JP3112850U - 数学問題の教材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 第2領域に記載された例えば練習問題を解くときに、その問題と対応する第1領域の例えば講義用問題を簡単に確認することができ、その講義用問題の解答を参考にして第2領域の練習問題を効率的に解く練習ができる数学問題の教材を提供すること。
【解決手段】 それぞれに互いに相違する「例題(1)」、「例題(2)」、「例題(3)」の表示15が付された複数の数学の講義用問題14が記載された第1領域11と、第1領域11に記載されたそれぞれの講義用問題14に付された表示15と対応する表示16の(1)、(2)、(3)が付されている複数の数学の練習問題18が記載された第2領域13とが掲載されたテキスト8であって、第1領域11及び第2領域13に互いに対応する表示15、16の「1」、「2」、「3」が付された問題14、18は、共通の解法で解くことができるものである。
【選択図】 図1

Description

本考案は、例えば数学又は算数の問題の解法を学ぶことができ、その学んだ解法を効果的に理解することができる数学問題の教材に関する。
従来の数学問題の教材として、図19に示す講義用問題用紙1と、図20に示す練習問題用紙2とを備えるものがある。この数学問題の教材3を構成する図19に示す講義用問題用紙1には、3つの数学の講義用問題4が記載されており、それぞれの講義用問題4には、例題(1)、例題(2)及び例題(3)の表示が付されている。これら例題(1)、(2)及び(3)の各講義用問題4の解法はそれぞれ相違している。例えば教授は、これら例題(1)、(2)及び(3)の各講義用問題4を使用して、生徒等(学習する者)に各講義用問題4の解法を教えることができる。この際に、生徒等は、各例題(1)、(2)及び(3)の講義用問題4のそれぞれの下方の空欄5、5、5に、各例題(1)、(2)及び(3)の各解答を記入することができる。
そして、各例題(1)、(2)及び(3)の講義用問題4の解法を学んだ生徒等は、図20に示す(1)、(2)、(3)、(4)及び(5)の番号が付された練習問題6を自分自身で解くことによって、例題(1)、(2)及び(3)の各講義用問題4の解法を理解することができる。
なお、図19に示す例題(1)の講義用問題4の解法は、図20に示す(1)の番号が付された練習問題6の解法と共通しており、例題(2)の講義用問題4の解法は、(2)及び(3)の番号が付された練習問題6の解法と共通し、例題(3)の講義用問題4の解法は、(4)及び(5)の番号が付された練習問題6の解法と共通している。
図19及び図20に示す従来の数学問題の教材3によると、例えば図20に示す(5)の番号が付された練習問題6を解いているときに、その解法を確認しようとする場合は、この(5)の番号が付された練習問題6と共通する解法の例題を、図19に示す例題(1)、(2)及び(3)のうちから見つけ出して、その例題の下方に記入されている解答(図には示さないが、生徒等によって記入されている。)を参考にすることができる。
しかし、(5)の番号が付された練習問題6と共通する解法の例題を、図19に示す例題(1)、(2)及び(3)のうちから見つけ出すためには、各例題(1)、(2)及び(3)の問題4の内容及びそれぞれの解答(図示せず)の内容を順番に確認する必要があり、手間と時間が掛かる。その結果、それぞれの練習問題(1)〜(5)を解くための学習時間が削減され、効果的に学習できないことがある。
本考案は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、第2領域に記載された例えば練習問題を解くときに、その問題と対応する第1領域の例えば講義用問題を簡単に確認することができ、その講義用問題の解答を参考にして第2領域の練習問題を効率的に解く練習ができる数学問題の教材を提供することを目的としている。
本考案に係る数学問題の教材は、それぞれに互いに相違する表示が付された複数の数学又は算数の問題が記載された第1領域と、前記第1領域のそれぞれの問題に付された前記表示と対応する表示が付されている複数の数学又は算数の問題が記載された第2領域とが用紙に掲載され、前記第1領域及び前記第2領域の互いに対応する前記表示が付された問題は、共通の解法で解くことができるものであることを特徴とするものである。
