JP3114426B2 - 光伝送路型センサ - Google Patents

光伝送路型センサ

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JP3114426B2
JP3114426B2 JP05098056A JP9805693A JP3114426B2 JP 3114426 B2 JP3114426 B2 JP 3114426B2 JP 05098056 A JP05098056 A JP 05098056A JP 9805693 A JP9805693 A JP 9805693A JP 3114426 B2 JP3114426 B2 JP 3114426B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光伝送路型センサに関
し、特に光伝送路上に生じた物理的状態変化を計測する
光伝送路型センサに関する。
【0002】
【従来の技術】光伝送路型センサは、ノイズの影響を受
けにくく、高いS/N比と速い応答速度が得られること
から種々の物理的状態変化を計測するのに用いられてい
る。
【0003】図4は従来の光伝送路型センサの概略図で
ある。
【0004】同図に示す光伝送路型センサは、振動梁1
に加えられる力の大きさの変化に応じた共振周波数の変
化を干渉光信号として検出する光式振動形力センサであ
る。この光伝送路型センサは、シングルモードの光導波
路2を基板3上に形成し、この光導波路2の途中部分を
2本の光導波路2a、2bに分岐し、一方の光導波路2
bは振動部として用いられ、他方の光導波路2aは振動
しない固定部として用いられた一種のマッハツェンダ型
干渉計を形成している。この光伝送路型センサの振動梁
1に外部から力が加えられると、その力の大きさの変化
に応じて振動梁1の一部に形成された光導波路2bの屈
折率が変化し、この光導波路2b内を通過する光の位相
が変化する。このように位相が変化した光と変化しない
光とを干渉させて干渉光信号を得る。そして、干渉光信
号の振幅が最大になるように、すなわち振動梁1が共振
するように圧電素子4を駆動する。これにより振動梁1
に印加される力を周波数信号として検出するようになっ
ている(特開平3−238330号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光伝送路型センサは、以下のような課題があ
る。
【0006】(1) 構成が複雑で、部品数が多いため、環
境条件の変化に対する光学特性の変動要因が多く、高精
度な光センサの実現がむずかしい。
【0007】(2) コストが高くなるおそれがある。
【0008】(3) 光導波路の屈折率変化による光路長変
化を利用して干渉光信号を検出するので十分に大きなダ
イナミックレンジを得るのがむずかしい。
【0009】(4) 半導体レーザの発振波長が変動すると
光導波路内を伝搬するレーザ光の伝搬特性も変化するの
で、半導体レーザの発振波長を精密に制御する必要があ
る。
【0010】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、簡単な構成で高精度、高感度、かつ、広ダイナミッ
クレンジで物理的状態変化を計測することができる光伝
送路型センサを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、希土類元素添加光伝送路を2本並べ、両希
土類元素添加光伝送路の入力端に、外部からの励起光を
透過すると共に内部で生じたレーザ発振光を反射する第
1のミラーをそれぞれ設けると共にその出力端に、励起
光を反射すると共にレーザ発振光の略90〜99%を反
射する第2のミラーをそれぞれ設け、一方の希土類元素
添加光伝送路に物理量を計測すべく、その物理的状態変
化を付加する機構部を設け、希土類元素添加光伝送路の
両出力端に出力端から出射したレーザ発振光を合波する
合波器を設け、合波器で合波されたレーザ発振光を受光
する受光素子を設け、受光素子からの受光信号より物理
的状態変化を周波数変化として検出する周波数検波器を
設けたものである。
【0012】
【作用】上記構成によれば、希土類元素添加伝送路に外
部から励起光を入射すると、誘導放出によってレーザ発
振光が生じ、希土類元素添加伝送路内を往復して増大し
た後出射する。一方の希土類元素添加伝送路に外部より
引張り、圧縮、剪断応力等の外力を加えると、希土類元
素添加伝送路の等価的な屈折率変化が生じ、それによっ
て第1のミラーと第2のミラーとの間の共振器長が変化
し、レーザ発振光の発振波長が変化する。この発振波長
の変化したレーザ光と他方の希土類元素添加伝送路から
出射したレーザ光とを合波して電気信号に変換し、周波
数検波することにより外力の大きさを周波数変化として
計測することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0014】図1は本発明の光伝送路型センサの一実施
