効果が不十分であった。
現在使用されている電子看板では、大型基板の正面に、複数の発光素子(LED)が配設されている。各発光素子の位置は定義されており、PCなどの制御回路の制御を受けて導通されて発光し、これにより必要な文字及び又は絵を表示させている。しかし、このような電子看板の発光素子3は、昼間の太陽光下では電子看板の発光素子の発射する光線が陽光に消され、表示効果が不十分であった。
また、大型の電子看板では資金力のある有力企業が1枚の看板全面を貸し切り又は所有し、資金力の無い中小企業では借りたくても所有したくても予算の制限により利用できない欠点があった。
また色彩画による大小の描き看板や帆布式広告看板があり、更に透光・透明板に文字や絵を描き夜間にはその背後に設けた照明を点灯して広告を浮き上がらせるものがあった。
これらは文字及び又は絵がペンキ塗りや印刷物のため固定されているので、日毎に変わる季節的な大売出しなどに利用するには変更にコストがかかり不便性があった。更に夜間において広告するには多数の電気抵抗線を利用した白熱電灯やネオン管の電気照明を必要とし電力費用が高く付く欠点があった。
また色彩画による大小の描き看板や帆布式広告看板があり、更に透光・透明板に文字や絵を描き夜間にはその背後に設けた照明を点灯して広告を浮き上がらせるものがあった。
これらは文字及び又は絵がペンキ塗りや印刷物のため固定されているので、日毎に変わる季節的な大売出しなどに利用するには変更にコストがかかり不便性があった。更に夜間において広告するには多数の電気抵抗線を利用した白熱電灯やネオン管の電気照明を必要とし電力費用が高く付く欠点があった。
また、多面体から構成した例えば回転可能な広告面が三面ある回動看板もあり、正面に向かって第1面を回転させると、第1の静態文字及び又は絵が出現し、第2、第3面に回転させると、第2或いは第3の静態文字及び又は絵がそれぞれ出現する。それは表示する文字及び又は絵を切り替えて表示できるが、季節的な大売出しなどリアルタイムでの変更は不可能であった。また同様に多数の照明を行う必要があった。
更に、韓国や台湾には大型基板の正面に描き看板を重ねた夜・昼切り替え方式の2重看板が知られている。大型基板の正面に配設されている複数の発光素子(LED)のそれぞれに重なるように描き看板には無数の穴が空けられている。昼間遠くから見るとこれら穴は殆ど見えなくなり、描き看板の広告が観測される。一方暗くなった夜間には発光素子の発射する光線による広告が明るく観測される。従来の技術に関する文献には特開2002−55636がある。
更に、韓国や台湾には大型基板の正面に描き看板を重ねた夜・昼切り替え方式の2重看板が知られている。大型基板の正面に配設されている複数の発光素子(LED)のそれぞれに重なるように描き看板には無数の穴が空けられている。昼間遠くから見るとこれら穴は殆ど見えなくなり、描き看板の広告が観測される。一方暗くなった夜間には発光素子の発射する光線による広告が明るく観測される。従来の技術に関する文献には特開2002−55636がある。
従来の大規模の屋外看板では、季節的又は臨時の大売出しなどで広告主の要求する即変更可能なリアルタイムでの広告が出来ない不便があった。また大型の電子看板では資金力のある有力企業が貸し切り、資金力の無い中小企業では借りたくても予算の制限により利用できない欠点があった。
面板の描き看板の広告である静態文字及び又は絵では、夜間照明が必要で、電力費用だけが嵩み、また長期間同じ広告を出して消費者に飽きられる欠点があった。
面板の描き看板の広告である静態文字及び又は絵では、夜間照明が必要で、電力費用だけが嵩み、また長期間同じ広告を出して消費者に飽きられる欠点があった。
一方大型の電子看板では、昼間は消えた発光素子群が白日に晒されて元気のない広告になってしまうものであった。
この考案は、広告内容が昼夜切り替えられるようにし、また、夜間用の大型の電子看板を電子制御的に複数に分割し、更に昼用の大型描き看板を複数の画面に分割して、多くの使用希望者が安い費用で効率よく昼夜の広告に参加できるようにした看板装置を提供することを目的とする。