この考案に係る数学問題の教材によると、例えばまず、第1領域に記載されている数学又は算数の問題の解法を講義によって学ぶことができる。この際、各問題の下方にそれぞれの解答を生徒等(学習する者)が記載するようにしてもよいし、各問題の下方に解答を予め記載(例えば印刷)しておいてもよい。次に、生徒等が第2領域に記載されている数学又は算数の問題を解くことによって、第1領域に記載されているそれぞれの問題の解法を理解することができる。
そして、生徒等が第2領域の問題を解いているときに、その解法を確認しようとする場合は、その第2領域の問題に付されている表示と対応する表示が付されている第1領域の問題を確認して、その問題の下方に記載されている解答を参考にすることができる。
そして、この考案に係る数学問題の教材において、前記第1領域に記載されたそれぞれの問題は、それらの問題の解法を説明するための例題とし、前記第2領域に記載されたそれぞれの問題は、前記第1領域の対応する前記表示が付された各問題の解法を理解するための練習問題とするとよい。このようにすると、生徒等は、例えば第1領域に記載されている各例題の解法の説明を受けることによって、各例題の解法を学ぶことができる。そして、第2領域に記載されている練習問題を解くことによって、第1領域に記載されている各例題の解法を理解することができる。
また、この考案に係る数学問題の教材において、前記第1及び第2領域が互いに綴られた用紙に掲載され、これらの領域の互いに対応する前記表示が付された問題が、同一の見開きに記載されているようにするとよい。このようにすると、第2領域に記載された問題を解く際に、その解いている問題と対応する第1領域の問題を、同じ見開きの状態で確認することができる。よって、対応する第1領域の問題を見つけ出すために、用紙をめくる必要がなく、効率的に学習することができる。
更に、この考案に係る数学問題の教材において、前記第1及び第2領域の互いに対応する前記表示が付された問題を1枚の用紙に掲載するとよい。このようにすると、第2領域に記載された問題を解く際に、その解いている問題と対応する第1領域の問題を、簡単に確認することができ、効果的に学習することができる。
そして、この考案に係る数学問題の教材において、前記第1領域のそれぞれの問題に付された前記表示と対応する表示が付されている複数の数学又は算数の問題が記載された第3領域が用紙に掲載され、前記第1領域及び前記第3領域の互いに対応する前記表示が付された問題は、共通の解法で解くことができ、前記第3領域に記載されたそれぞれの問題は、前記第1領域の対応する前記表示が付された各問題の解法を理解するための、家庭で学習する問題とするとよい。この第3領域に記載されている問題は、家庭で学習するときに解く問題として使用することができ、第1領域に記載されている各問題の解法を、家庭で復習して理解することができる。そして、第1、第2及び第3領域に記載されたそれぞれの問題に対して、共通の解法で解くことができるものに、互いに対応する表示を付してあるので、第3領域に記載された問題を解くときに、その問題と対応する第1及び第2領域に記載されている問題を、その表示を手掛かりにして簡単に確認することができる。そして、その確認できた第1及び第2領域の問題の解答を、第3領域の問題を解くときに参考にすることができる。
そして、この考案に係る数学問題の教材において、前記第3領域を、前記第1及び第2領域と別個に綴られた用紙及び別個の綴られていない用紙のいずれかに掲載するとよい。このようにすると、第3領域に記載されている問題を解くときに、第1及び第2領域に記載されている問題の解答を見ないで解く練習をすることができる。
そして、この考案に係る数学問題の教材において、前記表示を番号とするとよい。このようにすると、表示の確認をし易くすることができる。
この考案に係る数学問題の教材によると、第1及び第2領域に記載されたそれぞれの問題に対して、共通の解法で解くことができるものに、互いに対応する表示を付してあるので、第2領域に記載された例えば練習問題を解くときに、その練習問題と対応する第1領域に記載されている例えば講義用問題を、その表示を手掛かりにして簡単に確認することができる。そして、その確認できた第1領域の講義用問題の解答を、第2領域の練習問題を解くときに参考にすることができる。このように、第2領域に記載された練習問題等と対応する第1領域の講義用問題等を見つけ出すために、手間と時間が掛からないので、第2領域の練習問題等を解くための学習時間を有効に使用することができ、よって、効果的に学習することができる。
以下、本考案に係る数学問題の教材の一実施形態を図1〜図12を参照して説明する。この実施形態の数学問題の教材7は、数学や算数の解法を効果的に学習できるようにするためのものであり、図1及び図2に示すように、テキスト8及びホームドリル9の本として製作されている。