例の概略図である。
【0015】同図において、10は励起光源としてレー
ザ光(発振波長0.98μm又は1.48μm)を発生
する半導体レーザであり、半導体レーザ10の出射側
(図の右側)には半導体レーザ10からのレーザ光を集
光する集光レンズ11が設けられている。集光レンズ1
1の出射側にはレーザ光を2つに分岐するY分岐回路1
2が設けられ、Y分岐回路12の両出射端には、希土類
元素添加光伝送路としてのEr(エルビウム)添加光フ
ァイバ13a、13bの入射端がそれぞれ接続されてい
る。Y分岐回路12とEr添加光ファイバ13a、13
bとの接続部には、分割された励起光Lea、Lebを
透過させると共にレーザ発振光を反射する第1のミラー
14、15がそれぞれ設けられている。Er添加光ファ
イバ13a、13bの両出射端には、両Er添加光ファ
イバ13a、13bから出射するレーザ光Loa、Lo
bを合波するY分岐回路16の入射端がそれぞれ接続さ
れている。Er添加光ファイバ13a、13bの両出射
端とY分岐回路16の両入射端との間には、励起光を反
射すると共にレーザ発振光の略90〜99%を反射する
第2のミラー17、18がそれぞれ設けられている。第
1のミラー14、15および第2のミラー17、18は
1/4波長の厚さの高屈折率層と低屈折率層とを交互に
数十層形成することにより実現することができる。この
層数は波長、透過率、反射率の値によって変わる。上記
高屈折率層としては、TiO2 (屈折率2.34)、Z
nO2 (屈折率2.10)などが用いられ、低屈折率層
にはSiO 2 (屈折率1.46)、Al2 3 (屈折
率1.67)などが用いられる。これらの層は真空蒸着
法イオンプレーティング法、電子ビーム蒸着法、スパッ
タリング法などによって容易に形成することができる。
Y分岐回路16の出射端には両レーザ光Loa、Lob
を電気信号に変換する受光素子19が設けられている。
一方のEr添加光ファイバ13bには物理的状態変化を
付加する機構部20が設けられており、受光素子19か
らの出力信号より物理的状態変化を周波数変化として検
出する周波数検波器21が設けられている。尚、他方の
Er添加光ファイバ13bには物理的状態変化を付加す
る機構部は設けられておらず基準となる波長のレーザ光
を発振するのに用いられている。
【0016】このような光伝送路型センサの機構部20
をセンサ部として物理量の計測が行われる。
【0017】次に実施例の作用を述べる。
【0018】半導体レーザ10から出射したレーザ光
は、集光レンズ11で集光され、Y分岐回路12の入射
端に入射した後2つに分岐される。Y分岐回路12で分
岐された一方のレーザ光Leaは、ミラー14を介して
Er添加光ファイバ13a内に入射してミラー14とミ
ラー17との間を往復し、所定の光強度に達するとミラ
ー17からレーザ発振光Loaとして出射する。
【0019】Y分岐回路12で分岐された他方のレーザ
光Lebは、ミラー15を介してEr添加光ファイバ1
3b内に入射してミラー15とミラー18との間を往復
し、所定の光強度に達するとレーザ発振光Lobとして
ミラー18から出射する。
【0020】ここで、Er添加光ファイバ13bに外力
1 が付加されないときにミラー17、18から出射さ
れるレーザ発振光Lobの光周波数をf1 とする。いま
Er添加光ファイバ13bの機構部20に外力F1 が付
加されるとレーザ発振光Lobの光周波数はΔfだけシ
フトする。このΔfだけ光周波数がシフトしたレーザ発
振光Lobと光周波数f1 のレーザ発振光LoaとがY
分岐回路16によって合波され、受光素子19に入力さ
れる。周波数検波器21によって光周波数の変化量Δf
が電圧変化量として出力される。すなわち、予め、外力
Fの大きさと電圧変化量との関係を求めて校正しておけ
ば、電圧変化量を計測することにより外力F1 の大きさ
を検出することができる。
【0021】ところで、本発明の光伝送路型センサは最
近注目されるようになったファイバ型レーザを応用した
ものである。ここでファイバ型レーザについて説明す
る。
【0022】図2は図1に示した光伝送路型センサに用
いるファイバ型レーザの概念を説明するための説明図で
ある。
【0023】同図において、30はコア内にErイオン
が数百ppmから数千ppm添加された光ファイバであ
り、その入力端にはミラー31が設けられている。この
ミラー31は、半導体レーザ(発振波長0.98μm或
いは1.48μm)32から出射される励起光の光Le
を略98%の透過率で透過すると共に、誘導放出によっ
て生じたレーザ発振光(波長1.53〜1.57μm)
Loの光を99.9%の反射率で反射する特性を有して
いる。
【0024】一方、この光ファイバ30の出力端には、
励起光Leを略98%の透過率で透過すると共に、レー
ザ発振光の光を略90〜99%反射する特性を有するミ