この考案は、広告内容が昼夜切り替えられるようにし、また、夜間用の大型の電子看板を電子制御的に複数に分割し、更に昼用の大型描き看板を複数の画面に分割して、多くの使用希望者が安い費用で効率よく昼夜の広告に参加できるようにした看板装置を提供することを目的とする。
本考案の別の目的は、複数に分割された夜間用の大型の電子看板を、電子制御によりリアルタイムの通告板とにし、且つ必要に応じて大型単一の電子看板から小型複数の電子看板に区分可能とし、随時小型複数の電子看板上の文字及び又は絵を変更できるようにした看板装置とするものである。
また更に昼用の大型単一の描き看板を小型複数の描き看板に区分可能とし、小型複数の描き看板では個々の画面を独立に交換することにより比較的短期間に文字及び又は絵を交換できるようにした看板装置とするものである。
また更に昼用の大型単一の描き看板を小型複数の描き看板に区分可能とし、小型複数の描き看板では個々の画面を独立に交換することにより比較的短期間に文字及び又は絵を交換できるようにした看板装置とするものである。
請求項1の考案は、屋外に設けられ所定面積を有する太陽光線で視認される広告用看板装置であって、互いに重ねられて平行な基板と面板からなり、基板の表面には一様に複数の電子式の発光素子を配置し、これら発光素子に通電する制御装置を設け、前記面板表面には文字や絵を描くとともに、前記複数の発光素子に対応する位置に貫通穴を形成し、前記基板に前記面板を固定し、昼間には前記面板表面に描かれた文字や絵の静態広告とし、夜間には前記制御装置により所定位置にある発光素子に通電して発光させ、これら発光素子の光が前記貫通穴を通して外方に放射して別の広告として表現させるようにした看板装置において、前記基板上に一様に配置された複数の発光素子を互いに独立に電子制御可能な複数の領域に分割し、前記制御装置はこれら分割された複数の領域の発光素子に対してそれぞれ独立に通電を行うようにし、前記面版を互いに分離可能な複数の小面版に分割して構成し、それぞれ互いに異なる広告の文字や絵を描いたこれら複数の小面版を前記基板に対して個々に取り付け・取り外し可能に固定し、夜間には前記制御装置により前記複数の領域の発光素子を電子制御して全面1枚または個別の小型複数の電子看板による広告とし、昼間には前記複数の小面版を互いに異なる個々の静態広告として表現させるようにした。
請求項2では、前記分離可能な複数の小面版とそれぞれ対応する別の複数の小面版に、それぞれ互いに異なる広告の文字や絵を描き、前記複数の小面版の何れかを前記基板から取り外し、これと交換して前記別の複数の小面版の何れかを前記基板に取り付けて昼間には別の静態広告として表現させるようにした。
請求項2では、前記分離可能な複数の小面版とそれぞれ対応する別の複数の小面版に、それぞれ互いに異なる広告の文字や絵を描き、前記複数の小面版の何れかを前記基板から取り外し、これと交換して前記別の複数の小面版の何れかを前記基板に取り付けて昼間には別の静態広告として表現させるようにした。
請求項3では、屋外に設けられ所定面積を有する太陽光線で視認される広告用看板装置であって、互いに重ねられて平行な基板と透明な面板からなり、基板の表面には一様に複数の電子式の発光素子を配置し、これら発光素子に通電する制御装置を設け、前記透明な面板表面には文字や絵を描いて遮光部を形成し、前記複数の発光素子に対応する位置に文字や絵を描くことなく透光部を形成し、前記基板に前記透明な面板を固定し、昼間には前記透明な面板表面に描かれた文字や絵の静態広告とし、夜間には前記制御装置により所定位置にある発光素子に通電して発光させ、これら発光素子の光が前記透光部を通して外方に放射して別の広告として表現させるようにした看板装置において、前記基板上に一様に配置された複数の発光素子を互いに独立に電子制御可能な複数の領域に分割し、前記制御装置はこれら分割された複数の領域の発光素子に対してそれぞれ独立に通電を行うようにし、前記透明な面版を互いに分離可能な複数の透明な小面版に分割して構成し、それぞれ互いに異なる広告の文字や絵を描いたこれら複数の透明な小面版を前記基板に対して個々に取り付け・取り外し可能に固定し、夜間には前記制御装置により前記複数の領域の発光素子を電子制御して全面1枚または個別の小型複数の電子看板による広告とし、昼間には前記複数の透明な小面版を互いに異なる個々の静態広告として表現させるようにした。