テキスト8は、図1に示すように、見開いた状態でそれぞれの左側のページ10を第1領域11として作成してあり、それぞれの右側のページ12を第2領域13として作成してある。この左側のページ10の第1領域11には、講義用の例えば3つの数学の問題(例題(1)、例題(2)及び例題(3))14が記載(印刷)されている。この3つの講義用問題14としての例題(1)、例題(2)及び例題(3)は、図3に示す通りである。つまり、図3は、図1に示す見開いたテキスト8の左側ページ10に記載されている内容を示している。そして、3つの講義用問題14、14、14には、それぞれ「例題(1)」、「例題(2)」及び「例題(3)」の表示15、15、15が付されている。
そして、図1に示すテキスト8の右側のページ12の第2領域13には、練習用の例えば3組の数学の問題18が記載されている。この3組の練習問題18は、図4に示す通りである。つまり、図4は、図1に示す見開いたテキスト8の右側ページ12に記載されている内容を示している。そして、3組の各練習問題18には、それぞれ「1」、「2」及び「3」の番号(表示16)が表示されている。また、第1組の練習問題18は、例えば1つであり、第2及び第3組の練習問題18は、例えばそれぞれ2つずつ記載されている。
ホームドリル9は、図2に示すように、各ページを第3領域19として作成してある。これらの各ページの第3領域19には、家庭で学習するための多数の数学の家庭学習用問題20が記載されている。そして、図2に示すように、ホームドリル9を見開いた状態で、左側ページに「1」及び「2」の番号(表示17)が付された2組の家庭学習用問題20が記載され、右側ページには、「3」の番号(表示17)が付された1組の家庭学習用問題20が記載されている。この3組の家庭学習用問題20は、図5及び図6に示す通りである。つまり、図5及び図6は、図2に示す見開いたホームドリル9の左側及び右側の各ページに記載されているそれぞれの内容を示している。そして、第1、第2及び第3組の家庭学習用問題20には、それぞれの組に対して問題が例えば3つずつ記載されている。
また、図1及び図2に示す第1領域(テキスト8の各左側ページ10)11、第2領域(テキスト8の各右側ページ12)13及び第3領域(ホームドリル9の各ページ)19の各問題に対して、(「例題(1)」、「1」、「1」)、(「例題(2)」、「2」、「2」)及び(「例題(3)」、「3」、「3」)の表示15、16、17を付してあり、対応する表示15、16、17が付された問題は、共通の解法で解くことができる。
つまり、図1及び図2に示す第1領域11に「例題(1)」の表示15が付された講義用問題14、第2領域13に「1」の表示16が付された第1組の練習問題18、及び第3領域19に「1」の表示17が付された第1組の3つの家庭学習用問題20は、共通の第1の解法で解くことができる問題である。そして、第1領域11に「例題(2)」の表示15が付された講義用問題14、第2領域13に「2」の表示16が付された第2組の2つの練習問題18、及び第3領域19に「2」の表示17が付された第2組の3つの家庭学習用問題20は、上記とは別の他の共通の第2の解法で解くことができる問題である。更に、第1領域11に「例題(3)」の表示15が付された講義用問題14、第2領域13に「3」の表示16が付された第3組の2つの練習問題18、及び第3領域19に「3」の表示17が付された第3組の3つの家庭学習用問題20は、上記とは更に別の他の共通の第3の解法で解くことができる問題である。
図7〜図9は、「例題(1)」及び番号「1」の表示が付された講義用問題14、練習問題18、及び家庭学習用問題20が、共通の第1の解法で解くことができることを説明するための図であり、図10〜図12は、「例題(2)」及び番号「2」の表示が付された講義用問題14、練習問題18、及び家庭学習用問題20が、共通の第2の解法で解くことができることを説明するための図である。ただし、「例題(3)」及び番号「3」の表示が付された講義用問題14、練習問題18、及び家庭学習用問題20が、共通の第3の解法で解くことができることの説明は省略する。