ラー33が設けられている。半導体レーザ32からの励
起光Leは集光レンズ34及びミラー31を介してEr
添加光ファイバ30に入射されるようになっている。E
r添加光ファイバ30内で誘導放出によって生じたレー
ザ発振光が、ミラー31及びミラー33間で繰り返し反
射(往復)することにより増大し、そのレーザ発振光が
所定の強度に達するとミラー33から出射するようにな
っている。
【0025】一般にこの種のファイバ型レーザの特長は
Er固有の吸収ピークに依存したスペクトル幅の狭いレ
ーザ発振であり、計測器用、標準用光源等に用いられて
いる。これはEr添加光ファイバ30内に添加されたE
rイオンの誘導放出を利用したレーザである。すなわ
ち、Erが添加された光ファイバは約0.64μm帯、
0.8μm帯、0.98μm帯、1.5μm帯で吸収ピ
ークを有する。
【0026】ここで、0.98μm或いは1.48μm
帯といった波長を有する励起光を光ファイバ内に伝搬さ
せると、 415/2 413/2準位間に反転分布が形成さ
れ、1.5μm帯の光が誘導放出される。光ファイバの
両端にミラーを設けておけば、両ミラー31、33間で
励起光が繰り返し反射されることにより増幅され、結果
的に片端面側からレーザ発振光が放出されるのである。
【0027】尚、一般の希土類元素が添加された光ファ
イバでは励起光を入射させても他の波長の光がレーザ発
振して出力されない。本光伝送路型センサは希土類添加
光ファイバに外力を付加することにより、等価的にレー
ザ共振器長が変わることを利用し、外力F2 の変化を周
波数変化として検出するものである。
【0028】図1に戻って、Er添加光ファイバ13b
の機構部20に引張り、圧縮、剪断応力等の外力F1
加えると、Er添加光ファイバ13bに等価的な屈折率
変化が生じ、それによってミラー15とミラー18との
間の共振器長が変化し、Er添加光ファイバ13bから
出射されるレーザ光の発振波長が変化する。
【0029】従ってEr添加光ファイバのレーザ発振は
単一横モードで歪みのない非常に安定した発振であるこ
とと、この発振波長が共振器長、すなわち光ファイバの
屈折率変化に対して波長1.53μmから1.57μm
の範囲で直線的に変化するために外力の大きさを高精度
で感度よく検出することができる。また、Er添加光フ
ァイバには大きなゲイン(最大40数dB)を持たせる
ことができるので、レーザ発振光Loa、Lobの出力
値は大きくなり、広いダイナックレンジにわたり、高感
度特性が得られる。さらにEr添加光ファイバ13a、
13bはその長さを10m程度から数百mの範囲から選
ぶことができるので、非常に長い領域での外力の変化
(例えば電柱と電柱との間のケーブルに付加される外
力、すなわち温度変化によるケーブルの延び縮みによっ
て生じる変化)を計測するのに好適である。尚、本実施
例では、Er添加光ファイバ13a、13bは構造パラ
メータが略同一のものを用いているが、これに限定され
るものではなく、Er添加光ファイバ13a、13bの
光周波数をfr1 とし、Er添加光ファイバ側は光周波
数fr2 に対し、外力によってΔfだけ変化するように
してもよい。
【0030】図3は本発明の光伝送路型センサの他の実
施例の概略図である。尚、図1に示した光伝送路型セン
サと共通の部材には共通の符号を用いた。
【0031】図1に示した光伝送路型センサとの相違点
は、出射側のY分岐回路16と受光素子19との間にE
r添加光ファイバ40及び光合分波器41を挿入した点
である。
【0032】同図に示すように光ファイバ合分波器41
には集光レンズ42を介して半導体レーザ43からの励
起光が入射されてEr添加光ファイバ40が励起され、
Y分岐回路16でレーザ発振光Loaとレーザ発振光L
obとが合波された後、このEr添加光ファイバ40内
を通すことにより合波信号は数百〜数万倍に増幅され
る。これによって、より高感度、高S/N比を得ること
ができると共に、さらに遠く離れた地点へセンサ情報を
伝送することができる。
【0033】また、Er添加光ファイバ40の代わり
に、他のEr添加光ファイバとErが添加されていない
通常のシングルモード光ファイバとを直列接続したもの
を用いればさらに長距離(少なくとも数Km)伝送を実
現することができる。
【0034】以上の実施例はレーザとしてファイバ型を
用いた場合で説明したが、これに限定されるものではな
い。すなわち図1及び図3に示した光ファイバを導波路
型で構成してもよい。例えばSi或いはガラス基板上の
低屈折率層(屈折率n0 )の上に略矩形状のコア(屈折
率nw 、nw >nb )を形成した導波路或いは上述した
導波路に屈折率nc (nc <nw )のクラッドを被覆し
た導波路を用い、これらの導波路のコア内に希土類元素
を含ませた構成であってもよい。尚、図1及び図3にお
いて、光ファイバに外力を加える(加わる)ためにはA