請求項4では、前記分離可能な複数の透明な小面版とそれぞれ対応する別の複数の透明な小面版に、それぞれ互いに異なる広告の文字や絵を描き、前記複数の透明な小面版の何れかを前記基板から取り外し、これと交換して前記別の複数の透明な小面版の何れかを前記基板に取り付けて昼間には別の静態広告として表現させるようにした。
請求項4では、前記分離可能な複数の透明な小面版とそれぞれ対応する別の複数の透明な小面版に、それぞれ互いに異なる広告の文字や絵を描き、前記複数の透明な小面版の何れかを前記基板から取り外し、これと交換して前記別の複数の透明な小面版の何れかを前記基板に取り付けて昼間には別の静態広告として表現させるようにした。
この考案は、広告内容が昼夜切り替えられるようなり、また多くの使用希望者が安い費用で効率よく昼夜の広告に参加できるようにした。
更に複数に分割された夜間用の大型の電子看板を、電子制御によりリアルタイムの通告板とにし、且つ必要に応じて大型単一の電子看板から小型複数の電子看板に区分可能とし、随時文字及び又は絵を変更できるようにした。
また更に昼用の大型単一の描き看板を小型複数の描き看板に区分可能とし、小型複数の描き看板では個々の画面を独立に交換することにより比較的短期間に文字及び又は絵を交換できるようにした。
なお更に、広告依頼者が少なくもしくはいない場合は、表面の小面版や面板を基板から外して、基板上の発光素子により、広告募集中の文字を夜間に表示し、広告の活性化を図ることもできる。
更に複数に分割された夜間用の大型の電子看板を、電子制御によりリアルタイムの通告板とにし、且つ必要に応じて大型単一の電子看板から小型複数の電子看板に区分可能とし、随時文字及び又は絵を変更できるようにした。
また更に昼用の大型単一の描き看板を小型複数の描き看板に区分可能とし、小型複数の描き看板では個々の画面を独立に交換することにより比較的短期間に文字及び又は絵を交換できるようにした。
なお更に、広告依頼者が少なくもしくはいない場合は、表面の小面版や面板を基板から外して、基板上の発光素子により、広告募集中の文字を夜間に表示し、広告の活性化を図ることもできる。
本考案の屋外用大型看板装置50は、図2の下方にしめされるように、基板1と面板20とから構成され、看板装置50はその表面が通常ほぼ垂直面になるように屋上や道路沿いの空き地など屋外に設置される。基板1は例えば広さが縦横5Mx7Mの面積を有し、基板1表面には多数の発光ダイオード2が一様に取り付けられている。
これら発光ダイオード2の位置は、予め決められており、一般的には縦横一列に並べて互いに一定の距離はなれて設けられている。これら発光ダイオード2は連続する領域で例えば四角領域で制御対象グループ毎に電子的に区分されている。各対象グループの発光ダイオード2は後述する制御部によりそれぞれ制御されて通電され、発光するようになっている。
これら発光ダイオード2の位置は、予め決められており、一般的には縦横一列に並べて互いに一定の距離はなれて設けられている。これら発光ダイオード2は連続する領域で例えば四角領域で制御対象グループ毎に電子的に区分されている。各対象グループの発光ダイオード2は後述する制御部によりそれぞれ制御されて通電され、発光するようになっている。
基板1の正面には図2、図3、図5に示すように、面板20が重なる位置に取り付けられており、この面板20の表面はペンキ30などで文字や絵が描かており、広告看板となっているとともに、基板1と面板20はほぼ同一面積になるように構成される。