つまり、図7〜図9に示すように、「例題(1)」及び番号「1」の表示15、16、17が付された講義用問題14、練習問題18、及び家庭学習用問題20は、出発地点の家(又はA地、A町)から途中地点(C地、B町)までの距離xと、途中地点から到着地点の学校(又はB地、B町)までの距離yとを求める問題である。そして、それぞれの問題には、条件として、出発地点から到着地点までの距離、出発地点から途中地点までの移動速度、途中地点から到着地点までの移動速度、及び出発地点から到着地点までの移動時間が与えられている。従って、図7〜図9に示す「例題(1)」及び番号「1」の表示が付された講義用問題14、練習問題18、及び家庭学習用問題20は、共通する第1の解法を使用して解くことができる。なお、各問題の下方には、それぞれの問題の解答21を記入してある。
また、図10〜図12に示すように、「例題(2)」及び番号「2」の表示15、16、17が付された講義用問題14、練習問題18、及び家庭学習用問題20は、出発地点のA地(又はA町)から途中地点(B地、B町)までの距離xと、途中地点から到着地点のC地(又はC町)までの距離yとを求める問題である。そして、それぞれの問題には、条件として、出発地点から途中地点までの第1及び第2移動速度、途中地点から到着地点までの第3及び第4移動速度、出発地点から到着地点までを第1及び第3移動速度で移動したときの移動時間、及び出発地点から到着地点までを第2及び第4移動速度で移動したときの移動時間が与えられている。従って、図10〜図12に示す「例題(2)」及び番号「2」の表示が付された講義用問題14、練習問題18、及び家庭学習用問題20は、共通する第2の解法を使用して解くことができる。なお、各問題の下方には、それぞれの問題の解答21を記入してある。
次に、上記のように構成された数学問題の教材7によると、例えばまず、図1に示すテキスト8の左側ページ10に掲載された第1領域11に記載されている数学の講義用問題(例題(1)、(2)、(3))14の解法を、講義によって学ぶことができる。この際、各講義用問題(例題(1)、(2)、(3))14の下方にそれぞれの解答21を生徒等(学習する者)が記入するようにしてもよいし、各講義用問題14の下方に解答21を予め記載(印刷)しておいてもよい。次に、生徒等が、テキスト8の右側ページ12に掲載された第2領域13に記載されている数学の練習問題18を解くことによって、第1領域11に記載されている3つのそれぞれの講義用問題14の第1、第2及び第3の解法を理解することができる。
そして、生徒等が、テキスト8の右側ページ12に掲載された第2領域13の練習問題18を解いているときに、その解法を確認しようとする場合は、その第2領域13の練習問題18に付されている表示(例えば「2」)16を手掛かりにして、対応する表示(例えば「2」)15が付されている第1領域11の講義用問題(例題(2))14を確認して、その講義用問題(例題(2))14の下方に記載されている解答21(図10参照)を参考にすることができる。このように、第2領域13に記載された練習問題18と対応する第1領域11の講義用問題(例題)14を見つけ出すために、手間と時間が掛からないので、第2領域13の練習問題18を解くための学習時間を有効に使用することができ、よって、効果的に学習することができる。
また、この数学問題の教材7によると、図1に示すように、第1及び第2領域11、13の互いに対応する表示(1と1、2と2、及び3と3)15、16が付された講義用問題14及び練習問題18が、同一の見開きに記載されているので、右側ページ12の第2領域13に記載された練習問題18を解く際に、その解いている練習問題18と対応する第1領域11の講義用問題14を、同じ見開きの左側ページ10で確認することができる。よって、対応する第1領域11の講義用問題(例題)14を見つけ出すために、用紙をめくる必要がなく、効率的に学習することができる。
更に、図2に示すホームドリル9の第3領域19に記載されている家庭学習用問題20は、家庭で学習するときに解く問題として使用することができ、テキスト8の第1領域11に記載されている各講義用問題(例題(1)〜(3))14の第1〜第3の解法を、家庭で復習して理解することができる。そして、第1、第2及び第3領域11、13、19に記載されたそれぞれの問題に対して、共通の解法で解くことができるものに、互いに対応する表示(1、2、3の各番号)を付してあるので、第3領域19に記載された家庭学習用問題20を解くときに、その問題と対応する第1及び第2領域11、13に記載されている講義用問題(例題)14及び練習問題18を、その表示17の番号(1、2、3)を手掛かりにして簡単に確認することができる。そして、その確認できた第1及び第2領域11、13の問題の解答21を、第3領域19の家庭学習用問題20を解くときに参考にすることができる。