点及びB点を例えば金属棒に固定しておく。そうする
と、温度変化によって金属棒が延びたり縮んだりするの
で、光ファイバも延びたり縮んだりする。また金属棒の
代わりに熱膨張係数の異なる2枚の板を張り合わせて作
ったバイメタル板にA点及びB点を固定しておけば、温
度変化によってバイメタル板が内側に反ったり外側に反
ったりする。これによって光ファイバも延びたり縮んだ
りする。さらに光ファイバを熱膨張係数の大きいボビン
(例えばプラスチックボビン)に巻付けておけば、温度
変化によってボビンが膨張したり縮んだりすることによ
り、光ファイバに張力あるいは圧縮力を加えることがで
きる。尚上述した外力は環境変化によって外力が加わる
場合であるが、これ以外に意図的に外力を加えてもよ
い。さらにA点及びB点を例えば電柱に固定しておく方
法でもよい。
【0035】また、Er添加光ファイバ13a、13b
及び40は、Er以外にNd、Pr、Yb、Sm、C
e、Eu、Ho、Tm等の希土類元素を少なくとも1種
類含んだものを用いることができる。
【0036】以上において本実施例によれば、希土類元
素添加光伝送路に外部より引張り、圧縮、剪断応力等の
外力を加えると、希土類元素添加光伝送路の等価的な屈
折率変化が生じて共振器長が変化し、発振波長が変化す
るので、簡単な構成で高精度、高感度、かつ、広ダイナ
ミックレンジで物理的状態変化を計測することができ
る。
【0037】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0038】簡単な構成で高精度、高感度、かつ、広ダ
イナミックレンジで物理的状態変化を計測することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光伝送路型センサの一実施例の概略図
である。
【図2】図1に示した光伝送路型センサに用いるファイ
バ型レーザの概念を説明するための説明図である。
【図3】本発明の光伝送路型センサの他の実施例の概略
図である。
【図4】従来の光伝送路型センサの概略図である。
【符号の説明】
13a、13b 希土類元素添加光伝送路(Er添加光
ファイバ) 14、15 (第1の)ミラー 17、18 (第2の)ミラー 16 合波器(Y分岐回路) 19 受光素子 20 機構部 21 周波数検波器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−264801(JP,A) 特開 平2−227627(JP,A) 特開 平3−238330(JP,A) 特表 昭63−503337(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 21/00 G01L 1/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 希土類元素添加光伝送路を2本並べ、該
    両希土類元素添加光伝送路の入力端に、外部からの励起
    光を透過すると共に内部で生じたレーザ発振光を反射す
    る第1のミラーをそれぞれ設けると共にその出力端に、
    前記励起光を反射すると共に前記レーザ発振光の略90
    〜99%を反射する第2のミラーをそれぞれ設け、一方
    の希土類元素添加光伝送路に物理量を計測すべく、その
    物理的状態変化を付加する機構部を設け、前記希土類元
    素添加光伝送路の両出力端に該出力端から出射したレー
    ザ発振光を合波する合波器を設け、該合波器で合波され
    たレーザ発振光を受光する受光素子を設け、該受光素子
    からの受光信号より前記物理的状態変化を周波数変化と
    して検出する周波数検波器を設けたことを特徴とする光
    伝送路型センサ。
  2. 【請求項2】 前記合波器と前記受光素子との間に、合
    波されたレーザ発振光を増幅する希土類元素添加光ファ
    イバを設け、該光ファイバ内に結合させる励起光が、合
    波されてレーザ発振光の伝搬方向と逆方向に伝搬するよ
    うにされたことを特徴とする請求項1記載の光伝送路型
    センサ。
  3. 【請求項3】 前記希土類元素添加光伝送路又は希土類
    元素添加光ファイバに用いられる希土類元素として、E
    r、Nd、Pr、Yb、Sm、Ce、Eu、Ho、Tm
    等の中から少なくとも1種類含んだものを用いたことを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の光伝送路型セン
    サ。
  4. 【請求項4】 計測する物理量が、張力、圧縮力、剪断
    応力等であり、この物理的状態変化を前記機構部を介し
    て一方の希土類元素添加光伝送路に付加することを特徴
    とする請求項1記載の光伝送路型センサ。
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