さて、この面板20は図2上方に示すように、複数の例えば6枚の等しい面積の小面板21〜26より構成され、これら小面板21〜26には別々の広告がペンキなどによりそれぞれ描かれている。例えば小面板21には「abc社」のお花、小面板22には「いろは社」の星、小面板23には「旅行社あいう」の飛行機、小面板24には「車製造業社xyz社」、小面板25には「ファッションらりる」の傘、小面板26には速達便サービスの「郵便カキク」の絵柄が描かれている。
図3において、基板1に重ねられる面板20の一部である小面板21について拡大誇張した構成を表示している、この小面板21は図2の看板「abc社」のお花の小面板21に該当している。
さて、この面板20は図2上方に示すように、複数の例えば6枚の等しい面積の小面板21〜26より構成され、これら小面板21〜26には別々の広告がペンキなどによりそれぞれ描かれている。例えば小面板21には「abc社」のお花、小面板22には「いろは社」の星、小面板23には「旅行社あいう」の飛行機、小面板24には「車製造業社xyz社」、小面板25には「ファッションらりる」の傘、小面板26には速達便サービスの「郵便カキク」の絵柄が描かれている。
図3において、基板1に重ねられる面板20の一部である小面板21について拡大誇張した構成を表示している、この小面板21は図2の看板「abc社」のお花の小面板21に該当している。
図5はこの図3の実施例1に於けるA−A矢視断面図を示し、小面板21には重ねた基板1上の複数の発光ダイオード2に対応する位置に複数の貫通穴4がそれぞれ設けられている。
従って、小面板21の貫通穴4がちょうど発光ダイオード2に対応する位置とされ、発光ダイオード2の先端部を小面板21より露出又は外部から見えるように構成している。夜間に点灯された発光ダイオード2の光Lは貫通穴4を通すて外部に放射される。
小面板21の貫通穴4が存在しない部分にペンキや塗料30が塗られて、図2、図3の看板「abc社」お花の絵と文字となっている。
従って、小面板21の貫通穴4がちょうど発光ダイオード2に対応する位置とされ、発光ダイオード2の先端部を小面板21より露出又は外部から見えるように構成している。夜間に点灯された発光ダイオード2の光Lは貫通穴4を通すて外部に放射される。
小面板21の貫通穴4が存在しない部分にペンキや塗料30が塗られて、図2、図3の看板「abc社」お花の絵と文字となっている。
ここで、貫通穴4の直径と貫通穴4の間の距離と、貫通穴4が存在しない部分に塗料30が塗られた看板「abc社」(お花の絵と文字)と観測者人間の視覚との関係について説明する。
人間の成人の両目間隔は平均6.5cmであり、貫通穴4の互いの距離がほぼこの長さに設計されている。貫通穴4の間の距離が平均6.5cmであれば、貫通穴4の直径は取り付ける発光ダイオード2の製品サイズで決定できる。輝度の高いものであれば径は小さく、輝度の低いものであれば径が大きくなる。
さて昼間に50M以上離れた位置からこの看板を見るとこれら貫通穴4は殆ど視力認識されず、塗料30が塗られた看板「abc社」が明瞭に観測される。なお図3、図5ではこれら貫通穴4と発光ダイオード2を説明のため誇張した大きさで表示した。
人間の成人の両目間隔は平均6.5cmであり、貫通穴4の互いの距離がほぼこの長さに設計されている。貫通穴4の間の距離が平均6.5cmであれば、貫通穴4の直径は取り付ける発光ダイオード2の製品サイズで決定できる。輝度の高いものであれば径は小さく、輝度の低いものであれば径が大きくなる。
さて昼間に50M以上離れた位置からこの看板を見るとこれら貫通穴4は殆ど視力認識されず、塗料30が塗られた看板「abc社」が明瞭に観測される。なお図3、図5ではこれら貫通穴4と発光ダイオード2を説明のため誇張した大きさで表示した。