そして、図1に示すように、第1及び第2領域11、13に記載されている講義用問題14及び練習問題18をテキスト(本)8に掲載し、第3領域19に記載されている家庭学習用問題20を、このテキスト8とは別個のホームドリル(本)9に掲載してあるので、ホームドリル9の第3領域19に記載されている家庭学習用問題20を解くときに、テキスト8の第1及び第2領域11、13に記載されている講義用問題14及び練習問題18の解答21を見ないで解く練習をすることができる。
そして、図1及び図2等に示すように、講義用問題14等の各問題に付されている表示15、16、17として番号(例えば1、2、3)を使用しているので、表示の確認をし易くすることができる。
また、図1に示すテキスト8には、図13に示す複数の講義用問題14及び図14に示す複数の練習問題18が掲載されている。そして、図2に示すホームドリル9には、図15に示す家庭学習用問題20が掲載されている。それぞれの講義用問題14には、例えば「例題(1)」、「例題(2)」及び「例題(3)」の表示(番号を含む)15が付されており、それぞれの練習問題18及び家庭学習用問題20には、例えば「1」、「2」及び「3」の番号が表示16、19として付されている。そして、図1〜図6に示す問題と同様に、互いに対応する表示(番号)15、16、17が付された講義用問題14、練習問題18及び家庭学習用問題20は、共通の解法で解くことができるものである。
つまり、図16〜図18に示すように、「例題(1)」及び番号「1」の表示15、16、17が付された講義用問題14、練習問題18、及び家庭学習用問題20は、既知の第1式にどんな式を加えると、既知の第2式になるかと言う問題である。従って、図16〜図18に示す「例題(1)」及び番号「1」の表示が付された講義用問題14、練習問題18、及び家庭学習用問題20は、共通する第4の解法を使用して解くことができる。なお、各問題の下方には、それぞれの問題の解答21を記入してある。
そして、図16〜図18に示すように、「例題(2)」及び番号「2」の表示15、16、17が付された講義用問題14、練習問題18、及び家庭学習用問題20は、既知の第1式からどんな式を引くと、既知の第2式になるかと言う問題である。従って、図16〜図18に示す「例題(2)」及び番号「2」の表示が付された講義用問題14、練習問題18、及び家庭学習用問題20は、共通する第5の解法を使用して解くことができる。なお、各問題の下方には、それぞれの問題の解答21を記入してある。ただし、「例題(3)」及び番号「3」の表示が付された講義用問題14等の説明は省略する。
この図13〜図15に示す講義用問題14の解法の講義を受けることや、練習問題18、及び家庭学習用問題20を解くことは、図3〜図6に示す各問題に対することと同様であり、同様の作用及び効果が得られるので、それらの詳細な説明を省略する。
ただし、上記実施形態では、図1及び図2等に示すように、数学問題の教材7がテキスト8とホームドリル9とによって構成されるものとしたが、これに代えて、ホームドリル9を省略して、数学問題の教材がテキスト8から成るものとしてもよい。
そして、上記実施形態では、図1、図2等に示すように、講義用問題14及び練習問題18が記載された複数枚の用紙を綴ることによってテキスト(本)8としたが、これに代えて、講義用問題14及び練習問題18の互いに対応する表示(番号)15、16が付された問題を、1枚の用紙に掲載してもよい。このようにしても、第2領域13に記載された練習問題18を解く際に、その解いている練習問題18と対応する第1領域11の講義用問題14を、表示15、16を手掛かりとして簡単に確認することができ、効果的に学習することができる。
また、図1及び図2に示すように、多数の講義用問題14、及び多数の練習問題18が記載された複数枚の用紙を1冊のテキスト(本)8とすると共に、多数の家庭学習用問題20が記載された複数枚の用紙を1冊のホームドリル(本)9としたが、これに代えて、多数の講義用問題14、練習問題18、及び家庭学習用問題20が記載された複数枚の用紙を綴らずに、それぞれの用紙ごとに分離したものとしてもよい。
そして、上記実施形態では、講義用問題14等の各問題を数学の問題としたが、算数の問題としてもよい。また、図1及び図2等に示すように、表示15、16、17として番号を使用したが、番号以外の例えばA、B、C、・・・等のアルファベットを表示として使用してもよい。更に、講義用問題14、練習問題18、及び家庭学習用問題20は、第1〜第6の解法を使用して解くことができる6種類の問題を例に挙げたが、これ以上の種類の問題を掲載することができる。
