JP3112686U - 運搬具 - Google Patents

Abstract

【課題】重い荷物であっても軽く少ない力で運搬する事が出来る運搬具を提供する。
【解決手段】本考案は板本体（１）を腹部に密着するような曲がりを付けた形状の本体（１）と荷受部（２）と荷物を受け止めるストッパー部（３）とその両端に締め付けベルトを取り付け、本体を腹部に当て、締め付けベルトで腰に締め付けて荷物を荷受部に乗せて運搬する。
【選択図】図２

Description

本考案はベルトと荷物乗せ板を連結させ、組み合わせた運搬具に関するものである。
［背景技術］

物を両腕で前に抱えて運搬する時、物を持ち上げる力と支える力の両方の力が両腕に掛かるので、重い荷物を持ち運びするのに大変困難である
［考案の開示］
［考案が解決しようとする課題］

物を持ち運びする場合、物を前に両腕で抱えて運ぶのが一般的である。
重い荷物を持ち運びする時などは身体全体に大変負担がかかり疲労度が増大し作業性にも欠ける。
このような欠点を解決しようとするものである。
［課題を解決するための手段］

本考案は図面に示す本体（１）と荷物を乗せる荷受部（２）と荷受部に乗せた荷物を受け止める為のストッパー部（３）から構成され、このストッパー部の両端にベルトを取り付け、このベルトにて本体が腹部に当たるように腰に装着する。
［考案の効果］

従来両腕に抱えて持ち運びするような荷物は持ち上げる力と前方に支える力の両方の力を必要とし、運搬に大変困難である。
従って本考案の運搬具を使用した場合、荷物を荷受部に乗せた時荷物の重みで本体腹当部の下部方向に添って、荷物の重みを腹部で受け両腕で持ち上げる力は、腹部と腰で受けるので軽く荷物を両腕で支えるだけで容易に荷物を運搬する事が出来る。
［考案を実施する為の最良の形態］

本体の荷物ストッパー部の両端に取り付けたベルトにより本体を前方腹部に当るように締め、荷受部に物を乗せる事により下腹部と腰に荷物の重量が加わる態勢となる。
［実施例］

添付画面に従って一実施例を説明する。
本体（１）はアルミ材，又は耐久性プラスチックス等，適宣素材にて一体化形成し本体内側は腹部に密着するように曲がりを付け、外側には荷物を乗せる為の荷受部（２）を本体中心より上方向の位置に本体横の両端まで直角に突き出し本体上部の両側面に取り付けられたベルト（４）にて腰に締め、荷受部の上面に荷物を乗せ両方の腕で荷物の前方を支えて運搬する。
この時、乗せた荷物の重量で、本体腹当部に加わる力は下部方向に添って腹部と腰に加わり、持ち上げる力は必要とせず、荷物の前方だけを軽く両腕で支える力だけで済む。
従って従来のように荷物を持ち上げて運ぶという困難な作業を容易に運搬する事が出来る。
又、荷受部に重量の大きい荷物を乗せた場合、大きな力が加わるので荷受部下面と腹当部のコーナーに補強板を取り付け荷受部の強度を増すことになる。

［図１］ 本考案の斜視図
［図２］ 本考案の使用例を示す斜視図

符号の説明

（１）は本体腹当部
（２）は荷受板
（３）は荷物ストッパー
（４）は締め付けベルト

Claims (1)

1. 板本体を腹部に密着するような曲がりをつけた形状の腹当板に荷物を乗せる荷受部を本体腹当板の表面に突き出し、本体の両側面に身体を締め付けるベルトを取り付けた運搬具。

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