図6はこの図3の実施例2に於けるA−A矢視断面図を示し、小面板21に換えて小透明面板11とし、透光・透明のアクリル板等から構成され、重ねた基板1上の複数の発光ダイオード2に対応する位置に複数の円形の透光・透明窓14がそれぞれ残されている。
従って、小透明面板11の透光・透明窓14がちょうど発光ダイオード2に対応する位置とされ、発光ダイオード2の先端部が透光・透明窓14を透して外部から見えるように構成している。夜間に点灯された発光ダイオード2の光Lは透光・透明窓14を透して外部に放射される。
小透明面板11の透光・透明窓14が存在しない部分にペンキや塗料30が塗られて、図2、図3の看板「abc社」お花の絵と文字となっている。
従って、小透明面板11の透光・透明窓14がちょうど発光ダイオード2に対応する位置とされ、発光ダイオード2の先端部が透光・透明窓14を透して外部から見えるように構成している。夜間に点灯された発光ダイオード2の光Lは透光・透明窓14を透して外部に放射される。
小透明面板11の透光・透明窓14が存在しない部分にペンキや塗料30が塗られて、図2、図3の看板「abc社」お花の絵と文字となっている。
次に図3において、これら実施例1、実施例2の小面板21や小透明面板11を基板1に重ねて取り付ける構造を小面板21を代表に説明する。
小面板21の4隅には取り付け用に貫通孔5がそれぞれ形成され、これら貫通孔5にはネジ6がそれぞれ挿入される。小面板21の貫通穴4(透光・透明窓14)が丁度発光ダイオード2に重なる状態にした位置で、基板1には小面板21の4隅の貫通孔5にそれぞれ対応する位置にネジ孔7が形成されている。図3では下方2隅のネジ孔7を図示したが、上方2隅のネジ孔7は小面板21の上部により隠れるので表示していない。 しかしながら、小面板21の右と下と右斜め下にそれぞれ隣接する右方の小面板22と下方の小面板24と右斜め下方の小面板25に対応するネジ孔7については、これらの一部を表示している。
従って図2、図3において、基板1の左上に小面板21を角が合うように重ねて、これらネジ6を基板1のネジ孔7にねじ込んで、看板「abc社」のお花の小面板21を基板1上に固定する。
小面板21の4隅には取り付け用に貫通孔5がそれぞれ形成され、これら貫通孔5にはネジ6がそれぞれ挿入される。小面板21の貫通穴4(透光・透明窓14)が丁度発光ダイオード2に重なる状態にした位置で、基板1には小面板21の4隅の貫通孔5にそれぞれ対応する位置にネジ孔7が形成されている。図3では下方2隅のネジ孔7を図示したが、上方2隅のネジ孔7は小面板21の上部により隠れるので表示していない。 しかしながら、小面板21の右と下と右斜め下にそれぞれ隣接する右方の小面板22と下方の小面板24と右斜め下方の小面板25に対応するネジ孔7については、これらの一部を表示している。
従って図2、図3において、基板1の左上に小面板21を角が合うように重ねて、これらネジ6を基板1のネジ孔7にねじ込んで、看板「abc社」のお花の小面板21を基板1上に固定する。
その他の看板、小面板22の「いろは社」の星、小面板23の「旅行社あいう」の飛行機、小面板24の「車製造業社xyz社」、小面板25の「ファッションらりる」の傘、小面板26の速達便サービスの「郵便カキク」でも、文字や絵柄が異なるのみで小面板21の「abc社」のお花とほぼ同様に構成されている。
基板1にはこれら小面板22等の4隅の貫通孔にそれぞれ対応する位置にネジ孔が形成される、従ってこれらを纏めて基板1にネジでそれぞれ固定すると、図1の上方及び図2の中ほどに示す面板20が完成される。これら小面板21等の看板は、取り付け位置を自由に交換・配置できる。またネジ6の頭は6.6cmより更に小さいので広告効果上で見栄えの障害にはならない。
基板1にはこれら小面板22等の4隅の貫通孔にそれぞれ対応する位置にネジ孔が形成される、従ってこれらを纏めて基板1にネジでそれぞれ固定すると、図1の上方及び図2の中ほどに示す面板20が完成される。これら小面板21等の看板は、取り付け位置を自由に交換・配置できる。またネジ6の頭は6.6cmより更に小さいので広告効果上で見栄えの障害にはならない。