以上のように、本考案に係る数学問題の教材は、第2領域に記載された例えば練習問題を解くときに、その問題と対応する第1領域の例えば講義用問題を簡単に確認することができ、その講義用問題の解答を参考にして第2領域の練習問題を効率的に解く練習ができるという優れた効果を有し、このような数学問題の教材等に適用するのに適している。
この考案の実施形態に係る数学問題の教材を構成するテキストを見開いた状態を示す図である。 同実施形態に係る数学問題の教材を構成するホームドリルを見開いた状態を示す図である。 同実施形態に係るテキストの第1領域に記載されている講義用問題を示す図である。 同実施形態に係るテキストの第2領域に記載されている練習問題を示す図である。 同実施形態に係るホームドリルの第3領域に記載されている家庭学習用問題の一部を示す図である。 同実施形態に係るホームドリルの第3領域に記載されている家庭学習用問題の他の一部を示す図である。 図3に示す講義用問題の例題(1)とその解答を示す図である。 図4に示す練習問題(1)とその解答を示す図である。 図5に示す家庭学習用問題(1)の〔1〕とその解答を示す図である。 図3に示す講義用問題の例題(2)とその解答を示す図である。 図4に示す練習問題(2)の〔1〕とその解答を示す図である。 図5に示す家庭学習用問題(2)の〔1〕とその解答を示す図である。 同実施形態に係るテキストの第1領域に記載されている他の講義用問題を示す図である。 同実施形態に係るテキストの第2領域に記載されている他の練習問題を示す図である。 同実施形態に係るホームドリルの第3領域に記載されている他の家庭学習用問題を示す図である。 図13に示す講義用問題とその解答を示す図である。 図14に示す練習問題とその解答を示す図である。 図15に示す家庭学習用問題とその解答を示す図である。 従来の数学問題の教材に記載されている講義用問題を示す図である。 同従来の数学問題の教材に記載されている練習問題を示す図である。
符号の説明
7 数学問題の教材
8 テキスト
9 ホームドリル
10 左側ページ
11 第1領域
12 右側ページ
13 第2領域
14 講義用問題
15 、16、17 表示
18 練習問題
19 第3領域
20 家庭学習用問題
21 解答

Claims (7)

  1. それぞれに互いに相違する表示が付された複数の数学又は算数の問題が記載された第1領域と、前記第1領域のそれぞれの問題に付された前記表示と対応する表示が付されている複数の数学又は算数の問題が記載された第2領域とが用紙に掲載され、前記第1領域及び前記第2領域の互いに対応する前記表示が付された問題は、共通の解法で解くことができるものであることを特徴とする数学問題の教材。
  2. 前記第1領域に記載されたそれぞれの問題は、それらの問題の解法を説明するための例題であり、前記第2領域に記載されたそれぞれの問題は、前記第1領域の対応する前記表示が付された各問題の解法を理解するための練習問題であることを特徴とする請求項1記載の数学問題の教材。
  3. 前記第1及び第2領域が互いに綴られた用紙に掲載され、これらの領域の互いに対応する前記表示が付された問題が、同一の見開きに記載されていることを特徴とする請求項1又は2記載の数学問題の教材。
  4. 前記第1及び第2領域の互いに対応する前記表示が付された問題が1枚の用紙に掲載されていることを特徴とする請求項1又は2記載の数学問題の教材。
  5. 前記第1領域のそれぞれの問題に付された前記表示と対応する表示が付されている複数の数学又は算数の問題が記載された第3領域が用紙に掲載され、前記第1領域及び前記第3領域の互いに対応する前記表示が付された問題は、共通の解法で解くことができ、前記第3領域に記載されたそれぞれの問題は、前記第1領域の対応する前記表示が付された各問題の解法を理解するための、家庭で学習する問題であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の数学問題の教材。
  6. 前記第3領域が、前記第1及び第2領域と別個に綴られた用紙及び別個の綴られていない用紙のいずれかに掲載されていることを特徴とする請求項5記載の数学問題の教材。
  7. 前記表示が番号であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の数学問題の教材。
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