次に、図4で基板1上の複数の発光ダイオード2を制御する制御部40について説明する。これら発光ダイオード2は飛び地のない連続する領域で例えば四角領域で制御対象グループ毎に電子的に区分されている。図4では基板1上の複数の発光ダイオード2を左右に2等分した制御対象グループとしている。
制御部40は2本の制御ケーブル41、42を介して第1対象グループ43、第2対象グループ44をそれぞれ通電・発光制御する。制御部40内では基板1上の発光ダイオード2群に対応した例えばスイッチ孔を備えた制御板を使用すると、ピンを導通孔に差し込んで通電・発光を行うことができる。差し込んだピンがドット模様となって、点灯文字などを相似的に見ることができる。
しかしながら現在のパソコン技術とソフトを制御部40に適応すれば、発光ダイオード2群を自由に分割し、自由な文字や絵を通電・発光制御できる。また制御ケーブル41,42は信号を時分割することで、ケーブルを1本とすることができる。
なお、発光ダイオード2の光は単色光で説明したが、3原色の集合したものや、個々の3原色(RGB管)を独立に別々に取り付けて天然色、カラー広告にもできる。
制御部40は2本の制御ケーブル41、42を介して第1対象グループ43、第2対象グループ44をそれぞれ通電・発光制御する。制御部40内では基板1上の発光ダイオード2群に対応した例えばスイッチ孔を備えた制御板を使用すると、ピンを導通孔に差し込んで通電・発光を行うことができる。差し込んだピンがドット模様となって、点灯文字などを相似的に見ることができる。
しかしながら現在のパソコン技術とソフトを制御部40に適応すれば、発光ダイオード2群を自由に分割し、自由な文字や絵を通電・発光制御できる。また制御ケーブル41,42は信号を時分割することで、ケーブルを1本とすることができる。
なお、発光ダイオード2の光は単色光で説明したが、3原色の集合したものや、個々の3原色(RGB管)を独立に別々に取り付けて天然色、カラー広告にもできる。
図1、図5、図6において、昼夜の看板広告の動作について説明する。
図1では面板20を小面板21と小面板22等の6枚で均等分している、昼間は6企業の広告としている。即ち小面板21には「abc社」のお花、小面板22には「いろは社」の星、小面板23には「旅行社あいう」の飛行機、小面板24には「車製造業社xyz社」、小面板25には「ファッションらりる」の傘、小面板26には速達便サービスの「郵便カキク」が広告される。
発光ダイオード2群を2分割して、一方夜間には郵船企業と時計販売業と左右2企業の宣伝広告としている。例えば
夜間は制御部40により発光ダイオード2の発光順序が制御され、静態或いはこれら2社の別の動態文字及び又は絵を現出できる。
更に、例えば小面板21と小面板22と小面板23とを組み合わせて同一企業の連続した文字や絵をペイントすることで、横に長い看板とすることができる。
なおまたこれらのうち例えば、小面板21と小面板24と小面板22と小面板25を組み合わせては同一企業の連続した文字や絵をペイントすることで、縦横をそれぞれ2倍にしたやや大きい看板とすることができる。また小面板21や小面板22や小面板23等の面積は均等でなくてもよく、経済性や取り付け工事の便宜性に合わせて自由に設定できる、その際には貫通孔の位置とネジ孔の位置をそれぞれ合わせるようにすればよい。
図1では面板20を小面板21と小面板22等の6枚で均等分している、昼間は6企業の広告としている。即ち小面板21には「abc社」のお花、小面板22には「いろは社」の星、小面板23には「旅行社あいう」の飛行機、小面板24には「車製造業社xyz社」、小面板25には「ファッションらりる」の傘、小面板26には速達便サービスの「郵便カキク」が広告される。
発光ダイオード2群を2分割して、一方夜間には郵船企業と時計販売業と左右2企業の宣伝広告としている。例えば
夜間は制御部40により発光ダイオード2の発光順序が制御され、静態或いはこれら2社の別の動態文字及び又は絵を現出できる。
更に、例えば小面板21と小面板22と小面板23とを組み合わせて同一企業の連続した文字や絵をペイントすることで、横に長い看板とすることができる。
なおまたこれらのうち例えば、小面板21と小面板24と小面板22と小面板25を組み合わせては同一企業の連続した文字や絵をペイントすることで、縦横をそれぞれ2倍にしたやや大きい看板とすることができる。また小面板21や小面板22や小面板23等の面積は均等でなくてもよく、経済性や取り付け工事の便宜性に合わせて自由に設定できる、その際には貫通孔の位置とネジ孔の位置をそれぞれ合わせるようにすればよい。
現代人が、毎日見る広告内容が昼夜切り替えられるようなり、広告効果が向上できる。利用者側からは、多くの中小企業が安い費用で効率よく昼夜の広告に参加できるようになる。更に複数に分割された夜間用の大型の電子看板を、電子制御によりリアルタイムの通告板とにし、季節ものや旬の宣伝が簡単に瞬時に行なうことが可能で便利である。毎日のニュース版としても使用できる。
また更に昼用の大型単一の描き看板を小型複数の描き看板に区分可能としたので、小型複数の描き看板の画面を独立に随時(週単位、月単位で)交換することにより比較的短期間に文字及び又は絵を交換し、変化に対応した広告できる。
また更に昼用の大型単一の描き看板を小型複数の描き看板に区分可能としたので、小型複数の描き看板の画面を独立に随時(週単位、月単位で)交換することにより比較的短期間に文字及び又は絵を交換し、変化に対応した広告できる。
1 基板
2 発光ダイオード
3 発光素子
4 貫通孔
5 貫通孔
6 ネジ
7 ネジ孔
11 小透明面板
14 透光・透明窓
20 面板
21〜26 小面板遮光部
30 ペンキ
40 表示制御部
41、42 制御ケーブル
43 第1対象グループ
44 第2対象グループ
50 看板装置
L 光
2 発光ダイオード
3 発光素子
4 貫通孔
5 貫通孔
6 ネジ
7 ネジ孔
11 小透明面板
14 透光・透明窓
20 面板
21〜26 小面板遮光部
30 ペンキ
40 表示制御部
41、42 制御ケーブル
43 第1対象グループ
44 第2対象グループ
50 看板装置
L 光
Claims (4)
- 屋外に設けられ所定面積を有する太陽光線で視認される広告用看板装置であって、互いに重ねられて平行な基板と面板からなり、基板の表面には一様に複数の電子式の発光素子を配置し、これら発光素子に通電する制御装置を設け、前記面板表面には文字や絵を描くとともに、前記複数の発光素子に対応する位置に貫通穴を形成し、前記基板に前記面板を固定し、昼間には前記面板表面に描かれた文字や絵の静態広告とし、夜間には前記制御装置により所定位置にある発光素子に通電して発光させ、これら発光素子の光が前記貫通穴を通して外方に放射して別の広告として表現させるようにした看板装置において、
前記基板上に一様に配置された複数の発光素子を互いに独立に電子制御可能な複数の領域に分割し、前記制御装置はこれら分割された複数の領域の発光素子に対してそれぞれ独立に通電を行うようにし、前記面版を互いに分離可能な複数の小面版に分割して構成し、それぞれ互いに異なる広告の文字や絵を描いたこれら複数の小面版を前記基板に対して個々に取り付け・取り外し可能に固定し、
夜間には前記制御装置により前記複数の領域の発光素子を電子制御して全面1枚または個別の小型複数の電子看板による広告とし、昼間には前記複数の小面版を互いに異なる個々の静態広告として表現させるようにしたことを特徴とする看板装置。 - 前記分離可能な複数の小面版とそれぞれ対応する別の複数の小面版に、それぞれ互いに異なる広告の文字や絵を描き、前記複数の小面版の何れかを前記基板から取り外し、これと交換して前記別の複数の小面版の何れかを前記基板に取り付けて昼間には別の静態広告として表現させるようにしたことを特徴とする看板装置。
- 屋外に設けられ所定面積を有する太陽光線で視認される広告用看板装置であって、互いに重ねられて平行な基板と透明な面板からなり、基板の表面には一様に複数の電子式の発光素子を配置し、これら発光素子に通電する制御装置を設け、前記透明な面板表面には文字や絵を描いて遮光部を形成し、前記複数の発光素子に対応する位置に文字や絵を描くことなく透光部を形成し、前記基板に前記透明な面板を固定し、昼間には前記透明な面板表面に描かれた文字や絵の静態広告とし、夜間には前記制御装置により所定位置にある発光素子に通電して発光させ、これら発光素子の光が前記透光部を通して外方に放射して別の広告として表現させるようにした看板装置において、
前記基板上に一様に配置された複数の発光素子を互いに独立に電子制御可能な複数の領域に分割し、前記制御装置はこれら分割された複数の領域の発光素子に対してそれぞれ独立に通電を行うようにし、前記透明な面版を互いに分離可能な複数の透明な小面版に分割して構成し、それぞれ互いに異なる広告の文字や絵を描いたこれら複数の透明な小面版を前記基板に対して個々に取り付け・取り外し可能に固定し、
夜間には前記制御装置により前記複数の領域の発光素子を電子制御して全面1枚または個別の小型複数の電子看板による広告とし、昼間には前記複数の透明な小面版を互いに異なる個々の静態広告として表現させるようにしたことを特徴とする看板装置。 - 前記分離可能な複数の透明な小面版とそれぞれ対応する別の複数の透明な小面版に、それぞれ互いに異なる広告の文字や絵を描き、前記複数の透明な小面版の何れかを前記基板から取り外し、これと交換して前記別の複数の透明な小面版の何れかを前記基板に取り付けて昼間には別の静態広告として表現させるようにしたことを特徴とする看板装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005002103U JP3114499U (ja) | 2005-03-14 | 2005-03-14 | 看板装置 |
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JP2005002103U Expired - Fee Related JP3114499U (ja) | 2005-03-14 | 2005-03-14 | 看板装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011075882A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Sanyo Electric Co Ltd | 電子看板 |
JP7155382B1 (ja) | 2021-12-20 | 2022-10-18 | 株式会社ダイカン | 意匠性発光装置 |
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2005
- 2005-03-14 JP JP2005002103U patent/JP3114499U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2011075882A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Sanyo Electric Co Ltd | 電子看板 |
JP7155382B1 (ja) | 2021-12-20 | 2022-10-18 | 株式会社ダイカン | 意匠性発光装置 |
WO2023120486A1 (ja) * | 2021-12-20 | 2023-06-29 | 株式会社ダイカン | 意匠性発光装置 |
JP2023091586A (ja) * | 2021-12-20 | 2023-06-30 | 株式会社ダイカン | 意匠性発光装置 |
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